きた～←書籍GET

特典コースターのハンクキャスリン敷いて
お茶を飲みつつ、この機にまた読み返しました。

グイグイ来ます〜
レオンクレアテオもまだだし
アムレ、レグルスとの戦争とかも書籍範囲じゃないのに
そこまで行かないと気が済まない感じ。

読み直してもハンク、キャス、カッコいいです。

やるべき事をやる。
四の五の言う前に本文を尽くす。
悩むのはそれから。
そして本文を尽くしたから後悔はしない。

ハンク、キャス、
後のレオン、テオ、クレア、
ゾルダークじゃないけどルーカスが
輝くのはだからだろうなぁ。

浪費するばかりのリリアンやユアン、
流されてるだけで大した努力もしてないのに
言い訳にばかり忙しいカイランアンダルは
些細な不遇に酔って軽率にちゃぶ台返しし、
ちゃぶ台と一緒に自分の人生迄ひっくり返してしまい、
また後悔に泣いている。
この人達、失くしたものばかり数えてるよね？
そしてまた安い悲劇に酔ってる。

悪し様に化物呼ばわりされ、
閨で他の想い人を呼ばれ
息子にまで呪詛を吹き込む様な女を娶っても
壊れず、恨まず、罪悪感も感じず、
孤独の底でも他を羨んだりせず、
そんな生活を経てさえ
いい人だった。
優しさ？と言うのか、魂の底に
他人を本当に大事に出来る
そういう部分を喪わなかった。

その強靭さがハンクのカッコよさで
不動の凄さだなと。

そのハンクを見つけられたキャスリンも凄い。

カイランじゃ駄目でしたね。
ハンクの死後、後を追わなかったとしても
カイランを選ぶ日はなかったかなと。

真っ直ぐに、自分よりも
互いを愛したハンクとキャスリンに対して
カイランもアンダルも、まず自分を愛して
自分の幸せを願ってる

違い過ぎる。

控えてあるWEB版並べて
読み返してます。

書籍化で挿絵があり
イロイロ脳内イメージと擦り合わせました
カイランが大分修正されたかも
そういやハンクに似てるんでしたっけ。皮は。
もっと優男イメージでした。
黒いだけで(笑)

陛下もアンダルもリリアンも上方修正

キャスリンは「小さい」特長の人ですが
挿絵だと小さく見えない(笑)
ハンクがデカくてキャスが小さいから
もっと凸凹イメージです(笑)

ナンバー振られてませんが
続刊無しなんでしょうか？
完結までWEB版にエピソード少し足しながら
続けばいいなぁとは要望です。

恐ろしい程の一途な執着家系のクレア。ルーカスを選んだ時点でエゼキエルの負けは決まっているんですよねぇ。

あれもこれも持ってたのに
不満だらけでもっともっとだったリリアンは
尽きせぬ不満を抱え、不幸に沈み、
得られない愛でも、その真実の重みに震える
カイランやエゼキエルは幸福かな。

幸せの本質が描かれてる気がします。

仏教の説話らしいのですが
エースを狙え！の第二部で
宗像を失った岡ひろみに桂が話す話の中に
「地獄と極楽に置いてあるものは同じだが
極楽では皆心に余裕があるのであるものを享受出来るが
地獄では自分勝手に奪い合って満たされない」
的な説明がされてました
ホントにそうだなを思った最近のエピソードでした。