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~10月26日~
また彼女が学校を休みだした。僕は心配になって先生から彼女の住所を聞き出し彼女の家に行くことにした。
初めはただのクラスメイトだったのが今では心配でお見舞いに行くまでになった。
もしかしたらこの時からすで僕は彼女を好きだったのかもしれない。
彼女の家に着いた。緊張しながらインターホンを鳴らす。
「はーい。」
「さやかさんのクラスメイトの〇〇です。さやかさんお見舞いに来ました。」
彼女を名前で呼んだのは初めてかもしれない。少し照れくさかった。
「今開けます。」
出てきたのは彼女の母親だろう。僕の母さんより若くてキレイだ。
「わざわざ来てくれてありがとうね。」
「いえ、さやかさんは元気ですか?」
「さやかなら今は寝てるわ。多分起きないと思うけど…会って行く?」
そうか彼女は寝ているのか、
「いえ、さやかさんを起こしても悪いですし今日は帰ります。これ、飲み物とゼリーです。起きたらお大事にとお伝えください。」
「ありがとうね。起きたら伝えておきます。」
僕は彼女の母親に一礼して帰った。
彼女が学校に来たのはそれから3週間後だった。
また彼女が学校を休みだした。僕は心配になって先生から彼女の住所を聞き出し彼女の家に行くことにした。
初めはただのクラスメイトだったのが今では心配でお見舞いに行くまでになった。
もしかしたらこの時からすで僕は彼女を好きだったのかもしれない。
彼女の家に着いた。緊張しながらインターホンを鳴らす。
「はーい。」
「さやかさんのクラスメイトの〇〇です。さやかさんお見舞いに来ました。」
彼女を名前で呼んだのは初めてかもしれない。少し照れくさかった。
「今開けます。」
出てきたのは彼女の母親だろう。僕の母さんより若くてキレイだ。
「わざわざ来てくれてありがとうね。」
「いえ、さやかさんは元気ですか?」
「さやかなら今は寝てるわ。多分起きないと思うけど…会って行く?」
そうか彼女は寝ているのか、
「いえ、さやかさんを起こしても悪いですし今日は帰ります。これ、飲み物とゼリーです。起きたらお大事にとお伝えください。」
「ありがとうね。起きたら伝えておきます。」
僕は彼女の母親に一礼して帰った。
彼女が学校に来たのはそれから3週間後だった。
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