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1.Farewell to the Beginning
4:目覚め
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新延暦 506年 11月 某日
気がづくと知らない天井と、心配そうにのぞき込む美しい顔がそこにあった。
ぁ・・・ぇ?
誰?っと発声しようとしたが声は出なかった。
どこか懐かしい雰囲気を纏ったその顔は、少し瞳を潤ませると立ち去って行く。
「セイジ!・・・ユーキ君がっ!」
「なっ・・・起きたのかっ!」
ダバダバと足音と共に一人の男と先程の女が室内に滑り込んでくる。
少し瞳を潤わせている男は、心配そうにユーキの顔を覗き込んでくる。
よく見ると目の下に隈をつくった三枚目の男は、疲れた顔をしていた。
それもそうだ、一向に目を覚まさない甥っ子が心配で、
夜も眠れぬ日々が続いたのだ。
隈の一つや二つ、できて当然だ。
セイジ・・・おじさん?
生まれてからまだ、数えるほどしか会っていない親族だ。
すぐにわからなくともしょうがない。
セイジにとっては2週間ぶりだが、ユーキにとっては半年ぶりの邂逅だった。
ふと後ろから酷く抑えた泣き声が聞こえてくる。
ミツコ姉さん・・・
母の妹である。ミツコともまた、数えるほどしか会ったことはなかった。
初対面の時に母に言われて≪ミツコおばさん、こんにちは!≫と挨拶すると、
こめかみに青筋を発現させ、
先程までにこやかな笑みの一端を成していた口元を、ヒクヒクとさせていた。
それを見ながら母とセイジは、目に涙を溜めるほどに笑っていた。
よく覚えている。
それからというものミツコを呼ぶときは、
≪おばさん≫という単語は使わないようにしていた。
母と違って活発で元気溢れる人だったが、顔は母に似ていた。
まだ髪が長かったころは、よく後姿を間違えたものである。
しかしどうもさっきからうまく喋れない。
「バイタルは・・・問題ねーわ。念のため医者を呼んできてくれ」
セイジがそう言ったのを最後に、ユーキは強烈な眠気に負けて再び瞳を閉じた。
セイジ視点
「よっこらせっ・・・と」
やっとこさ帰ってこれた。
ラボの在ったヤイエスランドとは、正反対に位置するテルミットの我が家。
道中2度追っ手を撃退したが、道半ばからその気配もなくなった。
事件から5日後に家に着いたが、その間彼は静かに呼吸をするのみだった。
念のため帰宅後すぐに医者に診てもらう。
道中こまめにバイタルチェックしていたが、自分は所詮素人だ。
「バイタルは異状ないですね、
欠損した部分も包帯を毎日替えてきただければ。
鼓膜も軽傷なので、自然治癒で問題ないでしょう」
そう言って医者はこちらを見たが、目が合うと目を逸らして話を続けた。
「念のためと思って調べようとしたんですが、
チップのほうはプロテクトが堅牢すぎて私には」
と言うと俯いてしまった。
多分これが 第5世代の性能の一端なのだろう。
チップに関してはラトリーからざっくりとは聞いていた。
なんでも今までのチップとは比較にならない性能で、
AIがどうのと言っていたが。
正直なところ一知半解だった。
キョーコからも話は聞いていた。
第5世代の実験と言われていたが、
詳しい性能だったり特性だったり、
第4世代との相違点だったり。
それらの詳細な話は一切してくれなかった。
家族とはいえ守秘義務もあるし仕方がない。
どーしたものかと考えていたが、
「まぁチップがこの子の覚醒の何らかの要因になることはないので、
経過観察としましょう」
医者のその一言でチップの問題は放置することにした。
一先ず命に別条がない。それだけでも確認できたのだ。
玄関先で医者を見送ると、心配そうにユーキを見ていたミツコと目が合う。
正直こういう話は苦手だ。職業柄仲間の死の報告なんてしょっちゅうだ。
だが身内に身内の死を話すとなると・・・。
別れ際のキョーコの姿が横切り拳に力が入った。
しかし話さないわけにもいかないし、
これからのユーキの事も相談しないといけない。
「まったく、貧乏くじしか引けねぇな俺は・・・・」
ボヤキながらもミツコに、ラボでの出来事を事細かに話した。
ミツコはその話を聞いて2日程泣き散らした。
当然だ、喧嘩も多かったがあんなに仲が良かった姉妹だ。
今生の別れに挨拶もできないなんて、酷な事この上ない。
それから1週間。
今だ目を覚まさないユーキに、焦りを感じていた。
このまま目が覚めなかったらと思うと、
体を張ってユーキを守ったあの二人に顔向けできない。
日に日に胃が軋む感覚が鮮明になっていく。
「どうだった」
廊下の気配に聞いたが、返ってきたのは芳しくない成果内容だった。
「お疲れ、当分休んでくれていいぜ」
廊下に在った気配は音も無げに発っていった。
セイジはここ数日、2つの事について部下に調べさせていた。
一つは 第5世代について。
調べてはいるが、世に出回っているのは最新の≪ 第4世代≫の情報ばかりだ。
もう一つは≪反AI主義ヒューマジェスト≫。
キョーコ達を襲った集団だ。
彼らはラボの襲撃とは別に、世界各地でテロを起こしていた。
ここ数日、世間は関連したニュースで溢れている。
あえて大々的に犯行の声明を出した気がする。
狙いはわからないが、経験と勘がそう言っている。
だが情報と言えるものはそれくらいで、
核となる部分の尻尾を中々出さなかった。
もしヒューマジェスト達の本命が彼に埋め込まれているチップ、
第5世代だった場合色々と面倒だ。
こちらとしても 第5世代の性能について、ほとんどわかっていない。
それにラトリーが言っていたこと。
"今までのチップとは比較にならない性能"
が事実ならば、
規格外のこのチップを狙う輩が、更に増える事は確定的に明らかだ。
ユーキの身分は、完全にすり替えたほうがいいだろう。
有名人だったあの二人の子供だ。
やつらにもとうの昔に知られているだろう。
ミツコにも相談したが偽名を名乗って、養子にするのが得策だろう。
彼女もユーキをよく可愛がっていたし、身の回りはあいつに任せよう。
もし見つかった時、それが問題だ。
現状、偵察を除いてセイジとミツコ、部下が3人。
そこらの雑魚相手が数十人であれば、部下一人で何とかなるだろう。
元々世に出回るような仕事ではないが、下手に動いていらぬ敵を増やす。
そんな行動を態々とる必要はない。
当分は隠れることを優先しよう。
第5世代とヒューマジェスト。
不明瞭な点ばかりだ。
とはいえユーキが目覚めてくれないと、おちおち考えに耽ってもいられない。
セイジの胃は再びキリキリとなり出した。
「セイジ!・・・ユーキ君がっ!」
ミツコの声だった。
何も考えずにユーキを寝かせている部屋に走る。
虚ろな目でこちらを見ているユーキをみて、目頭が熱くなるのを感じた。
おせぇよ、ばぁか
口は動いたが声にはならなかった。
その日、ユーキはまたすぐに眠ってしまった。
が、翌朝には目が覚めて、
「おしっこ・・・///」
とモジモジしながら恥ずかしそうにしていた。
気がづくと知らない天井と、心配そうにのぞき込む美しい顔がそこにあった。
ぁ・・・ぇ?
誰?っと発声しようとしたが声は出なかった。
どこか懐かしい雰囲気を纏ったその顔は、少し瞳を潤ませると立ち去って行く。
「セイジ!・・・ユーキ君がっ!」
「なっ・・・起きたのかっ!」
ダバダバと足音と共に一人の男と先程の女が室内に滑り込んでくる。
少し瞳を潤わせている男は、心配そうにユーキの顔を覗き込んでくる。
よく見ると目の下に隈をつくった三枚目の男は、疲れた顔をしていた。
それもそうだ、一向に目を覚まさない甥っ子が心配で、
夜も眠れぬ日々が続いたのだ。
隈の一つや二つ、できて当然だ。
セイジ・・・おじさん?
生まれてからまだ、数えるほどしか会っていない親族だ。
すぐにわからなくともしょうがない。
セイジにとっては2週間ぶりだが、ユーキにとっては半年ぶりの邂逅だった。
ふと後ろから酷く抑えた泣き声が聞こえてくる。
ミツコ姉さん・・・
母の妹である。ミツコともまた、数えるほどしか会ったことはなかった。
初対面の時に母に言われて≪ミツコおばさん、こんにちは!≫と挨拶すると、
こめかみに青筋を発現させ、
先程までにこやかな笑みの一端を成していた口元を、ヒクヒクとさせていた。
それを見ながら母とセイジは、目に涙を溜めるほどに笑っていた。
よく覚えている。
それからというものミツコを呼ぶときは、
≪おばさん≫という単語は使わないようにしていた。
母と違って活発で元気溢れる人だったが、顔は母に似ていた。
まだ髪が長かったころは、よく後姿を間違えたものである。
しかしどうもさっきからうまく喋れない。
「バイタルは・・・問題ねーわ。念のため医者を呼んできてくれ」
セイジがそう言ったのを最後に、ユーキは強烈な眠気に負けて再び瞳を閉じた。
セイジ視点
「よっこらせっ・・・と」
やっとこさ帰ってこれた。
ラボの在ったヤイエスランドとは、正反対に位置するテルミットの我が家。
道中2度追っ手を撃退したが、道半ばからその気配もなくなった。
事件から5日後に家に着いたが、その間彼は静かに呼吸をするのみだった。
念のため帰宅後すぐに医者に診てもらう。
道中こまめにバイタルチェックしていたが、自分は所詮素人だ。
「バイタルは異状ないですね、
欠損した部分も包帯を毎日替えてきただければ。
鼓膜も軽傷なので、自然治癒で問題ないでしょう」
そう言って医者はこちらを見たが、目が合うと目を逸らして話を続けた。
「念のためと思って調べようとしたんですが、
チップのほうはプロテクトが堅牢すぎて私には」
と言うと俯いてしまった。
多分これが 第5世代の性能の一端なのだろう。
チップに関してはラトリーからざっくりとは聞いていた。
なんでも今までのチップとは比較にならない性能で、
AIがどうのと言っていたが。
正直なところ一知半解だった。
キョーコからも話は聞いていた。
第5世代の実験と言われていたが、
詳しい性能だったり特性だったり、
第4世代との相違点だったり。
それらの詳細な話は一切してくれなかった。
家族とはいえ守秘義務もあるし仕方がない。
どーしたものかと考えていたが、
「まぁチップがこの子の覚醒の何らかの要因になることはないので、
経過観察としましょう」
医者のその一言でチップの問題は放置することにした。
一先ず命に別条がない。それだけでも確認できたのだ。
玄関先で医者を見送ると、心配そうにユーキを見ていたミツコと目が合う。
正直こういう話は苦手だ。職業柄仲間の死の報告なんてしょっちゅうだ。
だが身内に身内の死を話すとなると・・・。
別れ際のキョーコの姿が横切り拳に力が入った。
しかし話さないわけにもいかないし、
これからのユーキの事も相談しないといけない。
「まったく、貧乏くじしか引けねぇな俺は・・・・」
ボヤキながらもミツコに、ラボでの出来事を事細かに話した。
ミツコはその話を聞いて2日程泣き散らした。
当然だ、喧嘩も多かったがあんなに仲が良かった姉妹だ。
今生の別れに挨拶もできないなんて、酷な事この上ない。
それから1週間。
今だ目を覚まさないユーキに、焦りを感じていた。
このまま目が覚めなかったらと思うと、
体を張ってユーキを守ったあの二人に顔向けできない。
日に日に胃が軋む感覚が鮮明になっていく。
「どうだった」
廊下の気配に聞いたが、返ってきたのは芳しくない成果内容だった。
「お疲れ、当分休んでくれていいぜ」
廊下に在った気配は音も無げに発っていった。
セイジはここ数日、2つの事について部下に調べさせていた。
一つは 第5世代について。
調べてはいるが、世に出回っているのは最新の≪ 第4世代≫の情報ばかりだ。
もう一つは≪反AI主義ヒューマジェスト≫。
キョーコ達を襲った集団だ。
彼らはラボの襲撃とは別に、世界各地でテロを起こしていた。
ここ数日、世間は関連したニュースで溢れている。
あえて大々的に犯行の声明を出した気がする。
狙いはわからないが、経験と勘がそう言っている。
だが情報と言えるものはそれくらいで、
核となる部分の尻尾を中々出さなかった。
もしヒューマジェスト達の本命が彼に埋め込まれているチップ、
第5世代だった場合色々と面倒だ。
こちらとしても 第5世代の性能について、ほとんどわかっていない。
それにラトリーが言っていたこと。
"今までのチップとは比較にならない性能"
が事実ならば、
規格外のこのチップを狙う輩が、更に増える事は確定的に明らかだ。
ユーキの身分は、完全にすり替えたほうがいいだろう。
有名人だったあの二人の子供だ。
やつらにもとうの昔に知られているだろう。
ミツコにも相談したが偽名を名乗って、養子にするのが得策だろう。
彼女もユーキをよく可愛がっていたし、身の回りはあいつに任せよう。
もし見つかった時、それが問題だ。
現状、偵察を除いてセイジとミツコ、部下が3人。
そこらの雑魚相手が数十人であれば、部下一人で何とかなるだろう。
元々世に出回るような仕事ではないが、下手に動いていらぬ敵を増やす。
そんな行動を態々とる必要はない。
当分は隠れることを優先しよう。
第5世代とヒューマジェスト。
不明瞭な点ばかりだ。
とはいえユーキが目覚めてくれないと、おちおち考えに耽ってもいられない。
セイジの胃は再びキリキリとなり出した。
「セイジ!・・・ユーキ君がっ!」
ミツコの声だった。
何も考えずにユーキを寝かせている部屋に走る。
虚ろな目でこちらを見ているユーキをみて、目頭が熱くなるのを感じた。
おせぇよ、ばぁか
口は動いたが声にはならなかった。
その日、ユーキはまたすぐに眠ってしまった。
が、翌朝には目が覚めて、
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