67 / 128
さぁ、はじめようか
66
しおりを挟む
体についた泡が流されていくと、すっかりさっぱり綺麗に体についた血も流され、いつもの白い肌を露わにした。
イザークが入浴から上がったリディアの髪を乾かし整えると、体に保湿クリームを優しく塗り込んでいく。
片手を上げイザークに任せながら、鏡に映る自分を見る。
あの義理家族の所に居た時からは考えられないぐらい痩せ細っていた体はメリハリの付いた良い体つきになり自分で見惚れるほど美しい姿になっていた。
これ程までになったのはイザークの毎日の手入れのお陰だと思うと同時に、それだけここに居て月日が経ってきたのだなと感慨深く感じる。
(何か感傷っぽくなってるわね…)
「ほんと何やってんだか…」
「?」
伺い見る様にイザークが鏡の中のリディアを見る。
「最近感情に突っ走ってるなーって思っただけよ」
鏡台に置かれたディーノからもらった美しい簪を見る。
久しぶりに怒り心頭したあれから感情が暴走しがちだなとため息を付く。
「もうすぐ生理かしら?」
「いえ、まだ先かと」
「‥‥」
即答で答えるイザーク。
身体の事は全て把握しているのは解っているものの自分より生理事情まで把握しているイザークってのはどうよと苦笑する。
(とにかく落ち着かないとね…、ゲームの中でマジになってどうすんだっつー話よ)
そう思うとちょっと恥ずかしい気持ちになる。
そんなリディアはふと甘く香る腕に鼻を近づける。
「今日のはとても香るわね」
「…気分が落ち着くかと思いまして」
そう言うとたっぷりと塗りたくる。
「えーと…、塗り過ぎじゃ?」
「美容効果や保湿成分も入っているのでこれぐらい塗っても問題ありません…(消毒成分も…ボソ)」
さらっと返す言葉にそういうものかと納得する。
(前世でも美容系は全然だったよなー、美人はこれぐらい皆頑張ってるのね…)
化粧する前に塗る化粧水ぐらいしか使っていなかったリディアは世の中の美人に敬意を感じた。
「リディア様…ひとつ伺ってもいいですか?」
「何?」
「その…あの時リディア様は『似ている』と仰いました、その…どういった所がでしょうか?」
ああそう言えばそういう事も言ったなと思い出す。
恍惚とした表情で笑いながら惨殺するサディアスを思い返す。
(高校ぐらいの時は特にああいうキャラにハマったなぁ~)
イザークが手を止めリディアを見る。
「出過ぎた真似を…」
「ああ違うの、別に大したことじゃないわ」
「?」
「そうね…、今出ているキャラの中で一番似ているというか」
「キャラ?」
「あ、えっとその、近しい人間で一番感覚が近いかなって思っただけよ」
「感覚が?」
首を傾げ見るイザーク。
「その何て言うか、人を信じられないとことか、人の愛とか感覚が解らないというか‥‥」
「え…」
「ああ、別にイザークを信用していないとかじゃないのよ?」
慌てて付け足しイザークを見上げる。
「その信用できるかできないかとか好きとか嫌いぐらいは解るわ、ただ最後の所まで信じられないだけというか‥‥」
「‥‥」
「ほら、全てを信じるというか心を開くのって怖いじゃない?」
「…それは少し解る気がします」
「そうなの、それとか簡単に愛してるとか言える人がね、どういう気持ちなのか…私には解らないというか」
「‥‥」
「愛って何だろう…、信じるってどういう気持ちなんだろうって…私には解らないから、サディアスも同じ感覚なんだろうと思うの」
鏡の向こうを見る様にリディアが自分の目を見る。
「自分には絶対無理だって思うもの」
それを考えると、いつもその先は真っ暗闇だ。
答えも見つからない。
ただ何故だか体の中が凍えるような震える感覚を感じる。
だから、考えたりしない。
答えは解らないのだから。
「ああやって残虐に殺せるのも、きっと鈍いのよ」
「鈍い…ですか?」
「白日夢のような感覚で生きているから」
(今の私は白日夢そのものよね)
現実であって現実でない。
不思議な感覚。
「リディア様?」
「ああ、ごめんボーっとしちゃって、それより今日はもう図書室は無理だから先に早めのご飯にして特訓に当てるわ」
「はい、ではこの後すぐに夕食の準備を致しますね」
「お願い」
(白日夢か…さっさと終わらせて早く一人のんびりしたいわ)
リディアは髪の毛をくるりとまとめると鏡台の上の簪を髪に刺した。
翌日、オーレリーの元に訪れたサディアスにフェリシーが震え一歩後退る。
「まぁ当然か」と思いながらサディアスはフェリシーの前を通り過ぎる。
その目が廊下の先を歩くリディアを見つける。
「‥‥」
あの残虐シーンを見て平気な女性など見たこともない。
泣き叫ぶか、腰を抜かすか、失神するか、いずれもそれ以降は自分の傍には色目使っていたモノでも恐怖に戦き近寄りもしなくなる。
今のフェリシーの様に。
(リディア・・・)
血まみれになった自分を見て美しいと言った女。
リディアがこちらに気づき真っすぐに自分を見る。
澄んだ青緑の瞳。
「今日もご機嫌麗しゅう」
いつもと変わらぬ瞳が自分を見上げると、いつもと変わらぬ挨拶用の笑みを浮かべ会釈した。
(本当にどんな神経をしているのか…)
そう思うと悪戯心が沸き起こる。
そのまま通り過ぎようと思ったのを止め、スッと手を伸ばす。
「!」
リディアの腰を抱き寄せると抗議しようと振り向き開いた唇の中に飴玉をポイっと放り込む。
「んぐ??この味…芋… 飴?」
「当たりです」
「なんで??」
キョトンとする表情にくすりと笑うと
「故郷から仕官一同にと飴を大量に送ってきてね、あなたも一応手伝って頂きましたし…そろそろ、手を離していただけませんかね?」
「‥‥」
イザークが後ろにねじ上げた手を離す。
「流石優秀なローズ家の執事ですね、この私が腕を取られるとは」
「本気でなかったくせに、今度は何を考えているの?」
相手の思考を読み取ろうとするように睨む瞳。
自分と同じ人を信用していない瞳。
「ジーク様も少しは見習ってもらいたいものです…」
「何を?」
「そうそう、あなたにちゃんと答えを出していませんでしたね」
「?」
「あなたのおっしゃる通り、私は端から人を信じてはいません」
「‥‥」
すっとリディアの耳元に唇を寄せる。
「ジーク様が忠義に値する相手である間は100%信頼していますよ」
そう囁くと直ぐに離れる。
「そう睨まないでください、何もしませんよ」
イザークがリディアを胸に抱き込む。
「…条件無しでなんてあなたには無理よね」
リディアの言葉にふっと笑う。
いつも鋭い所を突いてくる。
それはまるであの方と同じ。
脳裏にジークヴァルトが浮かび上がる。
「あなたが言う様に、答えを聞いても私はあなたを疑うでしょう、そしてあなたもまた信用させようと行動する気もないのでしょう」
「ないわね」
あっさり即答するリディアにまた笑う。
彼女は聡い。
そして美しい。
(この女が聖女になれば…)
教会側の聖女となり、この国のジーク様の片腕となれば
―――― この国が、世界が安定する
答えがフッと降りてくる。
ジーク様の思惑に乗ってさしあげてもいいのかもしれない。
(それに…)
「やはりあなたとは気が合いそうだ」
「だから、何を企んでいるの?‥って聞いて答える人じゃないわよね」
はぁっとため息をつくリディア。
(でもまだです、まだ今は…)
「そっくりお返ししますよ」
「‥‥」
「ですが、その力は必要です、逃がしませんよ」
お互い睨み合う中、ここに来た用を思い出し踵を返す。
「それではごきげんよう」
「ごきげんよう」
(私は伝説など信じない、暴いてみせますよ絶対に…)
――― 私の手中に収めてみせる
イザークが入浴から上がったリディアの髪を乾かし整えると、体に保湿クリームを優しく塗り込んでいく。
片手を上げイザークに任せながら、鏡に映る自分を見る。
あの義理家族の所に居た時からは考えられないぐらい痩せ細っていた体はメリハリの付いた良い体つきになり自分で見惚れるほど美しい姿になっていた。
これ程までになったのはイザークの毎日の手入れのお陰だと思うと同時に、それだけここに居て月日が経ってきたのだなと感慨深く感じる。
(何か感傷っぽくなってるわね…)
「ほんと何やってんだか…」
「?」
伺い見る様にイザークが鏡の中のリディアを見る。
「最近感情に突っ走ってるなーって思っただけよ」
鏡台に置かれたディーノからもらった美しい簪を見る。
久しぶりに怒り心頭したあれから感情が暴走しがちだなとため息を付く。
「もうすぐ生理かしら?」
「いえ、まだ先かと」
「‥‥」
即答で答えるイザーク。
身体の事は全て把握しているのは解っているものの自分より生理事情まで把握しているイザークってのはどうよと苦笑する。
(とにかく落ち着かないとね…、ゲームの中でマジになってどうすんだっつー話よ)
そう思うとちょっと恥ずかしい気持ちになる。
そんなリディアはふと甘く香る腕に鼻を近づける。
「今日のはとても香るわね」
「…気分が落ち着くかと思いまして」
そう言うとたっぷりと塗りたくる。
「えーと…、塗り過ぎじゃ?」
「美容効果や保湿成分も入っているのでこれぐらい塗っても問題ありません…(消毒成分も…ボソ)」
さらっと返す言葉にそういうものかと納得する。
(前世でも美容系は全然だったよなー、美人はこれぐらい皆頑張ってるのね…)
化粧する前に塗る化粧水ぐらいしか使っていなかったリディアは世の中の美人に敬意を感じた。
「リディア様…ひとつ伺ってもいいですか?」
「何?」
「その…あの時リディア様は『似ている』と仰いました、その…どういった所がでしょうか?」
ああそう言えばそういう事も言ったなと思い出す。
恍惚とした表情で笑いながら惨殺するサディアスを思い返す。
(高校ぐらいの時は特にああいうキャラにハマったなぁ~)
イザークが手を止めリディアを見る。
「出過ぎた真似を…」
「ああ違うの、別に大したことじゃないわ」
「?」
「そうね…、今出ているキャラの中で一番似ているというか」
「キャラ?」
「あ、えっとその、近しい人間で一番感覚が近いかなって思っただけよ」
「感覚が?」
首を傾げ見るイザーク。
「その何て言うか、人を信じられないとことか、人の愛とか感覚が解らないというか‥‥」
「え…」
「ああ、別にイザークを信用していないとかじゃないのよ?」
慌てて付け足しイザークを見上げる。
「その信用できるかできないかとか好きとか嫌いぐらいは解るわ、ただ最後の所まで信じられないだけというか‥‥」
「‥‥」
「ほら、全てを信じるというか心を開くのって怖いじゃない?」
「…それは少し解る気がします」
「そうなの、それとか簡単に愛してるとか言える人がね、どういう気持ちなのか…私には解らないというか」
「‥‥」
「愛って何だろう…、信じるってどういう気持ちなんだろうって…私には解らないから、サディアスも同じ感覚なんだろうと思うの」
鏡の向こうを見る様にリディアが自分の目を見る。
「自分には絶対無理だって思うもの」
それを考えると、いつもその先は真っ暗闇だ。
答えも見つからない。
ただ何故だか体の中が凍えるような震える感覚を感じる。
だから、考えたりしない。
答えは解らないのだから。
「ああやって残虐に殺せるのも、きっと鈍いのよ」
「鈍い…ですか?」
「白日夢のような感覚で生きているから」
(今の私は白日夢そのものよね)
現実であって現実でない。
不思議な感覚。
「リディア様?」
「ああ、ごめんボーっとしちゃって、それより今日はもう図書室は無理だから先に早めのご飯にして特訓に当てるわ」
「はい、ではこの後すぐに夕食の準備を致しますね」
「お願い」
(白日夢か…さっさと終わらせて早く一人のんびりしたいわ)
リディアは髪の毛をくるりとまとめると鏡台の上の簪を髪に刺した。
翌日、オーレリーの元に訪れたサディアスにフェリシーが震え一歩後退る。
「まぁ当然か」と思いながらサディアスはフェリシーの前を通り過ぎる。
その目が廊下の先を歩くリディアを見つける。
「‥‥」
あの残虐シーンを見て平気な女性など見たこともない。
泣き叫ぶか、腰を抜かすか、失神するか、いずれもそれ以降は自分の傍には色目使っていたモノでも恐怖に戦き近寄りもしなくなる。
今のフェリシーの様に。
(リディア・・・)
血まみれになった自分を見て美しいと言った女。
リディアがこちらに気づき真っすぐに自分を見る。
澄んだ青緑の瞳。
「今日もご機嫌麗しゅう」
いつもと変わらぬ瞳が自分を見上げると、いつもと変わらぬ挨拶用の笑みを浮かべ会釈した。
(本当にどんな神経をしているのか…)
そう思うと悪戯心が沸き起こる。
そのまま通り過ぎようと思ったのを止め、スッと手を伸ばす。
「!」
リディアの腰を抱き寄せると抗議しようと振り向き開いた唇の中に飴玉をポイっと放り込む。
「んぐ??この味…芋… 飴?」
「当たりです」
「なんで??」
キョトンとする表情にくすりと笑うと
「故郷から仕官一同にと飴を大量に送ってきてね、あなたも一応手伝って頂きましたし…そろそろ、手を離していただけませんかね?」
「‥‥」
イザークが後ろにねじ上げた手を離す。
「流石優秀なローズ家の執事ですね、この私が腕を取られるとは」
「本気でなかったくせに、今度は何を考えているの?」
相手の思考を読み取ろうとするように睨む瞳。
自分と同じ人を信用していない瞳。
「ジーク様も少しは見習ってもらいたいものです…」
「何を?」
「そうそう、あなたにちゃんと答えを出していませんでしたね」
「?」
「あなたのおっしゃる通り、私は端から人を信じてはいません」
「‥‥」
すっとリディアの耳元に唇を寄せる。
「ジーク様が忠義に値する相手である間は100%信頼していますよ」
そう囁くと直ぐに離れる。
「そう睨まないでください、何もしませんよ」
イザークがリディアを胸に抱き込む。
「…条件無しでなんてあなたには無理よね」
リディアの言葉にふっと笑う。
いつも鋭い所を突いてくる。
それはまるであの方と同じ。
脳裏にジークヴァルトが浮かび上がる。
「あなたが言う様に、答えを聞いても私はあなたを疑うでしょう、そしてあなたもまた信用させようと行動する気もないのでしょう」
「ないわね」
あっさり即答するリディアにまた笑う。
彼女は聡い。
そして美しい。
(この女が聖女になれば…)
教会側の聖女となり、この国のジーク様の片腕となれば
―――― この国が、世界が安定する
答えがフッと降りてくる。
ジーク様の思惑に乗ってさしあげてもいいのかもしれない。
(それに…)
「やはりあなたとは気が合いそうだ」
「だから、何を企んでいるの?‥って聞いて答える人じゃないわよね」
はぁっとため息をつくリディア。
(でもまだです、まだ今は…)
「そっくりお返ししますよ」
「‥‥」
「ですが、その力は必要です、逃がしませんよ」
お互い睨み合う中、ここに来た用を思い出し踵を返す。
「それではごきげんよう」
「ごきげんよう」
(私は伝説など信じない、暴いてみせますよ絶対に…)
――― 私の手中に収めてみせる
0
お気に入りに追加
302
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
女性の少ない異世界に生まれ変わったら
Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。
目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!?
なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!!
ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!!
そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!?
これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです
ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。
女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。
前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る!
そんな変わった公爵令嬢の物語。
アルファポリスOnly
2019/4/21 完結しました。
沢山のお気に入り、本当に感謝します。
7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。
2021年9月。
ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。
10月、再び完結に戻します。
御声援御愛読ありがとうございました。
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
美少女に転生して料理して生きてくことになりました。
ゆーぞー
ファンタジー
田中真理子32歳、独身、失業中。
飲めないお酒を飲んでぶったおれた。
気がついたらマリアンヌという12歳の美少女になっていた。
その世界は加護を受けた人間しか料理をすることができない世界だった
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる