ハッピーメーカー

高校最後の夏休み叔父の家の手伝いに地方から東京へと来た叶太。
進路について迷い気分転換に東京の街を歩く彼の目に止まった1枚の張り紙。
「幸せをお分けします。」
胡散臭い張り紙とそこに書かれた住所。
そこで少年は人に「幸せ」を与える少女、遥に出会う。

何も望むことのない少年と人の願いを祈り続ける少女の短い夏の物語。
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