嘘つきな私のニューゲーム~自分を偽ってきた彼と、親友を欺いた彼女の物語~

木立 花音

文字の大きさ
上 下
12 / 36
第一章「三嶋蓮」

【最後は笑ってお別れだね。その二】

しおりを挟む
 公園のベンチに二人並んで座り、とりとめなく話し続けた。
 こうして二人で寄り添っていると、歳の差が七つもあるとは思えぬほど、彼女の存在を身近に感じる。彼女の包容力か。それとも俺が、童心に返っているのか。ずっと、こうしていた気にすらなってくる。楽しかったことも。辛かったことも。お互いの不在がどれほど寂しく感じられたのか、今までどれだけ逢いたいと願い続けていたのかを、言外に相手に伝え続けた。

「俺さ、大学に入ってから色んな女の子と付き合ったんだ。でも、誰のことも幸せにしてあげられなかったような気がする。最低だろ? 俺」
「うん。サイテーかもね」
「だよなあ……」
「それで? 三嶋君は、そのことを後悔してるの? 彼女たちに謝りたいと思ってる?」
「うーん……」

 黙り込んだ俺を、彼女が一笑する。知らず知らずのうちに、眉間に皺でも寄っていたのだろうか。

「後悔しているからこそ、私にそのことを告白しているんでしょ?」

 彼女の言葉で、なるほど、と思う。森川にも、美帆に対しても、俺は後ろめたいと感じているからこそ、こうして話しているのかもしれない。

「そうだな。たぶん、後悔している」
「なら、それでいいじゃない?」
「そう……なのかな?」
「三嶋君は自分の行いを後悔して、反省した上で、前に進もうとしてる。だったら、それで良いじゃない? だって──」森川は一度言葉を切ると、伸びあがって俺の頭を撫でた。
「三嶋君は、私がずっと抱えていた『後悔』も受け止めて、許してくれたんだもん。だから、そんな三嶋君の優しい気持ちだったら、ちゃんとみんなわかってくれると思うよ。絶対に、大丈夫」

『大丈夫だよ』
 森川の放った一言が、鮮烈に胸を打つ。彼女は俺から目を逸らさない。ともすると、睨んでいるのかな、と思うほど強い眼差しを向けてくる。

「そうだな。今度彼女たちに出会えたら、ちゃんと謝っておくよ」
「宜しい」と言って彼女は、花のように笑った。
「そう言えばさ。七年前のあの日。どうしてあんなに早い時間帯のバスに乗ったんだ?」

 ここ数日、感じていた疑問。森川と俺が待ち合わせをしていた時間は十八時だ。あと一時間遅い時間帯のバスでも、充分に間に合ったはずなのだ。

「え、別に早くなんてないよ? だって待ち合わせの時間は十七時だったでしょ? 三嶋君からそう伝えられてるよ」
「へ? 十七時? 俺、十八時って連絡しなかったっけ?」

 え、違うよ十七時だよ間違いない、と言いながら笑った森川の顔を見つめて考える。
 ダメだ。全然記憶にない。どっちだったろうか、と記憶の引き出しを片っ端から懸命に探った。
 しかし、記憶の中に有力な情報はなく、当時の携帯電話も機種変更で廃棄したのだから、やり取りしたメッセージの記録だって残されていない。結局、真相は忘却の彼方なのだ。
 だがもし、森川の言っていることが正しいとするならば、彼女を事故に遭わせた張本人は俺なんじゃないのかと。 死神は自分──というところに考えが至ると、なんだか恐ろしくなり頭を左右に振った。
 やめろ。結果論に過ぎない。今さらどう足掻いたところで、現状なんて変わらないのだし。
 その時、ひゅるるる……という甲高い音が薄闇を裂いて、夜空に光の筋が描かれた。瞬きにも満たない静寂のあと、頭上で大輪の花が咲く。音と光は殆ど同時だ。
「たまやー」と森川が声を張り上げる。俺の過去も、悩み事も、きれいさっぱり吹き飛ばすような高い声で。
 間を置かずに次々と花火があがる。どうやら花火も、終わりの時間が近いようだ。

「三嶋君。今日、楽しかったよ」

 それが過去形の台詞だったことに、胃の中に氷を投げ込まれたときみたいに背筋がぞくりとした。

「森川……?」
「会いに来てくれて、本当に、ありがとね」

 その言葉で俺は理解した。彼女の未練は、これで全部解消されたんだろうと。俺たちが一緒にいられる時間も、もうこれで終わりなんだと。でも、これで良い。これは、俺が望んでいた未来なのだから。
 俺に残された仕事があるとしたら、あとひとつだけ。

「森川。俺のこと、ずっと待っていてくれてありがとう。こんな俺のことを、好きになってくれてありがとう」

 うん、と彼女が頷いた。耳をつんざくほどの音と光に満たされていた公園の中に、静かに沈黙が落ちてくる。
 先程の花火が、どうやら最後の一発だったらしい。

「俺──森川のことが好きだ。また、会えるよな……?」

 森川の目尻が下がって、ちょっと困った顔になる。それから泣き笑いのような表情で、こう答えた。

「私も、三嶋君のことが、ずっとずっと前から好きでした。今日は、本当にありがとう」

 森川が、静かに目を閉じる。細い顎に指を添え、軽く唇を重ねた。
 それは、優しくて穏やかで、けれど、感情の持って行き場のない、そんな切ないキスだった。ふっくらとした感触とは裏腹に、伝わってこない温もりがまた悲しい。
 その時、目の前が眩しくなったことに驚き目を開けると、彼女の全身は青白い光に包まれていた。抱きしめている身体も、次第に質感を失い始める。

「森川!」

 色味が損なわれていく体。手がすり抜ける感覚に、悲鳴じみた声を上げると、彼女は俺の唇にそっと指を添えた。
 ……だがその指先は、もはや触れているという感触が殆どない。

「そんな顔しないで」と彼女が寂しそうに笑う。「最後は笑ってお別れしよ。ね? そしたらさ、私も、三嶋君も、気持ちを切り替えてまた前を向くことができるから」

 次第に強くなってくる雨脚。薄っすらと陰る雨のカーテンが、二人の周囲を静かに囲っていく。頭からびしょ濡れになっていく俺と、もう、雨に濡れることもなくなった森川の透けた体との対比が、否が応でも現実を突き付けてくる。覚悟していたはずの別れなのに、受け入れたくない俺の心が泣いていた。雨が降っていて良かった。泣いている顔を見られずに済むのだから──そうして俺と森川は、もう一度唇を重ねた。もう、柔らかさはまったく感じられなかったけれども。

「さようなら」と森川が言った。
「ずっと、元気で」と俺は答えた。
「三嶋君、愛してる」

 それが、森川が残した最後の言葉となった。次の瞬間、眩い光が彼女の全身を包み込むと、真夏の陽炎みたいにその姿はかき消えた。
 線香花火が地面に落ちて燃え尽きたように、辺りは一瞬にして暗くなった。──森川。降りしきる雨と一緒に、俺の呟きがぬかるんだ地面に落ちる。七年前のあの日と同じように、俺はまた独りになってしまった。
 さようなら、か。
 森川の残してくれた言葉を噛みしめ、いまだ冷たい雨を降らせ続ける空を恨めしそうに見上げた。
 戻ろう、と踵を返したその時、ジャケットの胸ポケットに入れていた携帯電話がメロディーを奏でる。着信の主は、美帆だ。
 なんだよ神様。初恋の相手との別れをあの日と同じ雨で演出したうえに、元カノからの電話とか泣きっ面に蜂なんですが? いくら性悪男でもイジメ過ぎでしょ、と思いながら応対する。

「もしもし」
『ごめーん。いきなり電話したりして。忙しかった?』
「いや、そんなことはないけど。んで、どうした?」

 自分でも、いや、もうちょっと言うことあるだろうとは思う。

『え。言うことそれだけ? もっとなんかあるでしょ?』

 相変わらずだなあ、と通話口の向こうの彼女が無遠慮に笑う。いや、ほんとにな。

「いや、ごめん。驚いた。急にいなくなったからさ」
『……うん、そうだよね。電話したのはさ、その件なんだ』
「うん」
『私の両親、突然離婚することになってね。そんで、引っ越しの日時とかバタバタと決まっちゃって』
「聞いた。大変だったみたいだね」
『今いるのはさ、いわゆる、母親の実家って奴だね。同時期に携帯電話の入れ替えもしてたもんだから、連絡付かなかったかな? と思ってさ』
「母親のほうについていくことにしたんだな。電話の件は知らなかった。そもそも、かけなかったから」

 電話の向こうから聞こえてきたのは、返答代わりのため息だった。自分でも、返す言葉が見つからない。

「大学は、どうするの?」
『大学は……寮に入ることとか色々検討してたんだけど、実のところかなり遠くなっちゃうから、辞めちゃうかもしんない』
「そっか。もったいないね」
『本気で言ってる~?』

 存外に明るい声で美帆が言う。本気だよ、と笑って答えたが、上手く笑えた自信がない。

「美帆。ゴメンな」
『うん。……じゃないな。私のほうこそゴメンね。本当は、引っ越しする前に説明しておかなくちゃダメだったのにね』

 何に謝っているのか明白に伝えなかったが、向こうも『何が』とは訊ねなかった。たぶん、お互いにそれとなく察していた。

『でも、なんとなく伝える勇気がでなかった。だってさ、三嶋君、私のほう全然見てなかったもん』

 その指摘はもっとも過ぎた。俺は、誰が相手でも上辺ばかりの交際に留め、深く相手のことを知ろうとしなかったし、踏み込ませもしなかった。なんのことはない。根が臆病だからだ。上手く立ち回っていたつもりでも、美帆にはちゃんとお見通しだったんだ。
 そうだな、ごめん、と素直に謝ったあとで、「なあ、美帆」と俺は切り出した。

『うん。なに?』
「今さらこんなことを言っても信じられないと思うけど、俺、美帆のことが好きだったんだ」

 電話口の向こうから、ごくりと喉を鳴らす音が聞こえた。それからアハハ、と笑ったのち、小さく『そっか』と美帆が呟いた。

『そりゃあ私たち付き合っていたんだから、好きじゃなかった、なんて言われたら傷つくしそうじゃなきゃ困るよ。でもさ、今頃になって愛の告白とか、ちょっと卑怯だと思うんですが?』

「ああ、だよなあ」と答えながら、そっか、俺はやっぱりフラれているんだな、なんて思う。

『でもね……。私も、蓮君のこと、ちゃんと好きだったよ。だから、ちょっとだけ嬉しいかな』

 美帆が、初めて俺のことを下の名前で呼んだ。この瞬間、二人の間に存在していたわだかまりは溶けて消えた。それなのに、これまでと違う壁が一枚できあがっていることに気づくと、その事実が堪らなく辛かった。

「今度から俺、自分に正直に生きることにするよ」
『ふーん? よくわかんないけど、気持ちを入れ替えるってことかな?』
「まあ、そんなところだ」
『ふむ。どうですか? 私がいなくなっても、良い恋できそう?』
「んー、まだわかんないけど頑張るよ。美帆も、どうか元気で」
『またそのうちに、そっち行く機会あると思うからさ、美味しい料理でも奢ってよね?』
「ああ、約束する」

 ひとしきり二人で笑いあったのち、電話を切った。美帆が最後に残した言葉は、『じゃあ、さようなら。がんばりなさい、蓮君』だった。
 がんばりなさい、という言葉を噛みしめる。一度消していた彼女の名前を、着信履歴から再び登録し直した。『山本美帆やまもとみほ』と。スマホをポケットに仕舞い、歩き始める。
 今度は天気の良い日を選んで、もう一度西公園に来よう。明日から、今以上に大人になろう。
 俺は、彼女『たち』に、そう誓いを立てた。
 温かい光を落としている街灯が、雨粒を綺麗に煌めかせていた。
 雨はまだ、降り続いていたけれど、俺の心の中で降っていた雨はいつの間にか止み、かすかに晴れ間が見え始めていた。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

僕たちの中から一人『消えた』、あの夏の日

木立 花音
青春
【第2回Solispia文学賞で佳作を受賞しました。ありがとうございました!】  病気で父親を亡くした少年、高橋都(たかはしいち)は、四年ぶりに故郷である神無し島に戻ってきた。  島根県の沖にあるこの島は、守り神がいるという言い伝えがある反面、神の姿を見た者は誰もいない。そんな状況を揶揄してついた名が、「神無し島」なのであった。  花咲神社の巫女である、花咲夏南(はなさきかな)と向かった川で、仲良しグループの面々と川遊びをしていた都。そんなおり、人数が一人増えているのに気が付いた。  しかし、全員が知っている顔で?  誰が、何の目的で紛れ込んだのか、まったくわからないのだった。  ――増えたのは誰か?  真相を知りたければ、御神木がある時超山(ときごえやま)に向かうといいよ、と夏南に聞かされた鮫島真人(さめじままさと)は、新條光莉(しんじょうひかり)、南涼子(みなみりょうこ)、に都を加えた四人で山の中腹を目指すことに。  その道中。『同じ道筋を誰かがたどっていた』痕跡をいくつか見つけていくことで、増えた人物の『正体』が、段々と浮き彫りになっていくのであった。  増えたのは誰だ?  増えた者はいずれ消えるのか?  恋愛×青春ミステリー、ここに開幕。  ※この作品は、小説家になろう、カクヨム、ノベルアッププラス、Solispiaでも連載しています。  ※表紙画像は、SKIMAを通じて知様に描いて頂きました。  ※【これは、僕が贈る無償の愛だ】に、幽八花あかね様から頂いたFAを。【十年後。舞台は再び神無し島】に、知様から頂いたFAを追加しました。  ありがとうございました。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

独身寮のふるさとごはん まかないさんの美味しい献立

水縞しま
ライト文芸
旧題:独身寮のまかないさん ~おいしい故郷の味こしらえます~ 第7回ライト文芸大賞【料理・グルメ賞】作品です。 ◇◇◇◇ 飛騨高山に本社を置く株式会社ワカミヤの独身寮『杉野館』。まかない担当として働く有村千影(ありむらちかげ)は、決まった予算の中で献立を考え、食材を調達し、調理してと日々奮闘していた。そんなある日、社員のひとりが失恋して落ち込んでしまう。食欲もないらしい。千影は彼の出身地、富山の郷土料理「ほたるいかの酢味噌和え」をこしらえて励まそうとする。 仕事に追われる社員には、熱々がおいしい「味噌煮込みうどん(愛知)」。 退職しようか思い悩む社員には、じんわりと出汁が沁みる「聖護院かぶと鯛の煮物(京都)」。 他にも飛騨高山の「赤かぶ漬け」「みだらしだんご」、大阪の「モダン焼き」など、故郷の味が盛りだくさん。 おいしい故郷の味に励まされたり、癒されたり、背中を押されたりするお話です。 

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

俺は彼女に養われたい

のあはむら
恋愛
働かずに楽して生きる――それが主人公・桐崎霧の昔からの夢。幼い頃から貧しい家庭で育った霧は、「将来はお金持ちの女性と結婚してヒモになる」という不純極まりない目標を胸に抱いていた。だが、その夢を実現するためには、まず金持ちの女性と出会わなければならない。 そこで霧が目をつけたのは、大金持ちしか通えない超名門校「桜華院学園」。家庭の経済状況では到底通えないはずだったが、死に物狂いで勉強を重ね、特待生として入学を勝ち取った。 ところが、いざ入学してみるとそこはセレブだらけの異世界。性格のクセが強く一筋縄ではいかない相手ばかりだ。おまけに霧を敵視する女子も出現し、霧の前途は波乱だらけ! 「ヒモになるのも楽じゃない……!」 果たして桐崎はお金持ち女子と付き合い、夢のヒモライフを手に入れられるのか? ※他のサイトでも掲載しています。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

少女と三人の男の子

浅野浩二
現代文学
一人の少女が三人の男の子にいじめられる小説です。

処理中です...