穢れた、記憶の消去者
【第7回ホラー・ミステリー小説大賞で謎解き賞を受賞しました。ありがとうございました!】
望んだ記憶だけを消すことができる技術「記憶消去方」。
この、記憶消去方を開発していたエンジニアの一人であった筧葉子(かけいようこ)が、ある日突然自殺した。
葉子の死を苦痛に感じていた婚約者の仁平薫(にへいかおる)は、記憶の一部を消すことで、気持ちを切り替え前を向こうとしていた。
そんな彼の元に、心の傷をえぐるかのように、葉子とよく似た容姿を持つ少女、柚乃(ゆの)が現れる。
すべての記憶を失っていると自称する彼女は、しかし、なぜか薫の名前だけは覚えているのだという。
また、柚乃の頭の中には、誰のものかわからない他人の記憶が宿っていて?
同じように薫の頭の中にも、他人の記憶がいつの間にか宿っていたのだった。
なぜ、他人の記憶が二人の頭に宿っていたのか?
はたして柚乃は何者なのか?
次第に謎が紐解けていく中、薫の元に葉子からの遺言(ゆいごん)が届いた。
※表紙イラストは、SKIMAを通じて知さまに描いていただきました。ありがとうございました。
望んだ記憶だけを消すことができる技術「記憶消去方」。
この、記憶消去方を開発していたエンジニアの一人であった筧葉子(かけいようこ)が、ある日突然自殺した。
葉子の死を苦痛に感じていた婚約者の仁平薫(にへいかおる)は、記憶の一部を消すことで、気持ちを切り替え前を向こうとしていた。
そんな彼の元に、心の傷をえぐるかのように、葉子とよく似た容姿を持つ少女、柚乃(ゆの)が現れる。
すべての記憶を失っていると自称する彼女は、しかし、なぜか薫の名前だけは覚えているのだという。
また、柚乃の頭の中には、誰のものかわからない他人の記憶が宿っていて?
同じように薫の頭の中にも、他人の記憶がいつの間にか宿っていたのだった。
なぜ、他人の記憶が二人の頭に宿っていたのか?
はたして柚乃は何者なのか?
次第に謎が紐解けていく中、薫の元に葉子からの遺言(ゆいごん)が届いた。
※表紙イラストは、SKIMAを通じて知さまに描いていただきました。ありがとうございました。
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難しいお話でした。
犯人わかんないですよ。驚きに驚きを被せてきましたね。
最終章は怒涛の展開で、一気に読めました。
記憶はやっぱりいじらんほうがいいよ・・・という私なりの答えは出せました。
悪用する人は絶対出てくるから
改めて、謎解き賞おめでとうございます!
読了してくださって、ありがとうございました!
人間関係や、謎の部分で結構設定が入り組んでいるので、整理するのが少し大変だったかとは思うのですが、展開に驚いていただけていましたら幸いです。
これまでの展開を引き継いで紡がれる、最終章からエピローグにかけての流れは、自分でも気にいっている部分でした。
12話まで進みました。
つら過ぎる記憶は消去できるならした方が良い気もするけれど、それによって何かの不具合が出ると消さない方がいいのか。自分を形成してきた大切な記憶だし。といろいろ考えながら読んでいます。
シリアスな展開の中に、笑える要素があるので(二人の掛け合いや、12話の裸繋がりなど)、少し気を緩められるポイントがあるのがありがたいです。
それと、地の文がとてもお上手なので、勉強になります。
続けて読ませていただきます
裸繋がりのところは自分でも気に入っているので拾っていただいてありがとうですw
本当にそんなことできるの? という、近未来っぽい雰囲気を出している作品なので、内容がこれ伝わるかしら? みたいな不安はあります。なので、地の文を褒めていただけると嬉しいです!
最新話まで読みました。
葉子が自殺した理由、柚乃の正体、記憶の癒着の原因……ワクワクする謎がたくさん詰まっていますね。
脳神経細胞を弄ったことで人の心理にも影響が出ている(?)かもしれないと考えると、どこか背徳的な興味を惹かれます。
続きも楽しみにしています!
葉子の死の真相とか、柚乃の正体等々、必ず明かしますのでもう少しお待ちください……!
真相にかかわってくる「要素」とか「場面数」が結構多いのですが、読み手が混乱しないように情報の出し方と構成に工夫したつもりです。
感想、ありがとうございました!
アルファポリスの方がいいかなと思い、こちらでお邪魔させていただいております。まだまだ序盤で先が見えませんが、記憶の消去というテーマで興味深く拝読させていただいています。
初感想ー!
ありがとうございます。
本格ミステリーかというとやっぱりそういう感じではないのですが、自分らしいミステリーになっていればいいなあと、そう思っております(願望)
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