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エピローグ
後書き
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さて、毎度恒例となった後書きなのですが、今回はめちゃめちゃ語っちゃおうかな。
先ず、あらすじでも書いてあるとおり、本作はテーブルトークRPGでプレイしたシナリオを、そのまま小説として書き下ろした作品です。
ゲーム名は著作権など色々考えて伏せますが、頭文字Aのスキル制のゲームです。
プレイ期間は、2005年二月頃から、2008年二月十六日まで。三年間ですね……結構長い。
参加メンバーは全部で五名。
ゲームマスター=私。
リン担当プレイヤー、Mくん。
シャン担当プレイヤー、Kくん。
コノハ・プロスペロ担当プレイヤー、Hくん。
オルハ担当プレイヤー、Yくん。(途中参加)
オルハに関しては途中参加だったこともあり、いまひとつ背景を掘り下げられなかった経緯があります。今思うと申し訳ない。
セッションは全部で12回。
第1回セッション「首吊りの樹」
第2回セッション「麻薬と少女と呪いの指輪」
第3回セッション「遺跡走破レース」
第4回セッション「水の都と飛行石」
第5回セッション「天空からくるもの~ルティス~」
第6回セッション「青い瞳の少年」
第7回セッション「バイオリン弾きの少女」
第8回セッション「すれ違う記憶と真実~疑念~」
第9回セッション「知られざる空中庭園」
第10回セッション「少女の決意と魔族の影~覚醒~」
第11回セッション「兄妹の絆」
第12回セッション「帰るべきトコロ」
これらセッションの概要 (あらすじ)を、Hくん管理のブログに一時期掲載していたのですが、そちらのブログが閉鎖されたのちに、はた、と考えたわけです。
「これだけ手間ひまかけたものを、捨ててしまうのももったいない」
そこで思い立ちました。
「じゃあ、小説にしちゃおうか」、と。
いや~なんとも無謀ですね。正直、小説なんて書いたこともありませんし、死ぬほど面倒な作業なのもわかっていました。
一度踏み込んだら戻れなくなって後悔するぞ、と自分を戒めながら、それでも書き始めてしまったわけなのですが。
こうして書き上げたのが、本作「天空よりくるもの」の、リメイク前作品でした。
クオリティは、今にして思うとやっぱり微妙。
文字数はよくわかりませんが、たぶん七万文字くらいだったのかな?
エクセルシートでこつこつと書き溜めて、パソコンの中にストックしてました。
でもね、書いたらやっぱり誰かに見せたいな~という気持ちになるじゃないですか?
そこで考えたのが、ブログで小説を公開することでした。
こうして、アメーバブログに作品の転載を始めたのが、私が小説投稿を始めたきっかけなのです。
書籍化? そんなもの考えてなんかいるはずないないwwwwこんなゴミみたいな小説がなるはずねーだろwwwwと思っていましたし、なんなら小説投稿サイトの存在すら知らなかったのですから。
ところがね、やっぱり反応ないんですよ。ブログって。
何作品完結させようが、感想はゼロでした。
※そう、ブログでファンタジー四作品と、恋愛文芸一作品 (後の、バレンタイン・デイズ)を完結させていました。
うーん、でもこれはちょっと寂しいかな? と考えて、ここから小説投稿サイトと出会うことになるんですけどね。
そこから後の歴史は、ノベルアップ+のブログで語っている通りです。
──以上、前置き終わり──
さて本作。セッションの5回、6回、8回、10~12回の全6回ぶんの内容を繋いで作っています。
物語自体は概ねセッションの内容と同じですが、細部の設定や展開はかなり変えています。
※さすがにそのままでは、小説として成り立たない部分が多々ありますので。
具体的にいうと、冒頭の戦闘シーンはなく、三章でのパーティ分断イベントもありません。この辺は、盛り上げるための脚色ですね。
脚色といえば、シャンとかオルハの性格や口調もほぼ脚色ですが笑。
これも同様に、各々のキャラクター性を際立たせるための演出です。
こんな感じに、しょうもないクオリティから大幅な加筆を行ってようやく完成させた「天空よりくるもの」。
自分の中では到底百点はあげられません。
でも、人生の中における思い出をこうしてかたちにできたことが、きっとこの先なにかに繋がっていくんじゃないかな……なんて、そんなことを思いながら苦しんで苦しんで(だって、元のシナリオが酷いんだもん!)完結させました。
拙い作品だったと自分でも思います。
けれど、ここまでお付き合いしていただけた全ての方々に感謝をしながら、結びの言葉とします。
「ありがとうございました!!」
2021年4月27日 木立花音
先ず、あらすじでも書いてあるとおり、本作はテーブルトークRPGでプレイしたシナリオを、そのまま小説として書き下ろした作品です。
ゲーム名は著作権など色々考えて伏せますが、頭文字Aのスキル制のゲームです。
プレイ期間は、2005年二月頃から、2008年二月十六日まで。三年間ですね……結構長い。
参加メンバーは全部で五名。
ゲームマスター=私。
リン担当プレイヤー、Mくん。
シャン担当プレイヤー、Kくん。
コノハ・プロスペロ担当プレイヤー、Hくん。
オルハ担当プレイヤー、Yくん。(途中参加)
オルハに関しては途中参加だったこともあり、いまひとつ背景を掘り下げられなかった経緯があります。今思うと申し訳ない。
セッションは全部で12回。
第1回セッション「首吊りの樹」
第2回セッション「麻薬と少女と呪いの指輪」
第3回セッション「遺跡走破レース」
第4回セッション「水の都と飛行石」
第5回セッション「天空からくるもの~ルティス~」
第6回セッション「青い瞳の少年」
第7回セッション「バイオリン弾きの少女」
第8回セッション「すれ違う記憶と真実~疑念~」
第9回セッション「知られざる空中庭園」
第10回セッション「少女の決意と魔族の影~覚醒~」
第11回セッション「兄妹の絆」
第12回セッション「帰るべきトコロ」
これらセッションの概要 (あらすじ)を、Hくん管理のブログに一時期掲載していたのですが、そちらのブログが閉鎖されたのちに、はた、と考えたわけです。
「これだけ手間ひまかけたものを、捨ててしまうのももったいない」
そこで思い立ちました。
「じゃあ、小説にしちゃおうか」、と。
いや~なんとも無謀ですね。正直、小説なんて書いたこともありませんし、死ぬほど面倒な作業なのもわかっていました。
一度踏み込んだら戻れなくなって後悔するぞ、と自分を戒めながら、それでも書き始めてしまったわけなのですが。
こうして書き上げたのが、本作「天空よりくるもの」の、リメイク前作品でした。
クオリティは、今にして思うとやっぱり微妙。
文字数はよくわかりませんが、たぶん七万文字くらいだったのかな?
エクセルシートでこつこつと書き溜めて、パソコンの中にストックしてました。
でもね、書いたらやっぱり誰かに見せたいな~という気持ちになるじゃないですか?
そこで考えたのが、ブログで小説を公開することでした。
こうして、アメーバブログに作品の転載を始めたのが、私が小説投稿を始めたきっかけなのです。
書籍化? そんなもの考えてなんかいるはずないないwwwwこんなゴミみたいな小説がなるはずねーだろwwwwと思っていましたし、なんなら小説投稿サイトの存在すら知らなかったのですから。
ところがね、やっぱり反応ないんですよ。ブログって。
何作品完結させようが、感想はゼロでした。
※そう、ブログでファンタジー四作品と、恋愛文芸一作品 (後の、バレンタイン・デイズ)を完結させていました。
うーん、でもこれはちょっと寂しいかな? と考えて、ここから小説投稿サイトと出会うことになるんですけどね。
そこから後の歴史は、ノベルアップ+のブログで語っている通りです。
──以上、前置き終わり──
さて本作。セッションの5回、6回、8回、10~12回の全6回ぶんの内容を繋いで作っています。
物語自体は概ねセッションの内容と同じですが、細部の設定や展開はかなり変えています。
※さすがにそのままでは、小説として成り立たない部分が多々ありますので。
具体的にいうと、冒頭の戦闘シーンはなく、三章でのパーティ分断イベントもありません。この辺は、盛り上げるための脚色ですね。
脚色といえば、シャンとかオルハの性格や口調もほぼ脚色ですが笑。
これも同様に、各々のキャラクター性を際立たせるための演出です。
こんな感じに、しょうもないクオリティから大幅な加筆を行ってようやく完成させた「天空よりくるもの」。
自分の中では到底百点はあげられません。
でも、人生の中における思い出をこうしてかたちにできたことが、きっとこの先なにかに繋がっていくんじゃないかな……なんて、そんなことを思いながら苦しんで苦しんで(だって、元のシナリオが酷いんだもん!)完結させました。
拙い作品だったと自分でも思います。
けれど、ここまでお付き合いしていただけた全ての方々に感謝をしながら、結びの言葉とします。
「ありがとうございました!!」
2021年4月27日 木立花音
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