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学院編 14
583 悪役令嬢は耳元で叫ぶ
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「おや……?」
風向きが変わり、リチャードが瞬きを繰り返した。
「なあに?終わった?」
ロンが彼の肩に手をかけ、その上に顎を乗せて気だるげに訊ねた。
「邸から強い魔法の気配がしなくなったと思う。どうかな?」
「んー、そうねえ。嫌な音はしてないし?エミリー、行けそう?」
暇を持て余してしゃがみこんでいたエミリーが立ち上がり、くんくんと鼻を動かした。
「……少し、変な臭いはするけど、入れると思う」
「じゃ、ちゃっちゃと入ろうか。リック、マリナとジュリアの魔法の気配は感じる?」
「どうかな……。ひとまず中に入ろう。侯爵様達が、居場所を特定しているかもしれないよ」
◆◆◆
マリナの眼の前で、恋人達の感動の再会シーンが繰り広げられていた。
「ジュリア!」
「アレックス!来てくれて嬉しい!」
首元に抱きつきジュリアが叫んだ。アレックスは軽く顔を顰めた。
「耳がキーンってなった……」
「ごめんごめん。レナードもありがとうね!」
「俺には抱きついてくれないの?寂しいなあ」
心から残念そうに言う。ジュリアは軽口を聞かなかったことにして、彼らの後ろにいたヴィルソード侯爵に視線を向けた。
「小父様、疲れてる?」
「ん?こんなのたいしたことないぞ。はっはっはっは……」
ヴィルソード侯爵は冷や汗を垂らしながら胸を張っている。魔法の罠にかかったのが余程堪えたようだ。
「助けにきてくださって感謝しております。このご恩は一生忘れませんわ」
マリナは深々とお辞儀をした。侯爵は首を振って、
「お前さん達は、俺にとっても娘みたいなもんだからな。アーネストがいない間、困ったことがあったら助けるのが当然だろう?……どれ、引き上げるとするか。クリスはどうしたんだ?寝てるのか?」
「リスに意識が乗ってるんだよ。あそこの籠の中にいる子」
「籠から出してよ、姉様。吐きそうな魔法もなくなったから」
マリナがそっとリスを掌に乗せる。眠っているクリスに近づけると、リスはぴょんと飛んで頭の上に着地した。銀髪が揺れて形の良い額が見える。
「……ふう」
クリスがうっすら目を開けると、リスは小さく鳴いて一直線に廊下へ出て行った。
本調子でないクリスを侯爵が背負い、一同は廊下に出た。
「ほら、思った通り」
語尾にハートマークをつける勢いで、皆の前にロンが立ちはだかった。
「嗅覚が鋭いっていうの?もう見つけちゃってる」
「手間が省けた。……一応捜索する?」
「そうねえ。来る途中で使用人は足止めしてきたから、王都と行き来する魔法陣を見つければいいんじゃない?王宮にいると見せかけて、何度も領地と行き来していたって証拠になるでしょ。王都に住む貴族がこんな山奥の領地に頻繁に来るなんて、怪しいことこの上ないわ」
「先生の仰る通りですわ。ハーリオン家もエスティアの管理は分家に任せておりましたもの。エンフィールド侯爵はご結婚されていらっしゃらないから、しっかりした管理人を雇い、領地を任せるのが通例ですわね」
現に、王都から遠く離れた領地に住む貴族は殆どいない。田舎の領地に引っ込んでいるのは社交の場から姿を消した老人くらいのものだ。妻を領地に縛り付けて管理させる者は少ない。
「特に、あんた達が死んだと嘘を言って、実際は閉じ込めていたんだから、誘拐したとみなしていいと思う。重罪よね。侯爵令嬢二人と跡継ぎだもの」
「嘘が露見すれば、エンフィールド侯爵は何故そのようなことを言ったのかと問い詰められる。皆で無事王都に帰還する。それが最も彼にとって打撃になる」
リチャードが皆の顔を見て一瞬瞳を曇らせた。
「仮にエンフィールドがこちらに戻ろうとしても、マシューが止めてくれるはずだよ」
「私達、死んだことになっていますのね?」
「うっそ、皆心配するじゃんね?」
「……セドリック様も驚かれたでしょうね」
驚き悲しむ王太子の姿を想像し、マリナは胸が痛んだ。あの平和ボケした王子には、自分の死がどんなにつらい出来事だっただろうか。
「王太子は初めから信じてない。マリナが無事だって信じてた。証拠もないのに」
エミリーがにやりと笑って姉を見た。
「元気な顔見せてやれば?」
◆◆◆
項垂れたエンフィールド侯爵は、突然すっくと立ち上がった。
ざわ……と集まった貴族達が囁く。皆が彼の一挙一動に注目する中、侯爵は微かに唇を動かした。
「転移魔法です!」
キースが叫んだ瞬間、エンフィールド侯爵の周りに白い光が発生した。みるみるうちに身体が光の中に吸い込まれていく。
「逃がすか!」
大理石の床を蹴ってセドリックが掴みかかった。指先が空を掴む。
「間に合わない……!」
その場にいた全員が、エンフィールドが逃走するものだと思った。しかし、予想外の場所から彼の転移魔法は阻まれた。
「あれは……」
キースが宙に浮かせた魔法球は、神殿内部での出来事を映すのをやめ、突然光る編み目状の物体に姿を変えた。光を纏うエンフィールドの上で自らを広げ、重力に逆らわず包み込むように落ちていく。
「な、な……何だ、これは!?」
転移魔法の光がみるみるうちに弱くなり、ついに全く効果を見なくなった。エンフィールドは網に絡まって床に転がった。
「ちっ。こんな網など……!たかだか四属性持ちのガキが!」
キースを罵るも、絡まる網はエンフィールドを逃さない。
「いいね、キース。素晴らしいよ!」
セドリックが感激した。レイモンドも満足して頷いている。
「僕は知りません。あの魔法球……先生の仕掛けた魔法ではないでしょうか」
「コーノック先生の?」
「はい。おそらく……」
不意にエンウィ伯爵が立ち上がった。わざとらしく拍手をしている。
「いやあ、素晴らしい魔法ですな。逃げようとした罪人を容易く絡め取ってしまうとは。こんな魔法の使い手にこそ、魔導師団長の職を譲りたいものです」
「ほう。それはそれは……」
国王は捉えどころのない笑みを浮かべた。
「丁度いい。魔導師団長の職に近々空きが出るだろうからな」
「えっ?」
表情を強張らせたエンウィ伯爵を横目に、宰相が続けた。
「魔導師団を私物化し、不正に魔法武器の輸出をしていた者を、いつまでも魔導師団長の職に置いておくのもどうかと」
「前任者がこう言っていることだ。魔法球を作った者を次の魔導師団長にしよう」
王はすかさず付け加えた。そこにエンウィ伯爵が弁解する隙は残されていなかった。
風向きが変わり、リチャードが瞬きを繰り返した。
「なあに?終わった?」
ロンが彼の肩に手をかけ、その上に顎を乗せて気だるげに訊ねた。
「邸から強い魔法の気配がしなくなったと思う。どうかな?」
「んー、そうねえ。嫌な音はしてないし?エミリー、行けそう?」
暇を持て余してしゃがみこんでいたエミリーが立ち上がり、くんくんと鼻を動かした。
「……少し、変な臭いはするけど、入れると思う」
「じゃ、ちゃっちゃと入ろうか。リック、マリナとジュリアの魔法の気配は感じる?」
「どうかな……。ひとまず中に入ろう。侯爵様達が、居場所を特定しているかもしれないよ」
◆◆◆
マリナの眼の前で、恋人達の感動の再会シーンが繰り広げられていた。
「ジュリア!」
「アレックス!来てくれて嬉しい!」
首元に抱きつきジュリアが叫んだ。アレックスは軽く顔を顰めた。
「耳がキーンってなった……」
「ごめんごめん。レナードもありがとうね!」
「俺には抱きついてくれないの?寂しいなあ」
心から残念そうに言う。ジュリアは軽口を聞かなかったことにして、彼らの後ろにいたヴィルソード侯爵に視線を向けた。
「小父様、疲れてる?」
「ん?こんなのたいしたことないぞ。はっはっはっは……」
ヴィルソード侯爵は冷や汗を垂らしながら胸を張っている。魔法の罠にかかったのが余程堪えたようだ。
「助けにきてくださって感謝しております。このご恩は一生忘れませんわ」
マリナは深々とお辞儀をした。侯爵は首を振って、
「お前さん達は、俺にとっても娘みたいなもんだからな。アーネストがいない間、困ったことがあったら助けるのが当然だろう?……どれ、引き上げるとするか。クリスはどうしたんだ?寝てるのか?」
「リスに意識が乗ってるんだよ。あそこの籠の中にいる子」
「籠から出してよ、姉様。吐きそうな魔法もなくなったから」
マリナがそっとリスを掌に乗せる。眠っているクリスに近づけると、リスはぴょんと飛んで頭の上に着地した。銀髪が揺れて形の良い額が見える。
「……ふう」
クリスがうっすら目を開けると、リスは小さく鳴いて一直線に廊下へ出て行った。
本調子でないクリスを侯爵が背負い、一同は廊下に出た。
「ほら、思った通り」
語尾にハートマークをつける勢いで、皆の前にロンが立ちはだかった。
「嗅覚が鋭いっていうの?もう見つけちゃってる」
「手間が省けた。……一応捜索する?」
「そうねえ。来る途中で使用人は足止めしてきたから、王都と行き来する魔法陣を見つければいいんじゃない?王宮にいると見せかけて、何度も領地と行き来していたって証拠になるでしょ。王都に住む貴族がこんな山奥の領地に頻繁に来るなんて、怪しいことこの上ないわ」
「先生の仰る通りですわ。ハーリオン家もエスティアの管理は分家に任せておりましたもの。エンフィールド侯爵はご結婚されていらっしゃらないから、しっかりした管理人を雇い、領地を任せるのが通例ですわね」
現に、王都から遠く離れた領地に住む貴族は殆どいない。田舎の領地に引っ込んでいるのは社交の場から姿を消した老人くらいのものだ。妻を領地に縛り付けて管理させる者は少ない。
「特に、あんた達が死んだと嘘を言って、実際は閉じ込めていたんだから、誘拐したとみなしていいと思う。重罪よね。侯爵令嬢二人と跡継ぎだもの」
「嘘が露見すれば、エンフィールド侯爵は何故そのようなことを言ったのかと問い詰められる。皆で無事王都に帰還する。それが最も彼にとって打撃になる」
リチャードが皆の顔を見て一瞬瞳を曇らせた。
「仮にエンフィールドがこちらに戻ろうとしても、マシューが止めてくれるはずだよ」
「私達、死んだことになっていますのね?」
「うっそ、皆心配するじゃんね?」
「……セドリック様も驚かれたでしょうね」
驚き悲しむ王太子の姿を想像し、マリナは胸が痛んだ。あの平和ボケした王子には、自分の死がどんなにつらい出来事だっただろうか。
「王太子は初めから信じてない。マリナが無事だって信じてた。証拠もないのに」
エミリーがにやりと笑って姉を見た。
「元気な顔見せてやれば?」
◆◆◆
項垂れたエンフィールド侯爵は、突然すっくと立ち上がった。
ざわ……と集まった貴族達が囁く。皆が彼の一挙一動に注目する中、侯爵は微かに唇を動かした。
「転移魔法です!」
キースが叫んだ瞬間、エンフィールド侯爵の周りに白い光が発生した。みるみるうちに身体が光の中に吸い込まれていく。
「逃がすか!」
大理石の床を蹴ってセドリックが掴みかかった。指先が空を掴む。
「間に合わない……!」
その場にいた全員が、エンフィールドが逃走するものだと思った。しかし、予想外の場所から彼の転移魔法は阻まれた。
「あれは……」
キースが宙に浮かせた魔法球は、神殿内部での出来事を映すのをやめ、突然光る編み目状の物体に姿を変えた。光を纏うエンフィールドの上で自らを広げ、重力に逆らわず包み込むように落ちていく。
「な、な……何だ、これは!?」
転移魔法の光がみるみるうちに弱くなり、ついに全く効果を見なくなった。エンフィールドは網に絡まって床に転がった。
「ちっ。こんな網など……!たかだか四属性持ちのガキが!」
キースを罵るも、絡まる網はエンフィールドを逃さない。
「いいね、キース。素晴らしいよ!」
セドリックが感激した。レイモンドも満足して頷いている。
「僕は知りません。あの魔法球……先生の仕掛けた魔法ではないでしょうか」
「コーノック先生の?」
「はい。おそらく……」
不意にエンウィ伯爵が立ち上がった。わざとらしく拍手をしている。
「いやあ、素晴らしい魔法ですな。逃げようとした罪人を容易く絡め取ってしまうとは。こんな魔法の使い手にこそ、魔導師団長の職を譲りたいものです」
「ほう。それはそれは……」
国王は捉えどころのない笑みを浮かべた。
「丁度いい。魔導師団長の職に近々空きが出るだろうからな」
「えっ?」
表情を強張らせたエンウィ伯爵を横目に、宰相が続けた。
「魔導師団を私物化し、不正に魔法武器の輸出をしていた者を、いつまでも魔導師団長の職に置いておくのもどうかと」
「前任者がこう言っていることだ。魔法球を作った者を次の魔導師団長にしよう」
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