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第2章 手帳
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「あなたに会いたい人がいるのです」
弦介さんが代わりに答えます。
蛍光灯の光が青色に変わっていきました。壁や床に反射して、暗いプールか湖面の洞窟の中にいるみたいです。
驚愕する明子さんに、弦介さんは語りかけました。
「その人はここに来ています。信じられないでしょうけど……心を集中して、あなたの大事なものを思い浮かべて下さい。あなたに伝えたい事があるようです」
「あなた達は何なの……? まさか、祐美の事を言ってるの? あなた、詐欺師か何かなの? 祐美は、東京の大学に行くために上京して、ずっと会っていないわ。連絡もしていない」
ああ、やはり祐美さんと離れて暮らしていたのですね。
弦介さんが代わりに答えます。
蛍光灯の光が青色に変わっていきました。壁や床に反射して、暗いプールか湖面の洞窟の中にいるみたいです。
驚愕する明子さんに、弦介さんは語りかけました。
「その人はここに来ています。信じられないでしょうけど……心を集中して、あなたの大事なものを思い浮かべて下さい。あなたに伝えたい事があるようです」
「あなた達は何なの……? まさか、祐美の事を言ってるの? あなた、詐欺師か何かなの? 祐美は、東京の大学に行くために上京して、ずっと会っていないわ。連絡もしていない」
ああ、やはり祐美さんと離れて暮らしていたのですね。
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