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第2章 手帳

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「みんな、失くし物屋を前から知ってたの?」

 三人は肯定しました。

「なんとなくだが、な。」

 と、美雲丸。

「しばらくの間、店主がいなかったんだよねー」

 と、フク。

「そやさかい、閉店してるのとおんなじような状況やった」

 と、深彦。
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