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第1章 タイムカプセル
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「結婚したばかりのあなた達がどんな未来を過ごすか楽しみで、買ったばかりの家の庭に僕を埋めた。ブリキの缶に。僕は正確に言えば、そのブリキの缶の付喪神です。あなたが子供の頃から小物入れとして、文房具などを入れ大事にしてくれたから、宿る事が出来た。あなたが大人になってからも一緒にいれて嬉しかったです」
時太は、想いが溢れて早口になっていました。
おじさんも重々しく口を開きます。
「未来で、幸せな日々を送っていると信じていた」
「……あなたと奥さんには、子供が出来なかったから、寂しいですよね」
時太の声は涙声になっていました。
時太は、想いが溢れて早口になっていました。
おじさんも重々しく口を開きます。
「未来で、幸せな日々を送っていると信じていた」
「……あなたと奥さんには、子供が出来なかったから、寂しいですよね」
時太の声は涙声になっていました。
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