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第310話 利用されても平気か?
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「・・・つまり、仕事が欲しいということか?」
『雷』の言葉を聞き、ルークが確認をとる。
「それもそうなんだが、居場所が欲しいというのが本音だ」
『雷』が少しだけ訂正する。
「ふむ」
ルークが腕を組み考え込む。
「「「・・・」」」
ルーク以外の全員がルークの返答に注目した。
(正直、彼女らの能力は高い。戦闘はもちろんのことそれぞれの能力を活用できれば諜報にも存分に貢献できるだろうな)
「確認だが、この国に利用されても平気か?」
ルークは念のため確認をとる。
ジークムント王国で無理やり能力を利用されかけてセインツ王国まで逃げてきたのだ。
セインツ王国で利用されることに堪えられるかどうかを確認しておく必要がある。
「・・・随分ストレートに聞くんだね」
『雷』がルークの言葉に対してコメントをする。
「曖昧に聞いても仕方ないしな」
『雷』はルークの言葉に考えてから、
「・・・正直、俺たちの能力は利用されることが常だった。それは今後も変わらないだろう。ジークムント王国は無理やりそれをしようとしたから逃げ出したんだ」
『雷』の言葉を聞き、
(これは断られる流れだな)
と考え、話を聞きながら別の方法を考え始めるルーク。
「たが、もししっかりと条件を交わしてお互いの納得の上で契約をするなら逃げ出したりはしなかった」
(ん?)
『雷』の言葉を聞き、ルークはおや?と思う。
「セインツ王国がしっかりと俺たちと条件を詰めた上でなら構わない」
『雷』ははっきりとそう言った。
『雷』の言葉を聞き、ルークが確認をとる。
「それもそうなんだが、居場所が欲しいというのが本音だ」
『雷』が少しだけ訂正する。
「ふむ」
ルークが腕を組み考え込む。
「「「・・・」」」
ルーク以外の全員がルークの返答に注目した。
(正直、彼女らの能力は高い。戦闘はもちろんのことそれぞれの能力を活用できれば諜報にも存分に貢献できるだろうな)
「確認だが、この国に利用されても平気か?」
ルークは念のため確認をとる。
ジークムント王国で無理やり能力を利用されかけてセインツ王国まで逃げてきたのだ。
セインツ王国で利用されることに堪えられるかどうかを確認しておく必要がある。
「・・・随分ストレートに聞くんだね」
『雷』がルークの言葉に対してコメントをする。
「曖昧に聞いても仕方ないしな」
『雷』はルークの言葉に考えてから、
「・・・正直、俺たちの能力は利用されることが常だった。それは今後も変わらないだろう。ジークムント王国は無理やりそれをしようとしたから逃げ出したんだ」
『雷』の言葉を聞き、
(これは断られる流れだな)
と考え、話を聞きながら別の方法を考え始めるルーク。
「たが、もししっかりと条件を交わしてお互いの納得の上で契約をするなら逃げ出したりはしなかった」
(ん?)
『雷』の言葉を聞き、ルークはおや?と思う。
「セインツ王国がしっかりと俺たちと条件を詰めた上でなら構わない」
『雷』ははっきりとそう言った。
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