189 / 354
第189話 剣術大会㊱
しおりを挟む
「さぁて、皆様!お昼はゆっくり休めましたか?もちろん我々は休んでる暇などありませんでした~!!!」
赤服運営長が冗談を交えながら挨拶を始める。
人柄なのだろうか、ぎすぎすした予選会場が和む気がした。
「さて、では早速これより二次予選を行います。ご承知の通り二次予選は一組50人のバトルロワイヤルとなっております。組み合わせは前方の掲示板をご確認ください!」
赤服運営長の言葉に合わせて組み合わせが掲示される。
ルークの位置からだと見えないが、中々大きく表示している。
「それでは、詳細ルールをご説明致します。今回のバトルロワイヤルでは各々の武器は使用禁止です。これから一組ずつ番号を呼んで参りますのでその際に武器を運営にお預けください。そして、武器を預けた方は好きな木製の武器を取り、リングに上がってください!」
リングは4つ用意されており、それぞれのところに色々な形の木製武器が置かれているのが見える。
「ご承知の方も多いでしょうが木製武器にするのは予選での人死にを避けるためです。過去に圧倒的力量差で多くの人が亡くなりました。それ以降、予選では木製武器を使用することになりました」
(なるほどな、予選でまで人死にが出るとなると毎年の運営にも響いてくると言うわけか)
ルークは赤服運営長の言葉を聞いて、向こうが善意から木製武器を用意しているわけではないとルークは悟る。
毎年のイベントを盛り上げるためには参加者を減らさない工夫が不可欠なのだ。
「さて、勝利の条件ですがリングの上で最後まで立っていることです。即ち場外は負け、気絶しても負け、降参したら負けとなります。あと、相手を殺してしまった場合も予選では負けとなりますのでご注意ください」
(木製武器が壊れても負けになるわけではなさそうだな)
ルークは赤服運営長の説明を聞きながら安堵する。
正直、普段から護命剣という絶対に壊れないといっても良い武器を使っているルークにしてみれば木製武器を壊さず戦えるか不安しか無かった。
「それでは一組目から四組目まで一度に行いますので番号を呼ばれたら速やかに移動してください!また、呼ばれなかった方は控え室の方で待機してください!公平をきすため予選での戦いを見るのは禁止としております」
そして順番に呼ばれていくがルークの名前は呼ばれなかったため控え室にて待機することになった。
赤服運営長が冗談を交えながら挨拶を始める。
人柄なのだろうか、ぎすぎすした予選会場が和む気がした。
「さて、では早速これより二次予選を行います。ご承知の通り二次予選は一組50人のバトルロワイヤルとなっております。組み合わせは前方の掲示板をご確認ください!」
赤服運営長の言葉に合わせて組み合わせが掲示される。
ルークの位置からだと見えないが、中々大きく表示している。
「それでは、詳細ルールをご説明致します。今回のバトルロワイヤルでは各々の武器は使用禁止です。これから一組ずつ番号を呼んで参りますのでその際に武器を運営にお預けください。そして、武器を預けた方は好きな木製の武器を取り、リングに上がってください!」
リングは4つ用意されており、それぞれのところに色々な形の木製武器が置かれているのが見える。
「ご承知の方も多いでしょうが木製武器にするのは予選での人死にを避けるためです。過去に圧倒的力量差で多くの人が亡くなりました。それ以降、予選では木製武器を使用することになりました」
(なるほどな、予選でまで人死にが出るとなると毎年の運営にも響いてくると言うわけか)
ルークは赤服運営長の言葉を聞いて、向こうが善意から木製武器を用意しているわけではないとルークは悟る。
毎年のイベントを盛り上げるためには参加者を減らさない工夫が不可欠なのだ。
「さて、勝利の条件ですがリングの上で最後まで立っていることです。即ち場外は負け、気絶しても負け、降参したら負けとなります。あと、相手を殺してしまった場合も予選では負けとなりますのでご注意ください」
(木製武器が壊れても負けになるわけではなさそうだな)
ルークは赤服運営長の説明を聞きながら安堵する。
正直、普段から護命剣という絶対に壊れないといっても良い武器を使っているルークにしてみれば木製武器を壊さず戦えるか不安しか無かった。
「それでは一組目から四組目まで一度に行いますので番号を呼ばれたら速やかに移動してください!また、呼ばれなかった方は控え室の方で待機してください!公平をきすため予選での戦いを見るのは禁止としております」
そして順番に呼ばれていくがルークの名前は呼ばれなかったため控え室にて待機することになった。
1
お気に入りに追加
132
あなたにおすすめの小説
戦争から帰ってきたら、俺の婚約者が別の奴と結婚するってよ。
隣のカキ
ファンタジー
国家存亡の危機を救った英雄レイベルト。彼は幼馴染のエイミーと婚約していた。
婚約者を想い、幾つもの死線をくぐり抜けた英雄は戦後、結婚の約束を果たす為に生まれ故郷の街へと戻る。
しかし、戦争で負った傷も癒え切らぬままに故郷へと戻った彼は、信じられない光景を目の当たりにするのだった……
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
【完結】ミックス・ブラッド ~異種族間混血児は魔力が多すぎる~
久悟
ファンタジー
人族が生まれる遙か昔、この大陸ではある四つの種族が戦を繰り返していた。
各種族を統べる四人の王。
『鬼王』『仙王』『魔王』『龍王』
『始祖四王』と呼ばれた彼らが互いに睨み合い、この世の均衡が保たれていた。
ユーゴ・グランディールはこの始祖四王の物語が大好きだった。毎晩母親に読み聞かせてもらい、想いを膨らませた。
ユーゴは五歳で母親を亡くし、父親は失踪。
父親の置き手紙で、自分は『ミックス・ブラッド』である事を知る。
異種族間に産まれた子供、ミックス・ブラッド。
ある者は種族に壊滅的な被害をもたらし、ある者は兵器として生み出された存在。
自分がそんな希少な存在であると告げられたユーゴは、父親から受け継いだ刀を手に、置き手紙に書かれた島を目指し二人の仲間と旅に出る。
その島で剣技や術を師匠に学び、様々な技を吸収しどんどん強くなる三人。
仲間たちの悲しい過去や、告白。語られない世界の歴史と、種族間の争い。
各種族の血が複雑に混じり合い、世界を巻き込む争いへと発展する。
お伽噺だと思っていた『始祖四王』の物語が動き出す。
剣技、魔法、術の数々。異世界が舞台の冒険ファンタジー。
【完結】6歳の王子は無自覚に兄を断罪する
土広真丘
ファンタジー
ノーザッツ王国の末の王子アーサーにはある悩みがあった。
異母兄のゴードン王子が婚約者にひどい対応をしているのだ。
その婚約者は、アーサーにも優しいマリーお姉様だった。
心を痛めながら、アーサーは「作文」を書く。
※全2話。R15は念のため。ふんわりした世界観です。
前半はひらがなばかりで、読みにくいかもしれません。
主人公の年齢的に恋愛ではないかなと思ってファンタジーにしました。
小説家になろうに投稿したものを加筆修正しました。
付与効果スキル職人の離島生活 ~超ブラックな職場環境から解放された俺は小さな島でドラゴン少女&もふもふ妖狐と一緒に工房を開く~
鈴木竜一
ファンタジー
傭兵を派遣する商会で十年以上武器づくりを担当するジャック。貴重な付与効果スキルを持つ彼は逃げ場のない環境で強制労働させられていたが、新しく商会の代表に就任した無能な二代目に難癖をつけられ、解雇を言い渡される。
だが、それは彼にとってまさに天使の囁きに等しかった。
実はジャックには前世の記憶がよみがえっており、自分の持つ付与効果スキルを存分に発揮してアイテムづくりに没頭しつつ、夢の異世界のんびり生活を叶えようとしていたからだ。
思わぬ形で念願叶い、自由の身となったジャックはひょんなことから小さな離島へと移住し、そこで工房を開くことに。ドラゴン少女やもふもふ妖狐や病弱令嬢やらと出会いつつ、夢だった平穏な物づくりライフを満喫していくのであった。
一方、ジャックの去った商会は経営が大きく傾き、その原因がジャックの持つ優秀な付与効果スキルにあると気づくのだった。
俺がいなくなったら商会の経営が傾いた?
……そう(無関心)
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる