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33 認められない
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「ジェイクの優しさを落とすな、馬鹿にするな! そんなの誰でもしている事だろ。残酷さなんて誰でも持ってる。後ろめたいから優しくするなんて俺でも普通にするよ。でもそれだけじゃなくて、好きだから愛しているから、したいから優しくするんだ。ジェイクの気持ちは最初からずっと無償だった。ジェイクは優しい。優しかった。こんな優しい人……俺は知らない」
レーンが眉一つ動かさないのに、俺ばっかり興奮して馬鹿みたいだ。だけど止まらなかった。
「言い換えよう。ジェイクは優しい分だけ、それを諦めた時との落差が激しい。これはダメだと決めた瞬間から、無慈悲なほどの態度になる。背を向けたら未練を残さない。そこに相手の心情は関係ないんだ」
「ジェイクはそんな人じゃない」
「俺とお前でこうして言い争っても、ジェイクの本当の心の内などわからない。しかし、施設行きを決めたのはジェイクだ。俺は決定を聞かされて従っているだけだ」
「嘘だ……」
「嘘は言わない」
力が抜けそうなる気持ちを奮い立たせる。
「何がどうなって、こんなことになっちゃうんだっ。どうしてっ」
そんな兆候何もなかった。いつも通りのジェイク、ベニー。
ベニーにはまた明日って手を振って、ジェイクはお休みいい夢をって言ってキスしてくれた。
別れの言葉なんてそにはなかった。本当にいつも通りだった。
「ベニーが狙われ、トモエが怪我を負ってから、ジェイクはもうこの決心をしていたと思う。お前を愛する気持ちは変わらない。きっと実の子のベニーより話が通じ懐いてくるお前といるのは楽しかっただろう。元妻の所に行ってしまったベニーには遠慮もあり別れてからは会っていなかった。だから、誰への遠慮もなく愛することができるお前の存在は、ジェイクにとって救いだったと思う。あいつは孤独だったから」
「愛しているから、ここで別れるって言うのか」
「そうだ」
「そんなのあり得ないんだけど!」
大声を上げても、前に御者はこちらをチラリともしない。それはこんな場合もあると想定していたからだろうか。ずっと前から、決まっていたからだろうか。
「実際トモエは死にかけた。目覚めないお前の痛めつけられた姿を見ながら、ジェイクは決心したんだろう。自分の近くに置いてはだめだと」
「だったらベニーは?」
「ベニーは自分の子だ。お前は他人。側にいることで危険に晒すことはできない。ジェイクが考えたのは恐らくそんな所だ」
「言ってる意味がわかんないんだけど。全然わかんないんだけど」
ほとんどの怒りをぶつけるように、そうするつもりはなくても睨みつけてしまう。
「どの道、この先は一緒には生きていけなかった。あいつらが王都の屋敷に戻れば、お前がついて行った所でせいぜい使用人だ。ジェイクの子供にはなれないと言ったことがあったろう。それはつまり、そう言う事だったんだ」
「そばにいられるなら、使用人でいい」
「お前がよくてもジェイクには無理だ。ジェイクはな、お前にのびのびと自由に生きて欲しいんだ。王族って血を背負ったベニーにはそれが許されないけど、お前ならそれが手に入れられる。いい縁を得て、お前の言う育成ゲームのような世界で生きること、好きな道を究めて活躍する事。そうでなくてもいい、生涯の相手を見つけて幸せな家庭を作る事。何でもいい、お前の幸せを願ってる」
家から外を眺めながらジェイクに語ったことを思い出す。
広大な敷地に家を建てて、畑に種をまいて野菜を育てる。合間にパイを焼いて食べる。
でももしそれが叶うとしても、俺の隣にいるのはジェイクとベニーしか考えられない。どうしてそれを、わかってくれないんだろう。
やっぱり俺は、この世界でも手に入れられないんだろうか。そんな風に決まってるのか。
「だけど、そんなんじゃ俺は諦めきれない。だって言っただろ、俺が施設に行くのはジェイクにそう言われた時だけだって。間にレーンが入ってくるんじゃ全然意味がない。レーンの言葉じゃ信じられない。とにかくジェイクじゃないと、直接じゃないと納得できないんだ。今すぐ降ろしてくれ!」
レーンと御者に叫んだ。
だけど馬車はスピードも緩めず走り続ける。でも止まらなくたっていい。俺が降りればすむ話だ。いざとなれば飛び降りる覚悟はある。そしてあの家を目指してジェイクに会うんだ。言いたい事を言うんだ。
「いたっ」
俺の決心がわかったのかレーンが俺の手首をつかむ。
「物騒なことを考えているかもしれんが、無駄だ。もうあの家はとっくに引き払ってる」
「なんで……」
「ジェイクとベニーも今日発った。お前の退院した姿を見てから、あいつらは別の行き先へ進んだ」
「嘘、なに……あそこにいたの」
俺が馬車に驚いていた、あの場にいてほんの少し前には俺の姿を見ていたというのか。
「何で、ちゃんとお別れさせてくれないんだ……」
俺は顔をふせた。怒りと悲しみで爆発しそう。いっそのこと爆発して、こんな体なんてバラバラになればいい。
「トモエ、お前には非が無い。勝手な大人に巻き込まれただけだ。この悲しみの後には怒りが来るだろう。恨みになって残った時には、ジェイクと俺を恨めばいい」
「それで俺が破壊的な人間になっちゃたらどうするんだ」
「お前は決してならない」
「どうしてそう言い切れるんだ。かい被りすぎだろ。レーンお願い。俺をジェイクの所に連れてって。ちゃんとジェイクの口から別れを聞いたら、素直に施設に行くよ」
「あいつを説得でもするのか。あまり勧めんが」
「気持を伝えるだけだ。もう一生会えないなら、どんな覚悟で会ってもいいだろ。でなきゃ俺、どこへ行っても、やり直しなんてできない」
顔をあげてレーンにお願いする。何度もお願いって言って頭を下げる。
こっちで頭を下げる事に意味なんて無いのかもしれない。だけど、そうせずにはいられない。
「一生のお願いです。ジェイクに会いたい。ベニーに会いたい」
レーンは黙ったままで無常な時間が過ぎる。
「お願いします。もし会えるなら、俺あんたの奴隷になってもいい。俺が嫌いなら打ってもいい。この体を自由に使っていい。尻でやらせてやってもいい。だから……!」
忌々しそうな目で見下げられる。きっと言ってはいけない言葉を俺は使ってしまったんだろう。
もうダメか。そう肩を落とすと、レーンが深い溜息を吐くのがわかった。
「性奴隷になると言うのか……お前のような子豚など相手になるか。そんな下品な言葉を二度と口にするな」
「……ごめん」
「自分の顔を鏡でみたことがあるか?」
あるよ、ブサイクな上に今は顔の真ん中に傷の縦線が入ってる。
「それに、俺には人を痛めつける趣味はない」
そうだよな。言葉責めは好きみたいだけどな。
最大限機嫌を悪くしてしまたようで、掴んでしまっていたレーンの袖口から手を離す。
「まあいい。大人になって使える人間になることがあれば、その時は役たってもらおう。そんな未来はないだろうが」
「そんな未来はあるよ。俺、美人になるし」
「なるほど、そう言う願望だな」
「違うよ。美人になるって断定できる」
「……わかった。受け入れよう」
え……どういう意味。
レーンの声が平坦すぎてわからない。
「え、それって、いいの? いいって事?」
レーンは答えず、壁をノックして何やら御者に合図した。すると馬車は大きく右を取って方向を変え進んでいった。
進行を目的地から変えたのだ。
「いいの?」
「あっちはベニーの負担を考えて多く休みを取るだろう。すぐに追いつく」
「レーン、ありがとう」
例え結果が変わらなくても、最後の別れはしたい。
こっちの世界にくる時だって突然で、身近な人には何も伝えられないままだった。
親父はともかく、世話になった人は沢山いた。
ジェイクに会ってまず何を言えばいいのか、実際整理ができていない。言いたい文句も感謝も一杯ありすぎて、本当混乱しそう。
だけど本来とは別の場所に落ちてしまったこと、そこでジェイクに会えたことは、よかったと思ってる。
この世界でのファーストコンタクトがジェイクでよかった。今はただ悲しくて仕方ないけど、そう思うんだ。
レーンが眉一つ動かさないのに、俺ばっかり興奮して馬鹿みたいだ。だけど止まらなかった。
「言い換えよう。ジェイクは優しい分だけ、それを諦めた時との落差が激しい。これはダメだと決めた瞬間から、無慈悲なほどの態度になる。背を向けたら未練を残さない。そこに相手の心情は関係ないんだ」
「ジェイクはそんな人じゃない」
「俺とお前でこうして言い争っても、ジェイクの本当の心の内などわからない。しかし、施設行きを決めたのはジェイクだ。俺は決定を聞かされて従っているだけだ」
「嘘だ……」
「嘘は言わない」
力が抜けそうなる気持ちを奮い立たせる。
「何がどうなって、こんなことになっちゃうんだっ。どうしてっ」
そんな兆候何もなかった。いつも通りのジェイク、ベニー。
ベニーにはまた明日って手を振って、ジェイクはお休みいい夢をって言ってキスしてくれた。
別れの言葉なんてそにはなかった。本当にいつも通りだった。
「ベニーが狙われ、トモエが怪我を負ってから、ジェイクはもうこの決心をしていたと思う。お前を愛する気持ちは変わらない。きっと実の子のベニーより話が通じ懐いてくるお前といるのは楽しかっただろう。元妻の所に行ってしまったベニーには遠慮もあり別れてからは会っていなかった。だから、誰への遠慮もなく愛することができるお前の存在は、ジェイクにとって救いだったと思う。あいつは孤独だったから」
「愛しているから、ここで別れるって言うのか」
「そうだ」
「そんなのあり得ないんだけど!」
大声を上げても、前に御者はこちらをチラリともしない。それはこんな場合もあると想定していたからだろうか。ずっと前から、決まっていたからだろうか。
「実際トモエは死にかけた。目覚めないお前の痛めつけられた姿を見ながら、ジェイクは決心したんだろう。自分の近くに置いてはだめだと」
「だったらベニーは?」
「ベニーは自分の子だ。お前は他人。側にいることで危険に晒すことはできない。ジェイクが考えたのは恐らくそんな所だ」
「言ってる意味がわかんないんだけど。全然わかんないんだけど」
ほとんどの怒りをぶつけるように、そうするつもりはなくても睨みつけてしまう。
「どの道、この先は一緒には生きていけなかった。あいつらが王都の屋敷に戻れば、お前がついて行った所でせいぜい使用人だ。ジェイクの子供にはなれないと言ったことがあったろう。それはつまり、そう言う事だったんだ」
「そばにいられるなら、使用人でいい」
「お前がよくてもジェイクには無理だ。ジェイクはな、お前にのびのびと自由に生きて欲しいんだ。王族って血を背負ったベニーにはそれが許されないけど、お前ならそれが手に入れられる。いい縁を得て、お前の言う育成ゲームのような世界で生きること、好きな道を究めて活躍する事。そうでなくてもいい、生涯の相手を見つけて幸せな家庭を作る事。何でもいい、お前の幸せを願ってる」
家から外を眺めながらジェイクに語ったことを思い出す。
広大な敷地に家を建てて、畑に種をまいて野菜を育てる。合間にパイを焼いて食べる。
でももしそれが叶うとしても、俺の隣にいるのはジェイクとベニーしか考えられない。どうしてそれを、わかってくれないんだろう。
やっぱり俺は、この世界でも手に入れられないんだろうか。そんな風に決まってるのか。
「だけど、そんなんじゃ俺は諦めきれない。だって言っただろ、俺が施設に行くのはジェイクにそう言われた時だけだって。間にレーンが入ってくるんじゃ全然意味がない。レーンの言葉じゃ信じられない。とにかくジェイクじゃないと、直接じゃないと納得できないんだ。今すぐ降ろしてくれ!」
レーンと御者に叫んだ。
だけど馬車はスピードも緩めず走り続ける。でも止まらなくたっていい。俺が降りればすむ話だ。いざとなれば飛び降りる覚悟はある。そしてあの家を目指してジェイクに会うんだ。言いたい事を言うんだ。
「いたっ」
俺の決心がわかったのかレーンが俺の手首をつかむ。
「物騒なことを考えているかもしれんが、無駄だ。もうあの家はとっくに引き払ってる」
「なんで……」
「ジェイクとベニーも今日発った。お前の退院した姿を見てから、あいつらは別の行き先へ進んだ」
「嘘、なに……あそこにいたの」
俺が馬車に驚いていた、あの場にいてほんの少し前には俺の姿を見ていたというのか。
「何で、ちゃんとお別れさせてくれないんだ……」
俺は顔をふせた。怒りと悲しみで爆発しそう。いっそのこと爆発して、こんな体なんてバラバラになればいい。
「トモエ、お前には非が無い。勝手な大人に巻き込まれただけだ。この悲しみの後には怒りが来るだろう。恨みになって残った時には、ジェイクと俺を恨めばいい」
「それで俺が破壊的な人間になっちゃたらどうするんだ」
「お前は決してならない」
「どうしてそう言い切れるんだ。かい被りすぎだろ。レーンお願い。俺をジェイクの所に連れてって。ちゃんとジェイクの口から別れを聞いたら、素直に施設に行くよ」
「あいつを説得でもするのか。あまり勧めんが」
「気持を伝えるだけだ。もう一生会えないなら、どんな覚悟で会ってもいいだろ。でなきゃ俺、どこへ行っても、やり直しなんてできない」
顔をあげてレーンにお願いする。何度もお願いって言って頭を下げる。
こっちで頭を下げる事に意味なんて無いのかもしれない。だけど、そうせずにはいられない。
「一生のお願いです。ジェイクに会いたい。ベニーに会いたい」
レーンは黙ったままで無常な時間が過ぎる。
「お願いします。もし会えるなら、俺あんたの奴隷になってもいい。俺が嫌いなら打ってもいい。この体を自由に使っていい。尻でやらせてやってもいい。だから……!」
忌々しそうな目で見下げられる。きっと言ってはいけない言葉を俺は使ってしまったんだろう。
もうダメか。そう肩を落とすと、レーンが深い溜息を吐くのがわかった。
「性奴隷になると言うのか……お前のような子豚など相手になるか。そんな下品な言葉を二度と口にするな」
「……ごめん」
「自分の顔を鏡でみたことがあるか?」
あるよ、ブサイクな上に今は顔の真ん中に傷の縦線が入ってる。
「それに、俺には人を痛めつける趣味はない」
そうだよな。言葉責めは好きみたいだけどな。
最大限機嫌を悪くしてしまたようで、掴んでしまっていたレーンの袖口から手を離す。
「まあいい。大人になって使える人間になることがあれば、その時は役たってもらおう。そんな未来はないだろうが」
「そんな未来はあるよ。俺、美人になるし」
「なるほど、そう言う願望だな」
「違うよ。美人になるって断定できる」
「……わかった。受け入れよう」
え……どういう意味。
レーンの声が平坦すぎてわからない。
「え、それって、いいの? いいって事?」
レーンは答えず、壁をノックして何やら御者に合図した。すると馬車は大きく右を取って方向を変え進んでいった。
進行を目的地から変えたのだ。
「いいの?」
「あっちはベニーの負担を考えて多く休みを取るだろう。すぐに追いつく」
「レーン、ありがとう」
例え結果が変わらなくても、最後の別れはしたい。
こっちの世界にくる時だって突然で、身近な人には何も伝えられないままだった。
親父はともかく、世話になった人は沢山いた。
ジェイクに会ってまず何を言えばいいのか、実際整理ができていない。言いたい文句も感謝も一杯ありすぎて、本当混乱しそう。
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