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王都邂逅
もうひと悶着ありそうな……:third encounter
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俺が嘆息したのを見て、クラリスさんが雰囲気を変える。いつもの柔らかな雰囲気ではなく、鋭い雰囲気。
「何だ、協力関係は終了するのかえ?」
「いや、違うよ」
俺は静かに首を横に振る。
「ツクルとして関わることはやめないよ。それは不義理だし、モノづくり屋としてこちらの一方的感情で協力者を切るのはあり得ないよ」
「その感情を聞きたいんだがの?」
「……」
俺は口を噤む。
「お主にとって何が気に食わなかったのだ? 夢と言われたことかの?」
「……」
「ほれ。何か言わんと分からんぞ」
クラリスさんは淡々と尋ねてくる。たぶん、俺だからこそ、こういう尋ね方をしているのだろう。
そういう関係性には安心する。
俺は溜息を吐く。
「別に、俺だって子供の戯言みたいな事を言ったよ。前世でいくら人が宇宙に行ったっていう現実を知っていてもさ」
「ふむ、そうなの……む? 今、お主、何と言った? 人が宇宙に行っただと?」
「あれ、言ってなかったけ」
俺が首を傾げると、クラリスさんは怒鳴る。
「聞いておらんぞ!」
「じゃあ、今、言った」
俺はそう言いながら、夜空に瞬く星々を見上げる。月へ手を伸ばす。
「前世ではさ、人はあの月にさえも行ったんだよ」
「お主の前世では魔法も能力もないと聞いておったんだが……」
「そんなもの無くても行けるよ」
そんな風に返しながら、俺はやっぱりクラリスさんはこの世界の人だなと思う。
この世界の人間は前世の人間に比べてできる事が多い。魔法を使えば自由自在に空を動き回れるし、拳一つで岩も砕けたりできる。
だから、だからこそ、魔法や能力を使わない事に可能性を見出す事ができない。他の人よりも優れた視野を持つクラリスさんでも、根底に魔法と能力がある。
『ない』とできないと思っている。
「二年前くらいにさ、俺の地下工房で見たでしょ? 列車」
「う、うむ。だが、あれは魔力を使って……」
「あの時ももしかしたら言ったかもしれないけどさ、蒸気だね」
「蒸気だと?」
「うん。ちょっと、待って」
俺はそう言いながら、“宝物袋”からいくつかの金属を取り出す。
首に掛けていたゴーグルを取り出し、それから“細工術”の技能を使って金属を粘土のように柔らかくし、それらの金属を素早く整形していく。
そうして一分少々。
金属の風車を創った。
といっても、その風車の羽は水車みたいに地面に対して平行な羽だが。
その風車の中央の小さな穴に細い丸棒を通し、突き出た丸棒の両端を二本のY字の金属棒のくぼみに引っかける。
その上から、粘土のように柔らかくした金属を丸棒の両端とY字のくぼみの接地面に押し付け、“細工術”の技能でそれらの接合。丸棒が動かないように固定した。
それからその二本のY字の支えを地面に差す。
「火種も大量の水とか蒸気自体の機構を今創るのは面倒だから、魔術で省くよ。今度、正式な図面を送る」
「……うむ」
神妙な表情で頷くクラリスさんを見やりながら、俺は風車の真下に火魔術と水魔術を混合させた超蒸気発生魔術を展開させる。
その瞬間、
「ぬ!」
風車の真下に展開された魔術陣から、物凄い勢いで蒸気が吹き出て、風車――タービンを回していく。
もちろん、即席で創ったから回転の仕方は均一じゃないし、蒸気で少し見にくいけど……
「……これは」
クラリスさんは目から鱗といった様子で茫然としていた。たぶん、クラリスさんのその賢い頭脳なら、これ一つで凄い先まで見通せるだろう。
「蒸気でこれだけの回転運動を作れるんだよ。木々を切り倒して燃やすだけでも大きなエネルギーになる」
「……これで本当に月へ行ったのかの?」
「蒸気ではないけれども、基本はエネルギーの運動変換だよ。ロケットのジェット噴射は確か、固体燃料と酸化剤……俺が死ぬ前は液体燃料が主流だったけ? どっちにしろ、燃料は化学反応だよ」
「化学反応だと?」
「うん」
俺は頷く。
そして、「あ」と声を上げる。クラリスさんに首を傾げる。
「ねぇ、話が随分逸れてるけどいいの?」
「む。確かにそうだが……」
クラリスさんは眉間に皺を寄せて唸る。
「まぁ、俺としてはこのまま脱線しても良いけど」
「……いや、今はよい。それよりも、話を元に戻すぞ」
あ、クラリスさんの好奇心が負けた。
まぁ、いいや。
俺は目を伏せてから、ポツリと内心の一部を吐き出していく。
「あり大抵にいえばさ、勝手にこっちが期待して、裏切られたと思っただけだよ。ツクルとしては、アイラ様は……銀月の妖精は本当に良い協力者だと思ってる。信頼してる。手紙のやり取りも楽しかった」
夏の夜風が頬を撫でる。涼しくて気持ちいい。たぶん、俺の顔が熱いから余計そう感じるんだろう……
「目が見えない。歩けない。実測データとか送ってもらってるからさ、そういうのは分かっていた。片腕がなかったのは今日知ったけどさ。だから、俺は普通の人……まぁ、最頻値と言えばいいのかな? そういう人たちと比べて身体的ハンデがある銀月の妖精の助けになるものを創った。まぁ、ブラウが生まれる前に、もしそういうハンデを負っていたらと不安になったのがきっかけだけどさ」
「うむ」
俺は続ける。
「傲慢だとは思ってる。彼女の心情を勝手に推し量って、勝手にこちらの言い分を押し付けるからさ。それにそもそもそれをハンデと言っていることも。けど、それでも教えたかった。ハンデを負っていたって、豊かに生活できるんだと。技術が、道具が貴方のハンディギャップを埋めてくれると。翼なき竜が、翼ある竜と同じ視点に、いやそれ以上に行けるんだと」
淡く輝く月は、優しく俺の手のひらを照らした。
「手紙のやり取りで、俺は銀月の妖精にそれを教えられたんだなと勝手に思っていたんだよ。それが確かで、夢ではないと。いつか必ず叶うものだと」
そこまで聞いてクラリスさんは真剣な表情で頷いた。
「そういうことか。ハティアの言葉に怒ったわけではなく、アイラの言葉に怒ったと」
「まぁ。けど、さっきも言ったけど俺が早とちりして、勝手に怒っただけ。それに、やっぱり俺がいた世界を知らなければ、夢と言ってもおかしくない。むしろ、素晴らしい夢と言ってくれただけでも、儲けもの。俺が悪かった。ただそれだけだよ」
そうなんだ。あれは俺が悪い。
「……ねぇ、アイラ様は俺がツクルだって知ってるの?」
「さぁ、どうなのだろうな。お主との契約上、直接的な情報は出しておらんが……いや、だが、そういえば勘違いしておったの」
「勘違い?」
「ほれ、契約で、お主、煩かっただろう?」
「まぁ、前世で契約の甘さで揉めたしさ。特にクソ上司は……今思い出しても腹が立つ」
「そう、それだ。それを世間話程度に話しての」
ああ、なるほど。
「上司とか言ってるから、子供ではないと思ったのか」
「そういう事だの。いくら、魔力の全てが一致している……いや、放出魔力の偽装でそれなりに戸惑っておったが……まぁ、それでも確信はもっておらんだろう」
「……魔力が全て一致している?」
俺は不審な表情をクラリスさんに向ける。
「アイラ様って、魔力感知が優れてるの? まぁ、確かにアテナ母さんに匹敵するほどの魔力量を持ってたけどさ……」
「そういえば、お主は知らんのだったの。アイラは魔力の世界を見ておるんだ」
「魔力の世界?」
「うむ。妖精たちが見ている世界だの。まぁ、高位の存在になれば、儂らが見ている視界も同時並行で見ることができるだが」
……正直、よく分からない。
けど、今詳しく聞いても要領は得ないだろう。あとで、キチンと文章化してもらおう。
それに、後四日ほど王都にいるんだ。クラリスさんと話す暇もあるだろう。
そう思いながら、俺は話題を変える。
というのも、アイラ様の車いすを押していたメイドさん――たぶん、手紙で書いてあったリーナさんだと思うのだが、彼女がこちらに向かってきている。
クラリスさんに用事があるのだろう。
なので、俺がツクルだとはバレないようにした方がいい。
「ねぇ、クラリスさん」
「なんだ?」
なので、少し気になったことをクラリスさんに尋ねる。
「精霊の厄子って何?」
「む、それは――」
あれ、これって聞いたら不味かったか?
クラリスさんの表情が一気に強張ったんだが……
なら、この話はなかったことにしよう。そう思った瞬間、
「――無礼を働かせていただきます」
「ッ!?」
疾風。
少し遠くにいたリーナさんが風に包まれながら一瞬で俺の背後を取り、短剣を俺の首に突きつけていた。
俺はその短剣に思わず息を飲むが、それ以上にリーナさんの死なばもろともと言わんばかりの雰囲気に驚いた。
「何だ、協力関係は終了するのかえ?」
「いや、違うよ」
俺は静かに首を横に振る。
「ツクルとして関わることはやめないよ。それは不義理だし、モノづくり屋としてこちらの一方的感情で協力者を切るのはあり得ないよ」
「その感情を聞きたいんだがの?」
「……」
俺は口を噤む。
「お主にとって何が気に食わなかったのだ? 夢と言われたことかの?」
「……」
「ほれ。何か言わんと分からんぞ」
クラリスさんは淡々と尋ねてくる。たぶん、俺だからこそ、こういう尋ね方をしているのだろう。
そういう関係性には安心する。
俺は溜息を吐く。
「別に、俺だって子供の戯言みたいな事を言ったよ。前世でいくら人が宇宙に行ったっていう現実を知っていてもさ」
「ふむ、そうなの……む? 今、お主、何と言った? 人が宇宙に行っただと?」
「あれ、言ってなかったけ」
俺が首を傾げると、クラリスさんは怒鳴る。
「聞いておらんぞ!」
「じゃあ、今、言った」
俺はそう言いながら、夜空に瞬く星々を見上げる。月へ手を伸ばす。
「前世ではさ、人はあの月にさえも行ったんだよ」
「お主の前世では魔法も能力もないと聞いておったんだが……」
「そんなもの無くても行けるよ」
そんな風に返しながら、俺はやっぱりクラリスさんはこの世界の人だなと思う。
この世界の人間は前世の人間に比べてできる事が多い。魔法を使えば自由自在に空を動き回れるし、拳一つで岩も砕けたりできる。
だから、だからこそ、魔法や能力を使わない事に可能性を見出す事ができない。他の人よりも優れた視野を持つクラリスさんでも、根底に魔法と能力がある。
『ない』とできないと思っている。
「二年前くらいにさ、俺の地下工房で見たでしょ? 列車」
「う、うむ。だが、あれは魔力を使って……」
「あの時ももしかしたら言ったかもしれないけどさ、蒸気だね」
「蒸気だと?」
「うん。ちょっと、待って」
俺はそう言いながら、“宝物袋”からいくつかの金属を取り出す。
首に掛けていたゴーグルを取り出し、それから“細工術”の技能を使って金属を粘土のように柔らかくし、それらの金属を素早く整形していく。
そうして一分少々。
金属の風車を創った。
といっても、その風車の羽は水車みたいに地面に対して平行な羽だが。
その風車の中央の小さな穴に細い丸棒を通し、突き出た丸棒の両端を二本のY字の金属棒のくぼみに引っかける。
その上から、粘土のように柔らかくした金属を丸棒の両端とY字のくぼみの接地面に押し付け、“細工術”の技能でそれらの接合。丸棒が動かないように固定した。
それからその二本のY字の支えを地面に差す。
「火種も大量の水とか蒸気自体の機構を今創るのは面倒だから、魔術で省くよ。今度、正式な図面を送る」
「……うむ」
神妙な表情で頷くクラリスさんを見やりながら、俺は風車の真下に火魔術と水魔術を混合させた超蒸気発生魔術を展開させる。
その瞬間、
「ぬ!」
風車の真下に展開された魔術陣から、物凄い勢いで蒸気が吹き出て、風車――タービンを回していく。
もちろん、即席で創ったから回転の仕方は均一じゃないし、蒸気で少し見にくいけど……
「……これは」
クラリスさんは目から鱗といった様子で茫然としていた。たぶん、クラリスさんのその賢い頭脳なら、これ一つで凄い先まで見通せるだろう。
「蒸気でこれだけの回転運動を作れるんだよ。木々を切り倒して燃やすだけでも大きなエネルギーになる」
「……これで本当に月へ行ったのかの?」
「蒸気ではないけれども、基本はエネルギーの運動変換だよ。ロケットのジェット噴射は確か、固体燃料と酸化剤……俺が死ぬ前は液体燃料が主流だったけ? どっちにしろ、燃料は化学反応だよ」
「化学反応だと?」
「うん」
俺は頷く。
そして、「あ」と声を上げる。クラリスさんに首を傾げる。
「ねぇ、話が随分逸れてるけどいいの?」
「む。確かにそうだが……」
クラリスさんは眉間に皺を寄せて唸る。
「まぁ、俺としてはこのまま脱線しても良いけど」
「……いや、今はよい。それよりも、話を元に戻すぞ」
あ、クラリスさんの好奇心が負けた。
まぁ、いいや。
俺は目を伏せてから、ポツリと内心の一部を吐き出していく。
「あり大抵にいえばさ、勝手にこっちが期待して、裏切られたと思っただけだよ。ツクルとしては、アイラ様は……銀月の妖精は本当に良い協力者だと思ってる。信頼してる。手紙のやり取りも楽しかった」
夏の夜風が頬を撫でる。涼しくて気持ちいい。たぶん、俺の顔が熱いから余計そう感じるんだろう……
「目が見えない。歩けない。実測データとか送ってもらってるからさ、そういうのは分かっていた。片腕がなかったのは今日知ったけどさ。だから、俺は普通の人……まぁ、最頻値と言えばいいのかな? そういう人たちと比べて身体的ハンデがある銀月の妖精の助けになるものを創った。まぁ、ブラウが生まれる前に、もしそういうハンデを負っていたらと不安になったのがきっかけだけどさ」
「うむ」
俺は続ける。
「傲慢だとは思ってる。彼女の心情を勝手に推し量って、勝手にこちらの言い分を押し付けるからさ。それにそもそもそれをハンデと言っていることも。けど、それでも教えたかった。ハンデを負っていたって、豊かに生活できるんだと。技術が、道具が貴方のハンディギャップを埋めてくれると。翼なき竜が、翼ある竜と同じ視点に、いやそれ以上に行けるんだと」
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「手紙のやり取りで、俺は銀月の妖精にそれを教えられたんだなと勝手に思っていたんだよ。それが確かで、夢ではないと。いつか必ず叶うものだと」
そこまで聞いてクラリスさんは真剣な表情で頷いた。
「そういうことか。ハティアの言葉に怒ったわけではなく、アイラの言葉に怒ったと」
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そうなんだ。あれは俺が悪い。
「……ねぇ、アイラ様は俺がツクルだって知ってるの?」
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「勘違い?」
「ほれ、契約で、お主、煩かっただろう?」
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「そう、それだ。それを世間話程度に話しての」
ああ、なるほど。
「上司とか言ってるから、子供ではないと思ったのか」
「そういう事だの。いくら、魔力の全てが一致している……いや、放出魔力の偽装でそれなりに戸惑っておったが……まぁ、それでも確信はもっておらんだろう」
「……魔力が全て一致している?」
俺は不審な表情をクラリスさんに向ける。
「アイラ様って、魔力感知が優れてるの? まぁ、確かにアテナ母さんに匹敵するほどの魔力量を持ってたけどさ……」
「そういえば、お主は知らんのだったの。アイラは魔力の世界を見ておるんだ」
「魔力の世界?」
「うむ。妖精たちが見ている世界だの。まぁ、高位の存在になれば、儂らが見ている視界も同時並行で見ることができるだが」
……正直、よく分からない。
けど、今詳しく聞いても要領は得ないだろう。あとで、キチンと文章化してもらおう。
それに、後四日ほど王都にいるんだ。クラリスさんと話す暇もあるだろう。
そう思いながら、俺は話題を変える。
というのも、アイラ様の車いすを押していたメイドさん――たぶん、手紙で書いてあったリーナさんだと思うのだが、彼女がこちらに向かってきている。
クラリスさんに用事があるのだろう。
なので、俺がツクルだとはバレないようにした方がいい。
「ねぇ、クラリスさん」
「なんだ?」
なので、少し気になったことをクラリスさんに尋ねる。
「精霊の厄子って何?」
「む、それは――」
あれ、これって聞いたら不味かったか?
クラリスさんの表情が一気に強張ったんだが……
なら、この話はなかったことにしよう。そう思った瞬間、
「――無礼を働かせていただきます」
「ッ!?」
疾風。
少し遠くにいたリーナさんが風に包まれながら一瞬で俺の背後を取り、短剣を俺の首に突きつけていた。
俺はその短剣に思わず息を飲むが、それ以上にリーナさんの死なばもろともと言わんばかりの雰囲気に驚いた。
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