127 / 316
ちょっとした激動の四か月
それでも人一人が通れるくらいの道です:Aruneken
しおりを挟む
「ええ。……そういえば、セオ。トリートエウの枝を持ってたわよね」
「え、うん、まぁ。けど、あんまり自由に使えるのは少ないよ。魔導列車の動力部に使うから」
「……まだ諦めてなかったのね」
「当たり前じゃん」
ここ最近になって、トリートエウの枝は動力部、というかエネルギー源そのものとして利用できることが分かってきた。
ただ、トリートエウの何がエネルギー源として反応しているのかが、分かっていないため、一つ一つ成分やら性質やらを抽出する必要がある。トリートエウを単純に伐採しまくる、なんていう発想にはいってしまわないためにも。
そのために、俺はトリートエウの枝の研究にも勤しんでいるのだが、アテナ母さんたちが諦める、というか後回しにすれば、と提案されている。
まぁ、確かにトリートエウの枝の研究って結構面倒なことをしているし、これが外に漏れれば戦争が始まるかもしれないほどヤバい。それくらいのエネルギーを秘めているのだ。
それがなくとも、タイプライターとか活字とか、絵本とか、作るだけならまだしも、俺は売り出そうとしている。無償提供は今後の未来を考えるとできず、けれど、作ったままで腐らせておくのはいやだ。
俺が俺の第二の人生を楽しむうえでも、俺の想像以上の世界を知りたい。だからこそ、俺が知っている世界を取り込んでみたい。それがどんな反応になるかはおいておいて。
まぁそれでも一応、そこまで働かずにのんびりしたいとおもっているが。
……結構傲慢だよな。支離滅裂な感じもあるが、これはこれ、あれはあれっていう感じでごまかしているだけだ。
兎にも角にも、トリートエウの枝の研究までされると死之行進などで忙しいアテナ母さんたちの手に余るのだ。
なので後回しを要求されている。
「大丈夫だって。データは地下工房の最奥に閉まってあるし、実験日もきちんと設定してあるから」
「それは心配してないのよ。そこらへんは私たちも注意しているから。それより、セオが無自覚に変な影響を出すのが怖いのよ。特に今の時期は」
「それも分かってる。だから、事前に実験内容は提出しているでしょ」
そんなアテナ母さんたちの要求も分かるのだ。神樹ともいわれるトリートエウの枝の研究を、死之行進時にやる。結構なリスクだ。どんな影響があるか分からない。
けど、いくら分身が使えるとはいえ、俺の時間は限られているのも確かだ。やれるときにやりたい気持ちもある。
だから、一応実験内容などは事前に提出しているのだ。
「……まぁいいわ。もし何かあっても私たちがフォローすればいいわけだし」
「ありがとう、アテナ母さん。それで、トリートエウの枝があればその太陽の光を作り出せるの?」
「ええ。……そうね。朝食が終わったら私の仕事部屋に来なさい。トリートエウの枝に、聖水と魔晶石、霊石、あとは小麦粉と泥炭を“宝物袋”に入れて持ってきなさい。決して直接持ってきてはだめよ」
「分かった」
それだけの量を幼児である俺が手で持つことなど不可能だから、必然的に“宝物袋”に入れることにはなるのだが、アテナ母さんが念押しするくらいだからうなずいておく。
それにしても、聖水に魔晶石、霊石とかここら辺は分かる。結構レアな素材だし、魔力的な力も高い。
だが、小麦粉? 泥炭? この二つは意味が分からん。
しかしアテナ母さんがいうのだから、必要なモノなのだろう。というか、魔法というより、魔法薬作りに近いのかもしれないな。魔法薬作りも、一応魔法に入るのだが、あれはあれで特殊な魔法だし。
「分かったなら、さっさと素振りに行ってらっしゃい。ロイスが手招きしているわよ」
「……は~い」
アテナ母さんと話していたからもう少し引き延ばせるかと思ったのだが、しかしながら無理だったらしい。
俺は軽量化を施されている紙みたいに軽い木剣を手に取り、にこやかな笑顔で俺を手招きしているロイス父さんの方へ足を進めた。
あ、昨日のエウのこと、話してなかったわ。後でいっか。
Φ
「入るよ」
「いいわよ」
アテナ母さんは椅子に座って書類作業をしていた。後ろには気を張っているレモンが控えている。
アテナ母さんは大体の仕事を移行させたのにも関わらず、書類作業くらいなら座ってできるからといって、身重なのに働きに働いているのだ。
いや、働いていること自体はおかしくない……かもしれない。前世でも身重でも働いている女性はいたし。うちの部署にはいなかったけど。というか男しかいなかったけど。
営業部にだけ数人……いや、こんなことはいいや。関係ないし。
まぁ働いていることはいいとして、アテナ母さんって結構無茶に動き回るのだ。その身体能力が高いのも災いしているし、アテナ母さんって結構適当だからな。特に自分のことに関してはとても適当だ。
だから、レモンが四六時中アテナ母さんを見張っているのだ。
「それで、どうすればいいの?」
「ちょっとだけ待ってもらえるかしら」
「いいよ」
俺は前よりも片付いている部屋を歩き、アテナ母さんの近くにおいてあった椅子を引っ張り出して座った。
カリカリ、パラリパラリ、とアテナ母さんが書類作業する音だけが聞こえる。レモンはレモンで、ピクピクと狐耳をアテナ母さんに向けながらも、目を瞑って魔力を高めていた。
尻尾にはユキがいて、ヌーヌーと鳴きながら尻尾の揺れを楽しんでいたので、たぶんユキに神聖魔力でも注いでいるのだろう。あとは、頭の中で計算作業を熟しているか。
どっちにしろ、みんな働きすぎなんだよな。
俺はそんなことを思いながら、部屋を見渡した。
……前よりは綺麗になってるか。
アテナ母さんはロイス父さんほどではないが、それでも散らかし癖があるのだ。ただ、ロイス父さんの無造作な散らかしとは違い、アテナ母さんは整然とした散らかしといえばいいか。
いや、散らかしというよりは足場がなくなるほどに、一つの部屋に物を押し込める癖があるのだ。
特に本。今も多種多様な本が丁寧に整頓されながらも並んでいる。専用のアーティファクトを使って本棚がないのに、本棚があるように本を並べているのだ。
今はまだ床が見える程度には人が歩く最低限の通路があるのだが、アテナ母さんが妊娠する前は、床にも本が丁寧に敷き詰められていた。
アテナ母さんは、重力魔法による浮遊などを歩くが如く本能レベルで使えるため、浮いて移動すれば足場なんて必要ないじゃないか、という発想で、仕事部屋内では常に浮いて移動していたのだ。
ただ、仕事部屋以外では俺たちの目があるから教育に悪いと思っていたらしく、
普通に地に足をついて移動していた。
そして妊娠した今、アテナ母さんはおなかにいる赤ちゃんに色々と集中力を奪われているのが実情だ。何度もいうようにこの世界で子供を産むというのは結構なリスクだ。
力が強ければ強いほど。
アテナ母さんは、幻想魔法やアランの仙術等々でそういうリスクを大幅に下げているが、それでも妊娠時と妊娠後の弱体化は防げない。
それでも集中すれば重力魔法で浮いて移動することくらいはできるらしいが、その集中が万が一の時の命取りになるため、こうして仕事部屋で自らの足で移動できるくらいには、整理していた。
「さて、セオ。こっちに来なさい」
「え」
と、そんなことを思い集めていたら、書類作業を終えたアテナ母さんが自らの膝に俺を手招きした。
……確かにここ最近はアテナ母さんのお腹に耳を押し当てたり、周りをうろちょろしていたが、膝に座るのはな……
恥ずかしい。
と、そんな思いが口に出てしまった。たぶん、顔にも出ているだろう。
「何、嫌なの? なら、太陽の光も教えないけれど」
アテナ母さんが、実にワザとらしくいいながら、自らの膝をポンポンと叩く。
お腹も大きいし、幼児とはいえ膝の上に座るのはどうなのか、そんなことを思ってしまうのは、俺の経験が少ないからだろう。
ただ、アテナ母さんはもちろん、チラリと閉じていた瞼を開けたレモンもコクリと頷いたので、問題はないのは確からしい。
つまり、俺の恥じらいとの戦い。
なら。
「いえ、滅相もありません」
「なら、よろしい」
普通に頷いた。恥じらいの多くは、しなくていい恥じらいなのだから。
「え、うん、まぁ。けど、あんまり自由に使えるのは少ないよ。魔導列車の動力部に使うから」
「……まだ諦めてなかったのね」
「当たり前じゃん」
ここ最近になって、トリートエウの枝は動力部、というかエネルギー源そのものとして利用できることが分かってきた。
ただ、トリートエウの何がエネルギー源として反応しているのかが、分かっていないため、一つ一つ成分やら性質やらを抽出する必要がある。トリートエウを単純に伐採しまくる、なんていう発想にはいってしまわないためにも。
そのために、俺はトリートエウの枝の研究にも勤しんでいるのだが、アテナ母さんたちが諦める、というか後回しにすれば、と提案されている。
まぁ、確かにトリートエウの枝の研究って結構面倒なことをしているし、これが外に漏れれば戦争が始まるかもしれないほどヤバい。それくらいのエネルギーを秘めているのだ。
それがなくとも、タイプライターとか活字とか、絵本とか、作るだけならまだしも、俺は売り出そうとしている。無償提供は今後の未来を考えるとできず、けれど、作ったままで腐らせておくのはいやだ。
俺が俺の第二の人生を楽しむうえでも、俺の想像以上の世界を知りたい。だからこそ、俺が知っている世界を取り込んでみたい。それがどんな反応になるかはおいておいて。
まぁそれでも一応、そこまで働かずにのんびりしたいとおもっているが。
……結構傲慢だよな。支離滅裂な感じもあるが、これはこれ、あれはあれっていう感じでごまかしているだけだ。
兎にも角にも、トリートエウの枝の研究までされると死之行進などで忙しいアテナ母さんたちの手に余るのだ。
なので後回しを要求されている。
「大丈夫だって。データは地下工房の最奥に閉まってあるし、実験日もきちんと設定してあるから」
「それは心配してないのよ。そこらへんは私たちも注意しているから。それより、セオが無自覚に変な影響を出すのが怖いのよ。特に今の時期は」
「それも分かってる。だから、事前に実験内容は提出しているでしょ」
そんなアテナ母さんたちの要求も分かるのだ。神樹ともいわれるトリートエウの枝の研究を、死之行進時にやる。結構なリスクだ。どんな影響があるか分からない。
けど、いくら分身が使えるとはいえ、俺の時間は限られているのも確かだ。やれるときにやりたい気持ちもある。
だから、一応実験内容などは事前に提出しているのだ。
「……まぁいいわ。もし何かあっても私たちがフォローすればいいわけだし」
「ありがとう、アテナ母さん。それで、トリートエウの枝があればその太陽の光を作り出せるの?」
「ええ。……そうね。朝食が終わったら私の仕事部屋に来なさい。トリートエウの枝に、聖水と魔晶石、霊石、あとは小麦粉と泥炭を“宝物袋”に入れて持ってきなさい。決して直接持ってきてはだめよ」
「分かった」
それだけの量を幼児である俺が手で持つことなど不可能だから、必然的に“宝物袋”に入れることにはなるのだが、アテナ母さんが念押しするくらいだからうなずいておく。
それにしても、聖水に魔晶石、霊石とかここら辺は分かる。結構レアな素材だし、魔力的な力も高い。
だが、小麦粉? 泥炭? この二つは意味が分からん。
しかしアテナ母さんがいうのだから、必要なモノなのだろう。というか、魔法というより、魔法薬作りに近いのかもしれないな。魔法薬作りも、一応魔法に入るのだが、あれはあれで特殊な魔法だし。
「分かったなら、さっさと素振りに行ってらっしゃい。ロイスが手招きしているわよ」
「……は~い」
アテナ母さんと話していたからもう少し引き延ばせるかと思ったのだが、しかしながら無理だったらしい。
俺は軽量化を施されている紙みたいに軽い木剣を手に取り、にこやかな笑顔で俺を手招きしているロイス父さんの方へ足を進めた。
あ、昨日のエウのこと、話してなかったわ。後でいっか。
Φ
「入るよ」
「いいわよ」
アテナ母さんは椅子に座って書類作業をしていた。後ろには気を張っているレモンが控えている。
アテナ母さんは大体の仕事を移行させたのにも関わらず、書類作業くらいなら座ってできるからといって、身重なのに働きに働いているのだ。
いや、働いていること自体はおかしくない……かもしれない。前世でも身重でも働いている女性はいたし。うちの部署にはいなかったけど。というか男しかいなかったけど。
営業部にだけ数人……いや、こんなことはいいや。関係ないし。
まぁ働いていることはいいとして、アテナ母さんって結構無茶に動き回るのだ。その身体能力が高いのも災いしているし、アテナ母さんって結構適当だからな。特に自分のことに関してはとても適当だ。
だから、レモンが四六時中アテナ母さんを見張っているのだ。
「それで、どうすればいいの?」
「ちょっとだけ待ってもらえるかしら」
「いいよ」
俺は前よりも片付いている部屋を歩き、アテナ母さんの近くにおいてあった椅子を引っ張り出して座った。
カリカリ、パラリパラリ、とアテナ母さんが書類作業する音だけが聞こえる。レモンはレモンで、ピクピクと狐耳をアテナ母さんに向けながらも、目を瞑って魔力を高めていた。
尻尾にはユキがいて、ヌーヌーと鳴きながら尻尾の揺れを楽しんでいたので、たぶんユキに神聖魔力でも注いでいるのだろう。あとは、頭の中で計算作業を熟しているか。
どっちにしろ、みんな働きすぎなんだよな。
俺はそんなことを思いながら、部屋を見渡した。
……前よりは綺麗になってるか。
アテナ母さんはロイス父さんほどではないが、それでも散らかし癖があるのだ。ただ、ロイス父さんの無造作な散らかしとは違い、アテナ母さんは整然とした散らかしといえばいいか。
いや、散らかしというよりは足場がなくなるほどに、一つの部屋に物を押し込める癖があるのだ。
特に本。今も多種多様な本が丁寧に整頓されながらも並んでいる。専用のアーティファクトを使って本棚がないのに、本棚があるように本を並べているのだ。
今はまだ床が見える程度には人が歩く最低限の通路があるのだが、アテナ母さんが妊娠する前は、床にも本が丁寧に敷き詰められていた。
アテナ母さんは、重力魔法による浮遊などを歩くが如く本能レベルで使えるため、浮いて移動すれば足場なんて必要ないじゃないか、という発想で、仕事部屋内では常に浮いて移動していたのだ。
ただ、仕事部屋以外では俺たちの目があるから教育に悪いと思っていたらしく、
普通に地に足をついて移動していた。
そして妊娠した今、アテナ母さんはおなかにいる赤ちゃんに色々と集中力を奪われているのが実情だ。何度もいうようにこの世界で子供を産むというのは結構なリスクだ。
力が強ければ強いほど。
アテナ母さんは、幻想魔法やアランの仙術等々でそういうリスクを大幅に下げているが、それでも妊娠時と妊娠後の弱体化は防げない。
それでも集中すれば重力魔法で浮いて移動することくらいはできるらしいが、その集中が万が一の時の命取りになるため、こうして仕事部屋で自らの足で移動できるくらいには、整理していた。
「さて、セオ。こっちに来なさい」
「え」
と、そんなことを思い集めていたら、書類作業を終えたアテナ母さんが自らの膝に俺を手招きした。
……確かにここ最近はアテナ母さんのお腹に耳を押し当てたり、周りをうろちょろしていたが、膝に座るのはな……
恥ずかしい。
と、そんな思いが口に出てしまった。たぶん、顔にも出ているだろう。
「何、嫌なの? なら、太陽の光も教えないけれど」
アテナ母さんが、実にワザとらしくいいながら、自らの膝をポンポンと叩く。
お腹も大きいし、幼児とはいえ膝の上に座るのはどうなのか、そんなことを思ってしまうのは、俺の経験が少ないからだろう。
ただ、アテナ母さんはもちろん、チラリと閉じていた瞼を開けたレモンもコクリと頷いたので、問題はないのは確からしい。
つまり、俺の恥じらいとの戦い。
なら。
「いえ、滅相もありません」
「なら、よろしい」
普通に頷いた。恥じらいの多くは、しなくていい恥じらいなのだから。
22
読んでくださりありがとうございます!!少しでも面白いと思われたら、お気に入り登録や感想をよろしくお願いします!!また、エールで動画を見てくださると投稿継続につながりますのでよろしくお願いします。
お気に入りに追加
951
あなたにおすすめの小説

異世界に転生したのでとりあえず好き勝手生きる事にしました
おすし
ファンタジー
買い物の帰り道、神の争いに巻き込まれ命を落とした高校生・桐生 蓮。お詫びとして、神の加護を受け異世界の貴族の次男として転生するが、転生した身はとんでもない加護を受けていて?!転生前のアニメの知識を使い、2度目の人生を好きに生きる少年の王道物語。
※バトル・ほのぼの・街づくり・アホ・ハッピー・シリアス等色々ありです。頭空っぽにして読めるかもです。
※作者は初心者で初投稿なので、優しい目で見てやってください(´・ω・)
更新はめっちゃ不定期です。
※他の作品出すのいや!というかたは、回れ右の方がいいかもです。

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
成長促進と願望チートで、異世界転生スローライフ?
後藤蓮
ファンタジー
20年生きてきて不幸なことしかなかった青年は、無職となったその日に、女子高生二人を助けた代償として、トラックに轢かれて死んでしまう。
目が覚めたと思ったら、そこは知らない場所。そこでいきなり神様とか名乗る爺さんと出会い、流れで俺は異世界転生することになった。
日本で20年生きた人生は運が悪い人生だった。来世は運が良くて幸せな人生になるといいな..........。
そんな思いを胸に、神様からもらった成長促進と願望というチートスキルを持って青年は異世界転生する。
さて、新しい人生はどんな人生になるのかな?
※ 第11回ファンタジー小説大賞参加してます 。投票よろしくお願いします!
◇◇◇◇◇◇◇◇
お気に入り、感想貰えると作者がとても喜びますので、是非お願いします。
執筆スピードは、ゆるーくまったりとやっていきます。
◇◇◇◇◇◇◇◇
9/3 0時 HOTランキング一位頂きました!ありがとうございます!
9/4 7時 24hランキング人気・ファンタジー部門、一位頂きました!ありがとうございます!
没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。

元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。

異世界転生したのだけれど。〜チート隠して、目指せ! のんびり冒険者 (仮)
ひなた
ファンタジー
…どうやら私、神様のミスで死んだようです。
流行りの異世界転生?と内心(神様にモロバレしてたけど)わくわくしてたら案の定!
剣と魔法のファンタジー世界に転生することに。
せっかくだからと魔力多めにもらったら、多すぎた!?
オマケに最後の最後にまたもや神様がミス!
世界で自分しかいない特殊個体の猫獣人に
なっちゃって!?
規格外すぎて親に捨てられ早2年経ちました。
……路上生活、そろそろやめたいと思います。
異世界転生わくわくしてたけど
ちょっとだけ神様恨みそう。
脱路上生活!がしたかっただけなのに
なんで無双してるんだ私???

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる