117 / 316
早春
共鳴:glimpse
しおりを挟む
「ふぅ。これでお終いですかね」
「うん、ありがとう、レモン」
「ありがと、レモン」
特殊な防護結界により、毒を防ぎながら黒獅花の種を採取したレモンに、ライン兄さんと俺は礼を言う。
本当は俺たち自身で採取したかったのだが、黒獅花の墓場が持つ毒は物理的なものだけでなく、魔力的なものでもあり、万が一も考えてレモンが採取したのである。
まぁ採取の仕方や防護結界などについては実地にても学んだので、今後は俺達でもできるだろう。というか、ライン兄さんの場合これから研究をしていくため、危険管理とその対処法は身につけなければならないだろうし。
ただ、やっぱりアダド森林の中でそれを習得する必要もないのだろう。
今、俺たちがいるのはアダド森林の中層に近いところなので、レモンが魔力を放って威圧しても襲ってくる魔物がいるのだ。特に雪が溶け、腹をすかせた魔物が多いのも要因だろう。
今だって、ユリシア姉さんやエドガー兄さんが今年で十歳になる子供とは思えないほどの実力をもって襲い掛かってくる魔物を屠っている。
青い血が飛び散っていたりするのだが、俺は前世の関係で、また今世でもロイス父さんの教育方針で、魔物や動物を捌いたりしている。どうやって命を頂いているか実感させるためだとか。
まぁそれに、マキーナルト領に生まれたら魔物を狩ることはほぼ確実だ。またそうでなくても、生きていく上ではそういう耐性はつけておいた方がいい。
なので、命が去っていくことは悲しいが、気持ち悪くなったりもしない。キチンと割り切れている。それはライン兄さんも同じである。
だから、採取を終わり、少しだけ祈り手を組んで頭を下げた後、その場から離れた。ライン兄さんもそれに倣い祈り手を組んで頭を下げていた。
ユリシア姉さんとエドガー兄さんは、魔物の解体を済まし、ロイス父さんから借りた空間拡張がされているバックパックにそれらを詰め込んだ後、一瞬だけ黙祷しただけだった。
戦闘中に手を自由にしとかなければならないし。
そうして用事が終わった俺たちは、夕食のこともあるので急ぎ足でアダド森林を移動していた。
ライン兄さんが黒獅花の墓場にたどり着くまでにあっちへふらふら、こっちへふらふらしていたためとても時間を食ったのだ。
まぁ俺も希少な鉱物の気配を感じてあっちへふらふら、こっちへふらふらしていたため人のことは全くもって言えないのだが。ここら辺は兄弟だなと思ってしまう。
そうして、帰りは水辺の調査も一応兼ねてバーバル川に沿いながら帰っていたのだが。
「あ!」
「うぉっ。急にどうしたんだよ。ライン」
先頭を歩いていたライン兄さんが大声を上げ、エドガー兄さんがビビったように周囲を警戒し始めた。
ライン兄さんって何気に感覚が鋭いからな。エドガー兄さんは魔物か何かが襲ってくるのかと、特に左手側にあるバーバル川を警戒したのだが。
「あ、おい。おい、ライン!」
「ライン兄さん、どうしたの!?」
ライン兄さんは、俺たちの心配をよそに虚空を見つめながら、バーバル川に沿って走り出した。慌てて、エドガー兄さんが追いかけ、俺たちも追いかける。
が、意外にも早い。魔力感知を集中感知してみると、どうやら身体強化をしているよだ。だが、ライン兄さんはまだ、身体強化がそこまで得意ではなかったはずなのだが。
いつの間にか熟練の戦士のような滑らかな魔力操作だった。エドガー兄さんはもちろん、ともに追いかけているレモンも驚いた表情をしている。
「レモン、どうするっ!? 捕まえる!?」
「……いえ、警戒はしていますし、念のための転移結界を張っていますので、このまま様子を見ます。もしかしたらエウ様から授かった“神樹の加護”が反応しているかもしれませんし」
「俺たちが反応しないのはっ、祝福だからっ?」
「ええ」
ユリシア姉さんとエドガー兄さんが、ライン兄さんの一方城を追随し、いつでも危険が迫っても大丈夫なのように剣と斧に手に持っている。あんな重厚そうな武器を持ってあれだけの速度を出せるとは凄いな。
何というか、川沿いだから足場が悪いはずなのだが、物ともせず走っている。そしてそんなエドガー兄さんたちと同様に足場の悪さを物ともせずに走っているライン兄さんは異常だ。
まるで、誰かに操られているような……。
「レモン!」
「ええ、分かっていますっ!」
とそんな思考が過った瞬間、左手側のバーバル川から強大な魔力反応が現れた。急だ。とても急だ。
そういえば、アテナ母さんが魔物講義の時に言ってたな。水生の魔物は魔力隠蔽が得意だと。だから、川や特に海の魔物の討伐依頼は、感知能力が高くなければ受注できないのだと。
現実逃避気味にそんなことを思い浮かべた瞬間。
――グルオォォォォスゥゥゥーー!
巨大な魚が水面から飛び出し、数メートル程度空中を泳いだ。
その目標は小さな蛇。真っ白な、それこそライン兄さんの御髪のように光があたると緑に煌めく純白の鱗を持つ蛇。
十五センチもない程度のその白の蛇は、体中に切り傷があり、それでも必死に空中を泳いで巨魚から逃げようとしていた。
だが、しかし、体の大きさが圧倒的に違う。地力が違う。もう、食われる寸前といったところで。
「――〝聖域たれ〟!」
ライン兄さんの叫び声が響いた。
明瞭に祈るように放たれたその叫びは、無為ではなかった。魔力という力がそれに反応する。しかも、ライン兄さんの魔力だけでなく周囲の草木の魔力が一瞬にして集約されていく。
そして。
――ギャラオラブゥゥッッゥーー!
「……マジか」
ガキンと金属がぶつかるような鈍い音が響いた。
白蛇と巨魚の間に新緑に輝く純然な結界があった。創ったのはライン兄さん。魔法術式も何も介さず、植物たちの支えと自らの才覚を持って悪意あるものを弾く結界を創り出したのだ。
「……セオ様、ライン様に概念魔法でも教えましたか?」
「いや、全く。存在だけには触れたけど……」
そこにあった結界は、体系化された魔法ではない。
願いによって生み出される純粋な祈り。たぶん、エウの影響が及ぶ森林の中で、空気中に高密度な魔力が満ちていること、近くに勇者の卵が二つもあったこと。
いろいろと理由は思い浮かぶが、それでも強烈な意思があった。
つまり、『誰も白蛇に触れるな』と。
そして、結界にぶつかった巨魚は、慌てて魔力を全開にしたレモンに気が付き、脱兎のように逃げ去っていった。
けれどライン兄さんはそれに目もくれず、プカプカと浮いている白蛇めがけて雪解けの翌日のバーバル川に飛び込んだ。
「ちょ、待て!」
「ライン!」
慌ててエドガー兄さんとユリシア姉さんが首根っこを掴もうとするが、時遅し。なので、二人とも瞬時の判断でバーバル川に飛び込んだ。
雪解けが昨日合ったのだ。
水温の低さはもちろんのこと、水害を引き起こさないとはいえ、水嵩は確かに増していて、流れる速度も早い。
「チッ。セオ様頼みますよ!」
「ちょっ」
それがすぐに思い立ったレモンは、無我夢中に泳ごうとしているライン兄さんを抱えているエドガー兄さんの頭上に転移する。そして、一瞬で二人を水辺へと放り投げる。
それも束の間、次に白蛇を抱きかかえているユリシア姉さんの頭上に転移し、ライン兄さんと同じ場所に放り投げる。
わずか一秒足らず。そんな間に放り投げられた三人を俺は、慌てて浮遊魔術を使って三人を受け止める。
「――〝風域〟、〝温水〟、〝灯〟、〝熱波〟!」
そして次々に魔術を発動させて、冷たい体を温めていく。ゆっくり、急激な体温変化によるストレスをなるべく与えないようにゆっくり、ゆっくり。
「だ、大丈夫っ? 三人とも!」
「セオ、セオっ! この子をっ、僕はいいからこの子をっ!」
“宝物袋”から慌てて毛布やらなんやらを取り出して、三人にかけようとしたら、ライン兄さんがユリシア姉さんが抱えていた白蛇を優しく奪い取り、俺の前に差し出した。
寒さで唇は真っ青になっているし、もともと真っ白顔もさらに真っ白になっているのにも関わらず、翡翠の瞳に涙を浮かべ、俺に縋りつく。
「わ、分かったから、ほら、毛布をかぶって!」
俺はそんなライン兄さんを宥めながら、今展開している魔術のほかに回復魔術を発動させていく。回復魔術はあまり得意ではないのだが、それでも無理やりたたき起こした“研究室”に頼んで、魔術維持をしてもらう。
その間に、三人の介抱をし、ついでに“宝物袋”から回復系の魔法薬を取り出して、白蛇にかけていく。
「せ、セオ!」
「落ち着いて。落ち着いて、ライン兄さん」
そして、三人の顔色がだいぶ良くなったらとても衰弱している白蛇の回復に注力する。
また、レモンが周囲の警戒を終えて、戻ってきたので、レモンにも治癒をお願いした。
「うん、ありがとう、レモン」
「ありがと、レモン」
特殊な防護結界により、毒を防ぎながら黒獅花の種を採取したレモンに、ライン兄さんと俺は礼を言う。
本当は俺たち自身で採取したかったのだが、黒獅花の墓場が持つ毒は物理的なものだけでなく、魔力的なものでもあり、万が一も考えてレモンが採取したのである。
まぁ採取の仕方や防護結界などについては実地にても学んだので、今後は俺達でもできるだろう。というか、ライン兄さんの場合これから研究をしていくため、危険管理とその対処法は身につけなければならないだろうし。
ただ、やっぱりアダド森林の中でそれを習得する必要もないのだろう。
今、俺たちがいるのはアダド森林の中層に近いところなので、レモンが魔力を放って威圧しても襲ってくる魔物がいるのだ。特に雪が溶け、腹をすかせた魔物が多いのも要因だろう。
今だって、ユリシア姉さんやエドガー兄さんが今年で十歳になる子供とは思えないほどの実力をもって襲い掛かってくる魔物を屠っている。
青い血が飛び散っていたりするのだが、俺は前世の関係で、また今世でもロイス父さんの教育方針で、魔物や動物を捌いたりしている。どうやって命を頂いているか実感させるためだとか。
まぁそれに、マキーナルト領に生まれたら魔物を狩ることはほぼ確実だ。またそうでなくても、生きていく上ではそういう耐性はつけておいた方がいい。
なので、命が去っていくことは悲しいが、気持ち悪くなったりもしない。キチンと割り切れている。それはライン兄さんも同じである。
だから、採取を終わり、少しだけ祈り手を組んで頭を下げた後、その場から離れた。ライン兄さんもそれに倣い祈り手を組んで頭を下げていた。
ユリシア姉さんとエドガー兄さんは、魔物の解体を済まし、ロイス父さんから借りた空間拡張がされているバックパックにそれらを詰め込んだ後、一瞬だけ黙祷しただけだった。
戦闘中に手を自由にしとかなければならないし。
そうして用事が終わった俺たちは、夕食のこともあるので急ぎ足でアダド森林を移動していた。
ライン兄さんが黒獅花の墓場にたどり着くまでにあっちへふらふら、こっちへふらふらしていたためとても時間を食ったのだ。
まぁ俺も希少な鉱物の気配を感じてあっちへふらふら、こっちへふらふらしていたため人のことは全くもって言えないのだが。ここら辺は兄弟だなと思ってしまう。
そうして、帰りは水辺の調査も一応兼ねてバーバル川に沿いながら帰っていたのだが。
「あ!」
「うぉっ。急にどうしたんだよ。ライン」
先頭を歩いていたライン兄さんが大声を上げ、エドガー兄さんがビビったように周囲を警戒し始めた。
ライン兄さんって何気に感覚が鋭いからな。エドガー兄さんは魔物か何かが襲ってくるのかと、特に左手側にあるバーバル川を警戒したのだが。
「あ、おい。おい、ライン!」
「ライン兄さん、どうしたの!?」
ライン兄さんは、俺たちの心配をよそに虚空を見つめながら、バーバル川に沿って走り出した。慌てて、エドガー兄さんが追いかけ、俺たちも追いかける。
が、意外にも早い。魔力感知を集中感知してみると、どうやら身体強化をしているよだ。だが、ライン兄さんはまだ、身体強化がそこまで得意ではなかったはずなのだが。
いつの間にか熟練の戦士のような滑らかな魔力操作だった。エドガー兄さんはもちろん、ともに追いかけているレモンも驚いた表情をしている。
「レモン、どうするっ!? 捕まえる!?」
「……いえ、警戒はしていますし、念のための転移結界を張っていますので、このまま様子を見ます。もしかしたらエウ様から授かった“神樹の加護”が反応しているかもしれませんし」
「俺たちが反応しないのはっ、祝福だからっ?」
「ええ」
ユリシア姉さんとエドガー兄さんが、ライン兄さんの一方城を追随し、いつでも危険が迫っても大丈夫なのように剣と斧に手に持っている。あんな重厚そうな武器を持ってあれだけの速度を出せるとは凄いな。
何というか、川沿いだから足場が悪いはずなのだが、物ともせず走っている。そしてそんなエドガー兄さんたちと同様に足場の悪さを物ともせずに走っているライン兄さんは異常だ。
まるで、誰かに操られているような……。
「レモン!」
「ええ、分かっていますっ!」
とそんな思考が過った瞬間、左手側のバーバル川から強大な魔力反応が現れた。急だ。とても急だ。
そういえば、アテナ母さんが魔物講義の時に言ってたな。水生の魔物は魔力隠蔽が得意だと。だから、川や特に海の魔物の討伐依頼は、感知能力が高くなければ受注できないのだと。
現実逃避気味にそんなことを思い浮かべた瞬間。
――グルオォォォォスゥゥゥーー!
巨大な魚が水面から飛び出し、数メートル程度空中を泳いだ。
その目標は小さな蛇。真っ白な、それこそライン兄さんの御髪のように光があたると緑に煌めく純白の鱗を持つ蛇。
十五センチもない程度のその白の蛇は、体中に切り傷があり、それでも必死に空中を泳いで巨魚から逃げようとしていた。
だが、しかし、体の大きさが圧倒的に違う。地力が違う。もう、食われる寸前といったところで。
「――〝聖域たれ〟!」
ライン兄さんの叫び声が響いた。
明瞭に祈るように放たれたその叫びは、無為ではなかった。魔力という力がそれに反応する。しかも、ライン兄さんの魔力だけでなく周囲の草木の魔力が一瞬にして集約されていく。
そして。
――ギャラオラブゥゥッッゥーー!
「……マジか」
ガキンと金属がぶつかるような鈍い音が響いた。
白蛇と巨魚の間に新緑に輝く純然な結界があった。創ったのはライン兄さん。魔法術式も何も介さず、植物たちの支えと自らの才覚を持って悪意あるものを弾く結界を創り出したのだ。
「……セオ様、ライン様に概念魔法でも教えましたか?」
「いや、全く。存在だけには触れたけど……」
そこにあった結界は、体系化された魔法ではない。
願いによって生み出される純粋な祈り。たぶん、エウの影響が及ぶ森林の中で、空気中に高密度な魔力が満ちていること、近くに勇者の卵が二つもあったこと。
いろいろと理由は思い浮かぶが、それでも強烈な意思があった。
つまり、『誰も白蛇に触れるな』と。
そして、結界にぶつかった巨魚は、慌てて魔力を全開にしたレモンに気が付き、脱兎のように逃げ去っていった。
けれどライン兄さんはそれに目もくれず、プカプカと浮いている白蛇めがけて雪解けの翌日のバーバル川に飛び込んだ。
「ちょ、待て!」
「ライン!」
慌ててエドガー兄さんとユリシア姉さんが首根っこを掴もうとするが、時遅し。なので、二人とも瞬時の判断でバーバル川に飛び込んだ。
雪解けが昨日合ったのだ。
水温の低さはもちろんのこと、水害を引き起こさないとはいえ、水嵩は確かに増していて、流れる速度も早い。
「チッ。セオ様頼みますよ!」
「ちょっ」
それがすぐに思い立ったレモンは、無我夢中に泳ごうとしているライン兄さんを抱えているエドガー兄さんの頭上に転移する。そして、一瞬で二人を水辺へと放り投げる。
それも束の間、次に白蛇を抱きかかえているユリシア姉さんの頭上に転移し、ライン兄さんと同じ場所に放り投げる。
わずか一秒足らず。そんな間に放り投げられた三人を俺は、慌てて浮遊魔術を使って三人を受け止める。
「――〝風域〟、〝温水〟、〝灯〟、〝熱波〟!」
そして次々に魔術を発動させて、冷たい体を温めていく。ゆっくり、急激な体温変化によるストレスをなるべく与えないようにゆっくり、ゆっくり。
「だ、大丈夫っ? 三人とも!」
「セオ、セオっ! この子をっ、僕はいいからこの子をっ!」
“宝物袋”から慌てて毛布やらなんやらを取り出して、三人にかけようとしたら、ライン兄さんがユリシア姉さんが抱えていた白蛇を優しく奪い取り、俺の前に差し出した。
寒さで唇は真っ青になっているし、もともと真っ白顔もさらに真っ白になっているのにも関わらず、翡翠の瞳に涙を浮かべ、俺に縋りつく。
「わ、分かったから、ほら、毛布をかぶって!」
俺はそんなライン兄さんを宥めながら、今展開している魔術のほかに回復魔術を発動させていく。回復魔術はあまり得意ではないのだが、それでも無理やりたたき起こした“研究室”に頼んで、魔術維持をしてもらう。
その間に、三人の介抱をし、ついでに“宝物袋”から回復系の魔法薬を取り出して、白蛇にかけていく。
「せ、セオ!」
「落ち着いて。落ち着いて、ライン兄さん」
そして、三人の顔色がだいぶ良くなったらとても衰弱している白蛇の回復に注力する。
また、レモンが周囲の警戒を終えて、戻ってきたので、レモンにも治癒をお願いした。
22
読んでくださりありがとうございます!!少しでも面白いと思われたら、お気に入り登録や感想をよろしくお願いします!!また、エールで動画を見てくださると投稿継続につながりますのでよろしくお願いします。
お気に入りに追加
951
あなたにおすすめの小説

異世界に転生したのでとりあえず好き勝手生きる事にしました
おすし
ファンタジー
買い物の帰り道、神の争いに巻き込まれ命を落とした高校生・桐生 蓮。お詫びとして、神の加護を受け異世界の貴族の次男として転生するが、転生した身はとんでもない加護を受けていて?!転生前のアニメの知識を使い、2度目の人生を好きに生きる少年の王道物語。
※バトル・ほのぼの・街づくり・アホ・ハッピー・シリアス等色々ありです。頭空っぽにして読めるかもです。
※作者は初心者で初投稿なので、優しい目で見てやってください(´・ω・)
更新はめっちゃ不定期です。
※他の作品出すのいや!というかたは、回れ右の方がいいかもです。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。

元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
成長促進と願望チートで、異世界転生スローライフ?
後藤蓮
ファンタジー
20年生きてきて不幸なことしかなかった青年は、無職となったその日に、女子高生二人を助けた代償として、トラックに轢かれて死んでしまう。
目が覚めたと思ったら、そこは知らない場所。そこでいきなり神様とか名乗る爺さんと出会い、流れで俺は異世界転生することになった。
日本で20年生きた人生は運が悪い人生だった。来世は運が良くて幸せな人生になるといいな..........。
そんな思いを胸に、神様からもらった成長促進と願望というチートスキルを持って青年は異世界転生する。
さて、新しい人生はどんな人生になるのかな?
※ 第11回ファンタジー小説大賞参加してます 。投票よろしくお願いします!
◇◇◇◇◇◇◇◇
お気に入り、感想貰えると作者がとても喜びますので、是非お願いします。
執筆スピードは、ゆるーくまったりとやっていきます。
◇◇◇◇◇◇◇◇
9/3 0時 HOTランキング一位頂きました!ありがとうございます!
9/4 7時 24hランキング人気・ファンタジー部門、一位頂きました!ありがとうございます!

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる