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一年
閑話6:アイラ
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「家庭教師でしょうか」
アイラとリーナは家庭教師を付けるという言葉を聞いて同じ疑問を持つ。家庭教師など必要なのか。ただ、アイラは単純な疑問を、リーナは警戒を含んでいた。
というのも、リーナは才女である。齢十三にて王国高等学園を飛び級で、しかも首席で卒業し、アイラの専属メイドとして名と捧げ、コールマン侯爵家を捨てた。
王族の専属メイドは一人か二人に限られ、仕える主に名を捧げて己を縛り、家を捨てる必要があるのだ。
魔力量も多く、火以外の魔法に対して適性があり、魔法の才能もある。侯爵家の長女であるから礼儀作法はでき、教養も高い。
だから、すべてを忘れない“記憶”の能力を持ち、幼いながらも聡いがゆえに、リーナに教育されているアイラは既に成人貴族と同等の知識や教養、そして魔法の腕を持っている。
特に魔法の腕はリーナをも凌ぐかもしれないほどだ。
だから家庭教師が必要なのかと疑問に思う。必要ならば裏があるのではないのかとリーナは思う。
「ああ。お前は今後政務にかかわる事はできん」
その言葉を聞いた瞬間リーナは腸が煮えくりかえりそうになったが、ここは人の目がある公務場。ただただ無表情でい続ける。
「それ故にお前は他国に嫁として出すことも出ず、国内でも引き取りては少ない」
簡単に言えばアイラは荷物でしかない。色々あってアイラは国の政治には関わる事はできない。領地の政治になら関わる事はできるが、国に影響を与える事はできないのだ。
そういう色々があったのだ。
それ故に他国の王族に政治道具としての価値もなく、国内でも王族ではあるが国に対しての影響力は公的になく、けれどやはり王族であるからそれ相応の縛りがあるという、重しなのだ。
まぁ、色々あったのだ。
「だからお前は成人する前に自分で稼ぎ、そこのメイドを養い、民を養い、王城で暮らす地位を手に入れなければならない」
そしてその色々には抜け道があり、王族としての生まれながらの地位によって政治にかかわる事はできないが、しかし自分で作り上げた地位を使って政治に関わる事はできるという事だ。
ただ、これは難しい。
左手はなく、右足もない。移動するのも簡単ではなく、そして何より彼女は多くの人から疎まれている。積極的に関わろうとしようとはしない。
だからといって冒険者や商人に身をやつしてこの場を逃げる事も出来ない。王族としての恩恵はあまり受けられないのに、縛りだけはついてくるからだ。
「おい、そこのメイド。張れ」
淡々とクソみたいな事実を並べていくオリバーに少しばかりの怒りを覚えていたリーナはしかし、オリバーのその一言で動き出す。
「風は木霊を厭い、孤独を好む――〝封音〟」
瞬間、オリバーとアイラ、リーナだけの周りに風の結界が張られる。外との音は断絶される。
そんな場所に国王陛下が閉じ込められたのに後にいた近衛騎士団は動こうとしない。文官も少しだけチラ見した後、直ぐに仕事に戻る。
ここにいる者は比較的いい人といえばいいか、見逃す人である。
「アイラ。私はアイラが歩む道に落ちている石を取り除くことはできない。アイラがその石に躓いて転んだとしても手を差し伸べる事はできない。だが、私はアイラに手段を学ぶ機会を与える事はできる」
「……手段を学ぶ機会、ですか」
そんな人たちを一瞥したオリバーは、先程の厳かな様子など何処へ行ったのかと疑問に思うほど眉尻を下げ、情けない表情を浮かべた。
「ああ。石を避ける手段。石を拾う手段。躓いたとしても転ばない手段。そしてそもそもそんな石が転がっている場所を歩かない手段」
小指、薬指、中指、人差し指の順に指を上げながら、オリバーは優しくそのこげ茶にも近い大地色の瞳でアイラを見る。
「そんな手段を学ぶ機会を与える事ができる。私では、いやこの王国に属するものでは教える事の出来ない手段を教える事ができる人物を紹介することはできる」
「……王国に属しないとはどういう意味で……」
「そのままの意味だ。我が国内にいながら私にも逆らう事の出来る人物だ」
リーナはそれを聞いて目をハッと開いた。無表情の仮面を剥がしてしまった。
「リーナ、そうだ。お前が想像する人物だ」
「まさか……いえ、どうやって」
「なに、ちょいと東の浮島にいるヘタレに少しだけ借り物を返せと取り立てただけだ。ついでに幾つかの借りも作ったがな」
先程の情けない表情とは一転、ニヤッと懐かしむように笑ったオリバーにリーナは何も言えなくなる。その裏で起きたことを想像しようとする気も失せる。
目の前にいるのは確かに賢王と呼ばれる人物なのだと、世界に張り巡らされた組織の長を脅すことができる人物なのだという事を思い知る。
「アイラ。紹介する人物は魔法の家庭教師として対外的には雇う。だから、雇われたその人物は魔法を積極的に教えるだろう。というか、向こうはアイラを弟子にする気でいるしな」
自分だけ紹介される人物が分からないアイラは少しだけ会話についていけないが、けれど賢い頭で理解していく。
「そしてあの人に師事すれば色々な手段を学べると思う。だが、あの人に師事するのであれば、アイラは外に出なければならない」
「外に……ですか」
アイラは首を傾げる。
「ああ。城内で動くことも増えよう。他の貴族との関りも増えよう。都に出る事も増えよう。そしてアイラが理不尽に晒される事も増えよう。だが、だがそれでも外にでるというの――」
アイラが今置かれている境遇をオリバーは知っている。貴族たちに何て呼ばれているのかも知っているし、二年前にひどい理不尽に晒されたことも知っている。
それに対して何もできなかった自分に悔しさを覚えながらも冷たく接してきた娘の心持をある程度把握している。まぁ、完璧に把握する事は一生ないが。
それに、アイラは普通とは違う。
事実としてそれがある。それを否定することはアイラの存在自体を否定する事だからしない。できるかぎり、息子やアイラの姉と同じような扱いをしてきたが、それでも普通とは違うという事実がある。
アイラはそれをどうしようもなく向き合わなければならない。
「――お父様、本当にあるがとうございます。大好きですわ。だから、私……私はその人に師事してみたいと思います」
そう思って、アイラを見たオリバーは言葉を失い、アイラは言葉を現した。
そして閉じていた瞳を開き、白銀の、ともすれば透明にすら見える瞳をオリバーへ向けた。
「お父様やお母さまが私を愛してくださっていることを知っています。お兄様やお姉さまが私に優しくしてくれた事も知っています。そしてリーナが私を守ってくれていることを知っています。だから、私は大丈夫です。この二年間で背も伸びました。成長しました」
アイラは見開いた銀の瞳をオリバーに向け、リーナに向け、またオリバーに向けた。小さく可愛らしい唇を不器用にニッと上げ、右手を胸にあてる。
「だから、私は大丈夫ですわ」
「そうか……」
オリバーは久しぶりに見た娘の瞳に、不器用ながらもニッと上がった唇が示す不敵な笑みにに、胸にあてた右手が示す戦う意思に感慨深げに呟いた。
そしてリーナを見る。
「リーナ」
「畏まりました」
リーナは張っていた風の結界を解除する。
それを感じ取った文官や近衛騎士たちがオリバーとアイラに視線を集める。
「アイラ・S・エレガント。お前に魔法の家庭教師、いや師匠を付ける。そして成人する八年後、もしお前が魔法使いとして己の地位を確立していなかった場合、古の盟約に従ってお前を王族から追放し、契りの妖精に命を捧げろ」
「はい」
それは宣言。公の場での宣言が必要だ。もっともらしい理由を付けるための、この話には正当性があると第三者に証明してもらうためにオリバーはアイラをここに呼んだ。
少なくともこの場にいる者たちは権力がある。地位がある。そして公的なものとして発表されたものを証言する。
「そしてお前が師事する者の名は、クラリス・ビブリオ。世界で五人といない神金の冒険者であり、錬金術師だ」
「はい」
そしてこれが重要だ。クラリス・ビブリオは一国の王ですら、喧嘩したら負ける相手。持っている権威は同等かそれ以上で、しかも彼女が所属しているのは自由ギルド。
聖金までなら良かった。自由ギルドもある程度の面子をもって対応できる。だがしかし、神金の冒険者を家庭教師として雇う事など一国の王にすらしてはいけない。何故なら、神金の冒険者は自由ギルドの長、統帥の命令しか聞けない仕組みになっているからだ。
「なお、此度の件は自由ギルド統帥、セイヤ・ヤガミが契りの妖精の眠りを妨げないために我が国に打診した契約である。それを交わした以降、アイラ・S・エレガントに拒否権はない」
「謹んでお受けいたします」
だから、これは向こうからの命令であるという事にする。そうするようにオリバーが貸しを返してもらい、更に借りを作ったのだが、それよりもオリバーがその言葉と共に執務机の上に置いた二翼が描かれたペンダントが重要だ。
それは自由ギルド統帥の権威を現すものであり、それを持っているという事は彼の者と契約を結んだという事。
よって、ここにアイラ・S・エレガントがクラリス・ビブリオに師事する事が決まったのである。そしてアイラを通してクラリスと伝手を持ちたい貴族たちがアイラと関わるようになる。
アイラとリーナは家庭教師を付けるという言葉を聞いて同じ疑問を持つ。家庭教師など必要なのか。ただ、アイラは単純な疑問を、リーナは警戒を含んでいた。
というのも、リーナは才女である。齢十三にて王国高等学園を飛び級で、しかも首席で卒業し、アイラの専属メイドとして名と捧げ、コールマン侯爵家を捨てた。
王族の専属メイドは一人か二人に限られ、仕える主に名を捧げて己を縛り、家を捨てる必要があるのだ。
魔力量も多く、火以外の魔法に対して適性があり、魔法の才能もある。侯爵家の長女であるから礼儀作法はでき、教養も高い。
だから、すべてを忘れない“記憶”の能力を持ち、幼いながらも聡いがゆえに、リーナに教育されているアイラは既に成人貴族と同等の知識や教養、そして魔法の腕を持っている。
特に魔法の腕はリーナをも凌ぐかもしれないほどだ。
だから家庭教師が必要なのかと疑問に思う。必要ならば裏があるのではないのかとリーナは思う。
「ああ。お前は今後政務にかかわる事はできん」
その言葉を聞いた瞬間リーナは腸が煮えくりかえりそうになったが、ここは人の目がある公務場。ただただ無表情でい続ける。
「それ故にお前は他国に嫁として出すことも出ず、国内でも引き取りては少ない」
簡単に言えばアイラは荷物でしかない。色々あってアイラは国の政治には関わる事はできない。領地の政治になら関わる事はできるが、国に影響を与える事はできないのだ。
そういう色々があったのだ。
それ故に他国の王族に政治道具としての価値もなく、国内でも王族ではあるが国に対しての影響力は公的になく、けれどやはり王族であるからそれ相応の縛りがあるという、重しなのだ。
まぁ、色々あったのだ。
「だからお前は成人する前に自分で稼ぎ、そこのメイドを養い、民を養い、王城で暮らす地位を手に入れなければならない」
そしてその色々には抜け道があり、王族としての生まれながらの地位によって政治にかかわる事はできないが、しかし自分で作り上げた地位を使って政治に関わる事はできるという事だ。
ただ、これは難しい。
左手はなく、右足もない。移動するのも簡単ではなく、そして何より彼女は多くの人から疎まれている。積極的に関わろうとしようとはしない。
だからといって冒険者や商人に身をやつしてこの場を逃げる事も出来ない。王族としての恩恵はあまり受けられないのに、縛りだけはついてくるからだ。
「おい、そこのメイド。張れ」
淡々とクソみたいな事実を並べていくオリバーに少しばかりの怒りを覚えていたリーナはしかし、オリバーのその一言で動き出す。
「風は木霊を厭い、孤独を好む――〝封音〟」
瞬間、オリバーとアイラ、リーナだけの周りに風の結界が張られる。外との音は断絶される。
そんな場所に国王陛下が閉じ込められたのに後にいた近衛騎士団は動こうとしない。文官も少しだけチラ見した後、直ぐに仕事に戻る。
ここにいる者は比較的いい人といえばいいか、見逃す人である。
「アイラ。私はアイラが歩む道に落ちている石を取り除くことはできない。アイラがその石に躓いて転んだとしても手を差し伸べる事はできない。だが、私はアイラに手段を学ぶ機会を与える事はできる」
「……手段を学ぶ機会、ですか」
そんな人たちを一瞥したオリバーは、先程の厳かな様子など何処へ行ったのかと疑問に思うほど眉尻を下げ、情けない表情を浮かべた。
「ああ。石を避ける手段。石を拾う手段。躓いたとしても転ばない手段。そしてそもそもそんな石が転がっている場所を歩かない手段」
小指、薬指、中指、人差し指の順に指を上げながら、オリバーは優しくそのこげ茶にも近い大地色の瞳でアイラを見る。
「そんな手段を学ぶ機会を与える事ができる。私では、いやこの王国に属するものでは教える事の出来ない手段を教える事ができる人物を紹介することはできる」
「……王国に属しないとはどういう意味で……」
「そのままの意味だ。我が国内にいながら私にも逆らう事の出来る人物だ」
リーナはそれを聞いて目をハッと開いた。無表情の仮面を剥がしてしまった。
「リーナ、そうだ。お前が想像する人物だ」
「まさか……いえ、どうやって」
「なに、ちょいと東の浮島にいるヘタレに少しだけ借り物を返せと取り立てただけだ。ついでに幾つかの借りも作ったがな」
先程の情けない表情とは一転、ニヤッと懐かしむように笑ったオリバーにリーナは何も言えなくなる。その裏で起きたことを想像しようとする気も失せる。
目の前にいるのは確かに賢王と呼ばれる人物なのだと、世界に張り巡らされた組織の長を脅すことができる人物なのだという事を思い知る。
「アイラ。紹介する人物は魔法の家庭教師として対外的には雇う。だから、雇われたその人物は魔法を積極的に教えるだろう。というか、向こうはアイラを弟子にする気でいるしな」
自分だけ紹介される人物が分からないアイラは少しだけ会話についていけないが、けれど賢い頭で理解していく。
「そしてあの人に師事すれば色々な手段を学べると思う。だが、あの人に師事するのであれば、アイラは外に出なければならない」
「外に……ですか」
アイラは首を傾げる。
「ああ。城内で動くことも増えよう。他の貴族との関りも増えよう。都に出る事も増えよう。そしてアイラが理不尽に晒される事も増えよう。だが、だがそれでも外にでるというの――」
アイラが今置かれている境遇をオリバーは知っている。貴族たちに何て呼ばれているのかも知っているし、二年前にひどい理不尽に晒されたことも知っている。
それに対して何もできなかった自分に悔しさを覚えながらも冷たく接してきた娘の心持をある程度把握している。まぁ、完璧に把握する事は一生ないが。
それに、アイラは普通とは違う。
事実としてそれがある。それを否定することはアイラの存在自体を否定する事だからしない。できるかぎり、息子やアイラの姉と同じような扱いをしてきたが、それでも普通とは違うという事実がある。
アイラはそれをどうしようもなく向き合わなければならない。
「――お父様、本当にあるがとうございます。大好きですわ。だから、私……私はその人に師事してみたいと思います」
そう思って、アイラを見たオリバーは言葉を失い、アイラは言葉を現した。
そして閉じていた瞳を開き、白銀の、ともすれば透明にすら見える瞳をオリバーへ向けた。
「お父様やお母さまが私を愛してくださっていることを知っています。お兄様やお姉さまが私に優しくしてくれた事も知っています。そしてリーナが私を守ってくれていることを知っています。だから、私は大丈夫です。この二年間で背も伸びました。成長しました」
アイラは見開いた銀の瞳をオリバーに向け、リーナに向け、またオリバーに向けた。小さく可愛らしい唇を不器用にニッと上げ、右手を胸にあてる。
「だから、私は大丈夫ですわ」
「そうか……」
オリバーは久しぶりに見た娘の瞳に、不器用ながらもニッと上がった唇が示す不敵な笑みにに、胸にあてた右手が示す戦う意思に感慨深げに呟いた。
そしてリーナを見る。
「リーナ」
「畏まりました」
リーナは張っていた風の結界を解除する。
それを感じ取った文官や近衛騎士たちがオリバーとアイラに視線を集める。
「アイラ・S・エレガント。お前に魔法の家庭教師、いや師匠を付ける。そして成人する八年後、もしお前が魔法使いとして己の地位を確立していなかった場合、古の盟約に従ってお前を王族から追放し、契りの妖精に命を捧げろ」
「はい」
それは宣言。公の場での宣言が必要だ。もっともらしい理由を付けるための、この話には正当性があると第三者に証明してもらうためにオリバーはアイラをここに呼んだ。
少なくともこの場にいる者たちは権力がある。地位がある。そして公的なものとして発表されたものを証言する。
「そしてお前が師事する者の名は、クラリス・ビブリオ。世界で五人といない神金の冒険者であり、錬金術師だ」
「はい」
そしてこれが重要だ。クラリス・ビブリオは一国の王ですら、喧嘩したら負ける相手。持っている権威は同等かそれ以上で、しかも彼女が所属しているのは自由ギルド。
聖金までなら良かった。自由ギルドもある程度の面子をもって対応できる。だがしかし、神金の冒険者を家庭教師として雇う事など一国の王にすらしてはいけない。何故なら、神金の冒険者は自由ギルドの長、統帥の命令しか聞けない仕組みになっているからだ。
「なお、此度の件は自由ギルド統帥、セイヤ・ヤガミが契りの妖精の眠りを妨げないために我が国に打診した契約である。それを交わした以降、アイラ・S・エレガントに拒否権はない」
「謹んでお受けいたします」
だから、これは向こうからの命令であるという事にする。そうするようにオリバーが貸しを返してもらい、更に借りを作ったのだが、それよりもオリバーがその言葉と共に執務机の上に置いた二翼が描かれたペンダントが重要だ。
それは自由ギルド統帥の権威を現すものであり、それを持っているという事は彼の者と契約を結んだという事。
よって、ここにアイラ・S・エレガントがクラリス・ビブリオに師事する事が決まったのである。そしてアイラを通してクラリスと伝手を持ちたい貴族たちがアイラと関わるようになる。
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