50 / 316
一年
多人恐怖症ではありません:this summer
しおりを挟む
「なるほど、わかった。あたいは三日後までにそれらをケーレス爺さんの所に届ければいいんだね」
設計図と必要な材料を取りまとめた用紙を見せながら、俺はアカサに説明した。アカサはそれを聞きながら、何やらメモをとり、そして聞き終ったらそう言った。
「うん。できそう? あと、お金の方はいつもの所から出して欲しいんだけど」
「問題ないな。料金のセオ様の売り上げから差し引いとくよ」
そう言いながら、アカサはさっき整頓した書類の中から一束の書類を取り出す。
「今月分のセオ様の取り分だね。先月創った〝扇風魔道具〟が好調だね」
俺はそれを受け取り、詳細を見る。書類には俺が今まで考案、設計した魔道具とそれらの売れ行きが記されている。
「あと、セオ様に教えて貰った計算方法が使い勝手がいいって、サリアスが言ってたよ。……まぁ、今月の分でセオ様もちょっとした小金持ちさ。やるね」
初めて町に出たのが三か月前。それから俺は直ぐに、アカサと色々話し合った。その内容は大幅に割愛するが、その中で魔道具の話が出てきた。
当時、俺はまだ、加工に関する技能をほとんど持っていなかった。なので、魔術や普通に道具を使っていたのだが、如何せん、魔道具を作るための精度が保てなかった。
ただ、そのままでは悔しいので、思いついた限りの魔道具の設計図はいっぱい書いてあったのだ。
それをアカサに見せたところ、設計図を買い取らせてくれと言われたのだ。ついでに、商業鍛冶ギルド協定特別技術使用料、これは商業ギルドと鍛冶ギルドの間で決まっている取り組み、いわゆる特許料みたいなものだが、それを支払うといったのだ。
およそ半分。
それを聞いた瞬間、思考が停止した。一時間くらい。
だってあり得ないだもん! 普通、特許料は三パーセントから五パーセント。一割もあったら暴利と言われるくらいだ。
それが五割。半分。
キチガイ。狂気。赤字まっしぐら。
と、思ったのだが。
そのあと、幾つかの条件が付けられた。まず、アカサ・サリアス商会と専属契約を結ぶこと。また、最初に買い取る商品・技術以外の使用料は五パーセント。それでもいい方だ。
それにプラスして、俺の前世の知識や技術を一ヶ月に一回、一定料で買い取ること。その一定料は一回で小さな家が建つくらいだ。
それが良いのか悪いのかは分からない。その一つの知識だけで財産を築くこともできるが、使い道が無ければゴミである。
もちろん、吟味はする。アカサ達にも利益がありそうな知識を売る事とその知識が大きく悪い方に影響しないか。それを加味して、吟味する。
特に後者の方は注意が必要だ。そもそも知識に善も悪もない。その知識を使う人間に善悪がある。いや、まぁ、善悪なんていう簡単に二択で分けられるものではないのは百も承知だが、こちとら小心者なので、その知識が元で世界が戦争の渦になりました、とかだったら気分が悪い。
それに俺が見つけたわけでもないし、考え出したわけでもない知識を喧伝する事に気が引けるのもある。
また、それにプラスして、魔術の時点でやらかしてしまってるので、少し臆病になってたりはする。だが、前世では考えられないほど、アイデアなどが浮かんでくるため、それは誰にも見せない用の本にまとめたりしている。
まぁ、それは置いといて、アカサはそれらを条件として提示したのだ。
俺はまぁ、良い提案かなと素人ながらに思ったので、俺の情報が広まらない事と、もしなんかあったら後ろ盾になる事などを盛り込んで、俺はその条件を呑んだ。
金に目が眩んでしまった部分もあるが、ロイス父さんとアテナ母さんに話は通したのでたぶん大丈夫だろう。ここら辺の他力本願さが日本人の悪い癖だと思わなくもないが、それも呑み込んでおく。
「で、これも買取で良いんだね?」
俺がそんなことを考えていたら、アカサが設計図を持ちながらそう言った。
「いや、まだ、それロイス父さんに話は通してないし、それに試作段階なんだ。その魔道具に使われている技術の一部はまだ、未完成というか、キチンと使えるかどうか分かってないからね。そこはアテナ母さんとも話し合いたいからさ。買取は見送りたい」
「ああ、わかったよ。じゃあ、あたいは材料の発注をしてくるよ。セオ様はどうする? ケーレス爺さんの所に行くのかい?」
「いや、ケーレス爺さんの所には今、行っているから下で魔道具でも見ていくよ」
俺がそう言ったら、アカサは少し考えこんで。
「ああ、“分身”かい。でも、ケーレス爺さんは怒んないのかい?」
「それが、“分身”を見たいとか何とかで、用があるときは分身体をよこせって言われてて……」
「相変わらず訳が分からない爺さんだね。まぁいいや。それじゃあ、あたいと一緒に下に降りるか」
「うん」
アカサはゆらゆらと尻尾を揺らしながら、怠そうに立ち上がり、歩き出す。決して、面倒とか思っているわけだはなく、デフォルトで怠そうに見えるのだ。
俺はそんなアカサの後ろをついて行きながら部屋を出る。
それから、俺が上って来た階段を下りていく。その階段は薄暗く、窓がないが、落ち着く場所である。たまに、昼寝をしにここに来ることもあるくらいである。俺にとってとても相性がいい場所なのだ。
なので、安心した心持ちでアカサの尻尾の揺れを楽しみながら、数分かけて一階まで降りた。アカサの部屋は最上階でとても高いのである。
「じゃあ、セオ様、あたいはこっちだから」
「うん、わかった。また、後でね」
そして、一階の店の裏側の廊下を少し行った先で、俺とアカサは別れた。アカサは職員専用の場所に行ったのだ。俺はアカサ商会の店側に続く廊下を進む。
時々、従業員とすれ違い、会釈をする。従業員の人たちは俺がそこにいることに対して何の不思議も抱かない。ここ数ヶ月、しょっちゅう俺がここを通ってお店に入っているので、慣れてしまったのだ。
表から入ると、なんか注目されて少し居心地が悪いのだ。ライン兄さんやエドガー兄さんとかなら、たぶん気にしないんだろうが、俺は少し気になってしまう。大勢の人にいっぺんに、注目されるのが苦手なのである。
それから、少し廊下を歩くと小さな片扉が見えてきた。俺がその前に立ち、静かにその扉を開ける。
そこにはこれぞ冒険者って感じの格好をした人たちが静かに仲間と話し合っていた。それが数組。
彼らの目の前には武器の形をした魔道具があり、たぶん相談だろう。
また、彼らはそれらに夢中で俺に気が付かない。ここは魔道武器専用の区画なので、冒険者以外の人たちはここにはあんまり出入りしない。
なので、少し気配を消せば問題なく、注目されることなく店内を歩き回れる。いや、これくらいの人数なら問題ないのだが、気分である。
さて、と。ユリシア姉さんに頼まれたものでも探しますかね。いつも通り、剣系の魔道具と軽鎧の魔道具だろう。
俺は店内を回りながら、面白そうな魔道具を頭の中でリストアップしていく。ついでに、詳しい構造などを“解析”などを使って。丸裸にしていく。
今後の魔道具作りに生かせそうなところを頭の中にメモしていく。それは比喩ではなく、“解析者”が内包する能力にそういうのがあるのだ。特異能力は幾つかの能力を内包する特別な能力のことを指す。
週に三回くらい俺はここに来て、勉強をしているのだ。ついでに、ここは実用的なもの以外にも娯楽や何に使うか分からない魔道具やアーティファクトを買ったりしている。
「お、これはユリシア姉さんに丁度良さそうかな」
俺は呪い系の魔道武器が置いてある場所である剣を手に取った。
その瞬間。
「う、重い。つか、怠い」
体中の魔力が強制的に掻き乱され、体に力が入んない。ついでに、魔力を吸収されてしまう。
俺は慌てて体内の魔力を活性化させ、呪いに対応する。
「ふぅ。不用意に触るものではない。……でも、これは訓練用の剣として使えるんじゃないかな。魔力攪乱による身体能力の低下とかがあるし、魔力操作の訓練になる。よし、これを買うか」
俺は近くにいた店員さんの所に行った。
設計図と必要な材料を取りまとめた用紙を見せながら、俺はアカサに説明した。アカサはそれを聞きながら、何やらメモをとり、そして聞き終ったらそう言った。
「うん。できそう? あと、お金の方はいつもの所から出して欲しいんだけど」
「問題ないな。料金のセオ様の売り上げから差し引いとくよ」
そう言いながら、アカサはさっき整頓した書類の中から一束の書類を取り出す。
「今月分のセオ様の取り分だね。先月創った〝扇風魔道具〟が好調だね」
俺はそれを受け取り、詳細を見る。書類には俺が今まで考案、設計した魔道具とそれらの売れ行きが記されている。
「あと、セオ様に教えて貰った計算方法が使い勝手がいいって、サリアスが言ってたよ。……まぁ、今月の分でセオ様もちょっとした小金持ちさ。やるね」
初めて町に出たのが三か月前。それから俺は直ぐに、アカサと色々話し合った。その内容は大幅に割愛するが、その中で魔道具の話が出てきた。
当時、俺はまだ、加工に関する技能をほとんど持っていなかった。なので、魔術や普通に道具を使っていたのだが、如何せん、魔道具を作るための精度が保てなかった。
ただ、そのままでは悔しいので、思いついた限りの魔道具の設計図はいっぱい書いてあったのだ。
それをアカサに見せたところ、設計図を買い取らせてくれと言われたのだ。ついでに、商業鍛冶ギルド協定特別技術使用料、これは商業ギルドと鍛冶ギルドの間で決まっている取り組み、いわゆる特許料みたいなものだが、それを支払うといったのだ。
およそ半分。
それを聞いた瞬間、思考が停止した。一時間くらい。
だってあり得ないだもん! 普通、特許料は三パーセントから五パーセント。一割もあったら暴利と言われるくらいだ。
それが五割。半分。
キチガイ。狂気。赤字まっしぐら。
と、思ったのだが。
そのあと、幾つかの条件が付けられた。まず、アカサ・サリアス商会と専属契約を結ぶこと。また、最初に買い取る商品・技術以外の使用料は五パーセント。それでもいい方だ。
それにプラスして、俺の前世の知識や技術を一ヶ月に一回、一定料で買い取ること。その一定料は一回で小さな家が建つくらいだ。
それが良いのか悪いのかは分からない。その一つの知識だけで財産を築くこともできるが、使い道が無ければゴミである。
もちろん、吟味はする。アカサ達にも利益がありそうな知識を売る事とその知識が大きく悪い方に影響しないか。それを加味して、吟味する。
特に後者の方は注意が必要だ。そもそも知識に善も悪もない。その知識を使う人間に善悪がある。いや、まぁ、善悪なんていう簡単に二択で分けられるものではないのは百も承知だが、こちとら小心者なので、その知識が元で世界が戦争の渦になりました、とかだったら気分が悪い。
それに俺が見つけたわけでもないし、考え出したわけでもない知識を喧伝する事に気が引けるのもある。
また、それにプラスして、魔術の時点でやらかしてしまってるので、少し臆病になってたりはする。だが、前世では考えられないほど、アイデアなどが浮かんでくるため、それは誰にも見せない用の本にまとめたりしている。
まぁ、それは置いといて、アカサはそれらを条件として提示したのだ。
俺はまぁ、良い提案かなと素人ながらに思ったので、俺の情報が広まらない事と、もしなんかあったら後ろ盾になる事などを盛り込んで、俺はその条件を呑んだ。
金に目が眩んでしまった部分もあるが、ロイス父さんとアテナ母さんに話は通したのでたぶん大丈夫だろう。ここら辺の他力本願さが日本人の悪い癖だと思わなくもないが、それも呑み込んでおく。
「で、これも買取で良いんだね?」
俺がそんなことを考えていたら、アカサが設計図を持ちながらそう言った。
「いや、まだ、それロイス父さんに話は通してないし、それに試作段階なんだ。その魔道具に使われている技術の一部はまだ、未完成というか、キチンと使えるかどうか分かってないからね。そこはアテナ母さんとも話し合いたいからさ。買取は見送りたい」
「ああ、わかったよ。じゃあ、あたいは材料の発注をしてくるよ。セオ様はどうする? ケーレス爺さんの所に行くのかい?」
「いや、ケーレス爺さんの所には今、行っているから下で魔道具でも見ていくよ」
俺がそう言ったら、アカサは少し考えこんで。
「ああ、“分身”かい。でも、ケーレス爺さんは怒んないのかい?」
「それが、“分身”を見たいとか何とかで、用があるときは分身体をよこせって言われてて……」
「相変わらず訳が分からない爺さんだね。まぁいいや。それじゃあ、あたいと一緒に下に降りるか」
「うん」
アカサはゆらゆらと尻尾を揺らしながら、怠そうに立ち上がり、歩き出す。決して、面倒とか思っているわけだはなく、デフォルトで怠そうに見えるのだ。
俺はそんなアカサの後ろをついて行きながら部屋を出る。
それから、俺が上って来た階段を下りていく。その階段は薄暗く、窓がないが、落ち着く場所である。たまに、昼寝をしにここに来ることもあるくらいである。俺にとってとても相性がいい場所なのだ。
なので、安心した心持ちでアカサの尻尾の揺れを楽しみながら、数分かけて一階まで降りた。アカサの部屋は最上階でとても高いのである。
「じゃあ、セオ様、あたいはこっちだから」
「うん、わかった。また、後でね」
そして、一階の店の裏側の廊下を少し行った先で、俺とアカサは別れた。アカサは職員専用の場所に行ったのだ。俺はアカサ商会の店側に続く廊下を進む。
時々、従業員とすれ違い、会釈をする。従業員の人たちは俺がそこにいることに対して何の不思議も抱かない。ここ数ヶ月、しょっちゅう俺がここを通ってお店に入っているので、慣れてしまったのだ。
表から入ると、なんか注目されて少し居心地が悪いのだ。ライン兄さんやエドガー兄さんとかなら、たぶん気にしないんだろうが、俺は少し気になってしまう。大勢の人にいっぺんに、注目されるのが苦手なのである。
それから、少し廊下を歩くと小さな片扉が見えてきた。俺がその前に立ち、静かにその扉を開ける。
そこにはこれぞ冒険者って感じの格好をした人たちが静かに仲間と話し合っていた。それが数組。
彼らの目の前には武器の形をした魔道具があり、たぶん相談だろう。
また、彼らはそれらに夢中で俺に気が付かない。ここは魔道武器専用の区画なので、冒険者以外の人たちはここにはあんまり出入りしない。
なので、少し気配を消せば問題なく、注目されることなく店内を歩き回れる。いや、これくらいの人数なら問題ないのだが、気分である。
さて、と。ユリシア姉さんに頼まれたものでも探しますかね。いつも通り、剣系の魔道具と軽鎧の魔道具だろう。
俺は店内を回りながら、面白そうな魔道具を頭の中でリストアップしていく。ついでに、詳しい構造などを“解析”などを使って。丸裸にしていく。
今後の魔道具作りに生かせそうなところを頭の中にメモしていく。それは比喩ではなく、“解析者”が内包する能力にそういうのがあるのだ。特異能力は幾つかの能力を内包する特別な能力のことを指す。
週に三回くらい俺はここに来て、勉強をしているのだ。ついでに、ここは実用的なもの以外にも娯楽や何に使うか分からない魔道具やアーティファクトを買ったりしている。
「お、これはユリシア姉さんに丁度良さそうかな」
俺は呪い系の魔道武器が置いてある場所である剣を手に取った。
その瞬間。
「う、重い。つか、怠い」
体中の魔力が強制的に掻き乱され、体に力が入んない。ついでに、魔力を吸収されてしまう。
俺は慌てて体内の魔力を活性化させ、呪いに対応する。
「ふぅ。不用意に触るものではない。……でも、これは訓練用の剣として使えるんじゃないかな。魔力攪乱による身体能力の低下とかがあるし、魔力操作の訓練になる。よし、これを買うか」
俺は近くにいた店員さんの所に行った。
56
読んでくださりありがとうございます!!少しでも面白いと思われたら、お気に入り登録や感想をよろしくお願いします!!また、エールで動画を見てくださると投稿継続につながりますのでよろしくお願いします。
お気に入りに追加
951
あなたにおすすめの小説

異世界に転生したのでとりあえず好き勝手生きる事にしました
おすし
ファンタジー
買い物の帰り道、神の争いに巻き込まれ命を落とした高校生・桐生 蓮。お詫びとして、神の加護を受け異世界の貴族の次男として転生するが、転生した身はとんでもない加護を受けていて?!転生前のアニメの知識を使い、2度目の人生を好きに生きる少年の王道物語。
※バトル・ほのぼの・街づくり・アホ・ハッピー・シリアス等色々ありです。頭空っぽにして読めるかもです。
※作者は初心者で初投稿なので、優しい目で見てやってください(´・ω・)
更新はめっちゃ不定期です。
※他の作品出すのいや!というかたは、回れ右の方がいいかもです。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。

元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
成長促進と願望チートで、異世界転生スローライフ?
後藤蓮
ファンタジー
20年生きてきて不幸なことしかなかった青年は、無職となったその日に、女子高生二人を助けた代償として、トラックに轢かれて死んでしまう。
目が覚めたと思ったら、そこは知らない場所。そこでいきなり神様とか名乗る爺さんと出会い、流れで俺は異世界転生することになった。
日本で20年生きた人生は運が悪い人生だった。来世は運が良くて幸せな人生になるといいな..........。
そんな思いを胸に、神様からもらった成長促進と願望というチートスキルを持って青年は異世界転生する。
さて、新しい人生はどんな人生になるのかな?
※ 第11回ファンタジー小説大賞参加してます 。投票よろしくお願いします!
◇◇◇◇◇◇◇◇
お気に入り、感想貰えると作者がとても喜びますので、是非お願いします。
執筆スピードは、ゆるーくまったりとやっていきます。
◇◇◇◇◇◇◇◇
9/3 0時 HOTランキング一位頂きました!ありがとうございます!
9/4 7時 24hランキング人気・ファンタジー部門、一位頂きました!ありがとうございます!

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる