7 / 17
第7話 エドガー・マキーナルトの鉄ランク昇格
しおりを挟む
「ソワレ。そのまま拘束を頼むよ」
「……ん。ジェシカ婆さん」
身長ほどある杖を突いた腰の曲がった白髪の老婆、ジェシカの頼みに紅の長髪の美女、ソワレは淡々と頷いた。
「動いたら、灼く」
「「ッッ」」
両手を紅い魔力を集め、叩き伏せられ呻いていたエドガーとオーシュガルトの周囲に業火の円陣を作り出した。
エドガーとオーシュガルトは、その業火の円陣に息を飲む。触れれば、即焼き殺されてしまう程の火力だったからだ。
それでいて、触れない限り熱さも感じない特別な業火の円陣。
軋む痛みに顔をしかめながら、ソワレを見てエドガーは片眉を上げる。
「炎の上位精霊かよ。ってことは、王都支部の自由ギルドマスターか。普通、冒険者ギルドのことなんだし、冒険者ギルドマスターが出張るんじゃねぇの?」
「フェレリア嬢は今、外に出ていないよ。それに他の腕利きもいない。仕方ないから、あたしが来たんだよ」
ジェシカは戦いを邪魔されて不機嫌そうなエドガーに溜息を吐いた。それから、やべっと汗をダラダラ流しているオーシュガルトを睨む。
「オーシュガルト。銅ランク昇格試験にしては、随分と派手に暴れたようだね」
「そ、それは」
辺りを見渡せば、訓練場の地面が穴だらけなのはもちろん、訓練場にもともといた新人の冒険者たちの殆どが腰を抜かしていた。中には、失禁している者もいた。
「黒銀相当の実力のあんたがあれだけの威圧を出せば、ひよっこどもがああなるのは分かっていたはずだね」
「い、いや、それは」
「まさか、戦いに熱中して忘れたとでも?」
「うっ」
ダラダラと冷や汗を流オーシュガルトにジェシカは溜息を吐いた。
「しかるべき処分は下すよ。それよりも、来な」
「どこに?」
「あたしの執務室だよ」
そしてジェシカはエドガーたちに背を向けて歩き出した。続いてソワレが歩く。
ソワレの動きに連動するように業火の円陣も動き始めたため、エドガーとオーシュガルトは慌てて業火に触れないように立ち上がって歩き始めた。
Φ
「さて、と」
書類がいたるところに積み重なった部屋。ただ、乱雑というわけではなく、よくよく見れば書類の種類ごとに整理されているのも分かる。
そんな部屋の長であるジェシカは自分の執務机に座り、正座させているエドガーとオーシュガルトを見下ろす。二人の後ろに無表情のソワレが立っている。
仮面をしていないエドガーは綺麗に正座をしているが、オーシュガルトは慣れていないのか居心地が悪そうだ。
ジェシカは片眉を上げる。
「流石にアンタの弟が発案した座りだけあって、正座には慣れているようだね」
「まぁな。それよりも、誰から正座について聞いたんだよ」
「クラリス様だよ」
「そういえば、アイラ王女殿下の家庭教師をしていたか」
父や母の友人兼仲間で、共に死之行進から国を救った英雄であるエルフの女性、クラリスの名を聞いて、エドガーは納得したように頷いた。
と、
「ば、婆さん。毒でも盛ったのかよ!? 足が痺れて、動けねぇ!」
「何、アホなこと言っているかね」
正座に慣れておらず、足が痺れてしまったオーシュガルトが倒れこんだ。
溜息を吐きながらジェシカは、反省する際の姿勢として結構使えるね、と内心考える。
ただ、流石におっさんが呻いては気分も悪いし、話の邪魔になる。
「はぁ、仕方ない。正座はもうしなくていい。それよりも」
手元の書類を読み終えたジェシカはようやく正座が終わったぜ、と呟きながら立つエドガーを睨んだ。
その睨みは鋭く、言い知れぬ緊張感が漂う。
「エドガー。出身地はハルタット領。歳は十五。……はぁ。エドガー・マキーナルト様が何故、身分詐称をしているかえ? そもそも、アンタ、銀ランクだろうて。何、初心者からやり直そうとしている?」
「……別に再登録は禁止されているわけではないですよね。それに出身地や年齢も正確に把握できている人たちも多くないので、さして問題はないはずでは?」
ジェシカが放つ緊張感を気にもすることなく、面倒という文字がありありとエドガーの顔に浮かんでいる。
一瞬だけ顔を顰めたエドガーは口調を変えて、張り付けた笑みを浮かべている。
ジェシカは一切のミスも見逃さないという瞳でエドガーを睨むが、エドガーは動じることはない。
「はぁ」
ジェシカが溜息を吐いた。
確かに、禁止しているわけではない。冒険者ギルドは職にあぶれた存在と依頼主を仲介するのが仕事。
身分詐称は信頼の失墜になるかもしれないが、そもそもの話、孤児だったり根無し草の者たちも多いため、詐称もなにも、そもそもそれらが分かっていない場合もある。
だから、禁止はできない。
それに貴族がお忍びで登録する場合もあり、それは許している。つまり、子爵家の子息であるエドガーの身分詐称と再登録を責めてたてることはできない。
最も、責めたところで張り付けた笑みを浮かべているエドガーが、反省することもないだろうが。
「エドガー。アンタは鉄ランクに昇格だよ」
「鉄ランクですか? それに筆記試験を受けていませんよ」
「……もういいだろうて。口調を元に戻したらどうだね。正直、アンタみたいな奴がそんな笑みを張り付けているのは気持ち悪い」
「……はいはい、分かったぜ」
エドガーは肩を竦めた。
童がと思いながら、ジェシカは気にせずに続ける。
「鉄ランクまでなら、どんな初心者であろうとあたしの権限でねじ込める。正直、実力がある者が下でウロチョロされると、管理する側としてコストがかかるんだよ。ランクが下になればなるほど、更新頻度は高くしなくてはいけないし、それに伴って書類作成に人員を取られる。それに、大きな怪我をしても困るから、職員がそれとなく依頼を調整したり――」
「はいはい、悪かった」
グチグチと言われるなと思ったエドガーは適当に頭を下げた。
「んで、鉄ランク昇格でいいだよな。なら、それの手続きはいつ終わるんだ」
「なんだい? 用事でもあるのかえ?」
「アンタの部下に負わされた傷を癒しに、教会にな」
エドガーは血が滲んでいる脇腹を差す。
実際のところ、エドガーは回復魔法を使えるため教会にいかなくとも自分で治癒できるが、さっさと退散したいのだ。
それを読み取りながら、ジェシカは呆れた表情をエドガーに向ける。
「昇格自体は数時間後だよ。が、鉄ランク用のカードの交付は二日後だね」
「結構かかるな」
「早い方だよ。文句を言うなら、エドガー・マキーナルトとして活動するかえ?」
「……ないですよ。文句なんて」
愛想笑いを浮かべたエドガーはそれからジェシカに頭を下げる。
「他に何もないなら、俺は退散しますよ。では二日後にまた来ます」
そういってエドガーはジェシカに睨まれながら、執務室から退室した。
「ソワレ。外まで案内しな」
「……ん」
ソワレが退室したエドガーのあとを追った。
Φ
「で、いいのか? 婆さん」
「オーシュガルト。アンタがよくないんだよ。一ヵ月の減給は覚悟しな」
「そ、それはッ」
「文句あるかえ?」
「……ないっす」
エドガーが退室した後、オーシュガルトは項垂れた。
「で、アンタから見てエドガー様の実力はどれくらいだったのかえ?」
「……殺し合いなら、俺が負けるほどだと思うぜ」
「そこまでかえ?」
「ああ、流石は生きる英雄様の息子だ」
感心したような様子のオーシュガルトにジェシカが首を横に振った。
「アンタ。それを本人の前で言うんじゃないよ。あれは相当、コンプレックスを持っている」
「分かってるぜ、婆さん。まぁ、でも、本当の年齢は十一なんだろ? なら、年相応じゃねぇか? むしろ、試合であんなに楽しそうに笑ってたガキが婆さん相手にあそこまでできるんだ。大人び過ぎているな」
「それほどの期待や重圧があるんだよ。脳筋のアンタには想像もできないほどの」
「婆さん、俺でも想像はできるぞ!」
オーシュガルトの抗議を聞き流しながら、ジェシカは溜息を吐いた。
「……ん。ジェシカ婆さん」
身長ほどある杖を突いた腰の曲がった白髪の老婆、ジェシカの頼みに紅の長髪の美女、ソワレは淡々と頷いた。
「動いたら、灼く」
「「ッッ」」
両手を紅い魔力を集め、叩き伏せられ呻いていたエドガーとオーシュガルトの周囲に業火の円陣を作り出した。
エドガーとオーシュガルトは、その業火の円陣に息を飲む。触れれば、即焼き殺されてしまう程の火力だったからだ。
それでいて、触れない限り熱さも感じない特別な業火の円陣。
軋む痛みに顔をしかめながら、ソワレを見てエドガーは片眉を上げる。
「炎の上位精霊かよ。ってことは、王都支部の自由ギルドマスターか。普通、冒険者ギルドのことなんだし、冒険者ギルドマスターが出張るんじゃねぇの?」
「フェレリア嬢は今、外に出ていないよ。それに他の腕利きもいない。仕方ないから、あたしが来たんだよ」
ジェシカは戦いを邪魔されて不機嫌そうなエドガーに溜息を吐いた。それから、やべっと汗をダラダラ流しているオーシュガルトを睨む。
「オーシュガルト。銅ランク昇格試験にしては、随分と派手に暴れたようだね」
「そ、それは」
辺りを見渡せば、訓練場の地面が穴だらけなのはもちろん、訓練場にもともといた新人の冒険者たちの殆どが腰を抜かしていた。中には、失禁している者もいた。
「黒銀相当の実力のあんたがあれだけの威圧を出せば、ひよっこどもがああなるのは分かっていたはずだね」
「い、いや、それは」
「まさか、戦いに熱中して忘れたとでも?」
「うっ」
ダラダラと冷や汗を流オーシュガルトにジェシカは溜息を吐いた。
「しかるべき処分は下すよ。それよりも、来な」
「どこに?」
「あたしの執務室だよ」
そしてジェシカはエドガーたちに背を向けて歩き出した。続いてソワレが歩く。
ソワレの動きに連動するように業火の円陣も動き始めたため、エドガーとオーシュガルトは慌てて業火に触れないように立ち上がって歩き始めた。
Φ
「さて、と」
書類がいたるところに積み重なった部屋。ただ、乱雑というわけではなく、よくよく見れば書類の種類ごとに整理されているのも分かる。
そんな部屋の長であるジェシカは自分の執務机に座り、正座させているエドガーとオーシュガルトを見下ろす。二人の後ろに無表情のソワレが立っている。
仮面をしていないエドガーは綺麗に正座をしているが、オーシュガルトは慣れていないのか居心地が悪そうだ。
ジェシカは片眉を上げる。
「流石にアンタの弟が発案した座りだけあって、正座には慣れているようだね」
「まぁな。それよりも、誰から正座について聞いたんだよ」
「クラリス様だよ」
「そういえば、アイラ王女殿下の家庭教師をしていたか」
父や母の友人兼仲間で、共に死之行進から国を救った英雄であるエルフの女性、クラリスの名を聞いて、エドガーは納得したように頷いた。
と、
「ば、婆さん。毒でも盛ったのかよ!? 足が痺れて、動けねぇ!」
「何、アホなこと言っているかね」
正座に慣れておらず、足が痺れてしまったオーシュガルトが倒れこんだ。
溜息を吐きながらジェシカは、反省する際の姿勢として結構使えるね、と内心考える。
ただ、流石におっさんが呻いては気分も悪いし、話の邪魔になる。
「はぁ、仕方ない。正座はもうしなくていい。それよりも」
手元の書類を読み終えたジェシカはようやく正座が終わったぜ、と呟きながら立つエドガーを睨んだ。
その睨みは鋭く、言い知れぬ緊張感が漂う。
「エドガー。出身地はハルタット領。歳は十五。……はぁ。エドガー・マキーナルト様が何故、身分詐称をしているかえ? そもそも、アンタ、銀ランクだろうて。何、初心者からやり直そうとしている?」
「……別に再登録は禁止されているわけではないですよね。それに出身地や年齢も正確に把握できている人たちも多くないので、さして問題はないはずでは?」
ジェシカが放つ緊張感を気にもすることなく、面倒という文字がありありとエドガーの顔に浮かんでいる。
一瞬だけ顔を顰めたエドガーは口調を変えて、張り付けた笑みを浮かべている。
ジェシカは一切のミスも見逃さないという瞳でエドガーを睨むが、エドガーは動じることはない。
「はぁ」
ジェシカが溜息を吐いた。
確かに、禁止しているわけではない。冒険者ギルドは職にあぶれた存在と依頼主を仲介するのが仕事。
身分詐称は信頼の失墜になるかもしれないが、そもそもの話、孤児だったり根無し草の者たちも多いため、詐称もなにも、そもそもそれらが分かっていない場合もある。
だから、禁止はできない。
それに貴族がお忍びで登録する場合もあり、それは許している。つまり、子爵家の子息であるエドガーの身分詐称と再登録を責めてたてることはできない。
最も、責めたところで張り付けた笑みを浮かべているエドガーが、反省することもないだろうが。
「エドガー。アンタは鉄ランクに昇格だよ」
「鉄ランクですか? それに筆記試験を受けていませんよ」
「……もういいだろうて。口調を元に戻したらどうだね。正直、アンタみたいな奴がそんな笑みを張り付けているのは気持ち悪い」
「……はいはい、分かったぜ」
エドガーは肩を竦めた。
童がと思いながら、ジェシカは気にせずに続ける。
「鉄ランクまでなら、どんな初心者であろうとあたしの権限でねじ込める。正直、実力がある者が下でウロチョロされると、管理する側としてコストがかかるんだよ。ランクが下になればなるほど、更新頻度は高くしなくてはいけないし、それに伴って書類作成に人員を取られる。それに、大きな怪我をしても困るから、職員がそれとなく依頼を調整したり――」
「はいはい、悪かった」
グチグチと言われるなと思ったエドガーは適当に頭を下げた。
「んで、鉄ランク昇格でいいだよな。なら、それの手続きはいつ終わるんだ」
「なんだい? 用事でもあるのかえ?」
「アンタの部下に負わされた傷を癒しに、教会にな」
エドガーは血が滲んでいる脇腹を差す。
実際のところ、エドガーは回復魔法を使えるため教会にいかなくとも自分で治癒できるが、さっさと退散したいのだ。
それを読み取りながら、ジェシカは呆れた表情をエドガーに向ける。
「昇格自体は数時間後だよ。が、鉄ランク用のカードの交付は二日後だね」
「結構かかるな」
「早い方だよ。文句を言うなら、エドガー・マキーナルトとして活動するかえ?」
「……ないですよ。文句なんて」
愛想笑いを浮かべたエドガーはそれからジェシカに頭を下げる。
「他に何もないなら、俺は退散しますよ。では二日後にまた来ます」
そういってエドガーはジェシカに睨まれながら、執務室から退室した。
「ソワレ。外まで案内しな」
「……ん」
ソワレが退室したエドガーのあとを追った。
Φ
「で、いいのか? 婆さん」
「オーシュガルト。アンタがよくないんだよ。一ヵ月の減給は覚悟しな」
「そ、それはッ」
「文句あるかえ?」
「……ないっす」
エドガーが退室した後、オーシュガルトは項垂れた。
「で、アンタから見てエドガー様の実力はどれくらいだったのかえ?」
「……殺し合いなら、俺が負けるほどだと思うぜ」
「そこまでかえ?」
「ああ、流石は生きる英雄様の息子だ」
感心したような様子のオーシュガルトにジェシカが首を横に振った。
「アンタ。それを本人の前で言うんじゃないよ。あれは相当、コンプレックスを持っている」
「分かってるぜ、婆さん。まぁ、でも、本当の年齢は十一なんだろ? なら、年相応じゃねぇか? むしろ、試合であんなに楽しそうに笑ってたガキが婆さん相手にあそこまでできるんだ。大人び過ぎているな」
「それほどの期待や重圧があるんだよ。脳筋のアンタには想像もできないほどの」
「婆さん、俺でも想像はできるぞ!」
オーシュガルトの抗議を聞き流しながら、ジェシカは溜息を吐いた。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
創造眼〜異世界転移で神の目を授かり無双する。勇者は神眼、魔王は魔眼だと?強くなる為に努力は必須のようだ〜
雅
ファンタジー
【HOTランキング入り!】【ファンタジーランキング入り!】
【次世代ファンタジーカップ参加】応援よろしくお願いします。
異世界転移し創造神様から【創造眼】の力を授かる主人公あさひ!
そして、あさひの精神世界には女神のような謎の美女ユヅキが現れる!
転移した先には絶世の美女ステラ!
ステラとの共同生活が始まり、ステラに惹かれながらも、強くなる為に努力するあさひ!
勇者は神眼、魔王は魔眼を持っているだと?
いずれあさひが無双するお話です。
二章後半からちょっとエッチな展開が増えます。
あさひはこれから少しずつ強くなっていきます!お楽しみください。
ざまぁはかなり後半になります。
小説家になろう様、カクヨム様にも投稿しています。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【R18】異世界魔剣士のハーレム冒険譚~病弱青年は転生し、極上の冒険と性活を目指す~
泰雅
ファンタジー
病弱ひ弱な青年「青峰レオ」は、その悲惨な人生を女神に同情され、異世界に転生することに。
女神曰く、異世界で人生をしっかり楽しめということらしいが、何か裏がある予感も。
そんなことはお構いなしに才覚溢れる冒険者となり、女の子とお近づきになりまくる状況に。
冒険もエロも楽しみたい人向け、大人の異世界転生冒険活劇始まります。
・【♡(お相手の名前)】はとりあえずエロイことしています。悪しからず。
・【☆】は挿絵があります。AI生成なので細部などの再現は甘いですが、キャラクターのイメージをお楽しみください。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・思想・名称などとは一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※この物語のえちちなシーンがある登場人物は全員18歳以上の設定です。
ごめんみんな先に異世界行ってるよ1年後また会おう
味噌汁食べれる
ファンタジー
主人公佐藤 翔太はクラスみんなより1年も早く異世界に、行ってしまう。みんなよりも1年早く異世界に行ってしまうそして転移場所は、世界樹で最強スキルを実でゲット?スキルを奪いながら最強へ、そして勇者召喚、それは、クラスのみんなだった。クラスのみんなが頑張っているときに、主人公は、自由気ままに生きていく
よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった
ベルピー
ファンタジー
よくある異世界転生。俺こと、美波勇気もテンプレのように毎日毎日の残業残業で倒れてしまった。
ここでテンプレならチートを授かるモノだが、気づいたらゲームの世界にいた。
そう、昔少しだけ流行ったドラゴンファンタジーのゲームの世界だ。有名ロールプレイングゲームを真似て作られた為、そこまで人気はなかったが俺はこのゲームが好きでけっこうやりこんでいた。
勇者だったらハッピーエンドを迎えたのに、俺が転生したのは勇者とともに魔王を討伐する友人のキャラだった。
一緒に魔王を倒したならそこそこ良いキャラじゃね?と思うかもしれないが、このキャラ。魔王と戦う直前に好きな人を勇者に取られてそのままヤケクソになって魔王に向かって死んでしまうのだ。。。
俺は死にたくない。ゲームの知識を活かして生き残るしかない!!
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
ゲームのモブに転生したと思ったら、チートスキルガン積みのバグキャラに!? 最強の勇者? 最凶の魔王? こっちは最驚の裸族だ、道を開けろ
阿弥陀乃トンマージ
ファンタジー
どこにでもいる平凡なサラリーマン「俺」は、長年勤めていたブラック企業をある日突然辞めた。
心は晴れやかだ。なんといってもその日は、昔から遊んでいる本格的ファンタジーRPGシリーズの新作、『レジェンドオブインフィニティ』の発売日であるからだ。
「俺」はゲームをプレイしようとするが、急に頭がふらついてゲーミングチェアから転げ落ちてしまう。目覚めた「俺」は驚く。自室の床ではなく、ゲームの世界の砂浜に倒れ込んでいたからである、全裸で。
「俺」のゲームの世界での快進撃が始まる……のだろうか⁉
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる