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第二部 九章:雨降った
七話 苛立ち
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カツコツカツコツと忙しなさを感じる足音がの部屋から響いてくる。
……まぁ一番端だし、接している部屋は俺たちの部屋だけだからいいんだが、相当苛立ってるな。
その苛立ちの原因は……
『いいのか?』
『いつもの事でしょ?』
『はぁ。パーティー解散とか止めてくれよ』
『それはないよ』
どうだか。
そんな言葉はため息と共に仕舞いこみながら、俺は六畳ほどの小さな部屋に備え付けられた机の上で魔道具の整備をしていた。
どうせ一週間はここにいるのだ。旅をしていると、二日三日かかる魔道具の整備や改修はできないからな。
いい機会だ。
『というか、もうそろ食事の時間だぞ。伝えに言ったらどうだ?』
『分かった。……時計を持ってくれればいいんだけどね』
『機嫌取りのためにプレゼントしたらどうだ? 一ヶ月先とはいえ、お前ももらっただろ?』
ベッドに寄りかかりながら本を読んでいたライゼが起き上がった。
少しだけ悪戯な笑顔を浮かべながら俺を見て、そのあとフィンガースナップし、“空鞄”を召喚した。
そして、“空鞄”を開けてガサゴソと。
『用意してはあるんだ』
『そうかいそうかい。で、何を?』
『ブレスレットの時計』
『……路銀、大丈夫か?』
明らかの高価なブレスレット時計。針は細く、それでもきちんと存在感がある。また、方位磁石用の針も見える。
ライゼの懐中時計とは違い、切り替わるタイプではないようだ。
時計の周りを覆うラグは鈍い銀でありながら、ベルトは妖しいほどにぬるりと光る銀の糸だ。
時計自体は大銅貨ほどの大きさで、薄い。飾り気はなく、けれど解析して確かめてみれば、錆びに熱による変形等々、耐久性がめっちゃ高いだろう。
動力は……魔力か? いや、それにしては……動かす事によって自動でゼンマイが巻かれる自動巻きも入っている感じか?
ライゼが持っている懐中時計よりは性能は低いが、しかしライゼの懐中時計よりも小さい。
今の技術でこれほどの時計を作るとなると……小金貨十枚は行きそうだぞ。
……まじで大丈夫か、これ。
『問題ないよ。これ、もともとラビンテダンジョンで掻っ攫ってきたものだし』
『……はぁ、なんというか。あれか、あの神殿っぽいところか?』
『うん。たぶんラビンテさん、だよね。あの石像の腕に巻いてあったから』
……手癖が悪いといったら。はぁ。
レーラーと再会したとき、俺、怒られないよな。流石のレーラーだってこんなに手癖は悪くない……はずだ。
うん。大丈夫だろう。
それにあの光の球が許したんだ。何を転移するかを指定しているはずだし、その際に気が付いている。
だって、ライゼが取り決め以外に隠して持っていこうとしていた古い硬貨や魔道具は転移時に没収されていたし。
なら、問題はなかったんだろう。
……いや、あろうがなかろうが……
でも、冒険者という職業ってそういうものだよな……
『……で、いつ渡すんだ?』
『まぁ誕生日かな?』
『そうか。……それで夕飯は?』
『あ、行ってくる』
ライゼは無造作に“空鞄”へそのブレスレット時計を仕舞い、“空鞄”も消した後、タッタッタッと足早に部屋を出ていった。
俺は三回ほどくるくると回った後、〝物を浮かす魔法〟で改修していた魔道具と、魔道具専用の魔法袋を浮かし、仕舞った。
そしてチロチロと舌を出し、隣の気配を探った後、扉の下の隙間から部屋を出たのだった。
Φ
翌朝。
朝日が昇る前に起きたライゼは、昨夜に宿屋の店主に話を取り付けて宿屋の裏側にある空き地で訓練をしていた。
体を大きくしてそれを見ながら、夜明け前の冷気で鱗をシャキとさせてた俺の傍へ、ワキさんがやってきた。
この婆さんも朝が早いこった。
「ヘルメスさん。あたしゃの頼みは迷惑だったかね」
特殊な結界の中で、乱舞する魔法弾を“森顎”と“森彩”で逸らしながら舞踏するライゼを関した様子で見ながら、俺の隣に座ったワキさんは俺の背中を触った。
……普通は許可なしで触られるのは嫌なのだが、けどワキさんは撫でるのが上手いからな。許す。
明らかに前世の人間の感覚はすっかり遠のいてしまった俺は、もちろん〝思念を伝える魔法〟を使わない。だってトカゲだから。
なので、少し不機嫌そうに尻尾を横に振った。
「そうかいそうかい。お前さんは問題ないと」
尻尾をダンッと鳴らした。
「けど、あの嬢さんは迷惑していたと」
尻尾を動かさない。
だって。
「迷惑はしていませんよ、ワキ様」
「そうかい? それにしては苛立った様子に見えるだがの?」
「勘違いかと存じます」
訓練をしにきたトレーネは黒金棒を担ぎながらも、軽やかに礼をした。
ワキさんはも、そうかいと言いながら杖をついて頭を下げた。座ったままなのは、トレーネが視線で立たなくてもいいと促したからだ。
「言葉を崩しても構わんよ。ここにいるのはただの婆さんさね」
「ならば猶更です。ワキ様」
「どうにも神官様は堅苦しくてありゃせん」
「性分ですので」
一見トレーネの表情は穏やかだ。けれど金貨すら裸足で逃げ出してしまうほど美しい黄金の瞳はワキさんを射貫いていた。
トレーネは勝手に依頼を受けたライゼに苛立っている部分もあるが、確実に裏のあるワキさんを警戒しているのだ。
まぁそれでも、お使いにも近い依頼を受け、貴重な時間を潰そうとしているライゼに苛立っているのだろうが。
いや、焦っているのだろう。
あと半年もないのだ。半年でSランク冒険者になり、フリーエンがいるウォーリアズ王国へと帰らなくてはならない。
そもそもSランク冒険者になるには実力も貢献度も推薦も必要だが、それなりの儀式というか、場所が必要になる。
権威も。
ありたいていにいえば、Sランク冒険者を承認する冒険者ギルドが決まっているのだ。当たり前だが。
ファッケル王国内では、アイファング王国に二つ。ハーフン王国に三つ。ナファレン王国やウォーリアズ王国にはないのだ。
ない理由は省くが、それゆえにハーフン王国に向かって旅をしてきたのだ。
その旅をするのに半年近くかかっている。
戻る際はダンジョンを攻略したり、魔物を討伐しないとしても、それでも三か月はかかるだろう。
猶予は少ない。
だからトレーネは焦っている。
ランク上げにもならないお使いを受けることで時間を取られるのが本当に嫌なのだ。
だけど、ライゼのおかげで半年間でAランクになれたこともあり、それが言えない。自分だけでは無理だと分かっているから。
だから、苛立ちだ。
嫌な気持ちを、否定を、己の意見をはっきりと言えない。そういうもどかしさの苛立ち。
……たぶんこんな状況でなければ、ライゼよりもトレーネの方がお使いみたいな依頼を受けると思うが。
状況は簡単に人を変えるのは確かだろう。
「と、あたしゃここで失礼するよ。また、数時間後に」
「……ええ、数時間後に」
そんな苛立ちがチラリホラリと見えるトレーネの笑顔を見て、ワキさんは立ち上がり、俺たちに少しだけ頭を下げた後、反転して去っていった。
結局ワキさんは何をしにここへ来たのだろうか?
……まぁ一番端だし、接している部屋は俺たちの部屋だけだからいいんだが、相当苛立ってるな。
その苛立ちの原因は……
『いいのか?』
『いつもの事でしょ?』
『はぁ。パーティー解散とか止めてくれよ』
『それはないよ』
どうだか。
そんな言葉はため息と共に仕舞いこみながら、俺は六畳ほどの小さな部屋に備え付けられた机の上で魔道具の整備をしていた。
どうせ一週間はここにいるのだ。旅をしていると、二日三日かかる魔道具の整備や改修はできないからな。
いい機会だ。
『というか、もうそろ食事の時間だぞ。伝えに言ったらどうだ?』
『分かった。……時計を持ってくれればいいんだけどね』
『機嫌取りのためにプレゼントしたらどうだ? 一ヶ月先とはいえ、お前ももらっただろ?』
ベッドに寄りかかりながら本を読んでいたライゼが起き上がった。
少しだけ悪戯な笑顔を浮かべながら俺を見て、そのあとフィンガースナップし、“空鞄”を召喚した。
そして、“空鞄”を開けてガサゴソと。
『用意してはあるんだ』
『そうかいそうかい。で、何を?』
『ブレスレットの時計』
『……路銀、大丈夫か?』
明らかの高価なブレスレット時計。針は細く、それでもきちんと存在感がある。また、方位磁石用の針も見える。
ライゼの懐中時計とは違い、切り替わるタイプではないようだ。
時計の周りを覆うラグは鈍い銀でありながら、ベルトは妖しいほどにぬるりと光る銀の糸だ。
時計自体は大銅貨ほどの大きさで、薄い。飾り気はなく、けれど解析して確かめてみれば、錆びに熱による変形等々、耐久性がめっちゃ高いだろう。
動力は……魔力か? いや、それにしては……動かす事によって自動でゼンマイが巻かれる自動巻きも入っている感じか?
ライゼが持っている懐中時計よりは性能は低いが、しかしライゼの懐中時計よりも小さい。
今の技術でこれほどの時計を作るとなると……小金貨十枚は行きそうだぞ。
……まじで大丈夫か、これ。
『問題ないよ。これ、もともとラビンテダンジョンで掻っ攫ってきたものだし』
『……はぁ、なんというか。あれか、あの神殿っぽいところか?』
『うん。たぶんラビンテさん、だよね。あの石像の腕に巻いてあったから』
……手癖が悪いといったら。はぁ。
レーラーと再会したとき、俺、怒られないよな。流石のレーラーだってこんなに手癖は悪くない……はずだ。
うん。大丈夫だろう。
それにあの光の球が許したんだ。何を転移するかを指定しているはずだし、その際に気が付いている。
だって、ライゼが取り決め以外に隠して持っていこうとしていた古い硬貨や魔道具は転移時に没収されていたし。
なら、問題はなかったんだろう。
……いや、あろうがなかろうが……
でも、冒険者という職業ってそういうものだよな……
『……で、いつ渡すんだ?』
『まぁ誕生日かな?』
『そうか。……それで夕飯は?』
『あ、行ってくる』
ライゼは無造作に“空鞄”へそのブレスレット時計を仕舞い、“空鞄”も消した後、タッタッタッと足早に部屋を出ていった。
俺は三回ほどくるくると回った後、〝物を浮かす魔法〟で改修していた魔道具と、魔道具専用の魔法袋を浮かし、仕舞った。
そしてチロチロと舌を出し、隣の気配を探った後、扉の下の隙間から部屋を出たのだった。
Φ
翌朝。
朝日が昇る前に起きたライゼは、昨夜に宿屋の店主に話を取り付けて宿屋の裏側にある空き地で訓練をしていた。
体を大きくしてそれを見ながら、夜明け前の冷気で鱗をシャキとさせてた俺の傍へ、ワキさんがやってきた。
この婆さんも朝が早いこった。
「ヘルメスさん。あたしゃの頼みは迷惑だったかね」
特殊な結界の中で、乱舞する魔法弾を“森顎”と“森彩”で逸らしながら舞踏するライゼを関した様子で見ながら、俺の隣に座ったワキさんは俺の背中を触った。
……普通は許可なしで触られるのは嫌なのだが、けどワキさんは撫でるのが上手いからな。許す。
明らかに前世の人間の感覚はすっかり遠のいてしまった俺は、もちろん〝思念を伝える魔法〟を使わない。だってトカゲだから。
なので、少し不機嫌そうに尻尾を横に振った。
「そうかいそうかい。お前さんは問題ないと」
尻尾をダンッと鳴らした。
「けど、あの嬢さんは迷惑していたと」
尻尾を動かさない。
だって。
「迷惑はしていませんよ、ワキ様」
「そうかい? それにしては苛立った様子に見えるだがの?」
「勘違いかと存じます」
訓練をしにきたトレーネは黒金棒を担ぎながらも、軽やかに礼をした。
ワキさんはも、そうかいと言いながら杖をついて頭を下げた。座ったままなのは、トレーネが視線で立たなくてもいいと促したからだ。
「言葉を崩しても構わんよ。ここにいるのはただの婆さんさね」
「ならば猶更です。ワキ様」
「どうにも神官様は堅苦しくてありゃせん」
「性分ですので」
一見トレーネの表情は穏やかだ。けれど金貨すら裸足で逃げ出してしまうほど美しい黄金の瞳はワキさんを射貫いていた。
トレーネは勝手に依頼を受けたライゼに苛立っている部分もあるが、確実に裏のあるワキさんを警戒しているのだ。
まぁそれでも、お使いにも近い依頼を受け、貴重な時間を潰そうとしているライゼに苛立っているのだろうが。
いや、焦っているのだろう。
あと半年もないのだ。半年でSランク冒険者になり、フリーエンがいるウォーリアズ王国へと帰らなくてはならない。
そもそもSランク冒険者になるには実力も貢献度も推薦も必要だが、それなりの儀式というか、場所が必要になる。
権威も。
ありたいていにいえば、Sランク冒険者を承認する冒険者ギルドが決まっているのだ。当たり前だが。
ファッケル王国内では、アイファング王国に二つ。ハーフン王国に三つ。ナファレン王国やウォーリアズ王国にはないのだ。
ない理由は省くが、それゆえにハーフン王国に向かって旅をしてきたのだ。
その旅をするのに半年近くかかっている。
戻る際はダンジョンを攻略したり、魔物を討伐しないとしても、それでも三か月はかかるだろう。
猶予は少ない。
だからトレーネは焦っている。
ランク上げにもならないお使いを受けることで時間を取られるのが本当に嫌なのだ。
だけど、ライゼのおかげで半年間でAランクになれたこともあり、それが言えない。自分だけでは無理だと分かっているから。
だから、苛立ちだ。
嫌な気持ちを、否定を、己の意見をはっきりと言えない。そういうもどかしさの苛立ち。
……たぶんこんな状況でなければ、ライゼよりもトレーネの方がお使いみたいな依頼を受けると思うが。
状況は簡単に人を変えるのは確かだろう。
「と、あたしゃここで失礼するよ。また、数時間後に」
「……ええ、数時間後に」
そんな苛立ちがチラリホラリと見えるトレーネの笑顔を見て、ワキさんは立ち上がり、俺たちに少しだけ頭を下げた後、反転して去っていった。
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