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前略、旦那様……幼馴染と幸せにお過ごし下さい
ドロテア
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【ドロテア】
27歳
もし、彼女が真っ当に生きたなら……精神の巫女としてシアと並び尊ばれただろう。
種族:人獣 獣性は限りなく0に近い。
職業:ランディの付き人
脳内voice:?
髪色:赤
肌色:褐色
瞳色:赤
代々王家に仕える戦士の一族に生まれながら、戦闘能力の基準とされる獣性は無い。
哀れな子として、過保護なほどに気にかけられ育てられたが、最後まで気づく事は無かった。
姉ドーラが、ラース・ランディの唯一の世話役、婚約者候補となった事で無力な自分に暴走を始める。 無駄にある行動力と運が全てを狂わせた。
全てにおいての基準はドーラだったはずなのに、ドーラから役目を奪いドーラを見下しても、満足する事はなく……。
ランディを地位、権力、財力、称賛を得るための道具とする。
彼女は女王であり、それ以外は許せない。
シアが現れた頃から、ランディは少しずつ変化をしており……ソレがドロテアの苛立ちとなっていた。 何が違うかは理解できず、ただランディを痛めつけ憂さを晴らしていたが……自分が求めるべき賛辞と注目を得られていないと苛立った。 ドロテアが性的な行為に溺れたのはその頃である。
性的行為を繰り返すたびに、ドロテアは周囲の称賛を集める事に成功していた……強まる共感の力をランディ以外にも発揮できるようになっていたから。
強く強く強く……。
彼女は強くなっていった……。
彼女自身の終わりに近づくほどに……。
27歳
もし、彼女が真っ当に生きたなら……精神の巫女としてシアと並び尊ばれただろう。
種族:人獣 獣性は限りなく0に近い。
職業:ランディの付き人
脳内voice:?
髪色:赤
肌色:褐色
瞳色:赤
代々王家に仕える戦士の一族に生まれながら、戦闘能力の基準とされる獣性は無い。
哀れな子として、過保護なほどに気にかけられ育てられたが、最後まで気づく事は無かった。
姉ドーラが、ラース・ランディの唯一の世話役、婚約者候補となった事で無力な自分に暴走を始める。 無駄にある行動力と運が全てを狂わせた。
全てにおいての基準はドーラだったはずなのに、ドーラから役目を奪いドーラを見下しても、満足する事はなく……。
ランディを地位、権力、財力、称賛を得るための道具とする。
彼女は女王であり、それ以外は許せない。
シアが現れた頃から、ランディは少しずつ変化をしており……ソレがドロテアの苛立ちとなっていた。 何が違うかは理解できず、ただランディを痛めつけ憂さを晴らしていたが……自分が求めるべき賛辞と注目を得られていないと苛立った。 ドロテアが性的な行為に溺れたのはその頃である。
性的行為を繰り返すたびに、ドロテアは周囲の称賛を集める事に成功していた……強まる共感の力をランディ以外にも発揮できるようになっていたから。
強く強く強く……。
彼女は強くなっていった……。
彼女自身の終わりに近づくほどに……。
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