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05.私の自尊心
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その日、私は嫌がるマドラに強引に休暇を与え、兄妹のように育った第四皇子に会いに行った。
「にゃぁ~ん」
獣化の可能性を持つ者の大半が金色の瞳を持つ。 だけれど私の瞳は銀色で、だからこそ小猫に獣化しフラフラと皇宮を歩きまわる私に目をつける者はいない。
「はいはい、勝手に入っておいで、子猫ちゃん」
第四皇子ダグラス様の母君アメリア・ガムルステット様はかつて皇妃だった。 サリオン様の母君がツガイとして皇帝陛下に嫁いだ時、側妃として降格を命じられ、それを拒否し離縁を申し出た。
アメリア様の離縁と言う前例は、可能性であり、私にとっての希望。
陛下との離縁の後、アメリア様は、私の父の弟に嫁いだことで、現在第四皇子として活躍しているダグラス兄様は我が家で産まれることとなりました。
その縁で、私がサリオン様に嫁ぎ、ダグラス兄様が皇子として復帰するまでの10年間、私達は兄妹のように育ったのです。
マドラが渋々ながら休暇を了承した理由は、私がダグラス兄様を頼るだろうと考えたためでしょう。
窓から勝手に入り込み、尻尾で窓を閉める。
「おかえり」
金色の視線が僅かに向けられ微笑み、ペン先でサラリとした黒髪をポリポリと掻いて、書類を書き続ける。 これが皇子・皇女たちの普通なのだ。
ヒョイと机の上に下りたち、ガジガジとダグラス兄様の腕に噛みつけば、首根っこを掴まれて頭上に乗せられた。
「どうした?」
頭に張り付いたまま、私は黙りこむ。 両親も叔父夫婦もダグラス兄様も、私が物心ついたころには何時も熱心に仕事をしており、私はそう言うものだと思っていたのだ。
「兄様がいけないのですわ」
「なんだ、なんだ? 突然」
「兄様が仕事をするから、そう言うものなのだと思いこんでしまったのですもの」
音にならない苦笑い。
「はいはい、文句は非生産的だ。 お願いごとはもっと生産的にするもんだぞ」
ペンを置き、書き上げた書類を視線で追い横に積み、頭上に置きっぱなしの私を抱き上げ、テーブルへと移動する。 そこには私が来るものと予測していたかのように料理が並べられていた。
多分、知っていたのでしょう。
ダグラス兄様とマドラは、同じ師匠の元で武術を学んだ師弟関係にあり、今でも連絡を取り合っている。 そしてサリオン様の目を盗むように、私宛の手紙や、贈り物もマドラへの手紙や荷物に紛れ込む。
ダグラス兄様は私を料理の前にポンっと置き。
「まぁ、それはともかく食べろ。 全くオマエは全然大きくならないなぁ……」
「人型は大きくなっていますわ。 少しですが……」
「ほぉ?」
「春から、1センチほど背が伸びましたもの」
「ほぉ?」
「本当は、0.8……」
「へぇ?」
「0.3」
「誤差だな」
幼い頃から交わされていた他愛ない会話にホッとする。
食事を終えた私は、ダグラス兄様に飛びつき、膝の上を占領した。 サリオン様のように妻となった私に触れるのも嫌がられては、自分と言う者の価値を何処までも落とし惨めになってしまう。
あのように、見た目だけの何も出来ないような人に、私の価値を落とされたくなどありません。 なんて必死に思っても、思い込みだけでは自分を救えない時もあるのです。
「やけに甘えるな」
「自尊心を回復しておりますの?」
「自尊心?」
「そう、私は皇子様に可愛がられる存在なんだぞって」
笑いながら言ってみせたけれど、未だサリオン様の言葉にぐらぐら揺れている私は、きっと人間のままだったら感情は大きく乱れていたでしょう。
「はいはい、ラケシスは可愛いよ」
そう言って、大きな手で身体ごと転がすように撫でられる。
「兄様、また手が大きくなっています?」
「ラケが小さくなってんじゃないのか?」
そして私達はもう1度笑いあった。
ダグラス兄様は喉元を優しく指先で撫でながら、もう1度私に聞いてきました。
「望みはなんだ?」
長い沈黙、私は……吐き出すように
「……もう、いやなの!! サリオン様の妻はもう嫌、嫌、嫌だ、嫌だよ。 兄さま!! 助けて」
私は猫のままの姿で縋りついた。
「いいよ。 可愛いラケシスの頼みだ。 叶えてあげるよ。 ただ」
「ただ?」
「ラケの命は、皇家に嫁ぐ約束で助けられた。 サリオンと離縁しても、その約束はなくなる訳じゃない。 俺の妻になるのかい? おチビちゃん。 俺はサリオンのように妻を置物のように扱う事はないよ」
「それは……」
猫同士がじゃれ合うように、鼻先をくっつける。
「俺のこと、好き?」
「兄様? 突然にそんな風に言われても、困る」
「そう? 俺は好きだよ」
クスクスと笑い、チュッと口づけようとするから、前足で兄様の顔を押しのけた。
「いや? 小さな頃は何時もしていたのに」
「いや……じゃないけど……、こういうのは不誠実ですわ。 あと、小さな頃のソレは2人とも猫状態だったじゃないですか!!」
「猫ってなぁ……俺は、チビッ子のラケと違うでしょうが、まぁ、獣化同士ならいいと言うなら」
そう言いながら、ダグラス兄様が巨大な黒豹に転じれば、チュッと口づけてきて、毛繕いをするように顔を舐めてくる。 お互い毛繕いをし、グルグルと私達は喉を鳴らした。
毛繕いをし、薄い耳を甘噛みしながら、兄様はもう1度聞いてきた。
「俺の事、好きでしょ?」
私は、グルグル喉を鳴らしながら、コクリと頷いた。
「なら、用事を済ませて、冬の療養地へと向かおう。 そこに、ラケシスを解放するための鍵がある」
「にゃぁ~ん」
獣化の可能性を持つ者の大半が金色の瞳を持つ。 だけれど私の瞳は銀色で、だからこそ小猫に獣化しフラフラと皇宮を歩きまわる私に目をつける者はいない。
「はいはい、勝手に入っておいで、子猫ちゃん」
第四皇子ダグラス様の母君アメリア・ガムルステット様はかつて皇妃だった。 サリオン様の母君がツガイとして皇帝陛下に嫁いだ時、側妃として降格を命じられ、それを拒否し離縁を申し出た。
アメリア様の離縁と言う前例は、可能性であり、私にとっての希望。
陛下との離縁の後、アメリア様は、私の父の弟に嫁いだことで、現在第四皇子として活躍しているダグラス兄様は我が家で産まれることとなりました。
その縁で、私がサリオン様に嫁ぎ、ダグラス兄様が皇子として復帰するまでの10年間、私達は兄妹のように育ったのです。
マドラが渋々ながら休暇を了承した理由は、私がダグラス兄様を頼るだろうと考えたためでしょう。
窓から勝手に入り込み、尻尾で窓を閉める。
「おかえり」
金色の視線が僅かに向けられ微笑み、ペン先でサラリとした黒髪をポリポリと掻いて、書類を書き続ける。 これが皇子・皇女たちの普通なのだ。
ヒョイと机の上に下りたち、ガジガジとダグラス兄様の腕に噛みつけば、首根っこを掴まれて頭上に乗せられた。
「どうした?」
頭に張り付いたまま、私は黙りこむ。 両親も叔父夫婦もダグラス兄様も、私が物心ついたころには何時も熱心に仕事をしており、私はそう言うものだと思っていたのだ。
「兄様がいけないのですわ」
「なんだ、なんだ? 突然」
「兄様が仕事をするから、そう言うものなのだと思いこんでしまったのですもの」
音にならない苦笑い。
「はいはい、文句は非生産的だ。 お願いごとはもっと生産的にするもんだぞ」
ペンを置き、書き上げた書類を視線で追い横に積み、頭上に置きっぱなしの私を抱き上げ、テーブルへと移動する。 そこには私が来るものと予測していたかのように料理が並べられていた。
多分、知っていたのでしょう。
ダグラス兄様とマドラは、同じ師匠の元で武術を学んだ師弟関係にあり、今でも連絡を取り合っている。 そしてサリオン様の目を盗むように、私宛の手紙や、贈り物もマドラへの手紙や荷物に紛れ込む。
ダグラス兄様は私を料理の前にポンっと置き。
「まぁ、それはともかく食べろ。 全くオマエは全然大きくならないなぁ……」
「人型は大きくなっていますわ。 少しですが……」
「ほぉ?」
「春から、1センチほど背が伸びましたもの」
「ほぉ?」
「本当は、0.8……」
「へぇ?」
「0.3」
「誤差だな」
幼い頃から交わされていた他愛ない会話にホッとする。
食事を終えた私は、ダグラス兄様に飛びつき、膝の上を占領した。 サリオン様のように妻となった私に触れるのも嫌がられては、自分と言う者の価値を何処までも落とし惨めになってしまう。
あのように、見た目だけの何も出来ないような人に、私の価値を落とされたくなどありません。 なんて必死に思っても、思い込みだけでは自分を救えない時もあるのです。
「やけに甘えるな」
「自尊心を回復しておりますの?」
「自尊心?」
「そう、私は皇子様に可愛がられる存在なんだぞって」
笑いながら言ってみせたけれど、未だサリオン様の言葉にぐらぐら揺れている私は、きっと人間のままだったら感情は大きく乱れていたでしょう。
「はいはい、ラケシスは可愛いよ」
そう言って、大きな手で身体ごと転がすように撫でられる。
「兄様、また手が大きくなっています?」
「ラケが小さくなってんじゃないのか?」
そして私達はもう1度笑いあった。
ダグラス兄様は喉元を優しく指先で撫でながら、もう1度私に聞いてきました。
「望みはなんだ?」
長い沈黙、私は……吐き出すように
「……もう、いやなの!! サリオン様の妻はもう嫌、嫌、嫌だ、嫌だよ。 兄さま!! 助けて」
私は猫のままの姿で縋りついた。
「いいよ。 可愛いラケシスの頼みだ。 叶えてあげるよ。 ただ」
「ただ?」
「ラケの命は、皇家に嫁ぐ約束で助けられた。 サリオンと離縁しても、その約束はなくなる訳じゃない。 俺の妻になるのかい? おチビちゃん。 俺はサリオンのように妻を置物のように扱う事はないよ」
「それは……」
猫同士がじゃれ合うように、鼻先をくっつける。
「俺のこと、好き?」
「兄様? 突然にそんな風に言われても、困る」
「そう? 俺は好きだよ」
クスクスと笑い、チュッと口づけようとするから、前足で兄様の顔を押しのけた。
「いや? 小さな頃は何時もしていたのに」
「いや……じゃないけど……、こういうのは不誠実ですわ。 あと、小さな頃のソレは2人とも猫状態だったじゃないですか!!」
「猫ってなぁ……俺は、チビッ子のラケと違うでしょうが、まぁ、獣化同士ならいいと言うなら」
そう言いながら、ダグラス兄様が巨大な黒豹に転じれば、チュッと口づけてきて、毛繕いをするように顔を舐めてくる。 お互い毛繕いをし、グルグルと私達は喉を鳴らした。
毛繕いをし、薄い耳を甘噛みしながら、兄様はもう1度聞いてきた。
「俺の事、好きでしょ?」
私は、グルグル喉を鳴らしながら、コクリと頷いた。
「なら、用事を済ませて、冬の療養地へと向かおう。 そこに、ラケシスを解放するための鍵がある」
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