58 / 82
6章 居場所
58.考えても分からないなら動くしかない 02
しおりを挟む
屋敷内には、焦点が定まらず、だらしなく涙やヨダレを垂らし、四肢に力が入らず生きた屍のようになりながらヘラヘラ笑っている者。 凶暴性、欲求の身に焦点を置き、肉体の限界を超えた動きで破壊衝動に身を任せる者。 食欲に身を任せる者。 性欲に身を任せる者。 物欲に身を任せ屋敷を荒らす者。 それぞれの欲に合わせた行動をしていた。
彼等は私を見れば逃げていく。 ヴェルではなく、私を見てだ。 ようするに欲そのものよりもケガレが害される事を恐怖とする程度に堕ちていると言う事。
「悪化している?」
確かに私がこの場を離れようと言う意志を持ち離れた時、ケガレが急増したけれど……通常時のマニュアルでは、個別対応不可な時は人を閉じ込め周囲に浄化結界を張ると言う事になっている。
それが傷口からジクジクと溢れる膿のようにケガレが増え続けていた。 私は意識を屋敷に張られた結界に向けた。
結果は三重に張られている。
外、浄化結界。
中、物理結界。
内、増加結界。
増加結界は魔力の少ない魔術師、神官、精霊術師が魔力を一時的に増やすために使う結界なのだけど、それがケガレ増幅に反応しているらしい。
「あの時、もう少し調べておくべきだったかなぁ」
王位を狙う者達の安易な行動だと思っていた。 だけど、
『私は騙された、聖女に誘われただけなんだ!!』
そんな事を言われれば、嘘をつくにしても、もっと考えてはどうだろうか? と、思った。
ケガレは、心の中の罪悪感、強い欲求に反応する。 いずれも精神に反応し、幻覚、幻聴を見聞きし、神に認められた、許された、そんな免罪符を自らに出し、暴力、略奪、強姦、殺人などに至るほどの強い自己肯定感を持つ……とされる。
誘導性をもってケガレを植え付けられていたならどうだろう? と、今、この増幅結界を見た後ならいえる。 まぁ、どのみち強い……他者を虐げても良いほどの欲が無ければ、ケガレなど月夜の影に存在しないものを見る程度の力しかない。
それでも思うのだ……。
「もう少し、話を聞いておくべきだったかも」
「あの……、その……、聖女様、ですよね?」
騒ぎ立てるケガレ堕ちの人達の雑音に消え入るように声が聞こえた。 私の耳にも音が聞こえ、目にもその人物が見えるのだから、ヴェルは明確な意思をもって無視をしていたのだろう。
聖女様と呼ばれるのは正直言えば好きではないけれど、化け物と呼ばれるよりはマシである。
「あぁ……あの!!」
誰と聞かなくても分かるほどに、その人物は近くまで来て声をかけてくる。 なんか近い……。
過去のゴースト記録を見て恐怖に落ち錯乱するでもなく、アレはなんだと問いかけてきた白髪の少年だ。
半日の間にずいぶんとやつれ、衣服も乱れているが、この状況で正気を保つとはと感心するしかない。
「無事でよかった。 コレはどういう事?」
「と、言われましても、気づいた頃にはこういう状態で……」
私は首を傾げる。
「貴方は、私に乱暴を働く気だったの?」
「い、いえ、そんな事あるわけないじゃ……」
語尾が小さくなり、私を目の前に頬を赤らめボソボソと語りだす。
「侍女の方が、聖女殿が部屋で待っていると……王位を求める貴方に会いたいと、秘密だから、夜に紛れてきて欲しいと伝言をいただいて……」
と言う事は、ここに残された侍女は口封じと言う事。
父様が選んだ侍女ではなく、あの緊急時に自主的に即集まった人材である事を考えれば、ユリア様を慕う人達を疑いたくないなどと言う感情論で動くのではなく、侵略と言う異常事態にもっと警戒すべきだった。
私はチラリとヴェルを見れば、興味なさそうな視線が宙を泳いでいた。
ヴェルに守られている。 自分が、絶対安全だと言う侮りが、この結果を招いたと言う事か……反省しないとだなぁ……。
そんなことを考えながら、私は三重に張られた結界の内側に、浄化結界を張り、ケガレに精神を乱す人々に眠りを与え、物理的な結界をより強いものへと強化。 魔力の補給を魔力脈から行い、魔導師長、神官長であっても手出しできないようにした。
「とりあえず場所を移しましょう」
「私の空間には、主以外を入れるつもりはないぞ」
なんとなく、そう言われるかなぁ……とは思っていた。 私が探されている以上、岩の肌に覆われていない事は既に周知されているだろう。
う~ん? どこか安全で人目につかず、私が自由にできる場所……。
「ぁあ、あそこを使わせてもらおう……」
私は意地悪くニヤリと笑う。
「なっ……なぜ、来た……。 何しに来たんだ!! 私を馬鹿にしに来たのか!!」
それは、今更だ……。 勉強しないジュリアン王子を馬鹿ではないと思ったことは無い。
「いえ、丁度良い場所が無かったから、隅の方借りますね」
なんて言いながらジュリアン王子を見れば、右手左足を治した以前よりもケガが増えていた。 何をしていたのだろう? と、考えるが……まぁ、気にしない。
「ヴェル」
私が声をかければ、テーブルとイスをセットし、茶の準備をするヴェル。 ちなみに、私がヴェルと呼んでも周囲のものは『ビル』と聞こえるようになっているそうだ。
ヴェルツェが本来の名前だったけれど、私がヴェルと呼んだ事で彼の正式名称がヴェルへと塗り替えられたらしく、その名を他の者に呼ばれるのは不快でならないだろうからと、そういう風に細工をしたそうだ。
「勝手な事をするな!!」
ベッドから立ち上がろうとして転んでいた。 まぁ、わざわざ回復を手だけとか、足だけにしなかったのは、ささやかな嫌がらせである。
「食事ちゃんと食べているんですか? 顔色も悪いし、腹が減っているからイライラするんですよ」
「こんなところで!! 食事など」
そういって、怒鳴りつけている口の中に、さっき食べていたスコーンを放り込んだ。
「ふごっ……」
「あと、報酬に残りの手足も治しますから、大人しくしていてください」
無理やり口の中に詰め込まれたスコーンを手に取り、ぼそりと陰鬱そうにジュリアン王子は言う。
「今更、手足が治ったところで……」
「そうでもないよ。 神が私を必要としているから、手足を治したんだ!! って、開き直ればいいじゃない。 私が王だ!!って」
自暴自棄になっているジュリアン王子を背に、少年に話しかけようとしたところ、ぼそりと……とても小さな声で言われた。
「長い間、すまなかった……。 私が悪かった……。 なぁ、教えてくれ」
「嫌です。 今忙しいんです。 少年と話があるので、後にしてもらえますか」
「ぇ、ぁ、はい……」
今となっては大人しいものだ。
彼等は私を見れば逃げていく。 ヴェルではなく、私を見てだ。 ようするに欲そのものよりもケガレが害される事を恐怖とする程度に堕ちていると言う事。
「悪化している?」
確かに私がこの場を離れようと言う意志を持ち離れた時、ケガレが急増したけれど……通常時のマニュアルでは、個別対応不可な時は人を閉じ込め周囲に浄化結界を張ると言う事になっている。
それが傷口からジクジクと溢れる膿のようにケガレが増え続けていた。 私は意識を屋敷に張られた結界に向けた。
結果は三重に張られている。
外、浄化結界。
中、物理結界。
内、増加結界。
増加結界は魔力の少ない魔術師、神官、精霊術師が魔力を一時的に増やすために使う結界なのだけど、それがケガレ増幅に反応しているらしい。
「あの時、もう少し調べておくべきだったかなぁ」
王位を狙う者達の安易な行動だと思っていた。 だけど、
『私は騙された、聖女に誘われただけなんだ!!』
そんな事を言われれば、嘘をつくにしても、もっと考えてはどうだろうか? と、思った。
ケガレは、心の中の罪悪感、強い欲求に反応する。 いずれも精神に反応し、幻覚、幻聴を見聞きし、神に認められた、許された、そんな免罪符を自らに出し、暴力、略奪、強姦、殺人などに至るほどの強い自己肯定感を持つ……とされる。
誘導性をもってケガレを植え付けられていたならどうだろう? と、今、この増幅結界を見た後ならいえる。 まぁ、どのみち強い……他者を虐げても良いほどの欲が無ければ、ケガレなど月夜の影に存在しないものを見る程度の力しかない。
それでも思うのだ……。
「もう少し、話を聞いておくべきだったかも」
「あの……、その……、聖女様、ですよね?」
騒ぎ立てるケガレ堕ちの人達の雑音に消え入るように声が聞こえた。 私の耳にも音が聞こえ、目にもその人物が見えるのだから、ヴェルは明確な意思をもって無視をしていたのだろう。
聖女様と呼ばれるのは正直言えば好きではないけれど、化け物と呼ばれるよりはマシである。
「あぁ……あの!!」
誰と聞かなくても分かるほどに、その人物は近くまで来て声をかけてくる。 なんか近い……。
過去のゴースト記録を見て恐怖に落ち錯乱するでもなく、アレはなんだと問いかけてきた白髪の少年だ。
半日の間にずいぶんとやつれ、衣服も乱れているが、この状況で正気を保つとはと感心するしかない。
「無事でよかった。 コレはどういう事?」
「と、言われましても、気づいた頃にはこういう状態で……」
私は首を傾げる。
「貴方は、私に乱暴を働く気だったの?」
「い、いえ、そんな事あるわけないじゃ……」
語尾が小さくなり、私を目の前に頬を赤らめボソボソと語りだす。
「侍女の方が、聖女殿が部屋で待っていると……王位を求める貴方に会いたいと、秘密だから、夜に紛れてきて欲しいと伝言をいただいて……」
と言う事は、ここに残された侍女は口封じと言う事。
父様が選んだ侍女ではなく、あの緊急時に自主的に即集まった人材である事を考えれば、ユリア様を慕う人達を疑いたくないなどと言う感情論で動くのではなく、侵略と言う異常事態にもっと警戒すべきだった。
私はチラリとヴェルを見れば、興味なさそうな視線が宙を泳いでいた。
ヴェルに守られている。 自分が、絶対安全だと言う侮りが、この結果を招いたと言う事か……反省しないとだなぁ……。
そんなことを考えながら、私は三重に張られた結界の内側に、浄化結界を張り、ケガレに精神を乱す人々に眠りを与え、物理的な結界をより強いものへと強化。 魔力の補給を魔力脈から行い、魔導師長、神官長であっても手出しできないようにした。
「とりあえず場所を移しましょう」
「私の空間には、主以外を入れるつもりはないぞ」
なんとなく、そう言われるかなぁ……とは思っていた。 私が探されている以上、岩の肌に覆われていない事は既に周知されているだろう。
う~ん? どこか安全で人目につかず、私が自由にできる場所……。
「ぁあ、あそこを使わせてもらおう……」
私は意地悪くニヤリと笑う。
「なっ……なぜ、来た……。 何しに来たんだ!! 私を馬鹿にしに来たのか!!」
それは、今更だ……。 勉強しないジュリアン王子を馬鹿ではないと思ったことは無い。
「いえ、丁度良い場所が無かったから、隅の方借りますね」
なんて言いながらジュリアン王子を見れば、右手左足を治した以前よりもケガが増えていた。 何をしていたのだろう? と、考えるが……まぁ、気にしない。
「ヴェル」
私が声をかければ、テーブルとイスをセットし、茶の準備をするヴェル。 ちなみに、私がヴェルと呼んでも周囲のものは『ビル』と聞こえるようになっているそうだ。
ヴェルツェが本来の名前だったけれど、私がヴェルと呼んだ事で彼の正式名称がヴェルへと塗り替えられたらしく、その名を他の者に呼ばれるのは不快でならないだろうからと、そういう風に細工をしたそうだ。
「勝手な事をするな!!」
ベッドから立ち上がろうとして転んでいた。 まぁ、わざわざ回復を手だけとか、足だけにしなかったのは、ささやかな嫌がらせである。
「食事ちゃんと食べているんですか? 顔色も悪いし、腹が減っているからイライラするんですよ」
「こんなところで!! 食事など」
そういって、怒鳴りつけている口の中に、さっき食べていたスコーンを放り込んだ。
「ふごっ……」
「あと、報酬に残りの手足も治しますから、大人しくしていてください」
無理やり口の中に詰め込まれたスコーンを手に取り、ぼそりと陰鬱そうにジュリアン王子は言う。
「今更、手足が治ったところで……」
「そうでもないよ。 神が私を必要としているから、手足を治したんだ!! って、開き直ればいいじゃない。 私が王だ!!って」
自暴自棄になっているジュリアン王子を背に、少年に話しかけようとしたところ、ぼそりと……とても小さな声で言われた。
「長い間、すまなかった……。 私が悪かった……。 なぁ、教えてくれ」
「嫌です。 今忙しいんです。 少年と話があるので、後にしてもらえますか」
「ぇ、ぁ、はい……」
今となっては大人しいものだ。
8
お気に入りに追加
416
あなたにおすすめの小説

お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!

【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。

異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。

〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。

「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……

巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。

団長サマの幼馴染が聖女の座をよこせというので譲ってあげました
毒島醜女
ファンタジー
※某ちゃんねる風創作
『魔力掲示板』
特定の魔法陣を描けば老若男女、貧富の差関係なくアクセスできる掲示板。ビジネスの情報交換、政治の議論、それだけでなく世間話のようなフランクなものまで存在する。
平民レベルの微力な魔力でも打ち込めるものから、貴族クラスの魔力を有するものしか開けないものから多種多様である。勿論そういった身分に関わらずに交流できる掲示板もある。
今日もまた、掲示板は悲喜こもごもに賑わっていた――

婚約破棄された上に国外追放された聖女はチート級冒険者として生きていきます~私を追放した王国が大変なことになっている?へぇ、そうですか~
夏芽空
ファンタジー
無茶な仕事量を押し付けられる日々に、聖女マリアはすっかり嫌気が指していた。
「聖女なんてやってられないわよ!」
勢いで聖女の杖を叩きつけるが、跳ね返ってきた杖の先端がマリアの顎にクリーンヒット。
そのまま意識を失う。
意識を失ったマリアは、暗闇の中で前世の記憶を思い出した。
そのことがきっかけで、マリアは強い相手との戦いを望むようになる。
そしてさらには、チート級の力を手に入れる。
目を覚ましたマリアは、婚約者である第一王子から婚約破棄&国外追放を命じられた。
その言葉に、マリアは大歓喜。
(国外追放されれば、聖女という辛いだけの役目から解放されるわ!)
そんな訳で、大はしゃぎで国を出ていくのだった。
外の世界で冒険者という存在を知ったマリアは、『強い相手と戦いたい』という前世の自分の願いを叶えるべく自らも冒険者となり、チート級の力を使って、順調にのし上がっていく。
一方、マリアを追放した王国は、その軽率な行いのせいで異常事態が発生していた……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる