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短編
飲み会からのカラオケオール
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会話文のみです。酔っ払いがだらだら喋ってるだけですが後半にカイ×凛太朗、烏×凛太朗の性描写を含みます。真とジーノも出てきます。
好みのタイプ
「おしゃれでエロいひと。男女ともに」
「一人で生きていけなさそうな奴」
「可愛い子」
「特になし」
「もうどこから突っ込めばいいかわかんないけど最後の! 特になしってなんすか! 絶対嘘でしょ!」
「あ、カイ日本語使ったー! はいイッキ! イッキ!」
「いや俺未成年ってか運転あるから駄目なんですって! あとリンさんもそれ日本語だから!」
「これはちゃんと英語の発音ですーikkiだから」
「腹立つー!」
「お前ら二人ともアウトだろ。飲めよ」
「いやシンさん、俺運転が」
「お子様のためにこんな物を用意しました」
「なにこれ」
「精力剤?」
「マジかよ」
「今後うちで売る予定だから感想聞かせてね」
「実験台かよ!」
「まぁこれなら酒飲めないリンも酔わなくていいな」
「ジーノうるさい俺は飲めないわけじゃない」
「酔っ払うよりひどいことになるんじゃない?」
「とりあえず飲めよ」
「かんぱーい!」
「リンさん今度こそ日本語で言った……!」
「味はどう?」
「思ったよりまずくはない。若干体に良さそう」
「ビタミンとかも入ってるからね」
「すげー」
「気を取り直して次のお題いくか」
「お題ってなに」
「次はー、あ、好きな体位だって」
「正常位」
「普通かよ。俺バック」
「騎乗位」
「マジすか? 俺も正常位かなーカラスさんは?」
「シチュエーションによるよね。どれも好きだよ」
「じゃあ好きなシチュエーションは?」
「俺くらいになるともうなんでも楽しめるんだよね」
「お前さっきからなんなんだよ!」
「大事なのは何をするかじゃなく誰とするかでしょ?」
「好みのタイプもないっつってただろ!」
「シンさんがすげー突っ込んでる」
「こいつ結構酔ってるぞ」
「言うてそんなに酒強くないっすよねシンさんて」
「聞こえてんぞカイ」
「やべ、リンさんは?」
「なにー?」
「あーこっちも酔っ払ってません?」
「最初の方はちょっと飲んでたからな」
「二杯とかでしょ?」
「で、リンはどんなえっちが好きなの?」
「セクハラですよカラスさん」
「お前が言うなよ」
「うーん……なんて言うかわかんないけど、どろどろに疲れて帰ってきて、風呂入って全身ぴかぴかにして、もういつでも寝れる状態だけど眠いの我慢しながらゆっくりやるのはすごい気持ちよくて好き」
「いいね、わかる」
「え、俺はわかんないっす」
「俺もわかんない」
「子供にはちょっと早かったか笑」
「笑じゃねーよ腹立つー! てかそんなに歳変わんないだろ!」
「あれ、シン寝てない?」
「寝てるな。シン! 起きろ!」
「うわ白目剥いてるこわ」
「兄さん起きてー」
「また潰れたんすかー? 俺もう家まで運ぶの嫌なんすけど」
「今日は大丈夫じゃない? みんな居るし」
「皆さん裏切らないでくださいね」
「この後どうする?」
「俺はカラオケ行きたいっす!」
「この国にそんなんあんの?」
「あるよー。日本の歌も入ってるよ」
「歌詞ローマ字で表示されるやつ?」
「そりゃそうだろ」
「じゃあ歌わない」
「英語の歌にすればいいじゃん」
「カタカナ振られてないから歌いやすいよ?」
「たしかに!」
「うわ英語できますアピールうぜー」
「できない奴の僻みうぜー」
「お前ら酔っ払うとめんどくさいな」
カラオケ
「豪華な内装!」
「すげー広ーい」
「日本と違うのか?」
「こんな広くないし綺麗じゃないよ」
「こういう店は高いんすよ」
「ここも安くないけどな」
「あざーっす!」
「ここ酒あんの?」
「お前まだ飲む気かよ」
「リンさん何歌います?」
「俺はまだいいよ。喉の調子整えてからじゃないと」
「なんすかそれプロ気取りすか」
「カラスさんは?」
「俺が歌うとみんな寝ちゃうよ?」
「お前が歌えよ」
「一発目って緊張するんすよ! 盛り下がったら嫌じゃないすか」
「めんどくせー」
「喉の調子がーとか言ってる人に言われたくない!」
「シン遅いね。大丈夫かな」
「大丈夫でしょ。ジーノさん一緒だし」
「嫌な予感がする……」
「そんなに心配なら見てくれば?」
「でも巻き込まれたら嫌だし」
「なにそれ」
「ふっかーつ!」
「うわーびっくりしたー。シンさん大丈夫なんすか?」
「当たり前だろ。俺を誰だと思ってる」
「吐いてた奴がよく言うよ」
「え、吐いたんすか?」
「うるせーなジーノ。一回吐いてからが本番だろ」
「出たよ体育会系」
「リン、俺の酒は?」
「何がいい? 俺のやつ一緒に飲む?」
「うん。甘いやつがいい」
「兄さん酔ってるねー可愛い」
「はいはいそこいちゃつかないで下さーい」
「あ? なんだようるせーな。邪魔すんな」
「兄さん歌う? カイが最初に歌うの緊張するーってぴよってて」
「だせー奴」
「この兄弟ほんとたち悪いな!」
「それ貸せよ曲入れるから」
「シンさん何歌うんすか? って決めんのはやっ!」
「マイク取って」
「どうぞ」
「あー!」
「なに! 何事⁉︎」
「よっしゃ声オッケー!」
「いやオッケーじゃないし今の何? 雑な発声練習?」
「カイ、ちょっとマイクの音量下げろ」
「下げますけど! もうちょっと早く言ってくださいよ!」
「シンって歌うんだね」
「歌うよ。酔ってる時はな」
「俺この曲好きー」
「俺は知らな……ってすげー上手いな! さっきの叫び声からは想像もつかない!」
「どっかでシャウトするぞ」
「原曲そんな歌じゃないよね?」
「兄さん超かっこいい」
二曲目
「あー声ガラガラ」
「まだ一曲目なのに?」
「あんな叫ぶからっすよ。でもめっちゃ良かったです!」
「次はお前な」
「あ、歌った人が指名していくシステムね」
「カイ何にすんの?」
「えーどうしよっかなーあんま盛り下がらないようなやつ……」
「これ日本のバンド?」
「そうっす! 学生ん時はまってライブ行ってて」
「へーいいね、好きな感じ」
「歌います!」
「やっぱ立つんだ」
「みんな元気だね」
「え、うま」
「声でかいなこいつも」
「腹立つー」
「リンが言葉失ってるじゃん」
「大丈夫? そんなにびっくりした?」
「うん……叫ぶときちょっと掠れるのがめっちゃエロい」
「そうだね」
「あんたも耳元でしゃべんないでくれる? ざわざわする」
「だって聞こえないでしょ?」
「あっ」
「おいコラそこ離れろ!」
「お前らちゃんときいてやれよ」
三曲目
「リンさんお願いします!」
「上手い奴の後ってやだなー」
「お前でもそんなこと思うんだな」
「そりゃね。ジーノ後で一緒に歌おうね」
「歌えるのあったらな」
「あ、ああー、あー」
「こっちは発声大人しいな」
「酔ってるときは意外にリンの方が大人なのかもしれないね」
「確かに、曲も結構きれいめだし、やっぱうま……」
「やっぱ叫んだね」
「もうそういう病気なのかな?」
好みのタイプ
「おしゃれでエロいひと。男女ともに」
「一人で生きていけなさそうな奴」
「可愛い子」
「特になし」
「もうどこから突っ込めばいいかわかんないけど最後の! 特になしってなんすか! 絶対嘘でしょ!」
「あ、カイ日本語使ったー! はいイッキ! イッキ!」
「いや俺未成年ってか運転あるから駄目なんですって! あとリンさんもそれ日本語だから!」
「これはちゃんと英語の発音ですーikkiだから」
「腹立つー!」
「お前ら二人ともアウトだろ。飲めよ」
「いやシンさん、俺運転が」
「お子様のためにこんな物を用意しました」
「なにこれ」
「精力剤?」
「マジかよ」
「今後うちで売る予定だから感想聞かせてね」
「実験台かよ!」
「まぁこれなら酒飲めないリンも酔わなくていいな」
「ジーノうるさい俺は飲めないわけじゃない」
「酔っ払うよりひどいことになるんじゃない?」
「とりあえず飲めよ」
「かんぱーい!」
「リンさん今度こそ日本語で言った……!」
「味はどう?」
「思ったよりまずくはない。若干体に良さそう」
「ビタミンとかも入ってるからね」
「すげー」
「気を取り直して次のお題いくか」
「お題ってなに」
「次はー、あ、好きな体位だって」
「正常位」
「普通かよ。俺バック」
「騎乗位」
「マジすか? 俺も正常位かなーカラスさんは?」
「シチュエーションによるよね。どれも好きだよ」
「じゃあ好きなシチュエーションは?」
「俺くらいになるともうなんでも楽しめるんだよね」
「お前さっきからなんなんだよ!」
「大事なのは何をするかじゃなく誰とするかでしょ?」
「好みのタイプもないっつってただろ!」
「シンさんがすげー突っ込んでる」
「こいつ結構酔ってるぞ」
「言うてそんなに酒強くないっすよねシンさんて」
「聞こえてんぞカイ」
「やべ、リンさんは?」
「なにー?」
「あーこっちも酔っ払ってません?」
「最初の方はちょっと飲んでたからな」
「二杯とかでしょ?」
「で、リンはどんなえっちが好きなの?」
「セクハラですよカラスさん」
「お前が言うなよ」
「うーん……なんて言うかわかんないけど、どろどろに疲れて帰ってきて、風呂入って全身ぴかぴかにして、もういつでも寝れる状態だけど眠いの我慢しながらゆっくりやるのはすごい気持ちよくて好き」
「いいね、わかる」
「え、俺はわかんないっす」
「俺もわかんない」
「子供にはちょっと早かったか笑」
「笑じゃねーよ腹立つー! てかそんなに歳変わんないだろ!」
「あれ、シン寝てない?」
「寝てるな。シン! 起きろ!」
「うわ白目剥いてるこわ」
「兄さん起きてー」
「また潰れたんすかー? 俺もう家まで運ぶの嫌なんすけど」
「今日は大丈夫じゃない? みんな居るし」
「皆さん裏切らないでくださいね」
「この後どうする?」
「俺はカラオケ行きたいっす!」
「この国にそんなんあんの?」
「あるよー。日本の歌も入ってるよ」
「歌詞ローマ字で表示されるやつ?」
「そりゃそうだろ」
「じゃあ歌わない」
「英語の歌にすればいいじゃん」
「カタカナ振られてないから歌いやすいよ?」
「たしかに!」
「うわ英語できますアピールうぜー」
「できない奴の僻みうぜー」
「お前ら酔っ払うとめんどくさいな」
カラオケ
「豪華な内装!」
「すげー広ーい」
「日本と違うのか?」
「こんな広くないし綺麗じゃないよ」
「こういう店は高いんすよ」
「ここも安くないけどな」
「あざーっす!」
「ここ酒あんの?」
「お前まだ飲む気かよ」
「リンさん何歌います?」
「俺はまだいいよ。喉の調子整えてからじゃないと」
「なんすかそれプロ気取りすか」
「カラスさんは?」
「俺が歌うとみんな寝ちゃうよ?」
「お前が歌えよ」
「一発目って緊張するんすよ! 盛り下がったら嫌じゃないすか」
「めんどくせー」
「喉の調子がーとか言ってる人に言われたくない!」
「シン遅いね。大丈夫かな」
「大丈夫でしょ。ジーノさん一緒だし」
「嫌な予感がする……」
「そんなに心配なら見てくれば?」
「でも巻き込まれたら嫌だし」
「なにそれ」
「ふっかーつ!」
「うわーびっくりしたー。シンさん大丈夫なんすか?」
「当たり前だろ。俺を誰だと思ってる」
「吐いてた奴がよく言うよ」
「え、吐いたんすか?」
「うるせーなジーノ。一回吐いてからが本番だろ」
「出たよ体育会系」
「リン、俺の酒は?」
「何がいい? 俺のやつ一緒に飲む?」
「うん。甘いやつがいい」
「兄さん酔ってるねー可愛い」
「はいはいそこいちゃつかないで下さーい」
「あ? なんだようるせーな。邪魔すんな」
「兄さん歌う? カイが最初に歌うの緊張するーってぴよってて」
「だせー奴」
「この兄弟ほんとたち悪いな!」
「それ貸せよ曲入れるから」
「シンさん何歌うんすか? って決めんのはやっ!」
「マイク取って」
「どうぞ」
「あー!」
「なに! 何事⁉︎」
「よっしゃ声オッケー!」
「いやオッケーじゃないし今の何? 雑な発声練習?」
「カイ、ちょっとマイクの音量下げろ」
「下げますけど! もうちょっと早く言ってくださいよ!」
「シンって歌うんだね」
「歌うよ。酔ってる時はな」
「俺この曲好きー」
「俺は知らな……ってすげー上手いな! さっきの叫び声からは想像もつかない!」
「どっかでシャウトするぞ」
「原曲そんな歌じゃないよね?」
「兄さん超かっこいい」
二曲目
「あー声ガラガラ」
「まだ一曲目なのに?」
「あんな叫ぶからっすよ。でもめっちゃ良かったです!」
「次はお前な」
「あ、歌った人が指名していくシステムね」
「カイ何にすんの?」
「えーどうしよっかなーあんま盛り下がらないようなやつ……」
「これ日本のバンド?」
「そうっす! 学生ん時はまってライブ行ってて」
「へーいいね、好きな感じ」
「歌います!」
「やっぱ立つんだ」
「みんな元気だね」
「え、うま」
「声でかいなこいつも」
「腹立つー」
「リンが言葉失ってるじゃん」
「大丈夫? そんなにびっくりした?」
「うん……叫ぶときちょっと掠れるのがめっちゃエロい」
「そうだね」
「あんたも耳元でしゃべんないでくれる? ざわざわする」
「だって聞こえないでしょ?」
「あっ」
「おいコラそこ離れろ!」
「お前らちゃんときいてやれよ」
三曲目
「リンさんお願いします!」
「上手い奴の後ってやだなー」
「お前でもそんなこと思うんだな」
「そりゃね。ジーノ後で一緒に歌おうね」
「歌えるのあったらな」
「あ、ああー、あー」
「こっちは発声大人しいな」
「酔ってるときは意外にリンの方が大人なのかもしれないね」
「確かに、曲も結構きれいめだし、やっぱうま……」
「やっぱ叫んだね」
「もうそういう病気なのかな?」
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