お尋ね者

ラケモ

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第四話 張子の虎

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「ああ嗚呼、うっ、うっ、うっ…」
 嗚咽混じりに娘は地に伏したまま泣き崩れる、その様を満足そうに見下ろしながら男は言い放った。
「俺はこう見えても優しい男だからよぉ、こうやって犯した女は全て殺しちまうんだよ。そりゃそうだろ?辱められておまけに化け物の子をはらんだんじゃぁ生きてく瀬がねぇよな?だろう?」
 泣きえずく喉を振り絞りながら女は答えた。
「ど、どうか、ぐすん。い、命だけは、お助けください…。」
「……、そうかぁ、そんな惨めな姿でも生きてえかぁ…。まぁ俺も人の事言えた姿じゃねえけどな、ガハハ。…いいだろう、態度も改まったことだ、情けをくれてやる。ただし条件付きだがな。」
「じょ、条件…?」
「そうだ、おめえがその口で俺のアソコを尺八で見事に果てさせられたら見逃してやろう。犬っころみてぇに這いつくばってケツを突き出してしっかりシャブるんだぞ?果て出た液を一滴でも溢したらお情けは無しだ、残さず飲み干せ、どうだ?やるか?」
 女は暫く呆然としていたがもう後が無いと腹を括ったのか、地面を手と膝で這いながら、男のいまだ紅くひくついた肉棒の眼前に四つ這い平伏して、大きく口を開けそれを息の荒い口内に咥え込もうとした。
「おっと、待て待て。忘れちゃいけねぇぜ?身分の差を。この高貴な俺のありがたい肉棒をテメェみてえな淫乱売女の穢れた口に咥えさせてやるんだ。『ご主人様の高貴なおちんぽぅを、下賤げせんな雌豚めがしゃぶらせて頂きます。』ってなお断りの一言がいるだろうよ。えぇ?」
 女は紅く染まった頬を更に紅らめて、ジワリと涙を零しながら呟いた。
「ご、ご主人様の、ぐすん、こ、高貴な、お、お…おちんぽうを、ぐすん、下賤な雌豚めが、しゃ、しゃぶらせて頂きます……。」
「よぉーし、良きにはからえ!ガハハハ!」
 女は涙を一度拭うと、ゆっくりと男のそれを口を大きく開けて咥えこんだ。上顎と舌の間でビクンビクンと震えたぎる男の膨張した鬼頭、その熱さと肉感が口の中を埋め尽くす。恐る恐るとそれを咥え込んだまま首を支点に前後に動かし、膝を地に付き尻を突き出し地面に這いつくばって首を淡々と前後に振る姿は、さもわらべが張子の虎を眺めるような心境で、男はその様をじっくり見下ろし楽しんだ。
「まだまだだあなぁ。所詮はお姫様のお遊戯ってとこか、お上品な尺八だぜ。しかたねぇ、俺が手伝ってやるよ!せぃやっ!」
 男はそういうと娘の頭をガシッと両手で掴み込み、ぐいっと腰を振り己の一物を娘の喉奥まで押し付けた。
「ごぶぅっ!ぐぶぶぶっ!!」
「ハハハ!本番はこれからだぞ!」
 男はそう言うと己の腰をせっせと振り付けて娘の口中と喉奥を行き来させた。滴る唾液と動く度にえずき嗚咽を漏らしながらも、白く柔らかい頬が焼けんばかりの赤味を帯びて辱めに悶え苦しむ様を無邪気に男は楽しんだ。
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