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キャンプ場での出会いの巻
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みんなはそれぞれやる事を分担した。
大喜は川の中に石などで囲いをつくりスイカなどを冷やす場所を作っている。
冬馬君と慎司は隆の手伝いでテントづくりをして、正子は料理などの準備をしている。
周りはあまり人がいなかった。
キャンプ場といってもあまり知られていないのか結構穴場な場所である。
ただ左に一組家族が来ていた。
お父さん、お母さんそれに一人同い年くらいの女の子、後、女の子の弟であろう小さい男の子がいた。
慎司は必死にテントづくりを手伝っている、一生懸命だ。
大喜を見ると川で魚でも探してるのか、綺麗に透き通った水を覗き込むように遊んでいる
冬馬君も寝やすい寝床を作る為、テントづくりを一生懸命やる事にした。親のテントと子供達のテント二つたてる予定だ。
ああ、森の中は何て気持ちが良いんだろう
虫の鳴き声に川のせせらぎ
冬馬君はまだまだ夏休みが始まったばかりなのも思い出し更に気分が高揚していた。
ああ最高だな、この休みが始まったばかりの頃の旅行最高の気分だ。
ニンマリ、たまらない瞬間である。
それに自然の中、なんだか落ちつくなぁ 目をつぶってしばし山の空気を存分に味わっては、生きてて良かったそんなことを思ったりして、またニッコリ笑った。
「おいそこ持ってくれ」
隆の声でハッと我に返る
「分かった」
しかし今日は暑いな、最高のキャンプ日和だ 隆は言った。
冬馬君は休憩といわんばかりに大喜の方に向かい 「魚いる?」
「うんいるよ、水が透き通ってるよ」
足を水につけてる大喜の指先までハッキリ見えていた 。ああ水が冷たくて気持ちいい。
なんて冷たい水、水も本当に透き通っている。
身体の芯からキーンとなる冷たい水だ。
「本当に!綺麗な水」
川にはもうスイカが冷やしてあり、冬馬君は水に浸かってないスイカの部分に水をかけては冷やして満足していた。
今度は大喜がテントづくりに興味がでたのかそちらに向かう
その時、隣の家族の声がした。
向こうも楽しんでるみたいだ。
冬馬君は隣の家族が気になったのか、偵察だと言わんばかりにそちらの方に何食わぬ顔して向かった。
近くまで来ると気まずさもあり川にさも用事があるように装って歩いていた。
すると 「こんにちわ これどうぞ」お母さんらしき人がメロンをくれた。
どうもありがとうございます。冬馬君は何だか嬉しかった。
とっても甘いよ
その声を聴き、声の先をみて冬馬君は何とも説明のしようがない気持ちを味わった。
胸を何かで打ち付けられたそんな衝撃的な気持ちである。
目の前にはショートカットの目がくりっとした色白の女の子がたっていた。
冬馬君は緊張とドキドキのあまり何も言う事が出来ず
メロンをその場で食べた方が良いのか、持って返ったほうがいいのか、どうしたいのかすら分からなくなっていた。
一目惚れである。
とりあえずその場を離れ、自分達の家族の元に戻った。しかし頭の中はあの子でいっぱいなのだ
冬馬君にとってこんな気持ちは生まれて初めてであった。
戻ると大喜と慎司は水切りをして遊んでいた。石を投げては、やーっと叫んでいる
「冬馬もやろうぜ」慎司が言った
心の中でこんな子供っぽいとこあの子にみられてたまるかと思い、見られてないのを確認しては石を投げて遊んでる あはは、やっぱ楽しい。
しかしあの子、何処から来たんだろう?
まさか昼頃には帰ってしまうんじゃ
冬馬君は気が気でなかった
「出来た」後ろから声がした。
「まったく~みんな二つめのテントたてるの手伝わないで」二つテントを一人でたて終え疲れた表情を浮かべた隆が言った。
隆は次は調理する場の準備にとりかかった ほらっ手伝ってくれ。
「はーいっ」
みんな手伝いに行く
みんながそちらに向かった後、冬馬君はチラチラ向こうを見ては、あの子を一目みようと必死だった。
すると 「あっ」という声が どうやら向こうのお母さんの声らしい。川から何か流れてくる
見ると男の子のサンダルが流れてしまったみたいなのであった。
冬馬君は走った 石をジャンプしてつたっていって あっという間にサンダルの所に辿り着いて サンダルを回収した。
自分でも信じられない身のこなしに驚いていた。
こういう時は無心で動き自分でもビックリするくらいの動きをする。
あの子は見てるか?ハッと思い目をやった 全く見ていない
少しガッカリした。
お母さんがこちらに来て随分身軽なのねどうもありがとうと言ってくれた。
いえとんでもないです
冬馬君は色々聞きたかったけど、恥ずかしくて聞けず
戻ると正子がすでに料理を焼いて、隆がご飯を炊いていた。
おい何処行ってたんだよ 慎司が言った。
「ちょっとサンダル拾ってた」
「?」
みんなで釣りやろうと大喜の提案で三人で釣りをして遊んだ。やり方やコツは分からなかったが餌をつけて川に投げ込んでいた。
魚は肉眼でも泳いでるのが確認出来る
釣りをしながら冬馬君はさっきの女の子の顔を思い出していた。
ああ、可愛かったなあ
まさに天使を見た様なそんな気分だった あの笑った時の笑顔
思い出してはドキドキしていた
何か話すきっかけが欲しい
何かないか考えていた
「やったー釣れた釣れたよ」大喜が嬉しそうに釣り竿を高く掲げた
「すげー」慎司も興奮している
しばし魚釣りに熱中したがすぐに頭の中はあの子でいっぱいになった冬馬君
ああ何か話すキッカケをつくりたい
「料理出来たぞ食べよう」隆がみんなを呼んだ
冬馬君はひらめく、そうだ、さっきのメロンのお礼にお肉をもって行ってあげよう。
二人はまだ釣りをしていたので冬馬君はすぐに正子の方に行き、さっきメロンをご馳走になった事を伝え、お礼がしたいと伝えた。
正子はお皿に焼いたものをのせて冬馬君にお礼言って来なさいと微笑んだ。
冬馬君はそれを持ち、さっそうと向かう
深呼吸をし気持ちを落ちつかせたが心臓はやはりドキドキしていた。
でも今は緊張よりも喋れる事が嬉しかった
目の前にあの子がいる
「あの さっきの おへい」
おれい と言う所を噛んでしまった
はっ恥ずかしい
女の子はニッコリ笑って どうもありがとう と言った
冬馬君はまたあの子の笑顔が見れ、もう天にも昇る気持ちになった。
「あのっ 何処から来たんですか?」
勇気を振り絞って話かける
来た場所を聞いて更に嬉しい気分になった なんと、そんなに遠くない場所から来ていたのである。
「今日は何時までここにいるんですか?」
「明日までいるよ」
冬馬君は嬉しさのあまり失神しかけていた これを奇跡と言わず何を奇跡と言おうかそんな気分である。
「僕達も 明日まで」聞かれてもいないのに答えていた。
「僕は冬馬 名前は?」
「私は清香」
よろしく
信じられなかった こんだけ自分が話せた事 そして 知り合いになれた事
冬馬君は何かに感謝しないではいられなかった
「僕達も明日までいるから後で遊ぼう」
「うん」
冬馬君は嬉しさのあまり走って戻っていた
やった やった やったー
心の中で幾度、拳を振りかざして喜んだだろうか 自分程幸せものはいないそう感じていた
戻ると二人は冬馬君のあまりの嬉しそうな顔をみて「どうかしたの?」
いや、別に。 特に何があったかは言わなかった 。
大喜はあれからもう一匹つれたよと誇らしげであった
慎司は一匹も釣れなかったらしい
諸君僕は魚など比較にならない程のものを釣ったんだよ、心のなかでそう思い またむふふと嬉しさ満タンの笑みを浮かべる。
二人はあまりの冬馬君の嬉しそうなニタニタした顔の不気味さにあははと苦笑いを浮かべていた。
さあこのキャンプ面白くなってきたぞ
冬馬君は胸の高鳴りを抑えられずにいた。
大喜は川の中に石などで囲いをつくりスイカなどを冷やす場所を作っている。
冬馬君と慎司は隆の手伝いでテントづくりをして、正子は料理などの準備をしている。
周りはあまり人がいなかった。
キャンプ場といってもあまり知られていないのか結構穴場な場所である。
ただ左に一組家族が来ていた。
お父さん、お母さんそれに一人同い年くらいの女の子、後、女の子の弟であろう小さい男の子がいた。
慎司は必死にテントづくりを手伝っている、一生懸命だ。
大喜を見ると川で魚でも探してるのか、綺麗に透き通った水を覗き込むように遊んでいる
冬馬君も寝やすい寝床を作る為、テントづくりを一生懸命やる事にした。親のテントと子供達のテント二つたてる予定だ。
ああ、森の中は何て気持ちが良いんだろう
虫の鳴き声に川のせせらぎ
冬馬君はまだまだ夏休みが始まったばかりなのも思い出し更に気分が高揚していた。
ああ最高だな、この休みが始まったばかりの頃の旅行最高の気分だ。
ニンマリ、たまらない瞬間である。
それに自然の中、なんだか落ちつくなぁ 目をつぶってしばし山の空気を存分に味わっては、生きてて良かったそんなことを思ったりして、またニッコリ笑った。
「おいそこ持ってくれ」
隆の声でハッと我に返る
「分かった」
しかし今日は暑いな、最高のキャンプ日和だ 隆は言った。
冬馬君は休憩といわんばかりに大喜の方に向かい 「魚いる?」
「うんいるよ、水が透き通ってるよ」
足を水につけてる大喜の指先までハッキリ見えていた 。ああ水が冷たくて気持ちいい。
なんて冷たい水、水も本当に透き通っている。
身体の芯からキーンとなる冷たい水だ。
「本当に!綺麗な水」
川にはもうスイカが冷やしてあり、冬馬君は水に浸かってないスイカの部分に水をかけては冷やして満足していた。
今度は大喜がテントづくりに興味がでたのかそちらに向かう
その時、隣の家族の声がした。
向こうも楽しんでるみたいだ。
冬馬君は隣の家族が気になったのか、偵察だと言わんばかりにそちらの方に何食わぬ顔して向かった。
近くまで来ると気まずさもあり川にさも用事があるように装って歩いていた。
すると 「こんにちわ これどうぞ」お母さんらしき人がメロンをくれた。
どうもありがとうございます。冬馬君は何だか嬉しかった。
とっても甘いよ
その声を聴き、声の先をみて冬馬君は何とも説明のしようがない気持ちを味わった。
胸を何かで打ち付けられたそんな衝撃的な気持ちである。
目の前にはショートカットの目がくりっとした色白の女の子がたっていた。
冬馬君は緊張とドキドキのあまり何も言う事が出来ず
メロンをその場で食べた方が良いのか、持って返ったほうがいいのか、どうしたいのかすら分からなくなっていた。
一目惚れである。
とりあえずその場を離れ、自分達の家族の元に戻った。しかし頭の中はあの子でいっぱいなのだ
冬馬君にとってこんな気持ちは生まれて初めてであった。
戻ると大喜と慎司は水切りをして遊んでいた。石を投げては、やーっと叫んでいる
「冬馬もやろうぜ」慎司が言った
心の中でこんな子供っぽいとこあの子にみられてたまるかと思い、見られてないのを確認しては石を投げて遊んでる あはは、やっぱ楽しい。
しかしあの子、何処から来たんだろう?
まさか昼頃には帰ってしまうんじゃ
冬馬君は気が気でなかった
「出来た」後ろから声がした。
「まったく~みんな二つめのテントたてるの手伝わないで」二つテントを一人でたて終え疲れた表情を浮かべた隆が言った。
隆は次は調理する場の準備にとりかかった ほらっ手伝ってくれ。
「はーいっ」
みんな手伝いに行く
みんながそちらに向かった後、冬馬君はチラチラ向こうを見ては、あの子を一目みようと必死だった。
すると 「あっ」という声が どうやら向こうのお母さんの声らしい。川から何か流れてくる
見ると男の子のサンダルが流れてしまったみたいなのであった。
冬馬君は走った 石をジャンプしてつたっていって あっという間にサンダルの所に辿り着いて サンダルを回収した。
自分でも信じられない身のこなしに驚いていた。
こういう時は無心で動き自分でもビックリするくらいの動きをする。
あの子は見てるか?ハッと思い目をやった 全く見ていない
少しガッカリした。
お母さんがこちらに来て随分身軽なのねどうもありがとうと言ってくれた。
いえとんでもないです
冬馬君は色々聞きたかったけど、恥ずかしくて聞けず
戻ると正子がすでに料理を焼いて、隆がご飯を炊いていた。
おい何処行ってたんだよ 慎司が言った。
「ちょっとサンダル拾ってた」
「?」
みんなで釣りやろうと大喜の提案で三人で釣りをして遊んだ。やり方やコツは分からなかったが餌をつけて川に投げ込んでいた。
魚は肉眼でも泳いでるのが確認出来る
釣りをしながら冬馬君はさっきの女の子の顔を思い出していた。
ああ、可愛かったなあ
まさに天使を見た様なそんな気分だった あの笑った時の笑顔
思い出してはドキドキしていた
何か話すきっかけが欲しい
何かないか考えていた
「やったー釣れた釣れたよ」大喜が嬉しそうに釣り竿を高く掲げた
「すげー」慎司も興奮している
しばし魚釣りに熱中したがすぐに頭の中はあの子でいっぱいになった冬馬君
ああ何か話すキッカケをつくりたい
「料理出来たぞ食べよう」隆がみんなを呼んだ
冬馬君はひらめく、そうだ、さっきのメロンのお礼にお肉をもって行ってあげよう。
二人はまだ釣りをしていたので冬馬君はすぐに正子の方に行き、さっきメロンをご馳走になった事を伝え、お礼がしたいと伝えた。
正子はお皿に焼いたものをのせて冬馬君にお礼言って来なさいと微笑んだ。
冬馬君はそれを持ち、さっそうと向かう
深呼吸をし気持ちを落ちつかせたが心臓はやはりドキドキしていた。
でも今は緊張よりも喋れる事が嬉しかった
目の前にあの子がいる
「あの さっきの おへい」
おれい と言う所を噛んでしまった
はっ恥ずかしい
女の子はニッコリ笑って どうもありがとう と言った
冬馬君はまたあの子の笑顔が見れ、もう天にも昇る気持ちになった。
「あのっ 何処から来たんですか?」
勇気を振り絞って話かける
来た場所を聞いて更に嬉しい気分になった なんと、そんなに遠くない場所から来ていたのである。
「今日は何時までここにいるんですか?」
「明日までいるよ」
冬馬君は嬉しさのあまり失神しかけていた これを奇跡と言わず何を奇跡と言おうかそんな気分である。
「僕達も 明日まで」聞かれてもいないのに答えていた。
「僕は冬馬 名前は?」
「私は清香」
よろしく
信じられなかった こんだけ自分が話せた事 そして 知り合いになれた事
冬馬君は何かに感謝しないではいられなかった
「僕達も明日までいるから後で遊ぼう」
「うん」
冬馬君は嬉しさのあまり走って戻っていた
やった やった やったー
心の中で幾度、拳を振りかざして喜んだだろうか 自分程幸せものはいないそう感じていた
戻ると二人は冬馬君のあまりの嬉しそうな顔をみて「どうかしたの?」
いや、別に。 特に何があったかは言わなかった 。
大喜はあれからもう一匹つれたよと誇らしげであった
慎司は一匹も釣れなかったらしい
諸君僕は魚など比較にならない程のものを釣ったんだよ、心のなかでそう思い またむふふと嬉しさ満タンの笑みを浮かべる。
二人はあまりの冬馬君の嬉しそうなニタニタした顔の不気味さにあははと苦笑いを浮かべていた。
さあこのキャンプ面白くなってきたぞ
冬馬君は胸の高鳴りを抑えられずにいた。
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