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〜 青龍の見た瞳 〜
しおりを挟む龍神出現まで残り三日
そう、タケルと神井が試練の洞窟に入ってから既に一日以上が経過していた。
その頃、白龍は森の神樹と呼ばれる大木の上からペドスドラコの街をぼんやりと見つめていた
思い起こされるのは数日前の記憶
「青龍、リタの事を任せるぞ」
そう言った白龍の背後からすぐに声が返ってくる
「笑わせるな白龍、我が試練の洞窟にタケルを連れて行く」
「いや、これは自身の役目」
「駄目だ、状況を考えろ。もしお前が死ねば、我には黒龍を倒す力は無い、お前は残らなければならない、他の者を守る為にも、そして、これから龍神様の力になる為にも」
白龍は青龍が意見を変えることは無いこと、意見の正論性、それ以上に覚悟を理解する
「良いんだな」
「我が望んで行くのだ」
青龍は過去何度となく白龍に命を救ってもらった事を思い出していた
白龍、強く高貴で、優しく、我の兄の様な存在
この残りの命はお前に授かったもの
その命でお前を救えるのなら、それ以上に望む尽き方はないのだよ
有り難う白龍、世話になった
後は任せたぞ
そこには自らの命をかけ、全体の命を生かす覚悟が確かにあった
この宇宙を愛している
ここに住む者達を愛している
ここに在る自然を愛している
闇の主の好き勝手には絶対にさせぬ
白龍は静寂の中、ペドスドラコの街をずっと眺めている
我が弟の様な存在
青龍と共に歩んできた人生がいつまでも走馬灯の様に頭をよぎるのが止まらなかった
我々は涙を流さぬ
だが、次から次にうまれるこの感情は、忘れる事は無いだろう
いつかは覚悟をしていた事
変われるものなら喜んでこの命を差し出すだろう
だが己は青龍の覚悟、心を知っている
すまぬ
青龍
試練の洞窟内
「見事だ青年達よ」
青龍は心底驚いていた
地球から来た人間の二人の子供、数千年生きている青龍から見れば、ただの子供、出会った時には赤子にしか見えなかったその子供達が、全力で牙を向くこの青龍を前に、恐れることも無く立ち向かって来ている
そして、下手をすれば我がやられる立場とも成り得る事実、この二人には覚悟がある
良かったこの者達で
正直、半信半疑だった、この者達に何が出来る?闇の主を止める、笑わせるなと
少なくともこの者達には、ためらいは無い、この者達から感じるのは、本気で成し遂げる為に行動する姿
笑わせる闇の主を知らないのか?
いや違う
魂の底から湧き出るそれを疑いなく突き動いてる姿勢
良いだろう
我もこの者達を信じよう
我の使命はこの者たちを強くする事
全力で命を込めろ青龍
ほんの少しの躊躇もしてはならぬ、例え相手がどんな残酷な姿になり得ようとも
心を決めろ 絶対に死ぬな 生き延びろ
我の愛する者達よ
青龍の口からオレンジ色の灼熱の炎が吐き出される
「全力で霊気を纏え、さもなくば骨すら残らんぞ ブルーファイズブレス」
ウゴオオオオオオオーー
やべぇ やべぇ あちぃ やべぇ 死ぬ 死ぬ ぐうううっ。
タケルは必死に全力で全身に霊気を纏う
気を抜いたら即、気づく間もなく一瞬で燃やし尽くされる
「うおおおおおおーーーっ」
気がついたら自分でも驚く様な声を出し、全力で叫んでいた
タケルは思う、ああ、人間ってこんな状況でも、客観的に自分を見てるんだな
ああ、俺死ぬのかな
青龍は炎が去った後、煙の中に二人が立つ影を見つける
タケルの拳は優しく強く握りしめられた
ああ驚いたな、本当に生き延びている
「ほぉ、やるじやあないか、ならばこれはどうだ」
青龍の鋭い爪が二人を襲う
「このデカさでなんて速いんだっ」
「ちっ」
ザアアアンッ
二人は吹き飛ばされ、地面に倒れると同時に、身体から血が吹き出す
「最後にお前達に聞く、お互いの事を知っているのか?」
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ザアアアンッ
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運命を握られてる?ある存在を恐れてる?タケルは青龍のその言葉を気にとめた
「お前もだ、自身の事を何処まで知っている?」
「え?なんだよ自身の事って?」
なるほど全く知らぬか……
二人互いに酷な運命上にあるのだな
「考えた事は無いか、何故光堂がお前のもとに現れたのか?」
タケルの動きが一瞬止まる
ああ
そうだ
最初からあった疑問
何故光堂さんは俺の所に来た?
どうして俺………だったんだ?
「気になっていた様だな、だがタケル、今は答えは知らず、その疑問だけを覚えていれば良い」青龍はタケルの表情を覗き込む様に見つめる
答えは先、いずれ知る
「光堂に問い詰めるても無駄、光堂はその理由をお前に話せない、何故なら舌に呪印がかけられており、理由を話せば奴は死ぬ」
「なんだって!」
「理由を知るのはまだはやい、しかし、この問いだけは忘れるな」
酷だが、今知る必要は無い事、今知るには、時期尚早 だがいつかは向き合わなければならない
その準備だけはしておかなければならないのだ
今日(こんにち)がその初めの日となる
神井も今の会話を聞いていた
こいつ、確かに、こないだまで霊力も知らなかった者にしては、成長が信じられない程に速い
そして前に見せたあの浄化能力……
何者なんだ?
まぁどうでもいい事だが
「お前達はいつか殺し合う運命を選ぶのか、それとも……」
青龍は悲しい表情を浮かべる
大きな運命の下に生まれた者達よ
「続けよう 我がお前達をここで見極めてやろう」
ゴゴゴゴゴオオオオーーー
過去日本と言う国を支配しようとした巨大な勢力、大帝国
この大帝国が日本をもし支配してたら、その後の地球の歴史は大きく変わったと宇宙では語り継がれている
地球は闇の波動に包まれ、宇宙にまで闇の影響を与える惑星となっていたのだ
それを阻止した者達が居た、そう
文太と真堂丸、その仲間達、魂の声に耳を傾け、立ち上がった多くの人々が国を、地球を救ったのだ
そして現在
大帝国と言う組織の中、非常に強力な十の幹部が居た
彼等は大帝国の柱として多くの人間を恐怖に陥れた
彼等は白い刃と呼ばれ、その時代を生きた者で彼等の恐ろしさを知らない者は居ないだろう
鬼神は笑っている
「なるほど、意外な事実だな。白い刃でこの時代に転生していたのは烏天狗、蝿王蛇、お前達二人だけとはな、俺と女狐を入れて四人か」
「他の物は真堂丸に敗北した後、各々の転生の道に入って行った様だ」蝿王蛇は言う
「今だから分かるが、あの真堂丸と言う男は自身で気付いていたかは知らんが浄化の能力者でもあったのかも知れないな」
「まぁ、奴の魂からの生き様が心を揺さぶりでもして、他の者は自ら浄化の道に入って行ったのかは知らんがね、とにかくこの現世には居ない事は間違いない」
「それで、お前達はどうなんだ?これからの闇の時代に大きく貢献する者となるのか?」
「当たり前だろう、大帝国で成し遂げられなかった事を現在において成し遂げるのだ」
「では行くとしよう、ペドスドラコへ」
宇宙の秩序として恐れられる程の絶大な力を持つ闇の王と呼ばれる、この宇宙に僅か四名の闇の頂点たる存在達、かの宇宙連合も迂闊に彼等に手を出す事は許されない、何故なら大きな宇宙戦争に発展する火種にもなり得、なにより闇の王と呼ばれる存在達の力があまりに尋常離れしている為でもある
闇の王と呼ばれる存在の一人、ルシ・サタン
ルシ・サタンの信頼する幹部の一人、エバーフーミーは現在べドスドラコの惑星に向かっている。
エンドウ豆の様な形の顔に縦に並ぶ五つの瞳
「こりゃ本当に面白くなってきた、ペドスドラコの地は間もなく、ペドスドラコの歴史上最大の戦地と化すだろう、今あの地で警戒すべきはラルフォートナザレと言ったところか」
他にもぱらぱらと高い霊気を放つ者も居る、まぁ隠してる者も居るだろう、これからどのくらいの連合の幹部、他の闇の王達の部下がペドスドラコに来る事やら、やれやれこれは流石に疼きますね
「クックっく 最高」
ペドスドラコの惑星
光堂は瞑想をし、精神を研ぎ澄ましていた
龍神出現まで残り二日
その日は静寂に包まれた様な静かな日だった
「タケル達帰って来ないウキね」
「今は二人を信じましょう…」青龍さん マナは天を見上げる
リタも青龍の事が心配で寝ていなかった、自分が二歳になる頃には既に青龍と友達になり、ずっと小さい頃から一緒だった
自分には考えられない青龍が居なくなる生活なんて、嫌だそんなの…タケルお前ならきっとなんとか…… タケル
洞窟内
ズギャアアアアンッ
大きな音と共に倒れたのはなんと青龍
「見事だ、お前達はこの洞窟に入った時より、見違える程強くなった、さぁ我を殺せ」
「言われなくてもそうしてやろう」神井は霊気を刀の様に尖らせ青龍の首元の上構える
ザアンンッ
霊気の刀は青龍の首の上で止まっていた
「貴様何をしている」
上から見下ろすように神井がタケルを睨みつける
「そうだ何をしているタケル」
「神井、青龍は殺さない、みんなで力を合わせてここを出よう」
「笑わせるな、お前も分かっているだろう、ここは霊気の結界の様なもので特別な空間になっている、恐らく修行する者の霊力を更に高めやすくする為、これを解くにはこいつを殺さなきゃならない」
「その通りだタケル、これを解くには我が死ぬ以外に道はない」
「馬鹿野郎、道が無いなら作ればいい」
ブチッ
「いつまでも甘い戯言を、虫唾が走るんだよ」
神井の霊気は力を増す
グゥオオオオオンッ
「神井、お前がその気なら俺は手を抜かねぇ」
ギロリ
タケルが神井を睨みつける
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「お前達」
「青龍黙ってろ、俺はお前を絶対に助ける、みんなでここを出るぞ」
タケル………
似ている、この者には何処か龍神様の様な優しさと希望がある
この絶望的な宇宙の状況の中、我はお前の瞳に光を確かに見た。
お前がこの様な者で本当に良かったと思う
だが、これから先の道、一筋縄では行かないぞ、恐れず進めるか?変われず進めるか?
偉大なる闇の存在達を前にして
ゴゴゴゴゴオオオオーーー
タケルの目の前には鋭い霊力を尖らし立つ神井が立っていた
~ アンブラインドワールド ~
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