10 / 18
お久しぶりですそしてさようなら
しおりを挟む
取り敢えず目的地に着いたこの道は開拓していないとお久しぶりですそしてさようならはいえ妙に道になっているような‥
登山者も通る道も含まれているとはいえこれから開拓するルートもやけに歩きやすそうである
このまま進んでみてどの辺りまで開拓せずに切り開けるかと思案し歩を進むのだが道中やたら薬莢が落ちている事、あらゆる動物の一部白骨が進んだ骸が転がり落ちているのをみて訝しむ
(猟友会か、いや薬莢をそのままにすることも動物の解体もせず棄てておくのは違反だ‥それに新しい死体はどれも一発で絶命させている)
何かおかしいのは確かだか具体的な違和感を冷静に分析してみる
(動物は心臓を撃たれても暫く動くだが眉間に一発で確実に仕留めていやがる)
こんな凄腕が猟友会だったら死体はバラして加工したりできるだけ自然に還りやすいよう解体もする薬莢だって自然の為素人でも口酸っぱく講習を受けさせられる
何より不法投棄になるし薬莢を誰かの手に渡り再利用され事件になる可能性だってある
ん?つまり再利用されたと仮定するともしや無免許の誰かの仕業か例えそうだろうがなかろうが動物を無暗に殺しているのは確かであり明らかに的として意図的だ‥下手したら殺人衝動が押さえきれない銃器を持った人間で定期的にこの付近で撃っていると‥あれ、俺ヤバくね?
その時だったチュンッ「‥へ?」俺の顔の真横を何かが通りすぎたその方向を見ると白煙と共に穴の空いた大木が、、、
俺は屈み込み、ヒットした大木の後ろ滑り込むように隠れるすると間一髪立っていた場所に数発の弾丸が流れてきた
「あっぶねぇ!スナイパーかあ‥」取り敢えず手持ちの手鏡で辺りを見渡す夕暮れだが定時上がりと茂った山の割には陽射しが立ち込める事に幸いしたまだ見通しが良い撃たれた方角から鏡を写して見る(いた‥)スコープの反射で見つけられたが
ドンッ!パリーンッ「どわっ!くそう‥貰い物の折り畳み可能(徳川紋様入り)手鏡が!!」
大切にしていたが致し方あるまい命には変えられないがこの後どうしたものか?
すると数メートル先からクスクスと笑いながら近づいてくる気配を感じとる先程の狙撃された向こうからなんだか彼方さんは上機嫌なようだ取り敢えず身を隠しながら問う
「俺はこの山の関係者みたいな者だ目的はなんだ?あとどうせ撃たれるならロシアンルーレットやってみたいなぁ」
「フフフフッ生憎、回転式は持ち合わせておりませんが散弾なら今手元にございますよ蜂の巣になりましょう?」
なに言ってるんだこいつ、つーか聞いたことある声だなとチラッと声の主の方向を見る
長い黒髪を纏め何故かこんな山の中で喪服姿で散弾銃を構えて此方に向けて佇む少女
やっぱりかあ‥平和は続かなかったなあ
「お久しぶりですそしてさようなら」
ノータイムで撃ってきやがった!
「ぐっ‥」少し当たったがこの場を脱出せねば、、俺は近くの崖から飛び降りる下は深い川が流れている上手く流れて麓の町まで‥
飛び降り何とか川に流されることに成功、途中不法廃棄物のペットボトルやクーラーボックスを抱えて川の流れに身を任せていたが意識が朦朧としてきた俺はそのまま気を失い水中へ‥どうせならもう少し生きたかったなあ
※少女視点※
「クソッ!」
この日の為に練りに練った計画が!
でもあの男は死んだまさか崖から飛び降りて逃走を測ろうとするとは例え上手く水中に落ちても出血多量で先ず助からない
「‥‥でもコレクションできないじゃない!嗚呼!嗚呼嗚呼~~~~ッ!」
私は悔しかったが玩具を無くしてしまった以上また新しい獲物を探すまで
~~続いてのニュースです
今日19頃三日月山の麓の河川敷にて何ヵ所か撃たれた形跡のある意識不明の男性が発見されました男性は近所の住民の発見及び通報により救急搬送されました現在意識不明の重体の為真相はよく解っておりません‥
登山者も通る道も含まれているとはいえこれから開拓するルートもやけに歩きやすそうである
このまま進んでみてどの辺りまで開拓せずに切り開けるかと思案し歩を進むのだが道中やたら薬莢が落ちている事、あらゆる動物の一部白骨が進んだ骸が転がり落ちているのをみて訝しむ
(猟友会か、いや薬莢をそのままにすることも動物の解体もせず棄てておくのは違反だ‥それに新しい死体はどれも一発で絶命させている)
何かおかしいのは確かだか具体的な違和感を冷静に分析してみる
(動物は心臓を撃たれても暫く動くだが眉間に一発で確実に仕留めていやがる)
こんな凄腕が猟友会だったら死体はバラして加工したりできるだけ自然に還りやすいよう解体もする薬莢だって自然の為素人でも口酸っぱく講習を受けさせられる
何より不法投棄になるし薬莢を誰かの手に渡り再利用され事件になる可能性だってある
ん?つまり再利用されたと仮定するともしや無免許の誰かの仕業か例えそうだろうがなかろうが動物を無暗に殺しているのは確かであり明らかに的として意図的だ‥下手したら殺人衝動が押さえきれない銃器を持った人間で定期的にこの付近で撃っていると‥あれ、俺ヤバくね?
その時だったチュンッ「‥へ?」俺の顔の真横を何かが通りすぎたその方向を見ると白煙と共に穴の空いた大木が、、、
俺は屈み込み、ヒットした大木の後ろ滑り込むように隠れるすると間一髪立っていた場所に数発の弾丸が流れてきた
「あっぶねぇ!スナイパーかあ‥」取り敢えず手持ちの手鏡で辺りを見渡す夕暮れだが定時上がりと茂った山の割には陽射しが立ち込める事に幸いしたまだ見通しが良い撃たれた方角から鏡を写して見る(いた‥)スコープの反射で見つけられたが
ドンッ!パリーンッ「どわっ!くそう‥貰い物の折り畳み可能(徳川紋様入り)手鏡が!!」
大切にしていたが致し方あるまい命には変えられないがこの後どうしたものか?
すると数メートル先からクスクスと笑いながら近づいてくる気配を感じとる先程の狙撃された向こうからなんだか彼方さんは上機嫌なようだ取り敢えず身を隠しながら問う
「俺はこの山の関係者みたいな者だ目的はなんだ?あとどうせ撃たれるならロシアンルーレットやってみたいなぁ」
「フフフフッ生憎、回転式は持ち合わせておりませんが散弾なら今手元にございますよ蜂の巣になりましょう?」
なに言ってるんだこいつ、つーか聞いたことある声だなとチラッと声の主の方向を見る
長い黒髪を纏め何故かこんな山の中で喪服姿で散弾銃を構えて此方に向けて佇む少女
やっぱりかあ‥平和は続かなかったなあ
「お久しぶりですそしてさようなら」
ノータイムで撃ってきやがった!
「ぐっ‥」少し当たったがこの場を脱出せねば、、俺は近くの崖から飛び降りる下は深い川が流れている上手く流れて麓の町まで‥
飛び降り何とか川に流されることに成功、途中不法廃棄物のペットボトルやクーラーボックスを抱えて川の流れに身を任せていたが意識が朦朧としてきた俺はそのまま気を失い水中へ‥どうせならもう少し生きたかったなあ
※少女視点※
「クソッ!」
この日の為に練りに練った計画が!
でもあの男は死んだまさか崖から飛び降りて逃走を測ろうとするとは例え上手く水中に落ちても出血多量で先ず助からない
「‥‥でもコレクションできないじゃない!嗚呼!嗚呼嗚呼~~~~ッ!」
私は悔しかったが玩具を無くしてしまった以上また新しい獲物を探すまで
~~続いてのニュースです
今日19頃三日月山の麓の河川敷にて何ヵ所か撃たれた形跡のある意識不明の男性が発見されました男性は近所の住民の発見及び通報により救急搬送されました現在意識不明の重体の為真相はよく解っておりません‥
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
人狼戦記~少女格闘伝説外伝~
坂崎文明
ライト文芸
エンジェル・プロレス所属の女子プロレスラー神沢勇(かみさわゆう)の付き人、新人プロレスラーの風森怜(かざもりれい)は、新宿でのバイト帰りに、人狼と遭遇する。
神沢勇の双子の姉、公安警察の神沢優(かみさわゆう)と、秋月流柔術宗家の秋月玲奈(あきずきれな)の活躍により、辛くも命を助けられるが、その時から、ダメレスラーと言われていた、彼女の本当の戦いがはじまった。
こちらの完結済み作品の外伝になります。
少女格闘伝説 作者:坂崎文明
https://ncode.syosetu.com/n4003bx/
アルファポリス版
https://www.alphapolis.co.jp/novel/771049446/998191115

セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる