気紛れで助けた女性が積極的に迫ってくるから怖い

適度な空腹は中毒性あるよね

「うっぷ…ご馳走さまでした」

　コ◯ダの珈琲店へ来ました。

　期待を裏切らないメニュー表よりもボリューミーで美味いからたまに通うのだが…

　エビカツサンドイッチに唐揚げと。


「(久しぶりに腹八分目迄食べるとこんなに脳ミソが喜ぶものかね)」


　普段は腹五分から六分目を目安に毎日3食
　それにたまの外食以外だと基本炊飯器で充分な栄養バランスが取れる飯を作るため本当に久々の動物性たんぱく質と油！

　本能的に肉を欲するのである。

　自炊だと卵が唯一の動物性たんぱく質なものでこうもガッツリしたものはやはり久しい



「ありがとうございました～」

　会計を済ませ陽射しの強い昼過ぎを歩く。

「うーん胃もたれきそう…でも食ったなあ」


　満足満足と腹をさすりながら帰路へ


　交差点を渡りまっすぐ進む

「こんにちは！此方も散歩コースなんですか？」

　聞き慣れた声が聞こえてくる

「ああ、笠山さん午前中ぶりですね」

「もう、下の名前で呼んでくださいよー！」

　


　ご近所さんの笠山保奈美さん本当に外出たら良く会うなあこの人は投資家なんだと知識がないから良くわからないけども投資だけで生きていけるなんて住む世界が違うや…

　毎日必ず会うから嫌でも名前も顔も覚えてしまった嫌って訳じゃあないけどもでもなんというか…

「いやぁなんかそういうのに抵抗あってﾊﾊｯ…(この人こう積極的過ぎて俺の性格上苦手)」


　なんでこう毎日ばったり外に出るとほぼ必ず会うのだろうか？


　散歩コースは行き当たりばったりだったり散歩しないときもある。


　もしやこれが運命って奴なのか？



　♦️

「うふふっ♪」
　

　ここ数日でやーっと名前で読んでくれるようになった！まだ名字でしか呼んで貰えないけれど物覚えが鈍い主水さんには直接会って徐々に覚えて貰うしかないものね

　まあ今のところ計画通り…

　フフフッ