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強者達へ
だっテ心配なんだもン!
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さて、美さんに10分程着いていくと広々とした湖の畔にたどり着いたのだが足を踏み入れた瞬間、尋常じゃない氣が放たれた
「‥重い圧し潰れそう」
「コレデモ2割程度ヨん?」
何とか正気を保ちながら声のする方を見る
「你好《ニーハオ》~♪アナタが新米仙人ノ‥エット八代目付喪だから八仙て呼ばれてイルのよネ?」「はい初めまして付喪仙流八代目継承者山村八仙と申します」氣に押し潰されかけながらも
拱手をする。
※拱手(きょうしゅ)は中国、朝鮮、ベトナム、日本の沖縄地方に残る伝統的な礼儀作法で、もとは「揖(ゆう)」とも呼ばれた。 まず左右の人差し指、中指、薬指、小指の4本の指をそろえ、一方の掌をもう一方の手の甲にあてたり、手を折りたたむ。 手のひらを自身の身体の内側に向け、左右の親指を合わせ、両手を合わせることで敬意を表す。カンフー映画や漫画なんかで観たことあるでしょう?俺たち仙人界隈ではどの国でもこれが基本なんだ
「フムフム礼儀作法は一応成っとるようだネ?実力‥ハ、まだ解んないケドあんた新米でもかなり弱そうネwww」「姉さん!八仙は努力家だし何より姉さんの見立てよりかなり強いんだ!」
「有趣的‥」
美さん庇って下さった!感謝っすわ‥ん?姉さん?
「あ、あのう」
「ナニかしら?」
「美さんの御姉様なんですか?」
「そうヨ?私は美の姉、名ハ最近汐と名乗っているワ美?伝えてなかったのかしら?」
「因為‥実の姉とは云いたくなくて私の師と云う感じにしたんだもん」
語尾やらから何時もの美さんでは無いことは解るけれど凄いめんどくさそうな顔しているなあ。
「アラアラ?私ヲ老師として尊敬してくれていたトハ!快樂的わあ~♪」
キャッキャウフフと美さんに抱きつく汐さん素敵な光景ですな美さんは嫌がってるが、、、するとピタリと突然俺のほうを向いた汐さん「私の事ハ小姐と呼びなさい?あなたよりもずっと先輩であり敬う相手ですものネ?」まあ当然だよねそんなの当たり前だ大先輩だもの
「はっ!汐小姐」拱手しながら深々と敬う
「フンッ」俺もしかして嫌われとるのかな?
「八仙ヨ、そなたハ美からそれなりニ聞いておルが私はソナタを赦さんからナ!」
「姉さん!」「???」
俺がなんの事か理解できず混乱していると美さんが耳打ちしてこっそり説明してくれた
「すまんな八仙、姉さんは少々‥過保護でな」ヒソヒソ「仙人なのに!?」ヒソヒソ
「本当にすまない久々に逢った際に話の流れで姉さんの逆鱗に触れてしまってのう‥」ヒソヒソ
「え、俺が何をしたってんですか?」
「そんなことも解らんのカァ!」
「「ビックッ!!!」」
いつの間に真後ろに仁王立ちで聞いていたらしい
「姉さん?わたしはもう立派に独立しておりますから」「そうハ云ってもわざわざこんな小さな島国のこんな場所でなくても良かろウ?」
「私は此処が落ち着くんです!」
「ムウ‥だっテ心配なんだもン」
え、(もん?)あ、泣いた。
「‥重い圧し潰れそう」
「コレデモ2割程度ヨん?」
何とか正気を保ちながら声のする方を見る
「你好《ニーハオ》~♪アナタが新米仙人ノ‥エット八代目付喪だから八仙て呼ばれてイルのよネ?」「はい初めまして付喪仙流八代目継承者山村八仙と申します」氣に押し潰されかけながらも
拱手をする。
※拱手(きょうしゅ)は中国、朝鮮、ベトナム、日本の沖縄地方に残る伝統的な礼儀作法で、もとは「揖(ゆう)」とも呼ばれた。 まず左右の人差し指、中指、薬指、小指の4本の指をそろえ、一方の掌をもう一方の手の甲にあてたり、手を折りたたむ。 手のひらを自身の身体の内側に向け、左右の親指を合わせ、両手を合わせることで敬意を表す。カンフー映画や漫画なんかで観たことあるでしょう?俺たち仙人界隈ではどの国でもこれが基本なんだ
「フムフム礼儀作法は一応成っとるようだネ?実力‥ハ、まだ解んないケドあんた新米でもかなり弱そうネwww」「姉さん!八仙は努力家だし何より姉さんの見立てよりかなり強いんだ!」
「有趣的‥」
美さん庇って下さった!感謝っすわ‥ん?姉さん?
「あ、あのう」
「ナニかしら?」
「美さんの御姉様なんですか?」
「そうヨ?私は美の姉、名ハ最近汐と名乗っているワ美?伝えてなかったのかしら?」
「因為‥実の姉とは云いたくなくて私の師と云う感じにしたんだもん」
語尾やらから何時もの美さんでは無いことは解るけれど凄いめんどくさそうな顔しているなあ。
「アラアラ?私ヲ老師として尊敬してくれていたトハ!快樂的わあ~♪」
キャッキャウフフと美さんに抱きつく汐さん素敵な光景ですな美さんは嫌がってるが、、、するとピタリと突然俺のほうを向いた汐さん「私の事ハ小姐と呼びなさい?あなたよりもずっと先輩であり敬う相手ですものネ?」まあ当然だよねそんなの当たり前だ大先輩だもの
「はっ!汐小姐」拱手しながら深々と敬う
「フンッ」俺もしかして嫌われとるのかな?
「八仙ヨ、そなたハ美からそれなりニ聞いておルが私はソナタを赦さんからナ!」
「姉さん!」「???」
俺がなんの事か理解できず混乱していると美さんが耳打ちしてこっそり説明してくれた
「すまんな八仙、姉さんは少々‥過保護でな」ヒソヒソ「仙人なのに!?」ヒソヒソ
「本当にすまない久々に逢った際に話の流れで姉さんの逆鱗に触れてしまってのう‥」ヒソヒソ
「え、俺が何をしたってんですか?」
「そんなことも解らんのカァ!」
「「ビックッ!!!」」
いつの間に真後ろに仁王立ちで聞いていたらしい
「姉さん?わたしはもう立派に独立しておりますから」「そうハ云ってもわざわざこんな小さな島国のこんな場所でなくても良かろウ?」
「私は此処が落ち着くんです!」
「ムウ‥だっテ心配なんだもン」
え、(もん?)あ、泣いた。
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