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第二章 冒険者ランクを駆け上がれ
姫様の誕生日会
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今日は我が国の帝王の娘、第三王女ミナツキ姫様の誕生日で俺はギルドのカリノス所長とハッカク副所長と共に宮廷に向かって馬車に乗っているドレスコードは少し新調したのでサイズはぴったりだ姫様ご所望のプレゼントもマジックリングに収納してある
「もうすぐ着くよしかしあのゴーレムは君へは本当に従順だよね」
「うちのβがすんません‥」
城へ向かう前‥βが侵入者と間違えてカリノス所長を雁字搦めに縛り上げてしまったのだすぐ救出できたから怪我はしてないようだったけども‥今日はβには留守を頼んだ
「いや~‥所長が先に行ってくれたので私は被害に遇わずに済みましたよ」
「ハッカク?私を盾にしたの怨んでるからな?」
βの防衛モードが発動した際、所長を前に副所長は後方でうつ伏せに匍匐して事態が納まるのを待っていた
「いいえ、、所長?万が一の為に後方から援護できるようにって構えてたんですよヤダナー」
「お前後で覚えとけよ?」
因みにカリノス所長とハッカク副所長は幼なじみだとか元冒険者として互いに奮闘していたらしい
「はいサンサイ城へ着きましたよ~」
御者が停車場に止めてドアを開けてくれる
「おお、貴族様や他国のお偉いさんもいらしてますねぇ」
沢山の上級民が招待されているそんななかで俺も招待してくださるのは恐縮しちゃうね
「これはシモツキ殿!ギルドの所長に副所長でございますなパーティー会場へご案内致します」
城内へ巡回兵に案内される
「此方でございますどうぞ」扉が開かれた
パーティー会場は豪華な食事に演奏者が奏でる音楽で踊る人々、ものすごい血走った顔で男を探す貴族の娘さん達‥いや必死だな「オトコ‥イイオトコ‥」
片言で声に出てるしこの国では15歳で男女共に成人とみなされるその分25歳過ぎたら婚期が遅れた者扱いされる為、だからこそ女性達はいい男を掴まえて玉の輿を狙ってんすわ‥
男も男でこういう社交場で一発しけこめたらなってゲスい考えを持って参加する奴も少なからずいる‥これが狐と狸の化かしあい合戦なんだなあ
「これはシモツキ殿にカリノス所長にハッカク副所長お待ちしておりました帝王様は姫様と壇上へ上がるのでもう少々此方のワインなどお飲みになってお待ちください」
宰相さんも忙しいだろうにわざわざワインを注いでくれちゃったよこのワイン美味しいな!どこの土地でとれた葡萄で作ったのかな
「シモツキ様ですか」ワインを堪能していたらじゃらじゃら宝石を身に着けて髪は何で直立に伸ばしてるのか庶民には解らないファッションセンスの女性についてくるとりまき二人のファッションもこれまたクセがスゴいなあ
「はい冒険者のシモツキと申します」
俺は彼女らの目が瞬間的に獲物を狙った肉食獣のような視線を見逃さなかった
「「「キャーッ帝都でご活躍なさるシモツキ様~!!」」」
「恐縮です」
「わたしぃ‥独身なんです良かったら後日お父様が買ってくださった邸宅でお茶しませんこと?」
「あら、こんな年増よりわたくしと最高級のお食事にいきません?」
「いやあね、シモツキ様?こんな方々は放っておいてわたしと乾杯しませんか」
「「「シモツキ様はわた(く)しと!」」」
‥うぜえ。「お気持ちは嬉しいのですが僕は姫様の誕生日を祝うために参加させて頂きました連れの者等で飲みますのでどうぞご心配なく」
「そ、そうですの?私達もご一緒に‥」
「ああすみません我々だけで話すこともあるので」
「「「はい‥失礼します」」」
案外聞き分けがいい方々で助かった
「ハハハ‥やるねぇシモツキ君」
「本当にあんな美人3名を断るとは勿体ない」
「ハッカク?後でかみさんに報告しとくな」
「待って!それだけは勘弁!!」
ハッカク副所長は奥さんの尻にしかれている愛妻家だが夜な夜なパブに通っているのがバレて奥さんにこてんぱんにシバかれて現在お小遣いは減らされている(本人からの愚痴より)
そんなこんなで壇上に魔石で作られた拡張音声装置通称マイクが取りつけられ帝王さまが壇上に上がる
「あーあーテステスマイクテス‥ごほん皆の者今宵は余の娘の誕生日を祝うために御越しいただいて感謝致す娘は今年で15になったつまり成人にもなってな余は嬉しい限りだ。‥では娘よ一言皆に挨拶なさい」
姫様も壇上へ上がると一度カーテンシーをし一礼してからマイクを握る
「ようこそ御越しくださいました私の誕生日を皆様にこのような場で祝われて大変嬉しゅうございますどうか最後まで楽しんでいって下さいませ」
俺の方が生まれが早いだけで姫様と同い年だったのか姫様の方が大人びているからカネリさん(18)くらいかと思った
「うむさあ皆是非とも楽しんでいってくれ」
~♪宮廷に奏でる音楽が包み込む
「シモツキ様!」「姫様!お誕生日おめでとうございます」
「本日はお招き頂きまして誠に有り難うございます」
「副所長のわたしまでお招き頂けまして光栄です」
「シモツキ様の上司にあたる方々ですものお招きするのはあたりまえですわ」
上司‥とは違うような、いやそうなるんか?
「あ、姫様ご所望のスイーツをもって参りましたどうぞお誕生日おめでとうございます」
マジックリングの空間から少し大きめの箱を取り出して姫様にお渡しする
「あら開けてみても宜しいですか」
「はいどうぞ」
「!!凄い‥なんて美しい」
箱の中身はなんじゃらほいじゃなくて中には彩りの豊かなマカロンにブレンドしたMIXチーズタルトにアップルパイにショートケーキも入っている
「折角なのでこの場でいただいても宜しいですか?」
「はい!お口に合うか不安ですが‥」
「姫様、小皿とフォークを御用意致しました」
メイドさんが小皿に箱に入っていた菓子を一部のせて姫様にお渡しする
「ではいただきます‥‥んーーー!」
一口食べた瞬間姫様はバタバタなにやら小躍りし始めた
「な、なんて美味しいのかしら!シモツキ様とても、、とても美味しゅうございますよ!!」
「そ、そんなに褒めちぎられますと照れます」
確かに端正込めて作ったからその分作ったかいあったなって思えたし褒めちぎられ過ぎて照れる
「私の専属料理人になって貰いたいくらいです」
「はは‥プロポーズみたいな言い回しは恥ずかしいので勘弁してくださいよw」
「ふふそうですよなんでしたら私の旦那様として毎日作って貰いたいくらいです」
え、マジだったのか?
「ほほう?娘が認めたんじゃ余はもうさっさとくっついてもろうて欲しい」
いつの間にか帝王様がいらっしゃった
「どうでしょうシモツキ様結婚を前提にお付き合い致しませんか?」
「え‥」今は知った顔出し特に付き合わないことにも特に理由はない
だって俺は妹の為に順調に冒険者として稼げているし妹にはカネリさんが助手として手伝ってくれるしβも家事を手伝ってくれるしうん‥結局何が言いたいかというとさ
「光栄ですこんな俺で良ければ結婚前提のお付き合いして貰えますか」
「はい!」
「「「おおおおおお!!」」」
帝王様と所長副所長が見守るなかプロポーズを承った周りの貴族達も歓喜の叫びがフロアを湧かす
「うむ娘と健全なお付き合いを頼む何かの間違いで子供ができても良いがな?」
「な!まだお付き合いするだけですからね?姫様取り敢えず今後町を歩いたりお茶でもしましょう」
「ふふっ‥シモツキ様私、シモツキ様のお家へ遊びに行きたいです」
「小汚ないですがそれでも良ければ」
話を追う前に 言っておくッ! おれは今 姫様の恋心を ほんのちょっぴりだが 体験した
い…いや… 体験したというよりは まったく理解を 超えていたのだが………
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは 姫様の前で告白をしてされていたと
思ったら いつのまにか帝王様が婚約にこぎつけたのでお付き合いからと念押ししたら後日姫様を自宅に招くことになった」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をどうなったら自宅で初デートをするのか わからなかった…
酒のせいもあり頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか政略的だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと計画性で天然ものの片鱗を 味わったぜ…てなわけで俺はプレゼントで渡したスイーツをきっかけに姫様と付き合うことになった
初デートは俺の家に来るんだってさ妹よどうすればいいのだろうかカネリさんは‥恋愛経験無さそうだからとくに相談しなくていいか
いや妹も彼氏とかいたのかな‥?
あれ、真面目にどうすればいいかな取り敢えず帰りの馬車の中で所長達に相談してみるか
あれから姫様の誕生日会から俺と姫様が付き合うことになったのを大喜びした帝王様のはからいによりパーティーはより賑わい予定の時刻より2時間ほど続いたパーティーは日付が変わった頃にて終わる
「シモツキ様これからも宜しくお願いいたしますこれからはシモツキ様のお料理がいつでも食べられるのですね!」
ミナツキ姫様超笑顔!
「余は確信しておったぞこの日が来ることをな」
帝王様は恍惚としていて若干若返ったようにみえる
「ではミナツキ姫、帝王様今後とも宜しくお願いいたします?」挨拶はこうでいいのかな
「私を呼び捨てにしてくださいもうシモツキ様の恋人なので」
「そうじゃぞ!娘を呼び捨てにせんか」
「‥ミナツキこれからは沢山美味しいものを作ってあげるから」
「キャーッ!!シモツキ様~!!」
黄色い声援が夜更けの城中に響き渡る
「えっと我々職務があるので‥」
「おおすまんなカリノスにハッカクも夜も更けたシモツキ殿も今日は帰って休まれよなんなら泊めても良いんたが」
「それは申し訳ないのですが俺も日々の生活がございますので妹達にもミナツキさんとお付き合いしたことを自慢したいので」
「うむ!存分に余の娘との交際を自慢してくるがよい!!ワッハッハ!」
「「「では失礼します」」」
~馬車の中~
「いやきみは本当にやり手だよねぇ、、よ!逆玉の輿!!」
「私の妻には負けず劣らずよい妻を娶れそうでなによりだね」
所長も副所長ものりのりだよ
「そうですね‥お付き合いは正直嬉しいんですよただ初のデートが我が家って」
「そのまま住み着いたりしてな?」
「それはそれで面白そうだね」
「そんなことになっても別に構いませんがね?帝王様がはるばる通いに来そうで宰相さんがストレスで倒れないかなって‥」
「「嗚呼‥」」
そんな話をしながら俺らを乗せた馬車は闇夜を駆けるのであった
「もうすぐ着くよしかしあのゴーレムは君へは本当に従順だよね」
「うちのβがすんません‥」
城へ向かう前‥βが侵入者と間違えてカリノス所長を雁字搦めに縛り上げてしまったのだすぐ救出できたから怪我はしてないようだったけども‥今日はβには留守を頼んだ
「いや~‥所長が先に行ってくれたので私は被害に遇わずに済みましたよ」
「ハッカク?私を盾にしたの怨んでるからな?」
βの防衛モードが発動した際、所長を前に副所長は後方でうつ伏せに匍匐して事態が納まるのを待っていた
「いいえ、、所長?万が一の為に後方から援護できるようにって構えてたんですよヤダナー」
「お前後で覚えとけよ?」
因みにカリノス所長とハッカク副所長は幼なじみだとか元冒険者として互いに奮闘していたらしい
「はいサンサイ城へ着きましたよ~」
御者が停車場に止めてドアを開けてくれる
「おお、貴族様や他国のお偉いさんもいらしてますねぇ」
沢山の上級民が招待されているそんななかで俺も招待してくださるのは恐縮しちゃうね
「これはシモツキ殿!ギルドの所長に副所長でございますなパーティー会場へご案内致します」
城内へ巡回兵に案内される
「此方でございますどうぞ」扉が開かれた
パーティー会場は豪華な食事に演奏者が奏でる音楽で踊る人々、ものすごい血走った顔で男を探す貴族の娘さん達‥いや必死だな「オトコ‥イイオトコ‥」
片言で声に出てるしこの国では15歳で男女共に成人とみなされるその分25歳過ぎたら婚期が遅れた者扱いされる為、だからこそ女性達はいい男を掴まえて玉の輿を狙ってんすわ‥
男も男でこういう社交場で一発しけこめたらなってゲスい考えを持って参加する奴も少なからずいる‥これが狐と狸の化かしあい合戦なんだなあ
「これはシモツキ殿にカリノス所長にハッカク副所長お待ちしておりました帝王様は姫様と壇上へ上がるのでもう少々此方のワインなどお飲みになってお待ちください」
宰相さんも忙しいだろうにわざわざワインを注いでくれちゃったよこのワイン美味しいな!どこの土地でとれた葡萄で作ったのかな
「シモツキ様ですか」ワインを堪能していたらじゃらじゃら宝石を身に着けて髪は何で直立に伸ばしてるのか庶民には解らないファッションセンスの女性についてくるとりまき二人のファッションもこれまたクセがスゴいなあ
「はい冒険者のシモツキと申します」
俺は彼女らの目が瞬間的に獲物を狙った肉食獣のような視線を見逃さなかった
「「「キャーッ帝都でご活躍なさるシモツキ様~!!」」」
「恐縮です」
「わたしぃ‥独身なんです良かったら後日お父様が買ってくださった邸宅でお茶しませんこと?」
「あら、こんな年増よりわたくしと最高級のお食事にいきません?」
「いやあね、シモツキ様?こんな方々は放っておいてわたしと乾杯しませんか」
「「「シモツキ様はわた(く)しと!」」」
‥うぜえ。「お気持ちは嬉しいのですが僕は姫様の誕生日を祝うために参加させて頂きました連れの者等で飲みますのでどうぞご心配なく」
「そ、そうですの?私達もご一緒に‥」
「ああすみません我々だけで話すこともあるので」
「「「はい‥失礼します」」」
案外聞き分けがいい方々で助かった
「ハハハ‥やるねぇシモツキ君」
「本当にあんな美人3名を断るとは勿体ない」
「ハッカク?後でかみさんに報告しとくな」
「待って!それだけは勘弁!!」
ハッカク副所長は奥さんの尻にしかれている愛妻家だが夜な夜なパブに通っているのがバレて奥さんにこてんぱんにシバかれて現在お小遣いは減らされている(本人からの愚痴より)
そんなこんなで壇上に魔石で作られた拡張音声装置通称マイクが取りつけられ帝王さまが壇上に上がる
「あーあーテステスマイクテス‥ごほん皆の者今宵は余の娘の誕生日を祝うために御越しいただいて感謝致す娘は今年で15になったつまり成人にもなってな余は嬉しい限りだ。‥では娘よ一言皆に挨拶なさい」
姫様も壇上へ上がると一度カーテンシーをし一礼してからマイクを握る
「ようこそ御越しくださいました私の誕生日を皆様にこのような場で祝われて大変嬉しゅうございますどうか最後まで楽しんでいって下さいませ」
俺の方が生まれが早いだけで姫様と同い年だったのか姫様の方が大人びているからカネリさん(18)くらいかと思った
「うむさあ皆是非とも楽しんでいってくれ」
~♪宮廷に奏でる音楽が包み込む
「シモツキ様!」「姫様!お誕生日おめでとうございます」
「本日はお招き頂きまして誠に有り難うございます」
「副所長のわたしまでお招き頂けまして光栄です」
「シモツキ様の上司にあたる方々ですものお招きするのはあたりまえですわ」
上司‥とは違うような、いやそうなるんか?
「あ、姫様ご所望のスイーツをもって参りましたどうぞお誕生日おめでとうございます」
マジックリングの空間から少し大きめの箱を取り出して姫様にお渡しする
「あら開けてみても宜しいですか」
「はいどうぞ」
「!!凄い‥なんて美しい」
箱の中身はなんじゃらほいじゃなくて中には彩りの豊かなマカロンにブレンドしたMIXチーズタルトにアップルパイにショートケーキも入っている
「折角なのでこの場でいただいても宜しいですか?」
「はい!お口に合うか不安ですが‥」
「姫様、小皿とフォークを御用意致しました」
メイドさんが小皿に箱に入っていた菓子を一部のせて姫様にお渡しする
「ではいただきます‥‥んーーー!」
一口食べた瞬間姫様はバタバタなにやら小躍りし始めた
「な、なんて美味しいのかしら!シモツキ様とても、、とても美味しゅうございますよ!!」
「そ、そんなに褒めちぎられますと照れます」
確かに端正込めて作ったからその分作ったかいあったなって思えたし褒めちぎられ過ぎて照れる
「私の専属料理人になって貰いたいくらいです」
「はは‥プロポーズみたいな言い回しは恥ずかしいので勘弁してくださいよw」
「ふふそうですよなんでしたら私の旦那様として毎日作って貰いたいくらいです」
え、マジだったのか?
「ほほう?娘が認めたんじゃ余はもうさっさとくっついてもろうて欲しい」
いつの間にか帝王様がいらっしゃった
「どうでしょうシモツキ様結婚を前提にお付き合い致しませんか?」
「え‥」今は知った顔出し特に付き合わないことにも特に理由はない
だって俺は妹の為に順調に冒険者として稼げているし妹にはカネリさんが助手として手伝ってくれるしβも家事を手伝ってくれるしうん‥結局何が言いたいかというとさ
「光栄ですこんな俺で良ければ結婚前提のお付き合いして貰えますか」
「はい!」
「「「おおおおおお!!」」」
帝王様と所長副所長が見守るなかプロポーズを承った周りの貴族達も歓喜の叫びがフロアを湧かす
「うむ娘と健全なお付き合いを頼む何かの間違いで子供ができても良いがな?」
「な!まだお付き合いするだけですからね?姫様取り敢えず今後町を歩いたりお茶でもしましょう」
「ふふっ‥シモツキ様私、シモツキ様のお家へ遊びに行きたいです」
「小汚ないですがそれでも良ければ」
話を追う前に 言っておくッ! おれは今 姫様の恋心を ほんのちょっぴりだが 体験した
い…いや… 体験したというよりは まったく理解を 超えていたのだが………
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは 姫様の前で告白をしてされていたと
思ったら いつのまにか帝王様が婚約にこぎつけたのでお付き合いからと念押ししたら後日姫様を自宅に招くことになった」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をどうなったら自宅で初デートをするのか わからなかった…
酒のせいもあり頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか政略的だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと計画性で天然ものの片鱗を 味わったぜ…てなわけで俺はプレゼントで渡したスイーツをきっかけに姫様と付き合うことになった
初デートは俺の家に来るんだってさ妹よどうすればいいのだろうかカネリさんは‥恋愛経験無さそうだからとくに相談しなくていいか
いや妹も彼氏とかいたのかな‥?
あれ、真面目にどうすればいいかな取り敢えず帰りの馬車の中で所長達に相談してみるか
あれから姫様の誕生日会から俺と姫様が付き合うことになったのを大喜びした帝王様のはからいによりパーティーはより賑わい予定の時刻より2時間ほど続いたパーティーは日付が変わった頃にて終わる
「シモツキ様これからも宜しくお願いいたしますこれからはシモツキ様のお料理がいつでも食べられるのですね!」
ミナツキ姫様超笑顔!
「余は確信しておったぞこの日が来ることをな」
帝王様は恍惚としていて若干若返ったようにみえる
「ではミナツキ姫、帝王様今後とも宜しくお願いいたします?」挨拶はこうでいいのかな
「私を呼び捨てにしてくださいもうシモツキ様の恋人なので」
「そうじゃぞ!娘を呼び捨てにせんか」
「‥ミナツキこれからは沢山美味しいものを作ってあげるから」
「キャーッ!!シモツキ様~!!」
黄色い声援が夜更けの城中に響き渡る
「えっと我々職務があるので‥」
「おおすまんなカリノスにハッカクも夜も更けたシモツキ殿も今日は帰って休まれよなんなら泊めても良いんたが」
「それは申し訳ないのですが俺も日々の生活がございますので妹達にもミナツキさんとお付き合いしたことを自慢したいので」
「うむ!存分に余の娘との交際を自慢してくるがよい!!ワッハッハ!」
「「「では失礼します」」」
~馬車の中~
「いやきみは本当にやり手だよねぇ、、よ!逆玉の輿!!」
「私の妻には負けず劣らずよい妻を娶れそうでなによりだね」
所長も副所長ものりのりだよ
「そうですね‥お付き合いは正直嬉しいんですよただ初のデートが我が家って」
「そのまま住み着いたりしてな?」
「それはそれで面白そうだね」
「そんなことになっても別に構いませんがね?帝王様がはるばる通いに来そうで宰相さんがストレスで倒れないかなって‥」
「「嗚呼‥」」
そんな話をしながら俺らを乗せた馬車は闇夜を駆けるのであった
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