自称俺の娘は未来を変えたい

tukumo

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未来の娘と修行生活

つまりどういうことだよ

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 週末のとある山奥…俺とキュウセンは組手をしていた。

 
「どらあ!おりゃ!せいやぁ!」

 相変わらずこの娘は攻めに転ずる

「ふっ、ふん!はっ!」


 全ての拳を受け流し八卦掌で鳩尾を圧し抜く


「ぐはっ!…ッまだまだぁ!!」

 キュウセンはバリツの構えを取った

「お、縦拳メインにしたか」

 バリツとはあのシャーロック・ホームズで有名だろう。日本の柔術を模したとか

 傘術、杖術と相性が良い。

 素手のみなら縦拳に張り手、蹴り技のコンボも出せる攻防に長けた技術である。


 まあ格闘戦だとあまりお薦めしない、その拳があまりにも軽すぎるからだ。


「おら!それ、とりゃああ!」

「ふっ、ほっ、破!」


「うぐあああっ!……ふぅふぅ」

 あ、いけないちょっと力を込めすぎた


「すまん、大丈夫か?」


「もう!寸卦はずるいよ!内臓ぐちゃぐちゃになるところだったよ!!」


 寸卦、ワンインチパンチとは拳一つ分、もしくは著しくそれより短い距離から放つ衝撃波を繰り出す拳士の技である。


「まあなんともなさそうで…む?」


「…あれ?なんか妙に静か」


 辺りの気配が完全に無と化したこれは山の神か…いやこの辺りには主は存在しない筈、あれ?そういや似たようなことがあったようなと思った瞬間、俺の背後に何者かが襲ってくる



「!?どりゃあ!」

「…ちっ流石この時代の親父も衰えてないようだなあ」


 回し蹴りで不意打ちを防いだ襲ってきた者の正体は…

「キュウセン!?」

 今この場に二人のキュウセンが居る

「あ!もしかして私の計画失敗した?」

「…そうだよあたし、お陰で60年先の私が来たんだ。」


 えーっとつまりどういうことだよ?


「おい、親父てめぇ!其処らじゅうで盛ってたらしいじゃねえか!」

「記憶にございません」

 どれだろう心当たりが多すぎでなにも反論できねぇなあ


「ちょっとまった!私よりおとなの私!」

 ちょっとまったが入った!俺、どうやってこの場を切り抜けようか模索しよう。


「どうした、学生時代のあたし今はこのくそ親父を殺さないにせよ数発ぶん殴らねえと気が納まらねえ安心して未来に帰れば何ら変わっちゃいなかったんだからよ」


「おとうさん?まさかもう夜のお店でちょめちょめしたの?」


 あ、いかんキュウセンに俺のナニをちょん切られる!


「落ち着け!まだ一回…ん?二回だったかなそれくらいしかいってないから!!」


「「だから避妊はしろっていってんだろうがッ!!」」


「グボェッ!」


 数メートル先の大木に二人の鉄拳で吹き飛ばされ腰を強打した


「親父ィ…ちょっと込み入った話になるからよ仮住まい先の方の家、上がらせてくれや」


「父さん、さあ帰ろう?」


 あー諸に腰を打ったこれじゃあ逃げられないわキュウセン(50年後から来た)は優しい声だが目は濁っているし、いきなり来たキュウセン(60年後から来た)はどこかやさぐれていやがる。
 あれかな、婚期逃したのかな


「おい、親父まだあたし27だから婚期は逃してないからこれからだから」


 あ、読まれてたていうかめっちゃ気にしてるじゃん!



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