刀一本で戦場を駆け巡る俺は無課金侍

tukumo

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化け物退治

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 暑いべなあ…辺りはすっかり日も暮れて真っ暗だべなのに蒸し暑いべぇ。


 おっすみんな元気かえ?
 おら、近くの村の衆の男と山賊さんたつで真っ暗な山ん中さ登っております。

「おーい!そっちに居たか?」

「んにゃあ…なーんも居ねえ」

「本当に此処等に旅人を襲う化け物がでたんだべか?」

「わかんねえが最近此処等で食い漁ったような骸が転がってるんだあ…」


 と、まあこんな経緯でおら達はその化け物さ退治の為に拙いボロ提灯の灯りを頼りに夜廻ときた



 そして夜も更け丑三つ時が近くなった頃事態は一辺したべ。


「でたぞー!ありゃあ山姥だ!!」

「お、おい!こっちにゃあ屍の山があんぞ!」


 あー出くわしちまったべ…どうやら飢えをしのぐ為に最初は致し方なく人を喰っていたんだろうがどうやらあの婆さんは鬼になってしもうたようだべ。


 山賊さん達は村の男衆を一端おら達の後ろに撤退するようしてくれ


「山本さん!あんたも一端逃げんべ!いつも佩いてる太刀がなけりゃどうにもできねえべよ!」

 確かにちょいと鍛冶屋のじっちゃんに研いで貰ってるところなんで丸腰なんだべが…

 そら!

「キエエエエエッ!」パシッ!ガチガチ

「ぬおお!無手であんの肉切り包丁を止めてる!!」

 そい!

「きゃあぁ!ぐおおぉ……」

 ふぃー…組手で捩じ伏せ奴の包丁で喉元突いたんで何とか倒せたべ。


「「「…すげぇ」」」


 今度お宅らの村人達に柔術を教えるべ近隣の村の略奪から護れる程度には


「助かるべ!」


「しかしこの山姥は相当な人を喰ったなあ…」

「ちゃんと供養しないといけないべなあ」


 まあ取り敢えず帰るべ?みんな心配してるだろうし。


「「「そうだべなあ」」」


 こうして脅威は去ったがこの戦国乱世の時代飢餓に苦しみ人としての禁忌を破り飢えを凌ぐ者も少なくない。

 だが、人を喰らい続けるのはもはや人ではなくなる故に早めに対処せにゃならんのもおら達の役割でもありそして、飢えに苦しまない平和な世が来ることを祈るべ…。



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