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聞き上手と相手の懐に銭を忍ばせれば大抵は通る
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ふぃー…お、皆元気にしてっぺか?
おら?…ハッハッハ!まーた牢屋にぶちこまれてるべぇ!
何だかって?んーおらも断片的にしか覚えてねぇべがあんの元主から昨夜の昼間ばったり会ってから朝まで飲みに付き合わされたんだべ!
「山本ぉッ…ヒック聞いとるんか?家督を譲ったらよう倅はもう立派に城の主になっちまって…ヒック」
…なんだか嬉しいような寂しいようなとまあ永遠と元主の倅の話を聞いては酌とって、介抱してと大変だったんだべよ!…ん?あ、そうだべ!
もう何百と耳に蛸ができそうなくらい聞かされたとき隅に座ってた男がいきなり暴れ出したんだべ、んで…おらに因縁つけてきたべ?キレるべ?殴り合いになるべ?
「出してくれえ!俺が何したってんだ!?」
その野郎と同じ座敷牢にぶちこまれたって訳だべ!…んーぶちこまれたんだべなあ目が覚めたら汚っねえ錠前だべ。
んー取り敢えず此処から出るべなあ
「静かにせんか!叩き切るぞ!」
あ、お侍様…これで何卒おらたつを。
「む?おお、、、んんッ私は何も見ておらん貴様らは元々面会人である故塀の中に居るのはおかしい!」
フッこんな事もあろうと歯に金を詰めといて良かったべ…所詮御武家様に仕える下っ端の懐はいつも隙間風通してあるんだべ。
ー町外れー
「す、すまねえ!俺迄口利きして貰っちまって!!」
なーに気にする出ねぇよ今度は楽しく酒を呑み交わすべなそれでチャラにしてやるべ。
「…あんたというお人は!身仏か!ありがてぇ。酒くらいは俺に奢らせてくれよな!…そうだどうせなら今からどうだ?没収されていた所持品も戻ってきたんだ銭はある!」
そうだべか!よし、呑むべ!
「おうよ!」
こうしておらたつ拳で語り合った野郎二人で酒場に向かったんだべ。
…まさか元主が乱入してくるとは思わなかったべが、、
おら?…ハッハッハ!まーた牢屋にぶちこまれてるべぇ!
何だかって?んーおらも断片的にしか覚えてねぇべがあんの元主から昨夜の昼間ばったり会ってから朝まで飲みに付き合わされたんだべ!
「山本ぉッ…ヒック聞いとるんか?家督を譲ったらよう倅はもう立派に城の主になっちまって…ヒック」
…なんだか嬉しいような寂しいようなとまあ永遠と元主の倅の話を聞いては酌とって、介抱してと大変だったんだべよ!…ん?あ、そうだべ!
もう何百と耳に蛸ができそうなくらい聞かされたとき隅に座ってた男がいきなり暴れ出したんだべ、んで…おらに因縁つけてきたべ?キレるべ?殴り合いになるべ?
「出してくれえ!俺が何したってんだ!?」
その野郎と同じ座敷牢にぶちこまれたって訳だべ!…んーぶちこまれたんだべなあ目が覚めたら汚っねえ錠前だべ。
んー取り敢えず此処から出るべなあ
「静かにせんか!叩き切るぞ!」
あ、お侍様…これで何卒おらたつを。
「む?おお、、、んんッ私は何も見ておらん貴様らは元々面会人である故塀の中に居るのはおかしい!」
フッこんな事もあろうと歯に金を詰めといて良かったべ…所詮御武家様に仕える下っ端の懐はいつも隙間風通してあるんだべ。
ー町外れー
「す、すまねえ!俺迄口利きして貰っちまって!!」
なーに気にする出ねぇよ今度は楽しく酒を呑み交わすべなそれでチャラにしてやるべ。
「…あんたというお人は!身仏か!ありがてぇ。酒くらいは俺に奢らせてくれよな!…そうだどうせなら今からどうだ?没収されていた所持品も戻ってきたんだ銭はある!」
そうだべか!よし、呑むべ!
「おうよ!」
こうしておらたつ拳で語り合った野郎二人で酒場に向かったんだべ。
…まさか元主が乱入してくるとは思わなかったべが、、
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