刀一本で戦場を駆け巡る俺は無課金侍

おらは充実してるだよ

　おうおらはこの戦国乱世を生き抜く為各地で戦がおこれば赴いて金になりそうな装備品や食糧特に米俵は持って帰って行くだ
　おっとすまねえ自己紹介がまだだったな
　山本伊三郎ってんだこの時代に名字がありフルネームで名乗れるのはは名誉あることなんだべ？

　さて、おらの一日のルーチンって奴を魅せてやる今回だけだど？

　早朝４時起床夏ごろは御天道様が昇ってくる時間帯だこの時水瓶から水を掬い顔を洗い口をすすぐそれから昨日の残りの里芋の煮っころがしを食べ一息ついたら畑作で農業に精を出すだ
　この土地は山ん中のだあれもいねえ場所でな、おらの隠れ家になってんだ米を献上しなくて済むでのう白米ももりもり食べられんど～

　そして戦がどこでおきてるか戦着に着替えた武士どもの跡をつけるだべなあ
　そら、あの農村でドンパチ殺ってるだあーああの村はもうお仕舞いだだなあ‥
　おっとこうしちゃおれねぇ、、おらも戦の中に入って立派な装備を着けた武士を狙って一太刀で鎧の隙間から心の臓を貫くか首をこうグッと押し斬ると剥ぎ取った物は高こう売れるだよ

　さあさあ次は家屋を物色するだよ一見貧乏そうな家を見ておくべきだべうん思った通りだべ！
　砂金や塩、なんと砂糖も手に入っただよ！
　そして米蔵にも向かうだ殆んどもう他の同業者に取られてるだが甘いべ、からくり式の倉だってあるんだべさほうら床下にたんまり米俵があっただよ～おっと、こんな大荷物どうやって運ぶかって？予め複数頭の馬と台車を至るところに配置しているだよ
　まさに備えあれば憂いなしだべな

　さあ、帰るべ‥ん？白米食えるのに何故米俵も取りに行くかだべか？
　そんなん簡単な事だべ食べるのに苦労しとる山賊や孤児や乞食に分け与えて見返りにおらの隠れ家を見つからないようにして貰ってるだよ


　お互い持ちつ持たれつで生きてるだ最近は痩せこけたわっぱ達に腹一杯食わせたらなぁおらの畑さ手伝って貰ってるだよ


　さて、明日もおらはこの太刀一振で戦を駆け巡るだよなんでも多きなお城で合戦だとか良質な着物さ手に入れたら乞食の婆さんに一着拵えるだなぁ