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第19話 召喚された勇者たち(Side 白峰)
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所持スキルを申告し終えた白峰悠馬たちは、移動した先の大広間でビルギット王女から召喚の目的やこの世界の説明を受けていた。
大広間の中央には左右に二十人ずつは座れそうな長さの大テーブルがあり、生徒たちが見たこともない豪華な料理が並んでいる。
テーブルの左右には生徒たちが半数ずつに分かれて座り、ビルギット王女が生徒たちを一望できる位置にあるテーブルの上座に座っていた。
そして、周囲を囲むように数人の神官と数十人の騎士たちが壁際に配置されている。
「――――勇者様方は我々とは違い、召喚の際に優秀なスキルを女神・カーミラ様より賜るとの伝承がございましたが、先程ご教示頂きましたスキルを拝見し、伝承が正しかったのだと安堵いたしました」
ビルギット王女が大テーブルの上座から、大テーブルの左右に座る十四人の生徒たちに微笑みかけた。
その顔は誇らしげである。
自らが主導した召喚の儀式で十四人もの希少スキルを持った勇者の召喚に成功したのだから無理からぬことであろう。
この世界の住人と勇者との大きな差。
それは希少スキルにあった。
この世界の住人が授かるスキルは、土魔法、水魔法、火魔法、風魔法の基本となる四属性魔法の中からランダムに一つから四つ。
あくまでもリヒテンベルク帝国の統計だが、二つ授かる者で全体の十パーセント程度。三つ授かる者は全体の一パーセント以下、四つ授かる者など、過去十年を振り返っても数人しかいなかった。
ほとんどの者が属性魔法一つだけを授かる。
この基本四属性魔法とは別に希少スキルと呼ばれる、特殊なスキルを授かる幸運な者もいた。しかし、希少スキルを授かる者は基本四属性魔法全てを授かる確率を下回っている。
だが、伝承にある召喚された勇者は、例外なく希少スキルを授かると伝承にあった。そして、それが今回の召喚で証明されたのだ。
「宵闇と不知火と闇雲の三人がこの場にいないのは、やっぱりスキルの種を掴めなかったからだろうな」
「何であいつらだけスキルの種を掴めなかったんだ?」
「さあ、最初から勇者の資格がなかったんじゃないのか」
「勇者失格、ってか」
「紗良、いま頃どうしているかしら」
「心配してもどうにならないよ」
「そうそう、あたしらには関係ないって」
図南たち三人を心配する者も若干名いたが、ほとんどの生徒たちは付き合いの浅さもあってか無関心である。
そんな生徒たちのささやきに眉をひそめる神官もいたが、ビルギット王女は鷹揚にそれを聞き流して話を続けた。
「既にお話したので繰り返しとなりますが、勇者様方にお願いしたいのは魔物の討伐です」
「魔王を討伐するとか、魔族を撃退するんじゃないんですか?」
一人の男子生徒が挙手をして聞く。
自分たちが異世界人から必要とされていること、歓迎されていること、何よりも、身の安全を自覚したことでその口調は随分と気安いものとなっていた。
「我々の世界にそのような種族は存在いたしません。存在するのは――――」
人間以外にもエルフやドワーフ、獣人と言った様々な種族が存在し、それらが共存しているのだと語られ、さらに唯一共存できずにいるのが魔物である、と。
そして、魔物の狂暴化と増え過ぎたことへの対処として勇者を召喚したのだという。
「立派な騎士団があるようですし、騎士団で対処はできないのでしょうか?」
女生徒が小さく挙手をして聞いた。
「これまでは国内の治安維持や国境の警備に追われながらも騎士団で対処して参りました。しかし、先に述べたように魔物の狂暴化と数の増加、さらに隣国から宣戦布告を受け、騎士団だけでは対処できなくなってしまったのです」
沈痛な面持ちで訴えるビルギット王女に、男子生徒たちが好意的な反応を示す。
「そこで俺たちに魔物の討伐を頼みたいと言うわけですか」
「元の世界に戻ることができないなら、勇者としてこの国のために働くのもありかもな?」
「魔物相手なら、な」
既に元の世界に帰れないことは告げられていた。
当然のように混乱や反発はあった。だが、それも一しきり騒ぐと誰もが諦め、落ち着きを取り戻していた。
元の世界に帰れない事実と、自分たちを勇者として持て囃す対応に生徒たちの自尊心がくすぐられる。いつしかビルギット王女に協力をする雰囲気が出来上っていた。
そんな雰囲気の中で白峰悠馬が横柄な物言いをする。
「報酬と待遇次第では、どこまで手を貸すか考えてもいいぜ」
「どこまで、と言うのは?」
白峰とビルギット王女の探るような視線が交錯する。
ビルギット王女が自分たちを召喚した本当の理由は隣国との戦争への投入。
魔物の狂暴化と数の増加と相俟って、隣国との戦争は相当不味い状況にあるとのだろう。その局面を打開する戦力として利用したいと考えているはずだ。
だが、本音は魔物の討伐だけでなく隣国との戦争にも利用したいはずだ。
白峰の予想は的中していた。
人間同士の戦争に加担するよりも魔物との戦いに協力してもらう方が協力を得やすい、と彼女は考え、戦争への参加はないと言い切ったのだ。
だが、白峰の言葉でビルギット王女の双眸が妖しく輝く。
ビルギット王女が自分の言わんとしていることを理解した、と感じた白峰が表情を和らげた。
「この話は別の機会だ。俺たちの能力があんたの言うように強力なものなのか、確認してから改めて話をしようぜ」
「承知いたしました」
「それで、当面の報酬と待遇は?」
改めて白峰が聞く。
「騎士団の部隊長以上の報酬と待遇を約束しましょう。働き次第では領主の座もありえます」
ビルギット王女が口にした待遇に一部の生徒たちの間から感嘆の声が上がった。女生徒を中心に大半の生徒たちは不安の方が大きい。
「あたしたちは元の世界に帰ることはできなんでしょうか?」
「申し訳ございません。身勝手なことは重々承知しておりますが勇者様方を元の世界にお帰り頂く方法は現存しておりません」
女生徒の質問にビルギット王女が無情に返した。
(あの自称女神と同じ回答か……、果たしてそうなんだろうか……?)
そんなやり取りをよそに、白峰は召喚の間で倒れていた美しい少女のことを考える。
白峰は少女が持っていたスキルと5000オーバーという異常なMP値を思いだしていた。
水魔法
火魔法
風魔法
神聖魔法
闇魔法
異界の門
異常のMP値、そして『異界の門』という如何にもと言った名称のスキル。
彼女が勇者召喚の儀式に大きくかかわっていたことは間違いないだろう、と予想していた。
白峰の中で行動計画が次々と整理される。
(先ずは王女と取引だ。その後、あの女と接触する)
少女の持つ『異界の門』が白峰の予想通りのスキルなら、元の世界に戻るにしろ、この世界に留まるにしろ彼女の利用価値が大きいと心に留めた。
放置すれば次々と勇者が召喚される。
もとの世界に戻れなかったとしても自分がコントロールできない戦力を強化してはいけないと直感的に感じていた。
大広間の中央には左右に二十人ずつは座れそうな長さの大テーブルがあり、生徒たちが見たこともない豪華な料理が並んでいる。
テーブルの左右には生徒たちが半数ずつに分かれて座り、ビルギット王女が生徒たちを一望できる位置にあるテーブルの上座に座っていた。
そして、周囲を囲むように数人の神官と数十人の騎士たちが壁際に配置されている。
「――――勇者様方は我々とは違い、召喚の際に優秀なスキルを女神・カーミラ様より賜るとの伝承がございましたが、先程ご教示頂きましたスキルを拝見し、伝承が正しかったのだと安堵いたしました」
ビルギット王女が大テーブルの上座から、大テーブルの左右に座る十四人の生徒たちに微笑みかけた。
その顔は誇らしげである。
自らが主導した召喚の儀式で十四人もの希少スキルを持った勇者の召喚に成功したのだから無理からぬことであろう。
この世界の住人と勇者との大きな差。
それは希少スキルにあった。
この世界の住人が授かるスキルは、土魔法、水魔法、火魔法、風魔法の基本となる四属性魔法の中からランダムに一つから四つ。
あくまでもリヒテンベルク帝国の統計だが、二つ授かる者で全体の十パーセント程度。三つ授かる者は全体の一パーセント以下、四つ授かる者など、過去十年を振り返っても数人しかいなかった。
ほとんどの者が属性魔法一つだけを授かる。
この基本四属性魔法とは別に希少スキルと呼ばれる、特殊なスキルを授かる幸運な者もいた。しかし、希少スキルを授かる者は基本四属性魔法全てを授かる確率を下回っている。
だが、伝承にある召喚された勇者は、例外なく希少スキルを授かると伝承にあった。そして、それが今回の召喚で証明されたのだ。
「宵闇と不知火と闇雲の三人がこの場にいないのは、やっぱりスキルの種を掴めなかったからだろうな」
「何であいつらだけスキルの種を掴めなかったんだ?」
「さあ、最初から勇者の資格がなかったんじゃないのか」
「勇者失格、ってか」
「紗良、いま頃どうしているかしら」
「心配してもどうにならないよ」
「そうそう、あたしらには関係ないって」
図南たち三人を心配する者も若干名いたが、ほとんどの生徒たちは付き合いの浅さもあってか無関心である。
そんな生徒たちのささやきに眉をひそめる神官もいたが、ビルギット王女は鷹揚にそれを聞き流して話を続けた。
「既にお話したので繰り返しとなりますが、勇者様方にお願いしたいのは魔物の討伐です」
「魔王を討伐するとか、魔族を撃退するんじゃないんですか?」
一人の男子生徒が挙手をして聞く。
自分たちが異世界人から必要とされていること、歓迎されていること、何よりも、身の安全を自覚したことでその口調は随分と気安いものとなっていた。
「我々の世界にそのような種族は存在いたしません。存在するのは――――」
人間以外にもエルフやドワーフ、獣人と言った様々な種族が存在し、それらが共存しているのだと語られ、さらに唯一共存できずにいるのが魔物である、と。
そして、魔物の狂暴化と増え過ぎたことへの対処として勇者を召喚したのだという。
「立派な騎士団があるようですし、騎士団で対処はできないのでしょうか?」
女生徒が小さく挙手をして聞いた。
「これまでは国内の治安維持や国境の警備に追われながらも騎士団で対処して参りました。しかし、先に述べたように魔物の狂暴化と数の増加、さらに隣国から宣戦布告を受け、騎士団だけでは対処できなくなってしまったのです」
沈痛な面持ちで訴えるビルギット王女に、男子生徒たちが好意的な反応を示す。
「そこで俺たちに魔物の討伐を頼みたいと言うわけですか」
「元の世界に戻ることができないなら、勇者としてこの国のために働くのもありかもな?」
「魔物相手なら、な」
既に元の世界に帰れないことは告げられていた。
当然のように混乱や反発はあった。だが、それも一しきり騒ぐと誰もが諦め、落ち着きを取り戻していた。
元の世界に帰れない事実と、自分たちを勇者として持て囃す対応に生徒たちの自尊心がくすぐられる。いつしかビルギット王女に協力をする雰囲気が出来上っていた。
そんな雰囲気の中で白峰悠馬が横柄な物言いをする。
「報酬と待遇次第では、どこまで手を貸すか考えてもいいぜ」
「どこまで、と言うのは?」
白峰とビルギット王女の探るような視線が交錯する。
ビルギット王女が自分たちを召喚した本当の理由は隣国との戦争への投入。
魔物の狂暴化と数の増加と相俟って、隣国との戦争は相当不味い状況にあるとのだろう。その局面を打開する戦力として利用したいと考えているはずだ。
だが、本音は魔物の討伐だけでなく隣国との戦争にも利用したいはずだ。
白峰の予想は的中していた。
人間同士の戦争に加担するよりも魔物との戦いに協力してもらう方が協力を得やすい、と彼女は考え、戦争への参加はないと言い切ったのだ。
だが、白峰の言葉でビルギット王女の双眸が妖しく輝く。
ビルギット王女が自分の言わんとしていることを理解した、と感じた白峰が表情を和らげた。
「この話は別の機会だ。俺たちの能力があんたの言うように強力なものなのか、確認してから改めて話をしようぜ」
「承知いたしました」
「それで、当面の報酬と待遇は?」
改めて白峰が聞く。
「騎士団の部隊長以上の報酬と待遇を約束しましょう。働き次第では領主の座もありえます」
ビルギット王女が口にした待遇に一部の生徒たちの間から感嘆の声が上がった。女生徒を中心に大半の生徒たちは不安の方が大きい。
「あたしたちは元の世界に帰ることはできなんでしょうか?」
「申し訳ございません。身勝手なことは重々承知しておりますが勇者様方を元の世界にお帰り頂く方法は現存しておりません」
女生徒の質問にビルギット王女が無情に返した。
(あの自称女神と同じ回答か……、果たしてそうなんだろうか……?)
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白峰は少女が持っていたスキルと5000オーバーという異常なMP値を思いだしていた。
水魔法
火魔法
風魔法
神聖魔法
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