友人の相棒

ある日、同僚兼友人のTwitterが伝えた異変。それが全ての始まりだった。
24h.ポイント 0pt
0
小説 195,567 位 / 195,567件 ライト文芸 7,845 位 / 7,845件

あなたにおすすめの小説

眼鏡

松野井奏
現代文学
つまらない男の、つまらない話。

傘をもたずに歩いたら

ミドリ
BL
差し出された傘は、俺の心の雨も避けてくれた。 お題「もたない傘」で書いた2000字のBLショートです。

*いにしえのコトノハ*2 レインドロップス

N&N
青春
私、後悔まではしてないから

阿漕の浦奇談

多谷昇太
ライト文芸
 平安時代後期の宮中でめったに起きないことが出来しました。北面の武士佐藤義清と、彼とは身分違いにあたる、さる上臈の女房との間に立った噂話です。上臈の女房が誰であったかは史書に記されていませんが、一説ではそれが中宮璋子であったことが根強く論じられています。もし事実であったならまさにそれはあり得べからざる事態となるわけで、それを称して阿漕の浦の事態という代名詞までもが付けられているようです。本来阿漕の浦とは伊勢の国の漁師で阿漕という名の男が、御所ご用達の漁場で禁漁を犯したことを云うのです。空前絶後とも云うべきそれは大それた事、罪でしたので、以後めったに起きないことの例えとして阿漕の浦が使われるようになりました。さてでは話を戻して冒頭の、こちらの阿漕の浦の方ですが仮にこれが事実であったとしたら、そこから推考し論ずべき点が多々あるようにも私の目には写りました。もの書き、小説家としての目からということですが、ではそれはなぜかと云うに、中宮璋子の置かれた数奇な運命と方やの佐藤義清、のちの西行法師の生き様からして、単に御法度の恋と云うだけでは済まされない、万人にとって大事で普遍的な課題があると、そう着目したからです。さらにはこの身分違いの恋を神仏と人間との間のそれにさえ類推してみました。ですから、もちろんこの物語は史実ではなく想像の、架空のものであることを始めに言明しておかねばなりません。具体的な展開、あらすじについてはどうぞ本編へとそのままお入りください。筋を云うにはあまりにも推論的な要素が多いからですが、その正誤についてはどうぞ各々でなさってみてください。ただ異世界における、あたかも歌舞伎の舞台に見るような大仕掛けがあることは申し添えておきます。

ピーテルに消えた雨

藤沢はなび
ライト文芸
 とある年の冬、『レイラ』は11歳の娘と夫を残し、肺の病で亡くなった。  レイラの母『マリーア』は娘の死後、彼女の部屋の整理をしていた時、机の引き出しから一通の手紙を見つける。  それは連れ添った夫ではなく、夫と出会う前、彼女が過去人生で一番煌めいていた頃に愛した人『ミハイル』へ宛てたものだった。  最期まで引き出しにしまってあったその手紙は時を経て『ミハイル』に届く。  生涯忘れる事の出来なかったひと時の物語。   ※不定期更新。

揺れる波紋

しらかわからし
ライト文芸
この小説は、高坂翔太が主人公で彼はバブル崩壊直後の1991年にレストランを開業し、20年の努力の末、ついに成功を手に入れます。しかし、2011年の東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故によって、経済環境が一変し、レストランの業績が悪化。2014年、創業から23年の55歳で法人解散を決断します。 店内がかつての賑わいを失い、従業員を一人ずつ減らす中、翔太は自身の夢と情熱が色褪せていくのを感じます。経営者としての苦悩が続き、最終的には建物と土地を手放す決断を下すまで追い込まれます。 さらに、同居の妻の母親の認知症での介護が重なり、心身共に限界に達した時、近所の若い弁護士夫婦との出会いが、レストランの終焉を迎えるきっかけとなります。翔太は自分の決断が正しかったのか悩みながらも、恩人であるホテルの社長の言葉に救われ、心の重荷が少しずつ軽くなります。 本作は、主人公の長年の夢と努力が崩壊する中でも、新たな道を模索し、問題山積な中を少しずつ幸福への道を歩んでいきたいという願望を元にほぼ自分史の物語です。

私とお嬢様の優雅な紅茶(ティー)タイム 〜春夏秋冬季節という名のスパイスを添えて〜

あみか劉惟
恋愛
王家に生まれたお嬢様「ジェームズ・ミリア」と、王家の執事として雇われている「トニー・マイケル」 王家のお嬢様と執事の禁断の恋の紅茶(ティー)タイム。果たして誰にも見つからずに恋愛成就となるか?? 春夏秋冬で描く波瀾万丈恋愛(ラブ)ストーリーである。

モラハラ夫との離婚計画 10年

桐谷 碧
ライト文芸
夫のモラハラに耐える優香、その理由は十年をかけた長い離婚計画だった。