16 / 196
時の流れ
しおりを挟む
ゼロが風の都市に来て5年の月日が流れた。
変わったことといえば、ゼロが紫等級になったこと、ネクロマンサーとしての能力が上がり、一度に50体程度の下級アンデッドを召喚できるようになったことだった。
因みに、上位種のアンデッドだと1体から5体が限界である。
それ以外に変わりは無く、相変わらず単独で余りものの依頼をこなしていた。
彼の周りに人が集まらないのも相変わらずであった。
以前に一度だけパーティーを組んだライズとイリーナは銅等級に上がり、王都に拠点を移して行った。
同じようにパーティーを組んだセイラとアイリアは今では茶等級で、他の若者達とパーティーを組んだことにより、彼女達の気持ちはともかく、ゼロに近づき辛くなり、ギルドで会った時に挨拶する程度で接触することは殆どなかった。
今日もゼロは単独で依頼をこなしていた。
森の中に住み着いたトロルの討伐依頼だったが、力の強い巨人型の魔物であるトロルは通常であれば高額の報酬が見込めるので依頼が残ることはないのだが、今回の討伐依頼は貧しい村からの依頼だったため、報酬が安く、危険に見合うだけのものではないため、ゼロ以外に引き受ける者がいなかったのである。
「スケルトンウォリアーは左右から牽制。バンシーは正面から魔法で目を狙いなさい」
ゼロは2体のスケルトンウォリアーと1体のバンシーを召喚していた。
スケルトンウォリアーは1体は剣を持つ右目に傷のある、いつもの個体で、もう1体は槍を構えていた。
バンシーは長い黒髪に緑色のドレスを着た女性のアンデッドで、水や氷の魔法や精神攻撃が可能な魔力特化のアンデッドだった。
バンシーの放った氷弾魔法を目に受けて、大きな棍棒を振り回して暴れるトロルの隙を突いてスケルトンウォリアーが足の腱を攻撃する。
バランスを崩したところにゼロが正面から切りかかりトロルのダメージを蓄積する。
「そろそろ終わりにしますか。バンシーは精神攻撃を」
ゼロの合図にバンシーが精神攻撃を始めた。
・・・ぁぁぁああ
バンシーの泣き声に魔力を乗せた精神攻撃にトロルが頭を抱え込んで膝をついた。
「流石。如何に鈍いトロルと云えど体力で弱った時はバンシーの泣き声には耐えられないようですね」
膝をついて苦しむトロルにスケルトンウォリアーが躍り掛かり、引きずり倒す。
倒れたトロルの喉元にゼロが剣を突き立てる。
グオォ・ゴブッゴボ・・
トロルは自らの血に溺れながら息絶えた。
「終わりですね」
血脂を払いながら剣を鞘に納めたゼロは背後に控えるアンデッドを振り返った。
「お疲れ様でした。戻れ」
ゼロの言葉にスケルトンウォリアーは膝をついて姿を消し、バンシーは涙を流しながらも微笑むとドレスの裾を摘まんで軽く膝を折る、所謂カーテシーで優雅に礼をして姿を消した。
アンデッドを見送ったゼロは空を見上げた後に自らの手を見た。
「5年が経ちましたか。でも、まだまだですね」
ゼロは紫等級になり、使役できるアンデッドもスケルトンやレイス等の低級アンデッドからスケルトンウォリアーやバンシー、スペクター等の上位種まで幅が広がった。
ゼロは冒険者としては中級の中でも上位にまでのし上がっていた。
実際に風の都市の冒険者ギルドでパーティーを組まない、所謂ソロの冒険者で紫等級以上なのはゼロだけである。
しかし、ネクロマンサーとしてはまだ道半ばであり、ゼロ自身もそのことを自覚していた。
「自ら選んだ道とはいえ、先は長そうです」
夕日を背負いながらゼロは風の都市への帰路へとついた。
翌朝、依頼達成の報告にギルドに現れたゼロを待っていたのは職員として経験を積み、今では後輩の育成にも当たっているシーナであった。
「ゼロさん、お話しがあります」
彼女は更に磨きがかかった得意の営業スマイルで有無を言わさずゼロを応接室へと誘い込んだ。
「お話しとはなんですか?何時もの件ならばお断りしたはずです」
実はゼロがシーナに応接室に連れ込まれるのは最近ではよくあることだった。
「でも、ゼロさんも紫等級になって3年が経ちます。本来ならばあと数年は等級は上がらないでしょうが、ゼロさんの実績と貢献度ならば何時昇級しても不思議ではありません。だから、今の内に登録職を変更しませんか?ゼロさんならば剣士でも、魔術師でも、それこそ魔法剣士でも通用しますよ」
「お断りします」
「そんな、でも、ゼロさんにも利点が沢山あるんですよ?」
何時もの会話であるが、ここ最近、シーナはことあるごとにゼロに転職を薦めてくる。
それには理由があった。
現在のゼロは中級上位の紫等級、その上は冒険者として上級になるのだが、今のままだとゼロは黒等級になる。
ネクロマンサーや呪術師、シーフ等はその職種故に銅等級にはならず、黒等級になり、それ以上の昇級は無くなる。
銅等級になれば、その上の銀や金、白金への道が開けるのである。
「ゼロさん程の実力ならば金や白金を目指せるんですよ?今は国中でも10人もいない英雄や勇者になれるんですよ?これは凄く名誉なことなんですよ?」
「ありがたいのですが、私は英雄や勇者になろうとして冒険者になったわけではありません。死霊術師としての道を全うすることが私の誇りです。それに、私と共に戦ってきた彼等と決別するつもりはありません。私の人生は常に彼等とともにあるんですよ」
「でも・・・ゼロさんが誇りを持っていることは分かります。分かっているつもりです。ゼロさんがここに来てから5年、職員としてゼロさんの仕事ぶりはしっかりと見てきました。ならばこそ、ゼロさんの行く末を見てみたいのです」
シーナの言葉にゼロは寂しそうな笑みを浮かべた。
「死霊術師の行く末ですか?シーナさんはリッチと言うのを聞いたことがありますか?」
「リッチ?アンデッドを従える最高位のアンデッドですよね?聞いたことはあります」
「そう、アンデッドを従えるアンデッドです」
シーナは息を飲んだ。
「まさかっ、それって」
「そうです。死霊の気を纏った私達死霊術師は死してなお解放されることはありません。死者を使役するという死霊術師がその所業の報いを受けたなれの果てがリッチなんですよ」
「ならば、何故?」
「私はこれ以外に進む道を知りません。まあ、アンデッドになってしまったら人間に迷惑をかけないように消滅するまでの間をひっそりと暮らしますよ」
そう話すとゼロは応接室から出て行った。
「ゼロさんを説得するのは無理ですね。・・・でも、みんなのために頑張っているゼロさんのそんな未来は悲しすぎませんか?」
シーナはゼロが出て行った後の扉に向かって呟いた。
ゼロが応接室を出ると丁度新しい依頼の張り出しの時間だったらしくギルド内は賑わっていた。
ゼロはギルドの端にある椅子に移動して待つことにした。
賑わう冒険者の中にセイラとアイリアの姿があった。
他に若い剣士の青年、魔術師だろうか、ローブを纏った女性が一緒にいる。
剣士、魔術師、レンジャー、神官というバランスの良いパーティーだった。
ギルドの端に座るゼロの姿に気が付いたセイラがゼロに歩み寄ろうとするが、それを剣士の若者に阻まれていた。
その後ろではアイリアが魔術師に何かを話しているが、魔術師は首を横に振るだけだった。
ゼロは肩を竦めてセイラとアイリアに向かって軽い笑みを送った。
折角のパーティーにゼロのことで揉め事の種を蒔くわけにはいかなかった。
結局、この日のゼロは残されていた地下水道の魔鼠退治を受けた。
通常であれば紫等級の冒険者が受けるような依頼ではないが、新人冒険者ですら面倒臭がって残ってしまうことが多々あり、それをゼロが消化しているのだ。
紫等級でありながらこのような依頼をこなしていることも他の一部の冒険者から
「楽な依頼で点数稼ぎをしている」
と陰口を叩かれる要因になっていた。
尤も、ゼロは全く気にしていなかった。
実はゼロもこの手の依頼はアンデッドに任せて自分は一度に複数のアンデッドを使役する訓練に利用していたのだった。
「自分の修行をして小銭稼ぎが出来る。割のいいものですね」
2体のスケルトンウォリアーにそれぞれ10体のスケルトンを指揮させる、アンデッドによる部隊運用を試みながらゼロは苦笑した。
全ての者に等しく時は流れ、そして風の都市に厄災の時が近づいていた。
変わったことといえば、ゼロが紫等級になったこと、ネクロマンサーとしての能力が上がり、一度に50体程度の下級アンデッドを召喚できるようになったことだった。
因みに、上位種のアンデッドだと1体から5体が限界である。
それ以外に変わりは無く、相変わらず単独で余りものの依頼をこなしていた。
彼の周りに人が集まらないのも相変わらずであった。
以前に一度だけパーティーを組んだライズとイリーナは銅等級に上がり、王都に拠点を移して行った。
同じようにパーティーを組んだセイラとアイリアは今では茶等級で、他の若者達とパーティーを組んだことにより、彼女達の気持ちはともかく、ゼロに近づき辛くなり、ギルドで会った時に挨拶する程度で接触することは殆どなかった。
今日もゼロは単独で依頼をこなしていた。
森の中に住み着いたトロルの討伐依頼だったが、力の強い巨人型の魔物であるトロルは通常であれば高額の報酬が見込めるので依頼が残ることはないのだが、今回の討伐依頼は貧しい村からの依頼だったため、報酬が安く、危険に見合うだけのものではないため、ゼロ以外に引き受ける者がいなかったのである。
「スケルトンウォリアーは左右から牽制。バンシーは正面から魔法で目を狙いなさい」
ゼロは2体のスケルトンウォリアーと1体のバンシーを召喚していた。
スケルトンウォリアーは1体は剣を持つ右目に傷のある、いつもの個体で、もう1体は槍を構えていた。
バンシーは長い黒髪に緑色のドレスを着た女性のアンデッドで、水や氷の魔法や精神攻撃が可能な魔力特化のアンデッドだった。
バンシーの放った氷弾魔法を目に受けて、大きな棍棒を振り回して暴れるトロルの隙を突いてスケルトンウォリアーが足の腱を攻撃する。
バランスを崩したところにゼロが正面から切りかかりトロルのダメージを蓄積する。
「そろそろ終わりにしますか。バンシーは精神攻撃を」
ゼロの合図にバンシーが精神攻撃を始めた。
・・・ぁぁぁああ
バンシーの泣き声に魔力を乗せた精神攻撃にトロルが頭を抱え込んで膝をついた。
「流石。如何に鈍いトロルと云えど体力で弱った時はバンシーの泣き声には耐えられないようですね」
膝をついて苦しむトロルにスケルトンウォリアーが躍り掛かり、引きずり倒す。
倒れたトロルの喉元にゼロが剣を突き立てる。
グオォ・ゴブッゴボ・・
トロルは自らの血に溺れながら息絶えた。
「終わりですね」
血脂を払いながら剣を鞘に納めたゼロは背後に控えるアンデッドを振り返った。
「お疲れ様でした。戻れ」
ゼロの言葉にスケルトンウォリアーは膝をついて姿を消し、バンシーは涙を流しながらも微笑むとドレスの裾を摘まんで軽く膝を折る、所謂カーテシーで優雅に礼をして姿を消した。
アンデッドを見送ったゼロは空を見上げた後に自らの手を見た。
「5年が経ちましたか。でも、まだまだですね」
ゼロは紫等級になり、使役できるアンデッドもスケルトンやレイス等の低級アンデッドからスケルトンウォリアーやバンシー、スペクター等の上位種まで幅が広がった。
ゼロは冒険者としては中級の中でも上位にまでのし上がっていた。
実際に風の都市の冒険者ギルドでパーティーを組まない、所謂ソロの冒険者で紫等級以上なのはゼロだけである。
しかし、ネクロマンサーとしてはまだ道半ばであり、ゼロ自身もそのことを自覚していた。
「自ら選んだ道とはいえ、先は長そうです」
夕日を背負いながらゼロは風の都市への帰路へとついた。
翌朝、依頼達成の報告にギルドに現れたゼロを待っていたのは職員として経験を積み、今では後輩の育成にも当たっているシーナであった。
「ゼロさん、お話しがあります」
彼女は更に磨きがかかった得意の営業スマイルで有無を言わさずゼロを応接室へと誘い込んだ。
「お話しとはなんですか?何時もの件ならばお断りしたはずです」
実はゼロがシーナに応接室に連れ込まれるのは最近ではよくあることだった。
「でも、ゼロさんも紫等級になって3年が経ちます。本来ならばあと数年は等級は上がらないでしょうが、ゼロさんの実績と貢献度ならば何時昇級しても不思議ではありません。だから、今の内に登録職を変更しませんか?ゼロさんならば剣士でも、魔術師でも、それこそ魔法剣士でも通用しますよ」
「お断りします」
「そんな、でも、ゼロさんにも利点が沢山あるんですよ?」
何時もの会話であるが、ここ最近、シーナはことあるごとにゼロに転職を薦めてくる。
それには理由があった。
現在のゼロは中級上位の紫等級、その上は冒険者として上級になるのだが、今のままだとゼロは黒等級になる。
ネクロマンサーや呪術師、シーフ等はその職種故に銅等級にはならず、黒等級になり、それ以上の昇級は無くなる。
銅等級になれば、その上の銀や金、白金への道が開けるのである。
「ゼロさん程の実力ならば金や白金を目指せるんですよ?今は国中でも10人もいない英雄や勇者になれるんですよ?これは凄く名誉なことなんですよ?」
「ありがたいのですが、私は英雄や勇者になろうとして冒険者になったわけではありません。死霊術師としての道を全うすることが私の誇りです。それに、私と共に戦ってきた彼等と決別するつもりはありません。私の人生は常に彼等とともにあるんですよ」
「でも・・・ゼロさんが誇りを持っていることは分かります。分かっているつもりです。ゼロさんがここに来てから5年、職員としてゼロさんの仕事ぶりはしっかりと見てきました。ならばこそ、ゼロさんの行く末を見てみたいのです」
シーナの言葉にゼロは寂しそうな笑みを浮かべた。
「死霊術師の行く末ですか?シーナさんはリッチと言うのを聞いたことがありますか?」
「リッチ?アンデッドを従える最高位のアンデッドですよね?聞いたことはあります」
「そう、アンデッドを従えるアンデッドです」
シーナは息を飲んだ。
「まさかっ、それって」
「そうです。死霊の気を纏った私達死霊術師は死してなお解放されることはありません。死者を使役するという死霊術師がその所業の報いを受けたなれの果てがリッチなんですよ」
「ならば、何故?」
「私はこれ以外に進む道を知りません。まあ、アンデッドになってしまったら人間に迷惑をかけないように消滅するまでの間をひっそりと暮らしますよ」
そう話すとゼロは応接室から出て行った。
「ゼロさんを説得するのは無理ですね。・・・でも、みんなのために頑張っているゼロさんのそんな未来は悲しすぎませんか?」
シーナはゼロが出て行った後の扉に向かって呟いた。
ゼロが応接室を出ると丁度新しい依頼の張り出しの時間だったらしくギルド内は賑わっていた。
ゼロはギルドの端にある椅子に移動して待つことにした。
賑わう冒険者の中にセイラとアイリアの姿があった。
他に若い剣士の青年、魔術師だろうか、ローブを纏った女性が一緒にいる。
剣士、魔術師、レンジャー、神官というバランスの良いパーティーだった。
ギルドの端に座るゼロの姿に気が付いたセイラがゼロに歩み寄ろうとするが、それを剣士の若者に阻まれていた。
その後ろではアイリアが魔術師に何かを話しているが、魔術師は首を横に振るだけだった。
ゼロは肩を竦めてセイラとアイリアに向かって軽い笑みを送った。
折角のパーティーにゼロのことで揉め事の種を蒔くわけにはいかなかった。
結局、この日のゼロは残されていた地下水道の魔鼠退治を受けた。
通常であれば紫等級の冒険者が受けるような依頼ではないが、新人冒険者ですら面倒臭がって残ってしまうことが多々あり、それをゼロが消化しているのだ。
紫等級でありながらこのような依頼をこなしていることも他の一部の冒険者から
「楽な依頼で点数稼ぎをしている」
と陰口を叩かれる要因になっていた。
尤も、ゼロは全く気にしていなかった。
実はゼロもこの手の依頼はアンデッドに任せて自分は一度に複数のアンデッドを使役する訓練に利用していたのだった。
「自分の修行をして小銭稼ぎが出来る。割のいいものですね」
2体のスケルトンウォリアーにそれぞれ10体のスケルトンを指揮させる、アンデッドによる部隊運用を試みながらゼロは苦笑した。
全ての者に等しく時は流れ、そして風の都市に厄災の時が近づいていた。
0
お気に入りに追加
286
あなたにおすすめの小説

側妃に追放された王太子
基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」
正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。
そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。
王の代理が側妃など異例の出来事だ。
「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」
王太子は息を吐いた。
「それが国のためなら」
貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。
無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。

もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

出戻り国家錬金術師は村でスローライフを送りたい
新川キナ
ファンタジー
主人公の少年ジンが村を出て10年。
国家錬金術師となって帰ってきた。
村の見た目は、あまり変わっていないようでも、そこに住む人々は色々と変化してて……
そんな出戻り主人公が故郷で錬金工房を開いて生活していこうと思っていた矢先。王都で付き合っていた貧乏貴族令嬢の元カノが突撃してきた。
「私に貴方の子種をちょうだい!」
「嫌です」
恋に仕事に夢にと忙しい田舎ライフを送る青年ジンの物語。
※話を改稿しました。内容が若干変わったり、登場人物が増えたりしています。
絶対婚約いたしません。させられました。案の定、婚約破棄されました
toyjoy11
ファンタジー
婚約破棄ものではあるのだけど、どちらかと言うと反乱もの。
残酷シーンが多く含まれます。
誰も高位貴族が婚約者になりたがらない第一王子と婚約者になったミルフィーユ・レモナンド侯爵令嬢。
両親に
「絶対アレと婚約しません。もしも、させるんでしたら、私は、クーデターを起こしてやります。」
と宣言した彼女は有言実行をするのだった。
一応、転生者ではあるものの元10歳児。チートはありません。
4/5 21時完結予定。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる