お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
一よさく華 -嵐の予兆-
八幡トカゲ
ライト文芸
暮れ六つ過ぎ。
十日ごとに遊郭に現れる青年がいる。
柚月一華(ゆづき いちげ)。
元人斬り。
今は、かつて敵であった宰相、雪原麟太郎(ゆきはら りんたろう)の小姓だ。
人々の好奇の目も気に留めず、柚月は「白玉屋」の花魁、白峯(しらみね)の元を訪れる。
遊ぶためではない。
主の雪原から申し渡された任務のためだ。
隣国「蘆(あし)」の謀反の気配。
それを探る報告書を受け取るのが、柚月の今回の任務だ。
そんな中、柚月にじわりじわりと迫ってくる、人斬りだったことへの罪の意識。
「自分を大事にしないのは、自分のことを大事にしてくれている人を、大事にしていない」
謎の言葉が、柚月の中に引っかかって離れない。
「自分を大事にって、どういうことですか?」
柚月の真直ぐな問いに、雪原は答える。
「考えなさい。その答えは、自分で見つけなさい」
そう言って、父のように優しく柚月の頭を撫でた。
一つよに咲く華となれ。
異世界から帰ってきた勇者は既に擦り切れている。
暁月ライト
ファンタジー
魔王を倒し、邪神を滅ぼし、五年の冒険の果てに役割を終えた勇者は地球へと帰還する。 しかし、遂に帰還した地球では何故か三十年が過ぎており……しかも、何故か普通に魔術が使われており……とはいえ最強な勇者がちょっとおかしな現代日本で無双するお話です。
明日の「具」足
社 光
ライト文芸
とある都内のロフト付き格安マンション。作家を志す女性、源 哀留(みなもと あいる)はとある志を胸に抱きつつも遅々として進展することのない現状のまま、汚れが溜まる一方の部屋で味気ない食事を貪りその日々のほとんどをバイトとソシャゲの周回に費やす毎日を過ごしていた。
だが上場企業のエリート社員、榊 奈央(さかき なお)との出会いをきっかけに彼女の心境や生活、そして取り巻く環境そのものが大きく変化していくことになる。
自身の好意を認識しつつも他人との触れ合い方に置きな欠陥を抱える奈央との交流の中で哀留は自分の中で無くしかけていた情熱や思いやり、そして生きていく目標を思い出していく……
しかしそれはそれとして問題なのは、共に暮らしていく中で2人とも「料理が苦手」なコトであった。
バナナとリンゴが机の上から同時に滑り落ちたら
なかじまあゆこ
ライト文芸
嫉妬や憧れや様々な気持ちが交錯する。
派遣社員の成田葉月は突然解雇された。
成田葉月《なりたはづき》さん、申し訳ありませんが業績悪化のため本日で辞めて頂きたいと派遣先から連絡がありました。また、他に良い仕事があればご紹介しますので」との一本の電話だけで。
その後新しく紹介された派遣先は豪華なお屋敷に住むコメディ女優中川英美利の家だった。
わたし、この人をよく知っている。
そうなのだ、中川英美利は葉月の姉順子の中学生時代のクラスメートだった。順子は現在精神が病み療養中。
お仕事と家族、妬みや時には笑いなどいろんな感情が混ざり合った物語です。
2020年エブリスタ大賞最終候補作品です。
千里さんは、なびかない
黒瀬 ゆう
ライト文芸
天使の輪を作る、サラサラな黒髪。
握りこぶしほどしかない小さな顔に、ぱっちりとした瞳を囲む長いまつ毛。
まるでフィルターをかけたかのような綺麗な肌、真っ赤な唇。
特技はピアノ。まるで王子様。
ーー和泉君に、私の作品を演じてもらいたい。
その一心で、活字にすら触れたことのない私が小説家を目指すことに決めた。
全ては同担なんかに負けない優越感を味わうために。
目標は小説家としてデビュー、そして映画化。
ーー「私、アンタみたいな作品が書きたい。恋愛小説家の、零って呼ばれたい」
そんな矢先、同じ図書委員になったのは、なんと大人気ミステリ作家の零だった。
……あれ? イージーモード? 最強の助っ人じゃん。
そんなわけが、なかった。
「さらら」~茶房物語~
NKS
ライト文芸
茶房「茶螺々(さらら)」。八十島駅前商店街にある古民家風のお店で、お茶を楽しみながらくつろぐ事を目的とし隠れ家的喫茶店。さららの店主榛名(はるな)と、そこに集まる客達の人間模様。様々なお茶のプチうんちくも盛りだくさん。心に一杯のお茶をいかがですか?
先生と僕
真白 悟
ライト文芸
高校2年になり、少年は進路に恋に勉強に部活とおお忙し。まるで乙女のような青春を送っている。
少しだけ年上の美人な先生と、おっちょこちょいな少女、少し頭のネジがはずれた少年の四コマ漫画風ラブコメディー小説。
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる