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第一話 警報
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日本はこの長い歴史の間、外国からの侵略を受けたのは2度だけである。元寇とアメリカと。そう思うと日本の国防力は島国という点もあるが高いと思う。しかし、今は昔と違う、戦うには色々な手続きが必要であるし、国民の反発もあるためそう簡単に、専守防衛と言っても難しい。と海上保安庁の巡視船『いとしま』の船長、河井義龍は思う。最近は隣国の領海侵犯などの危険行動により、そういうことを思ってしまうのだ。まだ朝は早く、甲板で息を吐くと白くなる。自分の出身は長崎だか、この海から見る景色はどこの海よりも好きだ。別に綺麗というわけでもないが、何か心に来るものがある。
11月というのにもう寒いのか…九州でも冬は違うものだ。
バタン
ドアが開き中から船員が出てきた。
「船長、朝食の準備ができました。」
「わかったすぐ行く。」
今日もこの海、何もなければ良いな我々にとって平和というのが1番の幸せでもあり守らなければならないものなのだ。
今日はご飯に味噌汁サバの塩焼き…和食だな。
「いただきます」
料理を口に運ぶ
「ピーッピーッピーッピー」
警報がなる。流石になれてるため動揺はしなかったが、朝食ぐらい静かに食べさせてくれと思う。仕方無しに立ち上がり、艦橋へ向かう。口の中にはまだご飯が残っている。艦橋へ向かうと副艦長が言った。
「この先30マイルに700~900ほどの船舶を発見!」
は?どういうことだと副艦長に思わず聞き返した。
「そして不思議なことにすべて小舟並みのが多数をしめています。」
小舟?900隻?これまでに事例がないことに頭がこんがらる。
11月というのにもう寒いのか…九州でも冬は違うものだ。
バタン
ドアが開き中から船員が出てきた。
「船長、朝食の準備ができました。」
「わかったすぐ行く。」
今日もこの海、何もなければ良いな我々にとって平和というのが1番の幸せでもあり守らなければならないものなのだ。
今日はご飯に味噌汁サバの塩焼き…和食だな。
「いただきます」
料理を口に運ぶ
「ピーッピーッピーッピー」
警報がなる。流石になれてるため動揺はしなかったが、朝食ぐらい静かに食べさせてくれと思う。仕方無しに立ち上がり、艦橋へ向かう。口の中にはまだご飯が残っている。艦橋へ向かうと副艦長が言った。
「この先30マイルに700~900ほどの船舶を発見!」
は?どういうことだと副艦長に思わず聞き返した。
「そして不思議なことにすべて小舟並みのが多数をしめています。」
小舟?900隻?これまでに事例がないことに頭がこんがらる。
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