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本編
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あぁ、やぱりこうなりましたか。
今私は、シャルルとシャルルに喧嘩を売った命知らずの方々の、一方的なバトルを見ています。
何故こうなったかというと‥‥
私の契約獣であるシャルルは、何故か平民枠で転校してきました。
貴族の大半は自分を上に見立てて、自分より下の平民を見下しているので、シャルルに「お前、服を脱げ」と命令しました。勿論、私の教室の半分くらいの貴族は嗤っております。あぁ、くだらないですわね。
シャルルは「何で脱がなければいけないの? 周りの皆もやれやれ!って顔出し‥‥、貴族って変態さん何だね!」と、返したので、その嗤っていた貴族の方々が気分を概してしまって、「このクソがぁ、お前にバトルを申し込む! 放課後、中庭に来い!」と、言ってしまいました。
馬鹿ですね。中庭は、全教室から見える位置にあります。シャルルを皆の前で行動不能にさせて何かをしようとしているのが丸分かりですね。もう馬鹿を通り越してクズですね。
そして、シャルルは実は戦闘狂で、シャルルに喧嘩を売ってしまった魔獣はもうこの世に居ません。
そんなシャルルに喧嘩を売った方々は、服を全身脱がされてしゃがみ込みながらギャンギャン言って居ます。本当に煩いです。あ、シャルルが音遮断の魔法を使いましたね。助かります。
シャルルが私達に気づいた様です。小走りで此方に向かって来ています。とてもスッキリした顔をしていますね。
あ、私達とは、風紀委員会の事です。あんな事を聞いて置いて無視する事は出来ません。風紀委員ですから!
そして全員拘束して、事情聴取を兼ねて風紀室に行きました。
事情聴取では、クズ共…失礼、シャルルに喧嘩を売った方々が言い逃れをしようと、醜い押し付け合いを始めました。
そんな事しても、教室で話していた事を聞いて居た私がいるので、言い逃れは出来ませんが、自滅するまで待ちましょう。シャルルはネル達と遊んでいます。
「お前が脱がそうと言っただろう!」「先に言ったのはお前だ!」「私はただ見ていただけよ! あの醜くなる姿を!」
はい、盛大に墓穴を掘って下さり有難う御座います。私が話す手間が省けました。
シャルル達三人は、盛大に墓穴を掘った方々を見て、腹を抱えて笑っております。笑いたい気持ち、よく分かりますわ。
結果、シャルルに喧嘩を売った方々は、全員退学その上で絶縁です。ざまぁ見ろです。
そしてシャルルは自己防衛という事で、風紀委員会の監視下に置かれる事で、話が着きました。明日からシャルルは風紀委員です。
そして私自室に戻り、シャルルに何故あんなに仕返しが甘かったのか聞きました。
「だって、服を脱げでしょ? あんな子供が言っちゃいけないの! だからね、身を持って味あわせてやったんだ♪
それにただの子供のイタズラじゃん!」と返された。
まぁ、神獣であるシャルルから、見たらただの子供のイタズラに見えるという事ですか。
あの方々は、ただの子供のイタズラで認識された事により、命が散らずに済んだという事ですね。運が良かったですね。
「まぁ、あの子だけは、子供のイタズラでは済まさないけどね。」
その言葉は、私には聞こえなかった。
今私は、シャルルとシャルルに喧嘩を売った命知らずの方々の、一方的なバトルを見ています。
何故こうなったかというと‥‥
私の契約獣であるシャルルは、何故か平民枠で転校してきました。
貴族の大半は自分を上に見立てて、自分より下の平民を見下しているので、シャルルに「お前、服を脱げ」と命令しました。勿論、私の教室の半分くらいの貴族は嗤っております。あぁ、くだらないですわね。
シャルルは「何で脱がなければいけないの? 周りの皆もやれやれ!って顔出し‥‥、貴族って変態さん何だね!」と、返したので、その嗤っていた貴族の方々が気分を概してしまって、「このクソがぁ、お前にバトルを申し込む! 放課後、中庭に来い!」と、言ってしまいました。
馬鹿ですね。中庭は、全教室から見える位置にあります。シャルルを皆の前で行動不能にさせて何かをしようとしているのが丸分かりですね。もう馬鹿を通り越してクズですね。
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「お前が脱がそうと言っただろう!」「先に言ったのはお前だ!」「私はただ見ていただけよ! あの醜くなる姿を!」
はい、盛大に墓穴を掘って下さり有難う御座います。私が話す手間が省けました。
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まぁ、神獣であるシャルルから、見たらただの子供のイタズラに見えるという事ですか。
あの方々は、ただの子供のイタズラで認識された事により、命が散らずに済んだという事ですね。運が良かったですね。
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その言葉は、私には聞こえなかった。
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