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本編
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私は無事に入学式を終え、人気の無い所に来ています。
成績にいちゃもんを付けて来る人が居なくて心底安心しました、周りで鋭い魔力をぶつけて来る頭の働かない人が居て退学になっていましたが、、、。
生徒会や風紀委員会は推薦制で関連している人物の推薦状がないと入れない仕組みになっており、その推薦状を提出する事で生徒会、風紀委員会に入ることが出来るんです。
その生徒会には兄様が居て推薦状を全て拒否する事を頼んでいるので生徒会からの推薦状が届く確率は0%に比較的に近いのは凄く助かりますね。それに風紀委員会には知り合いは居ないが知りもしない人の推薦状を受け取る事は無いでしょう。
フフフッ、計算通りですね!
私の目標は、〈あまり目立たずに学園を卒業して自由に生きる!〉です。
一々貴族なんて面倒くさいモノに縛られる位なら、命がけでお金を稼ぐ冒険者になりたいです!
私には兄様が居るので大丈夫でしょう!
私は深く考え込んで居ると
「シア、久し振り! あれ?聞いているの? おーい!シアー!」
いきなり後ろから話し掛けられたので振り向きました
誰ですか?私の未来図設計の邪魔をする人は‼
後ろにはロングストレートの髪を一つに縛った翠の瞳の人が居た。この人が私に話し掛けて来たようですね。
本当に誰ですか?私はこんな人知りません。何故か王子に似ていますが、あんな最低な振り方をした人が話し掛けて来る事は無いですもの。いいや、王族がマナーを守らずに話し掛ける事はありえ無いです。
本当に誰?
「誰ですの?話した事無いのに馴れ馴れしくしないで下さいませ。不機嫌でしゅ! あ、不愉快です。最低限のマナーくらい、きちんとしたらどうでしょうか?」
私は馴れ馴れしく話し掛けて来たおバカさんに言い切りました。
途中間違えて噛んじゃった!
周りに私達以外の人が居無いのではっきり言う事が出来ました。
少しスッキリしました!
馴れ馴れしく話し掛けて来たおバカさんは「まさか俺の事を忘れたのか?」と戸惑っている。猫の皮が完全に外れている様ですね。身なりを見て上位貴族みたいですね。この人は上位貴族の残念子です。
そもそも3年間ホレステ領に引き篭もっていた私はこんなキラキラした馴れ馴れしいチャラ男野郎と会える訳がない。それに3年以上前だって最低限のお茶会にしか参加していない。
それで馴れ馴れしく話し掛けて来るなんて、、、 何様なのかしら?
私の考えは全て顔に出ていた様です。
馴れ馴れしいおバカ野郎は真っ黒なアルカイックスマイルを浮かべ、
「あぁ、私の事を忘れているのですか? それなら思い出させるまでです。」
馴れ馴れしいおバカ野郎は引き返して行来ました。
一体何がしたかったのでしょうか?本当にあんな馴れ馴れしい人は迷惑ですね、
そして私はこの出来事を甘く見ていました
成績にいちゃもんを付けて来る人が居なくて心底安心しました、周りで鋭い魔力をぶつけて来る頭の働かない人が居て退学になっていましたが、、、。
生徒会や風紀委員会は推薦制で関連している人物の推薦状がないと入れない仕組みになっており、その推薦状を提出する事で生徒会、風紀委員会に入ることが出来るんです。
その生徒会には兄様が居て推薦状を全て拒否する事を頼んでいるので生徒会からの推薦状が届く確率は0%に比較的に近いのは凄く助かりますね。それに風紀委員会には知り合いは居ないが知りもしない人の推薦状を受け取る事は無いでしょう。
フフフッ、計算通りですね!
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本当に誰?
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私は馴れ馴れしく話し掛けて来たおバカさんに言い切りました。
途中間違えて噛んじゃった!
周りに私達以外の人が居無いのではっきり言う事が出来ました。
少しスッキリしました!
馴れ馴れしく話し掛けて来たおバカさんは「まさか俺の事を忘れたのか?」と戸惑っている。猫の皮が完全に外れている様ですね。身なりを見て上位貴族みたいですね。この人は上位貴族の残念子です。
そもそも3年間ホレステ領に引き篭もっていた私はこんなキラキラした馴れ馴れしいチャラ男野郎と会える訳がない。それに3年以上前だって最低限のお茶会にしか参加していない。
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馴れ馴れしいおバカ野郎は真っ黒なアルカイックスマイルを浮かべ、
「あぁ、私の事を忘れているのですか? それなら思い出させるまでです。」
馴れ馴れしいおバカ野郎は引き返して行来ました。
一体何がしたかったのでしょうか?本当にあんな馴れ馴れしい人は迷惑ですね、
そして私はこの出来事を甘く見ていました
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