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これが本当の顔

モブの裏側は

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放課後は書記様の親衛隊でちょっとした集まりがあって今は寮に帰宅

ガチャ

「あっ、魁弥くんおかえり~」

同室者は前回もでてきた裏ありの魁弥くん
魁弥くんは役作りのために放課後は図書室に行ってるんだよ

「みこ…ここ家だよ~?その格好でその喋り方とか気持ち悪いー」

あっ、今のは喋ったのは魁弥
教室の時とは全然違うでしょ

ちなみに今の俺は変装なし

だってカツラは蒸れるしカラコンは長時間付けてると目がゴロゴロする

ていうかそれ言うんだったらお前だろ


「ドア開けてたら誰がどこで聞いてるか分からないだろ」

「まぁ確かにそうだけど~」

そう言って眼鏡やらなんやらをとる魁弥

現れたのはミルクティー色の髪にぱっちりしたこはくいろの瞳
変装してなければ親衛隊できてるレベルのイケメン
ちっ

どちらかといえば素の魁弥のほうが普段の俺に似てるんじゃないか?
喋り方とか


「そういえばこの前言ったやつ、どうだった?」

「あーあれね。完全に黒だったよーん」

やっぱりな

魁弥は結構凄腕な情報屋
さっき、放課後は図書室に行っていると言ったがその時間のほとんどがハッキング

そして“あれ”というのは俺の家が繋がってたとある裏のグループのこと


始めに俺の名前は百崎都といったがこれは偽名だったりして本名は天王寺都
天王寺家の次男だ

天王寺家は表の世界では名前を知らないものはいないほどの有名で、政界すら牛耳るほどの財閥
裏の世界でもその名を轟かせていて、目をつけられたら最後。二度と陽の光を見ることはないと言われている。俺はそこで中学生の頃から殺し屋をしている



結構なカミングアウトだろ?
これも俺が人と関わりたくない理由のひとつだ






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次回もこの話続きますよ!
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感想 5

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