追放された『迷宮術士』の俺は、廃村を開拓してスローライフするつもりだったのだが?~元追放者のワケアリ領民たちと村を発展させます~

 ユーリは『漆黒』と呼ばれる人知れず極悪人を密命を受け処刑する執行者の中心的な存在であった。ユーリの持つ能力は一時的に条理を越えた力を与えるが、身体に不可逆的な損傷を与える力であった。

 ユーリはその『自壊式』という自身の命を削る力を、仲間と王都の人々を救うために行使し続けた。そんなある日、ユーリは自身の限界を悟る。『漆黒』の仕事は常に死と隣り合わせ。自分が足を引っ張れば仲間の命も危ない。だから団長に『追放』するようにと申し出る。仲間から惜しまれながらも漆黒を去るユーリ

「おしっ! 第二の人生は、廃村を買って。そこで一儲けでもするか!」

 彼は廃村に回復の泉に特化させた回復特化のダンジョンを作り、そこに温泉を造る。そんな彼のもとにさまざまな事情で追放され、帰る場所がなくなった少女たちが……! 気づけば、竜人の幼女、男の娘、奴隷少女、ギルド嬢、さまざまな美少女がユーリのもとに集まっていた。

 これは不器用だけど人一倍一生懸命で熱い男ユーリと、そんなユーリを慕う者たちがともに幸せを勝ちとる物語!

※タグにて、お約束している項目を裏切ることはいたしません。恐ろしい悪党が登場しますがユーリはきちんと作中で始末します。罪なき民から奪う賊には容赦しません。凶悪な悪党が登場しても不安にならず、お読みいただけますと幸いです。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,173 位 / 192,173件 ファンタジー 44,591 位 / 44,591件

あなたにおすすめの小説

矢車菊の花咲く丘で

六道イオリ/剣崎月
ファンタジー
ある日カサンドラは 墓地で怪我をした老人と見知らぬ男に遭遇した その老人から行方不明になった娘を探して欲しいと頼まれる 行方不明になった娘の行方を 墓地で会った見知らぬ男ことトリスタンを手下に加え娘の行方を追うことに―― 「そんなこともあったわね」 「はいはい、ありましたね、姫さま」 二人は小高い丘から青い花が咲く平原を眺める ※重複投稿※

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

異世界の貴族に転生できたのに、2歳で父親が殺されました。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリー:ファンタジー世界の仮想戦記です、試し読みとお気に入り登録お願いします。

攻撃できないやつはいらないと勇者パーティから追放されました

やなぎ納屋
ファンタジー
ミツヒロはパーティメンバーに魔力を共有することができるユニークスキル持ちだ。そのおかげで勇者はスキルを使い放題。だが脳筋勇者はそんな単純なことにも気づかず、「攻撃できないやつはいらない」と追い出した。突然始まったひとり旅。新たな出会いと別れを繰り返し、生きる意味を見つけることはできるのか。

悪役令嬢によればこの世界は乙女ゲームの世界らしい

斯波@ジゼルの錬金飴② 1/18発売予定
ファンタジー
ブラック企業を辞退した私が卒業後に手に入れたのは無職の称号だった。不服そうな親の目から逃れるべく、喫茶店でパート情報を探そうとしたが暴走トラックに轢かれて人生を終えた――かと思ったら村人達に恐れられ、軟禁されている10歳の少女に転生していた。どうやら少女の強大すぎる魔法は村人達の恐怖の対象となったらしい。村人の気持ちも分からなくはないが、二度目の人生を小屋での軟禁生活で終わらせるつもりは毛頭ないので、逃げることにした。だが私には強すぎるステータスと『ポイント交換システム』がある!拠点をテントに決め、日々魔物を狩りながら自由気ままな冒険者を続けてたのだが……。 ※1.恋愛要素を含みますが、出てくるのが遅いのでご注意ください。 ※2.『悪役令嬢に転生したので断罪エンドまでぐーたら過ごしたい 王子がスパルタとか聞いてないんですけど!?』と同じ世界観・時間軸のお話ですが、こちらだけでもお楽しみいただけます。

追放勇者は愛されていた。

はじめアキラ
ファンタジー
「今日までの特訓ではっきりした。お前は邪魔だ。一緒に連れていけば足手まといにしかならない……魔王以前に、賢者の泉に到達することもできないだろう。お前みたいなゴミのせいで、全滅なんてごめんなんだよ」 頼れる勇者パーティのリーダー、グレイスはケントをそう言って追放した。 一緒に魔王を倒そう――孤児院で家族同然に育ち、そう誓い合った筈だったのに、一体何故。 打ちひしがれるケントに、“あいつらを見返そう!”と告げる少女リリー。 何故グレイスが豹変し、ケントに怪我までさせてパーティから追い出したのか? そこにはある、大きな理由と真実が隠されていた。 “誰も悪くない”追放勇者の物語、ここに開幕。

旦那様、離縁の申し出承りますわ

ブラウン
恋愛
「すまない、私はクララと生涯を共に生きていきたい。離縁してくれ」 大富豪 伯爵令嬢のケイトリン。 領地が災害に遭い、若くして侯爵当主なったロイドを幼少の頃より思いを寄せていたケイトリン。ロイド様を助けるため、性急な結婚を敢行。その為、旦那様は平民の女性に癒しを求めてしまった。この国はルメニエール信仰。一夫一妻。婚姻前の男女の行為禁止、婚姻中の不貞行為禁止の厳しい規律がある。旦那様は平民の女性と結婚したいがため、ケイトリンンに離縁を申し出てきた。 旦那様を愛しているがため、旦那様の領地のために、身を粉にして働いてきたケイトリン。 その後、階段から足を踏み外し、前世の記憶を思い出した私。 離縁に応じましょう!未練なし!どうぞ愛する方と結婚し末永くお幸せに! *女性軽視の言葉が一部あります(すみません)

追放された大魔導士は魔王と一緒に国をつくる

ビーグル犬のポン太
ファンタジー
 大魔導士アラギウスは、聖女の登場によってお役御免を言い渡されたうえに、身に覚えのない罪をきせられてしまった。そして長年つかえてきた王国から追放されることになり、聖女によって転送魔法で飛ばされた先は、旧魔王支配地であったローデシア。彼はそこに存在するたった一人の人間となったが、廃墟で魔王の生まれ変わりと出会い、彼女に協力して、魔物、亜人種達をが暮らせる国をつくることになった。 これは人間界から追放された魔導士が、魔王とともに魔族を率いて国をつくり、人間達から彼らを守る物語である。