32 / 99
夏休み編
3.
しおりを挟む
「カズ? イきたいか?」
「イ、きたぃ」
「じゃあ、おねだりしてみろよ。可愛くだぞ?」
「え」
ぼくは可愛いタイプってじゃないから、効果はないと思うんだけど。
それでもぼくは、キィちゃんにイかせてもらいたい。
おそらく、女のコがするなら可愛いと思う上目づかいで、キィちゃんを見つめた。
「キィちゃんに、ぼくのおちんぽみるくが出るとこ、見てほしい、な?」
「………」
――おい、無言かよ!!
「まあ、いいか」
キイちゃんがぼくの中心から足を離した。
えっ、してくれないの? と顔をあげると、伝票を持ったキィちゃんがぼくの腕を引っ張った。
「ひゃうっ!?」
「場所変えるぞ」
すっかり張りつめていたぼくのちんぽが、痛いくらいにうずいていた。
身体を震わせながら、キィちゃんのあとをついて歩く。
「はふ、はふ、熱いよぉ……」
「もう少しだ。我慢しろ」
キイちゃんがぼくを連れてきたのは、駅の裏手にあるラブホテルだった。
ま、まさかキィちゃん、ご休憩ですか!?
「この部屋でいいか。カズ、行くぞ」
「ひゃうっ!!」
いきなり腕をつかまれて、ぼくの全身に電撃が走った。
「なんだよ、カズ。もらしたのか?」
「あうぅ……」
おもらししてしまったショックで、ぐすぐす鼻を鳴らしていると、カードキーを持ったキィちゃんに、ふたたび腕を引っ張られた。
部屋に着いたとたんベッドに押し倒され、キイちゃんがぼくのTシャツをたくし上げる。
「あっ! くっ、ぅう……」
まるで全身が性感帯にでもなったようだった。
髪や肌、爪の先まで、どこを触られても感じてしまい、ぼくのちんぽが絶え間なく我慢汁をあふれさせる。
キイちゃんが、あらわになったぼくの乳首を、親指で撫で始めた。
「やっ、ぁあふ、んっ」
鼻から抜けるような声が出てしまう。
「乳首、ずいぶん真っ赤になってるじゃねえの」
キイちゃんの愛撫はやさしかった。
けれども今はそれがひどくもどかしい。
「キイちゃん、もっと痛くして」
「淫乱の上にマゾかよ。どうしようもねえな、カズは」
気持ちがいいんなら、マゾでもいいよ! 早く!!
キィちゃんがぼくの乳首をぎりりと引っ張った。
「きひいいぃッ!!」
「イ、きたぃ」
「じゃあ、おねだりしてみろよ。可愛くだぞ?」
「え」
ぼくは可愛いタイプってじゃないから、効果はないと思うんだけど。
それでもぼくは、キィちゃんにイかせてもらいたい。
おそらく、女のコがするなら可愛いと思う上目づかいで、キィちゃんを見つめた。
「キィちゃんに、ぼくのおちんぽみるくが出るとこ、見てほしい、な?」
「………」
――おい、無言かよ!!
「まあ、いいか」
キイちゃんがぼくの中心から足を離した。
えっ、してくれないの? と顔をあげると、伝票を持ったキィちゃんがぼくの腕を引っ張った。
「ひゃうっ!?」
「場所変えるぞ」
すっかり張りつめていたぼくのちんぽが、痛いくらいにうずいていた。
身体を震わせながら、キィちゃんのあとをついて歩く。
「はふ、はふ、熱いよぉ……」
「もう少しだ。我慢しろ」
キイちゃんがぼくを連れてきたのは、駅の裏手にあるラブホテルだった。
ま、まさかキィちゃん、ご休憩ですか!?
「この部屋でいいか。カズ、行くぞ」
「ひゃうっ!!」
いきなり腕をつかまれて、ぼくの全身に電撃が走った。
「なんだよ、カズ。もらしたのか?」
「あうぅ……」
おもらししてしまったショックで、ぐすぐす鼻を鳴らしていると、カードキーを持ったキィちゃんに、ふたたび腕を引っ張られた。
部屋に着いたとたんベッドに押し倒され、キイちゃんがぼくのTシャツをたくし上げる。
「あっ! くっ、ぅう……」
まるで全身が性感帯にでもなったようだった。
髪や肌、爪の先まで、どこを触られても感じてしまい、ぼくのちんぽが絶え間なく我慢汁をあふれさせる。
キイちゃんが、あらわになったぼくの乳首を、親指で撫で始めた。
「やっ、ぁあふ、んっ」
鼻から抜けるような声が出てしまう。
「乳首、ずいぶん真っ赤になってるじゃねえの」
キイちゃんの愛撫はやさしかった。
けれども今はそれがひどくもどかしい。
「キイちゃん、もっと痛くして」
「淫乱の上にマゾかよ。どうしようもねえな、カズは」
気持ちがいいんなら、マゾでもいいよ! 早く!!
キィちゃんがぼくの乳首をぎりりと引っ張った。
「きひいいぃッ!!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
388
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる