Jet Black Witches - 3飛翔 -

azo

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第19話 エニシダ

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 ジン達がテロ組織から仕掛けられるあらゆる行動を未然に防ぎきった、その勝利の乾杯に酔いしれ始めた頃、世界各国の航空管制機関から、日本に向けた旅客機でのハイジャックを無事鎮圧し、日本に向けて航行中である旨の通知を受けた報道機関が、一斉に報道を開始する。

 しかし日本だけは内調の手回しにより報道規制が敷かれたためまだ平静の中にあったが、到着までテロ組織を刺激したくないという思惑が届くことのない世界中へ、瞬く間に知れ渡る。
 そこは止むを得ないと諦め、ひとまず日本だけは平静が保たれることに安堵するところだが、そんな内調の思惑すらも儚く崩れ去る。時代は衛星放送の試験放送開始へと進んでいたため、情報に飢えた新しもの好き達は日本に居ながらにして世界情勢を素早くキャッチする。

 そして、そんな情報通たちならば特にだが、人の口に戸は立てられない。主に電話による人伝の伝達方式となるが、知るべき人へとねずみ算のようにあっという間に広がっていく。内調の努力も虚しく、一番知られたくないテロ組織の日本支部の耳にまで届く結果となる。

 時は3時間ほど遡る。ここはアフリカ南部のZ国に本拠地を置くエニシダ教のオペレーション本部。エニシダ教とは、表向きは教祖の貼り付けたような笑顔と究極世界の実現は人々に福音をもたらすという教義を携え、お布施による資産拡大を図り、有り体な活動を行う宗教団体。しかしその実態は、そんな宗教活動を隠れ蓑に構成員をかき集め、戦闘能力の向上とともに、武器の密輸なども行う悪辣な巨大テロ組織だった。特に異能者を重用し、その能力の一部を見せることで信者に奇跡を体感させ、さらなる信者獲得にも寄与する性質もあるが、本質はテロ実行の成功率を底上げする、能力の開発や研鑽に比重を置いている。

 オペレーション本部とは、信者にはその実態はもちろん存在すらも掴むことのできない、上位の幹部のみが出入りを許された、まさにテロの作戦運用室。テロ計画の立案から実行と終結までの監視運用を行うところだ。そして今、日本向けの旅客機のハイジャック案件のオペレーションを粛々と推し進める最中さなかにあった。

「日本向け旅客機の監視役はジェイクだったな。首尾はどうだ?」

「はい、教祖様。航空管制機関の情報ではハイジャックと認識されているので、計画に従い間もなく墜落するのではないかと。ジェイク様からのご連絡はその後になると思います」

「おっと、シエラ? 信者のいないところでは、ヴィルジールと呼べと言ってあるだろう? こんなところまで教祖呼ばわりされると、顔もひきつるし、肩が凝って仕方ないぞ?」

 シエラは何も言わず、悪戯っぽい瞳でクスクスと笑うだけだった。

「まぁ、いいが。それで? あぁ、そうか。遂に忌々しいあのサミュエルを葬り去ることが叶うのだな? ヤツには散々辛酸を舐めさせられたからな。何が天使の加護だ。これまでのはたまたま運が良かっただけのこと。これで化けの皮も剥がれるというものだ。今度ばかりは離陸した時点でもうヤツが助かる芽は完全に摘み終わってるはずだからな」

「そうですね。あれほど周到な策を幾重にも施し、ジェイク様もいらっしゃるなら、まさに完璧パーフェクトプラン。今からこれ見よがしに送りつけるお葬式の花でも選ばれるとよろしいですわ」
「そうだな。一眠りしてから朗報を聞くとするか。起きてから花は選ぶとして、引き続き動向観察ウォッチしておいてくれるか?」
「はっ! 御意!」

 そんなやりとりの何かが触れたのか、シエラの脳裏にふと蘇る記憶。それは7年前の出来事。ここアフリカ南部の人種差別は凄まじく、先進国が入り乱れて各地を制圧、占拠していく歴史を経てなお、時折各地で起こる小競り合いの中では、まるで虫けらのように蹂躙され、命を散らされる現地人。そんな中から自由と平和を勝ち取るために立ち上がった革命家の両親を目の前で占拠軍の兵士に射殺され、為す術もなく泣き喚く少女。発狂寸前まで怒り戦慄わななくそのオーラは、小さいが地響きを起こす。そのさまは、たまたま近くに潜伏していた、後の教祖となるヴィルジールの目に留まる。

「ほぉ? これはとんだ拾いものやも知れぬな。ジェイク、助けるぞ」
「やれやれ、また酔狂ですか? せっかく潜伏し、ヤツらの中核を叩けるチャンスだったんですが……。まぁ、あの力は興味深いものがありますがね」

 兵士の目に奇妙な現象に映る元が目の前の少女かもしれないと感じ取ったのか、殺すつもりはなかったはずの少女に、畏れながらも銃を向ける。その瞬間、ジェイクの鎖分銅のような暗噐が放たれ、すいの鋭利な先端が兵士の引き金を引く手に突き刺さる。兵士はあまりの衝撃と痛みに銃を放り出してしまう。

「ぐぎゃっ。だだ、誰だ! 敵襲か?」

 同時に駆け出したヴィルジールは、少女を小脇に抱えその場を走り抜ける。

「助けてやる。両親を殺られたんだな? 仇を討ちたいか?」

 距離を取った先で少女を抱え直す。少女は両親が殺された上に、今起こる目まぐるしい状況の変化にまったく付いていけてないが、仇を討つ、走りながらかけられたその言葉だけは瞬時に理解し、フルフルと泣き震えながら、コクンと頷いた。

「わかった。ジェイク、その男達を片付けたら撤退するぞ」
「承知。我に任せて下がっていろ」
「大丈夫か? まぁ、任せた。少女よ、よく見ていろ」

 ゆっくりと後退するヴィルジールの腕の中で、代わりに仇を討ってくれるジェイクを食い入るように見つめる少女。ジェイクはその場にいる4人の兵士を手玉に取るような華麗な動きで翻弄した後、鎖で纏めて動きを封じ、高電圧の電流を流す。

「なんだこれは? あがががががが、がはっ」

 プスプスプス。しゅぅーっ。

 大男の兵士達だが、高電圧の前には為す術もなく、そのまま気絶する。
 兵士達の動きが止まるのを見届けるとヴィルジールは少女に拳銃を渡す。

「ほら、仇を討ちたいんだろ? まだこいつらは死んじゃいない。気絶しているだけだ。とどめを刺すのはお前の役目だ」
「は、はい。お、重い。うぅぅ、パパママの仇ぃ! ……ダメ、できない。こ、こわい……」

 仇討ちのお膳立てをしてもらえた少女だが、渡された銃はまだ幼い少女には手に余るほど大きく、何より重かった。そして仇を討ちたい思いは強けれど、人を殺めることは何より怖く、銃の冷たく無機質な重厚感がそんな怖さを余計に掻き立てる。ブルブル震える少女。

「もうパパママは帰って来ないんだぞ? こいつらを生かしたままでいいのか?」
「ダメ! 許せない!」

 ヴィルジールの叱咤に、ハッと、今し方の両親を撃ち殺すヤツらのニヤケた顔が蘇り、許せない怒りがこみ上げてきた。いつの間にか震えもなくなっていた。

「なら、しっかり両手に持って。狙うのはここかここだ」

 ヴィルジールは兵士の額と心臓の位置を示して発射を促す。

「はい……パパの仇!」ドンッ!
「ママの仇!」ドンッ!
「パパとママを返せぇ!」ドンッ、ドンッ!

 少女は見事に仇討ちを果たし、その場で泣きじゃくる。泣き声と銃声に気付いた付近の兵士が近付く様子に、この場を立ち去ろうと少女の手を引くヴィルジール。

「よくやったな! さぁ、行くぞ。他のヤツらがやってくる」
「うん。あ! パパとママを置いていけない」
「諦めろ」
「いゃー。だめー」

 少女は譲らない。こんなところに両親を置いていけないと、引く手を振り切ってでも連れて行く覚悟の少女。

「チッ、仕方ないか。ジェイク? 背負って行くぞ!」
「え? ちょ、ちょっと勘弁していただきたいが……うん……まぁ、仕方ないか」

 そう言いながら、少女の両親の動かない身体をそれぞれが背負い、物陰を経由しながら、車まで移動し、両親を乗せて走り去る。

「少女よ、パパは無理だが、ママのほうは助かるかもしれないぞ? 微かだが呼吸が感じられる」
「え? 本当に? 私はシエラ。ママを助けてください! お願いします。なんでもやりますから」
「わかった。だが、急がないと危ない状態だな。それに完全に元の状態には戻らないかもしれないぞ、それでもいいのか?」
「死んじゃわないなら、それでいいです」
「わかった。シエラ、君には我々の仲間になって欲しい」
「わかりました。私はさっき間違いなく殺されていました。このままママを助けてくれるのなら、戴いたこの命はあなた達のために使いたいです」

「よし、わかった。できるだけのことはするつもりだ。我はヴィルジール。コイツはジェイク。我らは仲間だ。よろしくな、シエラ。ジェイク? 母親の状態が心配だ。急ぐぞ!」
「ヘイヘイ。まったく人使いが荒いが、ヴィルジール? これで3人。組織を作ると言ってるが、そうなら早く増やしてこんなことは誰かに任せたいんだがな?」
「おぅ、待ってろ? 直ぐに増えるぞ。なんせプランは昨夜完成したからな。それにこれで異能者が3人だ。我らなら奇跡をいくらでも起こせそうだから、あっという間だぞ?」

 それから、シエラの母親を医者に診せ、父親の亡骸は手厚く埋葬された。母親は急所を外れていたため命は取り留めたものの、弾丸は内臓と脊椎をかすめたようで、寝た切り生活が余儀なくされる。それでも、生きて話ができることはシエラにはこの上なく嬉しいことだった。その上、療養が進めば、歩くことは難しくとも、いつか車椅子の生活ができるくらいには回復するかもしれない、とも聞けば、頑張る気力も漲るシエラだった。

「ところで、仲間と言ったけど、何をする集まりなの?」
「あぁ、まだはっきり決まってはいないが、我らは世界を揺るがす事業をやるつもりだ。たまたまシエラの危機に遭遇して、命を救うことになったが、我らは正義の味方のつもりはまったくない。むしろその逆で、必要なら他人を貶めたり殺したりすることを厭うつもりは毛頭ない。世界平和なども望まない。我が求めるのは誰からも蹂躙されることのない大きな力だ」

 大きな手振りで意志の強さと意気込みを示すヴィルジール。シエラの反応を見届け話は続く。

「そして他を蹂躙しようとする大きな力を持つものを崩壊させることだ。だって理不尽過ぎるだろ。自分達の正義感で振るう力の裏側に沢山の小さな理不尽が渦巻いていることを知らないわけだ。是非とも地の底に突き落として理不尽な世界に招待してあげたい。大きな目的の前には何の関係もない小さな命だって散らすだろうからそこは知っておいてくれると助かるよ」
「う、うん」

 子どもが夢を語るような口調のヴィルジールだが、そこに誰かが巻き添えで死ぬことも織り込まれていることに違和感を憶えるシエラ。

「世の中は理不尽そのものだ。神なんてどこにも存在しない。現にシエラ達家族は何も悪くないのにしょーもない誰かのその場の思い付きで虫けらのように殺されようとしていただろう? それを誰も助けようとはしない。大抵は見て見ぬ振りだ。だが我とて助けることはしない」

 シエラはまた違う別の違和感にピクリと反応する。それを確かめ言葉を続けるヴィルジール。

「我の場合は見て見ぬ振りではないが興味がないのだ。仮に正義感に駆られて助けたとしても、その数は微々たるもので、他の数多の不幸は救えるはずがない。救った命も次の日に他の誰かに殺されていたことを知れば、打ちのめされ、偽善でしかないことを思い知るだけだ」

 違和感の正体は自分を助けたこと。その理由を聞かずにはいられないシエラ。

「じゃあ何でシエラ達を助けてくれたの?」
「たまたま今回、我らが助ける行動を取ったのは、シエラに利用価値が高いことを感じ取ったからだ。お前は内に何らかの力を秘めると思っている。お前はきっと役に立つ。それに誰かの危機には興味はないが、家族や仲間は別だ。我と運命を重ねる者は特別だ。何が何でも救ってやる。だから安心しろ。仲間と認めたお前と家族は我が守る」

 ついさっき、何もかも失いすべてがどうでもよくなった、そんな思いでいたシエラだったが、そんな自分に価値を見つけ、しかも母親まで助けてくれた。さらにどうにもできない理不尽な目に遭ったばかりのシエラには、ヴィルジールの語りはなんとなく理解できるような気がしてきていた。自分も悪の世界に踏み込む予感に一瞬の躊躇いが生まれたが、こんな理不尽な世界で何が正義だ、どこに神様がいる? そんな思いが心を支配する。むしろ神様くらいの目線で語るヴィルジールのほうがよほど人間らしい気がしてくるのも不思議な感覚だった。

「さっきお前が力を秘めていると言ったが、もしもそれが間違いだったとしても、我らを裏切らない限り、我らに尽くしてくれる限り、我はシエラ達を守ることを誓うよ」
「うん。シエラも精一杯尽くすことを誓います」

 意を決したシエラの心は、いつの間にか晴れ晴れとしていた。

「うんうん。仲間と言ったが、我は家族ファミリーだと思っている。これからよろしくな! あぁ、あとさっきは仇討ちとしてシエラにとどめを刺させたが、それはお前の覚悟を見る目的もあった。だが、お前は女の子だ。我らは平気で人を殺めることになるが、お前の手をこれ以上汚すつもりはない。その代わりに我らを後ろからサポートして欲しいと思っている」

「はい! よろしくお願いします。バックアップは任せてください。といっても、今はお掃除するぐらいしかできませんが、努力して、何でもできるようになります。それに私の手はもう……仇討ちとはいえ、人を殺めた悪の手です。今更善人になどなれはしないのだから、躊躇もありません。必要なら私の手が汚れることも厭わないで欲しいです。私も役に立ちたいです」

「あぁ、ますますシエラが気に入ったよ。それじゃあ、もしものときは我らを救ってくれるか?」
「はい、喜んで!」

 そこから組織は徐々に拡大していくが、シエラは様々な教育が施されるとともに、組織を維持、発展させるための管理システムを整えながら、次代の中核を成すはずのコンピューターの知識も身に付けていくことになる。元々適性もあったのだろうが、みるみるうちに技能を習得し、始めて3年が経過する頃にはパソコンのネットでも名を轟かすほどの才覚を発揮する。

 加えて、シエラの秘める力はジェイクに近しい電気関連の能力のようだった。ただ力を放つのではなく、感じ取るセンサーのような力だ。コンピューターをソフトウェア的に制御するプログラミング系の力を磨きつつ、コンピューターのハードウェアの配線内を駆け巡る電気の流れを感じることができるようで、その両方を駆使することで、様々な機器へのハッキング能力が目覚ましく向上することになる。

 そうして7年が経過した今、このオペレーションルームには、自国と近隣諸国、世界の主要国の重要情報が集約表示されるマルチコンソールを備え、ヴィルジールが必要とする情報は即座に表示させられる。今運行している旅客機がどのような状態なのかを調べるのは造作もないことで、世界の航空管制システムが稼働している限り、ほぼリアルタイムに近い情報を表示可能だ。おまけに今回の場合は、連絡係も搭乗させているから、そちらからの定期通信でも運行の裏付けが取れることと、ことが問題なく片付いたら監視役であるジェイクからの連絡が入ること、また念には念をで、その後にも、もしもの場合に完遂させるためのプランは準備されている、どこまでも用意周到な計画なのだ。そして、ハイジャックが成功しているなら、そろそろ墜落する頃かと、シエラはそのときを読み量っていた。
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