6 / 40
第4話 カエルと毒
しおりを挟む
「うん、だいたいわかった。超急ぐ必要ありだね!」
どうしてこうなったのかの、状況はなんとなく理解できたので、ほんの数秒間だったけど、脳内スライドの回想シーンはいったんお終い。
急がなきゃ、急がなきゃ。この人たちヤバい。視界の端で軽くのたうち回る二人が目に入る。
カエルの毒が原因なら、死ぬことはたぶんないと思うけど、この毒、幻覚見せるくらいだとすれば、なんとなく視力を失うくらいの強さがないとは言えない気がする。マコだったら、目の見えない人生って絶対イヤだもんね。
「イル、まずは助けるよ! 超特急で」
自分の記憶内を超特急で見てきたからか、ううん、前の二人の状況の特殊さと、そのヤバさ加減だね。それで思わず超超早口でイルに呼びかけると、
「えっ、えっ、今なんて言ったの? んーっと、マコちゃんはなにかわかったの?」
最初は腹筋崩壊しそうだったのに、そんな他愛無い安穏としたはずの日常の出来事の範囲からどんどん外れ、経験したことのない、少し凄惨な状況への変化に付いていけずポカーンとしていたイルだったが、マコの言葉に我に返って、説明を求めた。
いろいろなことが頭を巡り、急がなくてはならない思いから、超超早口になったせいもあるけど、ひとつひとつは全く整理できていないまま話し始めたから、余計に焦りが膨れ上がって、マコはうまく言葉にできない。視界の端にのたうち回る姿が目に入るから尚更だ。
「じょっ、状況はなんとなくで、危険度は不明だけど、急がないとやばいかも? 近くに病院か、頼れる知り合いの家があったりはしない? あと電話できるといいのだけど……」
すぐにでも顔まわりの毒っぽいのを取り除かなきゃだけど、協力者も欲しいし、近い水場、家か病院のどっちか……、いずれにしてもまずは連絡しなきゃだ。
日本なら、最近プッシュボタン式公衆電話があちこちに整備されているから、小銭さえあれば連絡に困ることは少ないのだけど、ここアフリカ南部の田舎ではただの電話すら普及していない状況だ。それに日本なら病院数も充分あるし、仮に病院がなくても、スーパーやコンビニに行けば、薬や包帯などの医療用品もたやすく入手可能だ。そんな日本の先進文化を知っているだけに、儘ならない現実がとても歯痒い。
「目に染みてきた。痛い痛い痛い」
状況の悪化を感じてか、イルも焦りを隠せず、マコの早口につられそうになる。
「だだだいじょうぶ? ま、ま待って、なんとかするから」
答えが見つからないのか、イルは軽くドモリながら、難しそうに眉間を寄せていたが、「なんとかする」と意思を言葉に、言葉を声にと、ふと、より具体的な行動変化をさせたことに気付いた。
すると、少し冷静ないつもの自分を見つけることができたのか、軽く呼吸を整えて、イルは静かに言葉を紡ぎ始めた。
「この付近では人家を見たことがないなぁ……。病院も二つほど隣の村まで行かないとないし、私かマコちゃんの家に行くほうが近そうだけど、歩いて10分くらいかかるし。いろいろと混乱しているから、何をしなくてはならなくて、何が必要なのか、をまず教えてくれる?」
そりゃそうだよね。状況が状況だから、一人で焦りまくっていた。
こんなときこそ、落ち着いてひとつひとつ、状況整理しようとするイルはやっぱりすごい。ほんと見習わなきゃだね。うん。イルはマコのお姉さま決定だね。
まずは呼吸を整えて……
すぅ、はぁ、すぅ、はぁ……
「まず大事なことは、顔に付着したカエルの分泌物である毒を取り除くことだと思う。でも目の前の二人は気が動転してるし、その手にも毒はべったりだから、どうやって拭き取ろうか? 拭くもの、拭き方も注意しないと。医者か大人に見せた方がいいけど、すぐにできなそうな?」
マコがそう言うと、ちょっと驚きながらイルが呟く
「えっ? カエルって、毒があるの?」
イルは目の前の状況を見ながら言葉を続ける。
「あぁ、だから痺れるって言ってるのね。そういえばカエルの表面が濡れてテカってるし、あの子たちの顔にも何か付いてるように見えるわね」
今まで何度もカエルを捕まえて遊んできたイルには、カエルと毒が結びつかなかったが、今の状況はそれを結び付けるには十分な状況証拠だった。
イルはようやく事態を飲み込めたようだ。
そこへマコは説明を始めた。
「危険を感じたカエルの表面には神経毒が分泌されるらしいの。それが目や口から体に入ると炎症や幻覚を見たりするらしくて、たぶん死ぬほどの毒ではないと思うけれど、目に入るのはヤバそうじゃない? さっきの状況では分泌物がモロ顔面に付着しちゃってるから、ほら、痺れてるような言葉が出てるでしょ? だからこの推測はおそらくビンゴだと思うの」
ちょっと大きく目を見開きコクコク頷くイルには、ヤバさ加減も伝わったようだ。
にょろ太たちは痛がって転げまわっていて、そんな状況を見てると焦って悪い方向に失敗しそうだ。さらに始める対応で生まれる接触がはらむ危険性についても付け加える。
「きれいに拭き取る必要があるけど、強く拭うのは肌などに刷り込むことになるし、当然、元の範囲よりも広がってしまうでしょ? 毒なので、なるべく影響を抑えたいから、まずは吸い取れるといいな。その後に、できれば水で薄めるような方向で洗い流してあげたい。あと、マコたちが拭いてやるとしても、彼らに付着した大量の分泌物が、正気じゃない彼らの「暴れ」の影響から、マコたちまで毒されたら、助けられる人がいなくなって、みんな全滅だからね。木乃伊取りが木乃伊になっちゃうよ。あっ、これは日本の諺ね」
急ぐことは急ぐけど、闇雲に取り掛かるのは絶対に危険だ。
彼らを視界から外したまま、イルはやるべきことの要点整理を始めた。
「なるほど。そんじゃあ、簡単に確認するよ。間違いや不足があったらすぐに指摘してね」
どうやるかは細かいことはこれからだけど、ひとまずやるべきことの意識共有はできた。やることが見えてきたら、イルの行動は的確で早い。
「やらなきゃいけないことは、一番に毒の除去 (吸い取り)、次に付着毒の流水洗浄と拭き取り、そしてその作業時の毒からの防護と彼らのケア、それから経過観察ね」
「おぉ、イルってば、的確に要点をまとめてくれたね。マコの長々グダグダ説明がきれいにまとまった。ほぇー、頭良いね! すごいすごい」
「うん、大体理解できた。んーっ、すごいのはマコちゃんのほうだよ。じゃあ、始めるよ! ハンカチとタオルを持っているから、まずは本人にさせてみよう。あぁ、名前知らないから不便ね?」
「あぁ、それなら仮名付けといた。こっちがニョロ太、で、こっちがゲコ太」
「変な響きの名前ね? でもなんとなくピッタリなのはなぜかしら?」
「あ、あぁ、日本独自の愛称の付け方でね、蛇はニョロニョロしてるでしょ?」
マコはジェスチャーを混ぜて説明する。
「だからニョロ太、カエルはゲコッって鳴くからゲコ太」
「ぷっ、ウフフフ、だ、ダメよマコちゃん、ンフフフ。こんなときに笑わせないで! でもあまりにもピッタリだから、それでいこう。プフフフ」
緊急時だけど、気持ちが和んだなら、それもいい。ついでにおまけだ。
「犬ならワン太、猫ならニャン太、あぁ、女の子ならニャン子ね。雀はチュン太、うさぎはピョン太、あぁ、狸はポン太……」
「あははは、ダメだってマコちゃん、ンフフフ。緊張が緩んじゃうでしょ?」
「だって名前ないと不便でしょ?」
「そうは言ったけど……ウフフ、ありがとね。緊張を解してくれたのね? もう、大丈夫よ」
「ん」
イルはポケットからタオル地のハンカチを取り出し、少しだけ軽度と思えるゲコ太の手に、バッグの中からタオルを取り出して、ニョロ太の手に、それぞれ掴ませながら、厳しめの声で指示を出す。
「あなたたち、まずはこれを掴んで! まだ拭っちゃダメだよー。わかったー?」
「……わ……、ゎかった」
ニョロ太達は痛みと痺れで目も開けられず、我を忘れたように地面の上でゴロゴロしていたが、自分たちを助けようとする声に気付いて、我に返り指示に耳を傾け、手に当てられたタオルを掴んで、顔の分泌物を拭おうとした。
それに気付いて間髪入れずに、マコが軽く怒鳴るような声で注意した。
「あっ、ダメダメ、ちょっとぉ。まだ拭くのは我慢して。まずは目にそっと当てるだけだよ!」
大きな声にビクッとして凍ったような反応のニョロ太たちに対して、慰めるように、導くように、イルが優しく声をかける。
「吸わせるようにすればいいのよ。無理に拭おうとすると目をおかしくするかもしれないからね。吸い取りが無くなったら、タオルの面を変えてまたそっと当てるの。慌てないようにね。そうそう。上手じゃない。それと、目はまだ開けちゃダメだからね。我慢だよ!」
彼らは顔にタオルを当てながら、小さく「すまない……」と呟いたあとは、指示を聞くたびに、静かに頷きを返していた
どうしてこうなったのかの、状況はなんとなく理解できたので、ほんの数秒間だったけど、脳内スライドの回想シーンはいったんお終い。
急がなきゃ、急がなきゃ。この人たちヤバい。視界の端で軽くのたうち回る二人が目に入る。
カエルの毒が原因なら、死ぬことはたぶんないと思うけど、この毒、幻覚見せるくらいだとすれば、なんとなく視力を失うくらいの強さがないとは言えない気がする。マコだったら、目の見えない人生って絶対イヤだもんね。
「イル、まずは助けるよ! 超特急で」
自分の記憶内を超特急で見てきたからか、ううん、前の二人の状況の特殊さと、そのヤバさ加減だね。それで思わず超超早口でイルに呼びかけると、
「えっ、えっ、今なんて言ったの? んーっと、マコちゃんはなにかわかったの?」
最初は腹筋崩壊しそうだったのに、そんな他愛無い安穏としたはずの日常の出来事の範囲からどんどん外れ、経験したことのない、少し凄惨な状況への変化に付いていけずポカーンとしていたイルだったが、マコの言葉に我に返って、説明を求めた。
いろいろなことが頭を巡り、急がなくてはならない思いから、超超早口になったせいもあるけど、ひとつひとつは全く整理できていないまま話し始めたから、余計に焦りが膨れ上がって、マコはうまく言葉にできない。視界の端にのたうち回る姿が目に入るから尚更だ。
「じょっ、状況はなんとなくで、危険度は不明だけど、急がないとやばいかも? 近くに病院か、頼れる知り合いの家があったりはしない? あと電話できるといいのだけど……」
すぐにでも顔まわりの毒っぽいのを取り除かなきゃだけど、協力者も欲しいし、近い水場、家か病院のどっちか……、いずれにしてもまずは連絡しなきゃだ。
日本なら、最近プッシュボタン式公衆電話があちこちに整備されているから、小銭さえあれば連絡に困ることは少ないのだけど、ここアフリカ南部の田舎ではただの電話すら普及していない状況だ。それに日本なら病院数も充分あるし、仮に病院がなくても、スーパーやコンビニに行けば、薬や包帯などの医療用品もたやすく入手可能だ。そんな日本の先進文化を知っているだけに、儘ならない現実がとても歯痒い。
「目に染みてきた。痛い痛い痛い」
状況の悪化を感じてか、イルも焦りを隠せず、マコの早口につられそうになる。
「だだだいじょうぶ? ま、ま待って、なんとかするから」
答えが見つからないのか、イルは軽くドモリながら、難しそうに眉間を寄せていたが、「なんとかする」と意思を言葉に、言葉を声にと、ふと、より具体的な行動変化をさせたことに気付いた。
すると、少し冷静ないつもの自分を見つけることができたのか、軽く呼吸を整えて、イルは静かに言葉を紡ぎ始めた。
「この付近では人家を見たことがないなぁ……。病院も二つほど隣の村まで行かないとないし、私かマコちゃんの家に行くほうが近そうだけど、歩いて10分くらいかかるし。いろいろと混乱しているから、何をしなくてはならなくて、何が必要なのか、をまず教えてくれる?」
そりゃそうだよね。状況が状況だから、一人で焦りまくっていた。
こんなときこそ、落ち着いてひとつひとつ、状況整理しようとするイルはやっぱりすごい。ほんと見習わなきゃだね。うん。イルはマコのお姉さま決定だね。
まずは呼吸を整えて……
すぅ、はぁ、すぅ、はぁ……
「まず大事なことは、顔に付着したカエルの分泌物である毒を取り除くことだと思う。でも目の前の二人は気が動転してるし、その手にも毒はべったりだから、どうやって拭き取ろうか? 拭くもの、拭き方も注意しないと。医者か大人に見せた方がいいけど、すぐにできなそうな?」
マコがそう言うと、ちょっと驚きながらイルが呟く
「えっ? カエルって、毒があるの?」
イルは目の前の状況を見ながら言葉を続ける。
「あぁ、だから痺れるって言ってるのね。そういえばカエルの表面が濡れてテカってるし、あの子たちの顔にも何か付いてるように見えるわね」
今まで何度もカエルを捕まえて遊んできたイルには、カエルと毒が結びつかなかったが、今の状況はそれを結び付けるには十分な状況証拠だった。
イルはようやく事態を飲み込めたようだ。
そこへマコは説明を始めた。
「危険を感じたカエルの表面には神経毒が分泌されるらしいの。それが目や口から体に入ると炎症や幻覚を見たりするらしくて、たぶん死ぬほどの毒ではないと思うけれど、目に入るのはヤバそうじゃない? さっきの状況では分泌物がモロ顔面に付着しちゃってるから、ほら、痺れてるような言葉が出てるでしょ? だからこの推測はおそらくビンゴだと思うの」
ちょっと大きく目を見開きコクコク頷くイルには、ヤバさ加減も伝わったようだ。
にょろ太たちは痛がって転げまわっていて、そんな状況を見てると焦って悪い方向に失敗しそうだ。さらに始める対応で生まれる接触がはらむ危険性についても付け加える。
「きれいに拭き取る必要があるけど、強く拭うのは肌などに刷り込むことになるし、当然、元の範囲よりも広がってしまうでしょ? 毒なので、なるべく影響を抑えたいから、まずは吸い取れるといいな。その後に、できれば水で薄めるような方向で洗い流してあげたい。あと、マコたちが拭いてやるとしても、彼らに付着した大量の分泌物が、正気じゃない彼らの「暴れ」の影響から、マコたちまで毒されたら、助けられる人がいなくなって、みんな全滅だからね。木乃伊取りが木乃伊になっちゃうよ。あっ、これは日本の諺ね」
急ぐことは急ぐけど、闇雲に取り掛かるのは絶対に危険だ。
彼らを視界から外したまま、イルはやるべきことの要点整理を始めた。
「なるほど。そんじゃあ、簡単に確認するよ。間違いや不足があったらすぐに指摘してね」
どうやるかは細かいことはこれからだけど、ひとまずやるべきことの意識共有はできた。やることが見えてきたら、イルの行動は的確で早い。
「やらなきゃいけないことは、一番に毒の除去 (吸い取り)、次に付着毒の流水洗浄と拭き取り、そしてその作業時の毒からの防護と彼らのケア、それから経過観察ね」
「おぉ、イルってば、的確に要点をまとめてくれたね。マコの長々グダグダ説明がきれいにまとまった。ほぇー、頭良いね! すごいすごい」
「うん、大体理解できた。んーっ、すごいのはマコちゃんのほうだよ。じゃあ、始めるよ! ハンカチとタオルを持っているから、まずは本人にさせてみよう。あぁ、名前知らないから不便ね?」
「あぁ、それなら仮名付けといた。こっちがニョロ太、で、こっちがゲコ太」
「変な響きの名前ね? でもなんとなくピッタリなのはなぜかしら?」
「あ、あぁ、日本独自の愛称の付け方でね、蛇はニョロニョロしてるでしょ?」
マコはジェスチャーを混ぜて説明する。
「だからニョロ太、カエルはゲコッって鳴くからゲコ太」
「ぷっ、ウフフフ、だ、ダメよマコちゃん、ンフフフ。こんなときに笑わせないで! でもあまりにもピッタリだから、それでいこう。プフフフ」
緊急時だけど、気持ちが和んだなら、それもいい。ついでにおまけだ。
「犬ならワン太、猫ならニャン太、あぁ、女の子ならニャン子ね。雀はチュン太、うさぎはピョン太、あぁ、狸はポン太……」
「あははは、ダメだってマコちゃん、ンフフフ。緊張が緩んじゃうでしょ?」
「だって名前ないと不便でしょ?」
「そうは言ったけど……ウフフ、ありがとね。緊張を解してくれたのね? もう、大丈夫よ」
「ん」
イルはポケットからタオル地のハンカチを取り出し、少しだけ軽度と思えるゲコ太の手に、バッグの中からタオルを取り出して、ニョロ太の手に、それぞれ掴ませながら、厳しめの声で指示を出す。
「あなたたち、まずはこれを掴んで! まだ拭っちゃダメだよー。わかったー?」
「……わ……、ゎかった」
ニョロ太達は痛みと痺れで目も開けられず、我を忘れたように地面の上でゴロゴロしていたが、自分たちを助けようとする声に気付いて、我に返り指示に耳を傾け、手に当てられたタオルを掴んで、顔の分泌物を拭おうとした。
それに気付いて間髪入れずに、マコが軽く怒鳴るような声で注意した。
「あっ、ダメダメ、ちょっとぉ。まだ拭くのは我慢して。まずは目にそっと当てるだけだよ!」
大きな声にビクッとして凍ったような反応のニョロ太たちに対して、慰めるように、導くように、イルが優しく声をかける。
「吸わせるようにすればいいのよ。無理に拭おうとすると目をおかしくするかもしれないからね。吸い取りが無くなったら、タオルの面を変えてまたそっと当てるの。慌てないようにね。そうそう。上手じゃない。それと、目はまだ開けちゃダメだからね。我慢だよ!」
彼らは顔にタオルを当てながら、小さく「すまない……」と呟いたあとは、指示を聞くたびに、静かに頷きを返していた
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
Jet Black Witches - 4萠動 -
azo
ファンタジー
Jet Black Witches シリーズの 4番目、萠動 編
主人公マコトの小学校に入学、様々なものを巻き込みながら時代が動き出す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる