25 / 38
第25話 命名 〜 Makoto ep4
しおりを挟む
唐突に始まった出産は無事に終えることができたが、そもそもの異常な状況に対する追求から逃れるためにソフィアは曖昧にする魔法をかける。ところが、興味を持った赤ちゃんも見様見真似で魔法を発動してしまう。その結果、想像以上の成果をあげ、医師たちへの曖昧化に成功するソフィアたち。
ソフィアは今回、赤ちゃんの魔法発動に大きく助けられたことを自覚していた。同時にまだ自我の確立しない赤ちゃんが勝手に魔法を発動してしまうことの怖さを想像してしまうが、今魔法にかかり寝てしまったとすれば、おそらく今日の自分の行いは覚えていないと思え、また魔法を使う場面に出会わなければ、真似することも少ないだろうと推測し、少なくとも物心つくまでは赤ちゃんの前での魔法行使は控えようと心に固く誓うソフィアだった。
「以上かしら? ……それでは、片付けも終わりましたので、我々は失礼いたしますね。あと、ふつうは赤ちゃんは新生児室で経過を観察するのだけど、赤ちゃん、母体ともにすこぶる健康な状態に見えますし、いえ、赤ちゃんなんて、先程生まれたばかりとは思えないほどふつうにコミニュケーション取れているようですし、お母さんのほうはもうふつうの状態ですよね?」
「はぁ、おかげさまで調子は問題なさそうです。ありがとうございます」
「ここまで健康過ぎる親子は初めてでびっくりもしていますが、どの値もすっかり正常時のそれで、それらを見たから医師のお許しもあったみたいなので、もしも本日退院されるのでしたら、もうこのままお母さんと一緒のほうがよいのかな? えっと、赤ちゃんはお母さんでよろしいかしら?」
片付けが一通り終わったことを確認すると、婦長は部屋を後にすることを告げ、赤ちゃんの引き渡しの相手を確認する。
「はい。私で大丈夫です。あぁ、赤ちゃんもこんなに綺麗にしてくださったんですね。ありがとうございます」
抱いていた赤ちゃんをソフィアに預け、看護婦たちは笑みを返しながら退室していく。それから少し間をおいて、ジンはソフィアに尋ねる。
「一騒動だったな。それで、その、この感じは……やっぱりアレ、かけたの? ソフィア」
曖昧にする魔法のことは知っているが、不意にかけられたため、自分もかけられる側の当事者として、記憶が曖昧になってしまっていたジン。
「そおよぉ。それでなくても、健康な経過とはいえ、通常より早すぎることで検査入院することになってたわけでしょう? さらに今日のような前置きなしのいきなりな出産なんて尋常ならざるスピード過ぎて、医学会はもちろん、世間に知れたら大事必至よ?」
「そうだったね。その尋常ならざる状況から邪推されるのが魔女の黒歴史だね。当然わかってるよ。いや、当然知っているけど、認識不足……わかっていなかったのかもしれないな。ごめんソフィア」
「いいわよ。これでわかってくれたのなら……そんなことより、赤ちゃん。名前は決めてあったのかしら? 予定より1ヶ月以上も早まったわけだけど……」
「あぁ、もう決めてある。黒髪だし、日本名のつもりだけど、オレが決めるでいいんだよね?」
「ええ、あなたが決めていいわ。私の一族の祖先は日本にも関わりあるし、私も日本が好きでいつか来たいと思っていた。だから子供の名前も日本名にすることは賛成なの。それで前回検査のときは男か女かわからないって言ってたはずだけど、今日生まれたのは女の子よ? どんな名前なの?」
「あぁ、実は男の子でも女の子でも、どちらでも構わないような名前なんだ」
「あら、そうなの、でどういう名前なの?」
「ソフィアは日本人じゃないからピンとこないかもしれないけど、漢字なら1文字、読みで3文字。理科の『理』という文字で、『まこと』と読む、そんな名前にしてみたよ」
「あら、外国人的にはちょっと呼びづらい気がするけど、短めのよい響きな気がするわ。女の子だから『まこちゃん』って略して呼ぶのもありね。それなら外国人でも呼びやすくて可愛いかも」
「そ、そう? なんとなくだけど、今日の出来事も含め、マコトにはなにか大きなことができそうな気がすることと、そのためには宇宙の理、自然の理が重要なこと、昔、友人に聞いたことがあることわざみたいな言葉で『理は理に理える』というのがあるらしくて、今調べても見つからないからホントかどうかはわからないんだけど、『ことわり』もそうだけど、『わきまえる』って、違いを見分け道理を心得る、という人としてとても重要なことに思えるから、この名前にしたんだ」
「長いわね。それに小難しい。なんとなく言いたいことはわかったけど、そんな思いが籠もっているってことね。まぁ、なにより読みが可愛いからそれでいいわ。『まこと』可愛いわね、うんうん。ネーミングセンスがあるかはわからないけど、ネームドセンス、ってそんな言葉はないか、まぁともかく、要は結果的にはベリーグッドということね。ナイスよジン」
「あれ? 褒められたような貶されたような……まぁいっか」
改めて、赤ちゃんに向き直り、問いかけるジン。
「今日から君は『理』だよ? これからよろしくね、理」
ジンと話しながら、ジンとマコトに微笑みかけつつ、事後処置の部分に癒やしをかけるソフィア。緑色に薄っすら灯る状況を見て、ジンは問いかける。
「あれ? 今そうしてるってことは、急いで帰りたいってこと?」
「ええ、そうよ。さっきは曖昧化も上手くいったみたいだけど、できるだけ早く退散したいのよ。記憶が戻らないとは限らないから少しでもその可能性を減らしておきたいの。もしも記憶が少し戻ったとき当事者がいたら追求したくなるかもだけど、いなかったらなんとなくだけど、その追求する思考も薄れていきそうじゃない? それに今日は確かクリスマスイブよね? ハッピーバースデー、アンド、メリークリスマスなんだよ?」
「おおおお、そうだそうだ、そうだった。なるほど。そうだね……そっかぁ、そういえばクリスマスイブだったね。一刻も早く我が家に帰って、お祝いして、家族3人の生活を始めなきゃだね。あ! まだ生まれるって思っていなかったからベビー用品が何も揃ってないね」
「あ、そうだったわ。でも少しなら、気の早いあなたの友人から頂いた紙おむつもあるし、私とジンの間に寝かせるから、ひとまずベビーベッドはなくても大丈夫そうね」
そうして、その日の内に帰宅し、1家3人の新生活が始まる。
「ソフィアは今日疲れ果てただろうから、ゆっくり休みなよ。ね? 理の面倒はオレがみるよ。後で要領を教えてね」
「あ、ありがとう。今日は出産はもちろんだけど、あんなこんながあって心底疲れ果てた気がするからすごく嬉しい……でも大丈夫? もちろん、赤ちゃんのお世話の要領は教えるけれど、あなただって仕事で疲れてたはずよ?」
「だ、大丈夫大丈夫……たぶん……この子を見てたら癒やされるばかりだから、きっと大丈夫だよ」
「わかったわ。でもそれ、たぶん大丈夫じゃないと思うよ? 赤ちゃんって寝てると天使だけど、起きてるときはモンスターなんだから。あなたが知らないだけでね。だから、数時間ごとに交代しながら面倒をみる、というようにしましょ?」
「あ、うん、そうだね。知らないことばかりだから、ソフィアがいいならそうしてくれると助かるかも……」
「よし、決定。それはそうと、いくつか確認、共有、整理をしておきたいと思ってるの」
ソフィアは今回、赤ちゃんの魔法発動に大きく助けられたことを自覚していた。同時にまだ自我の確立しない赤ちゃんが勝手に魔法を発動してしまうことの怖さを想像してしまうが、今魔法にかかり寝てしまったとすれば、おそらく今日の自分の行いは覚えていないと思え、また魔法を使う場面に出会わなければ、真似することも少ないだろうと推測し、少なくとも物心つくまでは赤ちゃんの前での魔法行使は控えようと心に固く誓うソフィアだった。
「以上かしら? ……それでは、片付けも終わりましたので、我々は失礼いたしますね。あと、ふつうは赤ちゃんは新生児室で経過を観察するのだけど、赤ちゃん、母体ともにすこぶる健康な状態に見えますし、いえ、赤ちゃんなんて、先程生まれたばかりとは思えないほどふつうにコミニュケーション取れているようですし、お母さんのほうはもうふつうの状態ですよね?」
「はぁ、おかげさまで調子は問題なさそうです。ありがとうございます」
「ここまで健康過ぎる親子は初めてでびっくりもしていますが、どの値もすっかり正常時のそれで、それらを見たから医師のお許しもあったみたいなので、もしも本日退院されるのでしたら、もうこのままお母さんと一緒のほうがよいのかな? えっと、赤ちゃんはお母さんでよろしいかしら?」
片付けが一通り終わったことを確認すると、婦長は部屋を後にすることを告げ、赤ちゃんの引き渡しの相手を確認する。
「はい。私で大丈夫です。あぁ、赤ちゃんもこんなに綺麗にしてくださったんですね。ありがとうございます」
抱いていた赤ちゃんをソフィアに預け、看護婦たちは笑みを返しながら退室していく。それから少し間をおいて、ジンはソフィアに尋ねる。
「一騒動だったな。それで、その、この感じは……やっぱりアレ、かけたの? ソフィア」
曖昧にする魔法のことは知っているが、不意にかけられたため、自分もかけられる側の当事者として、記憶が曖昧になってしまっていたジン。
「そおよぉ。それでなくても、健康な経過とはいえ、通常より早すぎることで検査入院することになってたわけでしょう? さらに今日のような前置きなしのいきなりな出産なんて尋常ならざるスピード過ぎて、医学会はもちろん、世間に知れたら大事必至よ?」
「そうだったね。その尋常ならざる状況から邪推されるのが魔女の黒歴史だね。当然わかってるよ。いや、当然知っているけど、認識不足……わかっていなかったのかもしれないな。ごめんソフィア」
「いいわよ。これでわかってくれたのなら……そんなことより、赤ちゃん。名前は決めてあったのかしら? 予定より1ヶ月以上も早まったわけだけど……」
「あぁ、もう決めてある。黒髪だし、日本名のつもりだけど、オレが決めるでいいんだよね?」
「ええ、あなたが決めていいわ。私の一族の祖先は日本にも関わりあるし、私も日本が好きでいつか来たいと思っていた。だから子供の名前も日本名にすることは賛成なの。それで前回検査のときは男か女かわからないって言ってたはずだけど、今日生まれたのは女の子よ? どんな名前なの?」
「あぁ、実は男の子でも女の子でも、どちらでも構わないような名前なんだ」
「あら、そうなの、でどういう名前なの?」
「ソフィアは日本人じゃないからピンとこないかもしれないけど、漢字なら1文字、読みで3文字。理科の『理』という文字で、『まこと』と読む、そんな名前にしてみたよ」
「あら、外国人的にはちょっと呼びづらい気がするけど、短めのよい響きな気がするわ。女の子だから『まこちゃん』って略して呼ぶのもありね。それなら外国人でも呼びやすくて可愛いかも」
「そ、そう? なんとなくだけど、今日の出来事も含め、マコトにはなにか大きなことができそうな気がすることと、そのためには宇宙の理、自然の理が重要なこと、昔、友人に聞いたことがあることわざみたいな言葉で『理は理に理える』というのがあるらしくて、今調べても見つからないからホントかどうかはわからないんだけど、『ことわり』もそうだけど、『わきまえる』って、違いを見分け道理を心得る、という人としてとても重要なことに思えるから、この名前にしたんだ」
「長いわね。それに小難しい。なんとなく言いたいことはわかったけど、そんな思いが籠もっているってことね。まぁ、なにより読みが可愛いからそれでいいわ。『まこと』可愛いわね、うんうん。ネーミングセンスがあるかはわからないけど、ネームドセンス、ってそんな言葉はないか、まぁともかく、要は結果的にはベリーグッドということね。ナイスよジン」
「あれ? 褒められたような貶されたような……まぁいっか」
改めて、赤ちゃんに向き直り、問いかけるジン。
「今日から君は『理』だよ? これからよろしくね、理」
ジンと話しながら、ジンとマコトに微笑みかけつつ、事後処置の部分に癒やしをかけるソフィア。緑色に薄っすら灯る状況を見て、ジンは問いかける。
「あれ? 今そうしてるってことは、急いで帰りたいってこと?」
「ええ、そうよ。さっきは曖昧化も上手くいったみたいだけど、できるだけ早く退散したいのよ。記憶が戻らないとは限らないから少しでもその可能性を減らしておきたいの。もしも記憶が少し戻ったとき当事者がいたら追求したくなるかもだけど、いなかったらなんとなくだけど、その追求する思考も薄れていきそうじゃない? それに今日は確かクリスマスイブよね? ハッピーバースデー、アンド、メリークリスマスなんだよ?」
「おおおお、そうだそうだ、そうだった。なるほど。そうだね……そっかぁ、そういえばクリスマスイブだったね。一刻も早く我が家に帰って、お祝いして、家族3人の生活を始めなきゃだね。あ! まだ生まれるって思っていなかったからベビー用品が何も揃ってないね」
「あ、そうだったわ。でも少しなら、気の早いあなたの友人から頂いた紙おむつもあるし、私とジンの間に寝かせるから、ひとまずベビーベッドはなくても大丈夫そうね」
そうして、その日の内に帰宅し、1家3人の新生活が始まる。
「ソフィアは今日疲れ果てただろうから、ゆっくり休みなよ。ね? 理の面倒はオレがみるよ。後で要領を教えてね」
「あ、ありがとう。今日は出産はもちろんだけど、あんなこんながあって心底疲れ果てた気がするからすごく嬉しい……でも大丈夫? もちろん、赤ちゃんのお世話の要領は教えるけれど、あなただって仕事で疲れてたはずよ?」
「だ、大丈夫大丈夫……たぶん……この子を見てたら癒やされるばかりだから、きっと大丈夫だよ」
「わかったわ。でもそれ、たぶん大丈夫じゃないと思うよ? 赤ちゃんって寝てると天使だけど、起きてるときはモンスターなんだから。あなたが知らないだけでね。だから、数時間ごとに交代しながら面倒をみる、というようにしましょ?」
「あ、うん、そうだね。知らないことばかりだから、ソフィアがいいならそうしてくれると助かるかも……」
「よし、決定。それはそうと、いくつか確認、共有、整理をしておきたいと思ってるの」
0
★Jet Black Witches - 1萌芽 -★
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説

Jet Black Witches - 2芽吹 -
azo
ファンタジー
時は1987年頃、主な舞台は南アフリカのとある国、S国。そこでキャンプ暮らしの日々を送っている日本人の父と、北欧N国の母の間に生まれたハーフの女の子、マコトが主人公。のちに知りあう女の子、イルやその母親と、いくつかの降りかかるトラブルとともに、運命を紡いでいく。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる